オイスイです。
この記事では【ネットビジネス未経験者】向けに2020年現在のアフィリエイトはどうなのかについて紹介していきます。
「アフィリエイトはオワコン」という風潮もあり未経験者は参入するかどうか迷っている人が多いとみられますが、記事タイトルにもあるように気にする必要はないです。
僕がアフィリエイトに参入した2012年当時も「アフィリエイトは終わった」みたいな話がありましたし、アフィリエイト市場の傾向をみてもオワコンとはいいきれません。
僕オイスイがアフィリエイトはオワコンでないと主張する理由を次の5つの項目にわけて説明していきます。
アフィリエイト市場は今後も伸び続ける予測【後発組不利でない理由1】
アフィリエイトがオワコンといわれるようになったのは今に始まったことではありません。僕がアフィリエイトに参入した2012年当時にも同じように「アフィリエイトは終わり」という話がありました。
2012年はスパム的なアフィリエイトサイトを排除するためパンダアップデートが実施された年です。パンダアップデートで多くのアフィリエイトサイトが打撃を受けたので「アフィリエイトは終わり」といわれていたわけです。
しかし、アフィリエイト市場は伸び続けています。
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出典:アフィリエイト市場が増進 2020年には3,500億円規模に拡大との予測も【矢野経済研究所調査】
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出典:2019年度のアフィリエイト市場は8.7%増の3133億円、2023年度には4654億円に拡大と予想 | ネットショップ担当者フォーラム
矢野経済研究所によると2016年の予測は2006.5億円でしたが、実際は2316億円で予想を309.5億円上回る結果となったのです。さらに2023年には654億円に拡大すると予測もされています。
このようにアフィリエイト市場は常に右肩上がりで推移しているのでオワコンとなることは当面ないでしょう。
「アフィリエイトはオワコン」といっている人は単純に自分が稼げなくなっただけであって、単なる失敗体験談に過ぎません。
「アフィリエイトは終わり」という原因となったパンダアップデートについては下記の記事で解説しています。

infotopの業績も高い水準を維持している
世間的に悪名高い情報商材をメインに扱うASPのinfotopの業績も高い水準を維持しています。
2018年に急上昇しているのは国家的な副業解禁が理由でしょう。
厚生労働省には「モデル就労規則」という日本企業の就労規則のひながたがあり、多くの企業はモデル就労規則に則った就労規則を作成しています。
モデル就労規則が2018年01月に改正されて末尾の第14章に「副業・兼業」が追加されました。これにより国家的に副業が容認され、大企業を中心に副業を解禁する流れになったのです。
副業としてネットビジネスへの注目度が一気に高まり、教材となる情報商材が飛ぶように売れ2018年は過去最高の業績で終わることになったと予測できます。
副業解禁翌年の2019年は2018年より業績が悪くなっていますが、副業解禁前の2017年の水準は維持しており高い水準であることに変わりありません。
2020年はコロナ騒動で副業への注目度が再度高まり、経済不安の声が絶えないことからinfotopの業績も伸び続けるでしょう。
世間的に悪名高い情報商材ですら飛ぶように売れる時代なのです。
infotopで扱われている情報商材は中身をチェックしたうえで販売されているので安全性は高いですが、情報商材は個人で販売することも可能です。
個人で販売されている情報商材の多くは詐欺目的であることも未経験者には知ってほしい事実といえます。

企業のアフィリエイト参入が増えているので要注意
アフィリエイト市場は年々拡大しており収束の予測はありません。今後も拡大し続けることが十分考えられます。
しかし、この業績拡大を維持しているのは企業がアフィリエイトに本格参入していることも理由のひとつでしょう。
個人アフィリエイターは企業が本格参入してきてきることを念頭に置かないといけません。
企業がアフィリエイトに参入する理由は利益を出すためです。お小遣い稼ぎではなく本格的な利益を追求した参入なので個人では太刀打ちできないとお考えください。
日本には商店街が各所にありましたが、大手のショッピングセンターの進出によって多くの商店街がシャッター通りとなりました。資本力のある企業がアフィリエイトを実践すれば個人アフィリエイターはひとたまりもありません。
そういった背景からアフィリエイトはオワコンという風潮もできあがっています。
2020年現在において個人がアフィリエイトに本格参入するなら企業が参入してこない場所を狙っていくのが得策です。
未経験者向けにアフィリエイトに参入するときに気をつけて欲しいことについては下記の記事で紹介していますので参考にしてみてください。

先発組も退場しているので不利の理由にならない【後発組不利でない理由2】
ビジネスの世界では「先行者利益」といって先発組のほうが有利になる状況が多いです。
2020年現在においてアフィリエイトで大きく成功している人は先発組が多いので、アフィリエイトも先発組有利という風潮があっても不思議ではありません。
しかし、アフィリエイト成功者の背後にはたくさんの挫折者がいることも未経験者には認識しておいて欲しいです。たくさんの退場者がいます。
2014年以前は「ブラックハットSEO+ペラサイトアフィリエイト」が流行っていました。
ペラサイトとは商品を販売することに特化したウェブサイトのことで、情報を蓄積するブログの稼ぎ方とは真逆の存在です。
Googleは質重視なのでペラサイトは検索結果に出さない方針なのですが、ウェブサイトに対してリンクを大量に送れば質に関係なく上位表示していました。
Googleは「リンクが多い=たくさん参考・引用されている」という解釈だったので、抜け穴を使ってGoogle検索で上位表示させアクセスを集めて稼ぐ手法が使えたのです。
それが2014年にリンクの多いウェブサイトに対してペナルティを課して検索結果から排除していきました。ブラックハットSEOで大きく稼いでいたアフィリエイト実践者も多かったので、当時は大騒ぎとなったわけです。
このように先発組であっても強制退場させられることもあるので、先発組が絶対有利ともいえないのがアフィリエイトの実態となっています。
アフィリエイトサイトへの集客は2020年現在においてもGoogle検索が主流です。Google検索に意向に背く行為をするとペナルティを受け集客ができなくなります。ペナルティについては下記の記事をご覧になってください。

ペラサイトアフィリエイトについては下記の記事で紹介しています。未経験者に選ばれやすい手法なので選ぶときの参考にしていただければ幸いです。

ブロガーの75%は半年以内に挫折する現実
ブログ開設後 1 ヶ月目が最も低く、新規開設ブログの約1/3は、翌月には更新されなくなっている。開設 2 ヶ月目以降、更新継続率は次第に上昇するが、6 ヶ月後にも更新されているブログは、新規開設ブログ全体の 24.3%にとどまる。
ブロガーの75%は半年以内にブログ更新を停止して放棄している調査結果もあります。このように自分の意志で投げ出す人が多いのもアフィリエイトです。
ブロガーとアフィリエイターは厳密に区分すれば別の存在となりますが、ブロガーも収益源(キャッシュポイント)はアフィリエイトで同じといえます。
2020年現在においてブロガーデビューする人は十中八九お金を稼ぐためです。稼げないと判断したらすぐに投げ出していきます。
僕オイスイは2012年からアフィリエイトを実践してきてわかったのは「諦めず継続する人が稼ぐ」ということです。
アフィリエイターにしろブロガーにしろ成功するためには最低でも長期継続が欠かせません。多くの人は「継続」という単純明快なことも満足にできないのです。
ですから、後発組であるあなたが半年で挫折しない25%に入るだけで成功する可能性がグンと高まります。
ネットビジネスは継続が重要です。その理由については別記事で解説していますので参考にしてみてください。


先発組の失敗体験談を参考にできる(聞ける)【後発組不利でない理由3】
後発組は先発組の失敗体験談をカンニングすることができる特権があります。後発組は同じ轍を踏まず進むことができるメリットがあるわけです。
僕オイスイがアフィリエイトに参入したのは2012年12月です。この記事を書いているのは2020年10月なのでかれこれ8年経過しています。
この8年間を振り返ると時代によって通用する手法がコロコロ変わっているなと実感しました。
2013年当時は「Google AdSenseが初心者でも稼ぎやすい」と注目されていた時期です。それまでは物販系アフィリエイトが主流でしたが成果を出せる人は限られている状況でした。
Google AdSenseはずっと存在していたのですが、爆発的なアクセス集めが大前提で、クリック単価も20~40円と低いため稼げる手法ではなかったのです。
それを「下克上」という情報商材が登場して芸能人名など爆発的なアクセスを集めるキーワードを狙い撃ちしてGoogle AdSenseで稼ぐ「トレンドアフィリエイト」の道筋を作りました。
Google AdSense実践者が急増したのが2013年頃です。
初心者ブロガーがこぞってトレンドアフィリエイトに挑戦したのでいろいろと規制が入ってきました。
- ソネットブログ(無料ブログ)の新規作成規制
- Google検索スパムチームによる目視チェック
- Google AdSenseの審査を厳しくチェック

僕の運営していたトレンドアフィリエイトブログはGoogleから「実質のないコンテンツ」という理由で手動ペナルティを受け検索結果に出ないよう対策されたわけです。
当時トレンドアフィエイトを教えている人たちはこう言っていました。
読者はあなたの感想なんて求めていない。事実をひたすら書いていけばいいんだ!
その結果、芸能人の名前で検索すると似たり寄ったりのブログばかりが出てくるようになり、この状況を重く見たGoogleが目視による手動ペナルティによって実質のないウェブサイトを排除していったのです。
このGoogleの手動ペナルティはペラサイトアフィリエイトに向けられます。ブラックハットSEO実践者の末路は「先発組も退場している」で紹介した通りです。
さらに2017年12月には前例のないジャンルに対して規制をする「医療・健康アップデート」が実施されました。
このようにアフィリエイトは時代によって大きく変化しているので、必ずしも先発組有利とはならないのです。先発組を反面教師にすることができる後発組のほうが有利といえます。
諦めず挑戦し続ける人だけが成功を掴むチャンスを得る
後発組にとってもうひとつ朗報となるのが「失敗体験談をみて挑戦せず終わる人が多い」ということです。
失敗を恐れず挑戦しようと各所でいわれているのですが、実際に恐れず挑戦する人は少ないといえます。
先発組の失敗体験談をみて挑戦を諦めたり、途中で気づいて挫折する人もたくさんいます。ブロガーの75%が半年以内に更新を停止するのも「ブログはオワコン」といった情報を知ってのことでしょう。
後発組は先発組の体験談をカンニングすることができるので失敗を極力減らすことができます。
しかし、この失敗体験談を「諦めの理由」としてしまう人も多いので、最終的に諦めず挑戦し続ける人だけが成功を掴むチャンスを得ることになるのです。
先発組の失敗体験談を生かすも殺すもあなた次第となります。
2017年12月に実施された前例のないジャンルに対して規制をする「医療・健康アップデート」については下記の記事を参考にしてみてください。未経験者が参入するジャンルを決めるときに見過ごせない重要な基準になります。
https://oisui-taku.com/medical-and-health-updates-ymyl/
ブログは完全なオワコンでない!使い方次第では通用する【後発組不利でない理由4】
アフィリエイトを実践するためにはウェブサイトを作らないといけません。そのときに活用されるのがブログなのですが、2020年現在は「ブログはオワコン」という風潮もあることから「アフィリエイトはオワコン」となっている側面もあります。
「ブログはオワコン」といわれはじめたのは先ほども触れた医療・健康アップデートです。医療・健康アップデート以降は企業運営のウェブサイトが検索結果に優先的に表示されるようになりました。
ビジネスは集客からはじまります。Google検索という集客口を塞がれてしまったので「ブログはオワコン」とされているわけです。
しかし、アフィリエイトで稼ぐためには
- 集客
- 教育
- 販売
の3つのステップが欠かせません。集客口は企業有利なので個人には不利となっていますが、「教育・販売」については役割を十分担える存在といえるのです。
2020年現在においても使い方次第では通用します。
「教育」のツールとしての役割は終えていない
情報商材は9割が詐欺とされるほど悪名高い存在となっています。情報商材を即決で購入しようとする人は少ないでしょう。
情報商材のレビュー記事はサクラも多く、鵜呑みにすると痛い目を見ることも多いです。こういう実態があるので「情報商材=怪しい」とされています。
しかし、情報商材にも1割の良心があります。1割の良心をアフィリエイトしていけば自分を汚名に晒すことなく稼ぐことは可能です。
そのためにはレビュワーの社会的信用・信頼がなければ実現しません。社会的信用・信頼を築き上げていくことが「教育」となります。
2020年現在は情報発信メディアとしてSNSが選ばれていますが、SNSのアカウントをパッと見ただけで社会的信用・信頼できると思えるでしょうか?
フォロワー数はお金を出せば購入することができますし、実績だって偽ろうと思えば偽ることは可能です。SNSでは社会的信用・信頼する「教育」が非常に難しいのです。
ブログであれば社会的信用・信頼を「記事数」や「記事の質」でアピールすることができます。
ペラサイトアフィリエイトのように教育を不要とする手法であればブログを選ぶ理由は薄れますが、訪問者との社会的信用・信頼を重視した稼ぎ方ではブログが有効なツールとなるわけです。
「販売」のツールとしての役割は終えていない
「販売」にいたってはSNSでは無理でしょう。SNSでアフィリエイトリンクを含んだツイートをするとアカウントが凍結しますし、SNSでレビューをしたとしても投稿した瞬間しか反応を取ることはできません。
SNSを主体に活動している人でも「販売」に該当する商品紹介・レビューはウェブサイトで実施して、レビュー記事のリンクを入れSNSに投稿するスタイルをとっています。
商品をしっかりと紹介したりレビューをしようとしたら情報量の蓄積が必要です。SNSは情報の蓄積が弱いのでブログのほうが有利となります。
「販売」のツールとしての役割を果たすには十分な存在といえますし、情報販売が一般的になりつつあるので重要性が増すとも考えています。
「ブログはオワコン」について僕オイスイの見解を別記事にて紹介します。興味があればご覧になってください。

「個人メディア+アフィリエイト」なら勝機あり【後発組不利でない理由5】

「サーモス レビュー」で検索すると上位にはAmazonなど企業運営のウェブサイトがズラッと並びます。
「商品名+レビュー」はアフィリエイトで稼げるキーワードの定番でしたが、2020年現在においては多くが企業運営のウェブサイトが表示され知名度が圧倒的に低い商品でないと個人運営のウェブサイトは上位に出にくいです。
購買に直結するようなキーワードでのアフィリエイトは厳しくなっています。
ここでオススメしたいのが「個人メディア+アフィリエイト」の組み合わせです。
「個人メディア+アフィリエイト」とはYouTuberやブロガーのように個人で情報発信するメディアを持ったうえで、アフィリエイトを使いで報酬を上げていく手法になります。
画像の2位には「CAMP HACK[キャンプハック]」というウェブサイトが出ています。サーモスタンブラーは普段使いだけでなくキャンプに持っていく使い方もできるわけです。
であれば、キャンプに関する情報発信をして「私のオススメするキャンプにもっていく便利グッズトップ5」という記事を書いてアフィリエイトしていけば「商品名+レビュー」という購買直結キーワードでなくても稼ぐことはできます。
キャンプに関する情報発信をしていけば「キャンプに詳しい人」とインターネット上でアピールすることも可能です。キャンプ未経験者や初心者を中心に固定読者も出てくるので、商品目当ての人を集客しなくても売ることができます。
2020年現在はストレートな狙い方では企業運営のウェブサイトが有利となり埋もれてしまいます。「個人メディア+アフィリエイト」であれば潜在的な需要を掘り起こせる可能性があるので勝機が出てくるのです。
このブログも「情報発信メディア+アフィリエイト」の組み合わせで運営しています。
収益源(キャシュポイント)は情報商材アフィリエイトですが、社会的信用・信頼構築はネットビジネス関連の情報発信側の役目です。
自分の経験談・体験談を情報発信することで「ネットビジネスに詳しい人」アピールをして、信頼を武器にオススメ情報商材を販売へ繋げる仕組みとなっています。
個人メディアを持ち自分の信頼を武器にビジネス展開していくためにはセルフブランディングが欠かせません。セルフブランディングについては下記の記事を参考にしてみてください。

まとめ
「アフィリエイトはオワコン」とよくいわれますが、アフィリエイト市場自体は成長していますし衰退する兆しはないです。
後発組であってもやり方次第では成功できる可能性を秘めているビジネスなので恐れず挑戦していただきたいと考えています。
ただし、本文中でも説明してきたように「アフィリエイトは稼げる」と企業が察知して多額の予算を積んで本格的参入してきているのも事実です。
個人がアフィリエイトで成功するためには個人メディアとの組み合わせが必要になるでしょう。調節購買に繋がるキーワードは企業運営ウェブサイトが網羅しているので、個人が稼ぐためには変化球を狙っていくしかありません。
変化球を狙っていくので一筋縄ではいかないことも自覚する必要があるでしょう。教育によって読者から「詳しい人、信頼できるかも」と思ってもらわないと逃げられてしまいます。
数ヶ月実践した程度で稼げるようになるということは、よっぽどのことがない限り現実的でありません。その現実を知ってか75%の人はブログ更新を半年以内に放棄します。
ビジネスは先行者利益があり先発組が有利となる側面がありますが、アフィリエイトに関しては状況が年単位で様変わりすることが普通なので引退者も続出しています。
先発組も時代の流れについて行けず挫折する人がいますので、そこまで先行者利益が強いわけではありません。むしろ警戒すべきは後発企業参入のほうです。
「アフィリエイトはオワコン」といわれていますが、後発組が特別不利になることはありません。先発組が後発組の企業に食われている状況なので、後発組は企業と競合しないように個人メディア運営していけば勝機はあります。
2020年現在のアフィリエイトは平坦な道へはありません。本気で稼ぎたいなら覚悟を決めてやらないと厳しいです。