オイスイです。
この記事では【駆け出し初心者ブロガー】向けにブラックハットSEOのリスクについて紹介したいと思います。
僕は過去にブラックハットSEOを使いアフィリエイトで稼ぐ塾に所属していたことがあるのですが、そのときにブラックハットSEOを実施しているウェブサイトに大規模なペナルティを与える事件がありました。
当時はブラックハットSEOで大きく稼いでいる人が多くアフィリエイト手法の定番となっていたこともあって多くの人が実践していたのです。
ブラックハットSEOはGoogleの意に沿わないSEO対策なので実践者の運営するウェブサイト(主にアフィリエイトサイト)に対してペナルティを実施した結果、ほとんどの人は稼げなくなっていきました。
ブラックハットSEOは短期間で稼げるようになる手法ではありますが、Googleの意向に反する行為(社会でいうと犯罪に近い)なので発見されたら罰則があります。
駆け出し初心者ブロガーはGoogle検索で上位表示できないと悩むことになるはずです。そんなときにブラックハットSEOの存在を知るとやってみたくなるでしょう。
しかし、ブラックハットSEOはペナルティを受けるリスクがあることを覚えておいてください。安易に手を出すのは危険です。
僕オイスイはブラックハットSEOをオススメしていません。Googleの意向に沿った健全運営をすべきという考えです。
情報発信ブログは地道に育てていけばドメインパワーが付いて下手なSEO対策をしなくても上位表示するようになっていきます。
急いで検索順位を上げようとしてはいけません。
ブラックハットSEOとは
ブラックハットSEOとはGoogleの方針・ガイドラインに背いて上位表示を目指すSEO対策全般です。
Googleは「ウェブマスター向けガイドライン」を公開しています。
「検索ユーザーに有益な情報を提供できるようにしたいので、ウェブコンテンツを運営する人はガイドラインに従った運営をお願いします」というものです。
後ほど詳しく紹介しますが、ブラックハットSEOを代表する手法として有料リンク・自作自演リンクがあります。
過去に「Google検索で上位表示するにはリンク数が多いほどよい」という時代があり、有料リンク・自作自演リンクを駆使してリンク数を稼ぐSEO対策が流行ました。
Googleが運営するGoogle検索はユーザーの利便性を高めることを第一に考えており、有益な情報発信しているウェブサイトを上位表示させたいわけです。
ウェブマスター向けガイドラインの「具体的なガイドライン(禁止事項)」をみてみると
「リンクプログラムへの参加」という項目があります。
その中身をみてみると
PageRank や Google 検索結果でのサイトのランキングを操作することを目的としたリンクは、リンク プログラムの一部と見なされることがあり、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)への違反となる場合があります。これには、自分のサイトへのリンクを操作する行為も、自分のサイトからのリンクを操作する行為も含まれます。
このように意図的に順位を操作するリンクは違反行為としているわけです。
しかし、ブラックハットSEOにより低品質なウェブサイトをリンク数を増やして意図的に上位表示させる抜け穴が発見され検索結果が荒れている状態となっていました。
Google自身は明確に「NO!」としていることであっても、抜け穴を突いて上位表示させることは可能です。
Googleの方針・ガイドラインに背いて上位表示を目指すSEO対策は、すべてブラックハットSEOになります。
ブラックハットSEOはペナルティを受けるリスクあり
Googleは2014年もウェブマスターガイドラインに違反しているというWebサイトをターゲットに、アルゴリズムアップデートや手動による警告を容赦なくおこないました。
今年1年で、これまでGoogleのスパム対策チームが公式にアナウンスしたもの、米国のメディアを媒介に確認がとれたものだけでもアップデートは4つありました。これらのペナルティを受けてしまい、検索順位を大きく落としたWeb担当者の方も多いのではないでしょうか。
ブラックハットSEOはGoogleからペナルティを受けるリスクがあります。
ペナルティとは検索順位を下げられる、もしくは検索結果に表示されないようにされることです。
Google検索は検索ユーザーに適切な情報提供することを目指し検索エンジンを運用しているわけですから、ブラックハットSEOのように有益でない情報サイトをSEO対策テクニックで上位表示させることを望ましいと考えません。
もし低品質なウェブサイトが上位表示していたら検索順位を落として検索結果の目に触れにくい場所に追いやろうとするわけです。
僕は過去にブラックハットSEOをメインとして実施している塾に所属していたことがありました。
入塾してから5ヶ月後の2014年07月にブラックハットSEOにより大量のリンクを受けていたサイトが一斉にペナルティを与える大事件が起きたのです。
所属していたブラックハットSEOの塾は有料リンク・自作自演リンクで上位表示を目指して稼ぐ手法が推奨されていました。
ブラックハットSEOを教える塾なので自作自演リンク専用のWordPressブログが数百個ありました。
さらに有名な塾で塾生も数百人単位で所属していましたので、自作自演リンク専用のWordPressブログからは毎日大量のリンクが放たれていたわけです。
その自作自演リンク専用のWordPressブログがGoogleに発見されて、リンク専用ブログはもちろんですが、リンクを受けているウェブサイトも一網打尽にされ検索結果に表示されなくなるペナルティを受けることになりました。
特定のドメイン全体(www含む全サブドメイン)でペナルティ設定されているケース)
貴サイトへの人為的または不自然なリンクのパターンが検出されました。
PageRank の操作を目的としたリンクの売買やリンク プログラムへの参加は、 Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に違反する行為です。
そのため、xxxxx.com/ に手動によるスパム対策が適用されました。他にもサイトの一部または全体に対策が適用されている可能性があります。
Googleサーチコンソールに登録しているドメインがペナルティを受けるとこのようにスパム対策(ペナルティ)を実施した通知が届きます。
どのようなペナルティを与えたかは言及されませんがペナルティを与えた事実だけは通知されるので自分がペナルティを受けたかどうかの判断は可能です。
僕オイスイもペナルティを受けた経験があり、そのときは
- インデックスの削除(Google検索に一切出ない)
- 検索順位下げ(30位以上にならない)
といったペナルティを確認しています。
Googleは検索ユーザーに適切な情報を提供することを目指し検索エンジンを運用しているので、情報が乏しいウェブサイトをブラックハットSEOで上位表示した状態を健全とみていません。
「健全でない」と判断したら順位操作しているウェブサイトにペナルティを与え健全な状態になるようにするのは当然のことでしょう。
ブラックハットSEOとはGoogleの方針・ガイドラインに背いて上位表示を目指すSEO対策をするとペナルティを受けるリスクがあります。
SEOペナルティには「手動ペナルティ」と「自動ペナルティ」の2種類があります。手動ペナルティは上記のように通知がありますが、自動ペナルティの場合はありません。
「手動ペナルティ」と「自動ペナルティ」については下記の記事で解説しています。

ブラックハットSEOの具体的な手法
- 有料リンク・自作自演リンク
- 中古ドメイン活用・ドメインパワー偽装
- キーワード詰め込み・ワードサラダ(自動記事作成ツール)
- 隠しテキスト・隠しリンク(白背景に白地で隠蔽)
- スパムコメント・マルチポスト(リンク付きコメント)
有料リンク・自作自演リンク
日本語版Google公式サイトに「Google が掲げる 10 の事実」というのがあり、「Google が掲げる 10 の事実」の4番目に「4. ウェブ上の民主主義は機能する。」が書かれています。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。Google では、200 以上の要素と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。また Google では、多くのプログラマーの力の結集によって技術革新が進むオープンソース ソフトウェア開発にも力を入れています。
Googleは他のサイトから受けているリンクを検索順を決める基準にすると宣言している内容です。
リンクという投票をたくさん受けているサイトは情報の質が高く参考にされたり引用されたりします。これを客観的に見たら「質の高いサイト」とみえるのは自然なことです。
Google検索エンジンの検索結果順位はアルゴリズムによって自動判断されていますが、アルゴリズムが各サイトの内容を把握するのは技術的に難しいため、そのサイトがインターネット上でどのように扱われているかを解析して順位を決めるわけです。
このGoogle検索エンジン順位決定の穴を突いて検索順位を上昇させるため、リンクを送るためだけのサイトを大量につくり、順位を上げたいサイトにリンクを送り順位を意図的に操作する方法がとられています。
これがブラックハットSEOで一般的に行われていることです。
有料リンクは主に地方自治体のウェブサイトが収入源としてやっていたそうです。
Googleは地方自治体のウェブサイトを高く評価していたので、リンクスペースを販売して収益化していた時代があったとのこと。
参考:有料リンク販売は地方自治体の新財源? など10+1記事(海外 国内SEO情報) | 海外&国内SEO情報ウォッチ
企業がSEO対策ツールとして有料リンク用のブログ利用権を販売している事例もありました。有料リンク用ブログは僕も使ったことがあります。
リンクをサイトに送ることで順位操作できることが発覚してから、サイト順位を上げることを目的としたSEO業者が乱立しました。
僕のかつて所属していたアフィリエイト塾でもリンク目的のサイトが数百個あって月額3,000円程度で利用することができました。
「リンクプログラムへの参加」が上位表示を目指すために必須だった時代があったのです。
Google検索アルゴリズムについては下記の記事で解説していますので参考にしてみてください。

中古ドメイン活用・ドメインパワー偽装
「有料リンク・自作自演リンク」と同じくらいブラックハットSEOで定番なのが中古ドメインの活用です。
中古ドメインとは過去に他の人が運営していたドメインを取得して運用するブラックハットSEOになります。
最近、中古ドメインを巡って大きなニュースがありました。
ファミリーマートに統合され、2018年11月に営業を終えたコンビニ「サークルK・サンクス」の公式サイトで使われていた中古ドメイン「circleksunkus.jp」が、6月18日午後8時30分ごろ、ネットオークションで競り落とされた。落札額は6000万300円。
サークルK・サンクスはファミリーマートに統合されたことによって、それまで所有していた「circleksunkus.jp」を更新せず利用を終了しました。
公式サイトで使われていたドメイン「circleksunkus.jp」が6000万円で落札され無関係な第三者の手に渡ったのです。
サークルK・サンクスの公式サイトですからしっかりとした運営がされておりGoogleも高く評価しているドメインとなります。
キャンペーンなどを発表すると大手ニュースサイトからもリンクが付きますのでリンクによる評価も高いです。
Googleはドメインの運営者が変わると評価をリセットすると以前発表したことがありますが、現実にはリセットされておらず引き継がれています。

「circleksunkus.jp」のインデックスを調べてみるとサークルK・サンクス時代の情報が残ったままになっており検索結果にも引っかかる状態です。
「circleksunkus.jp」ドメインを使いペラサイトのような情報量の少ないウェブサイトを公開したら瞬時に上位表示する可能性があります。
通常のウェブサイト運営であれば新規ドメインを取得するので過去の運営歴のないまっさらな状態からスタートします。
Googleからの評価はゼロですしドメインパワーもありません、獲得しているリンクもゼロです。
しかし、中古ドメインを使うことで過去の運営歴やリンク数を引き継ぐことができるので、新規ドメインに比べて短期間でGoogle検索結果の上位を獲得できることがあります。
このようにGoogleが順位決めに使うとされているドメインパワーを偽装できることからブラックハットSEOでは中古ドメインが重宝されます。

SEO対策を調べるツールド「Ubersuggest」をみるとサイトは閉鎖された状態でも被リンクが56689件も残っています。
被リンクが多いためドメインスコアも70です。
「circleksunkus.jp」でウェブサイトを公開すると瞬時に上位表示する可能性があります。
中古ドメイン・新規ドメインの違いと中古のメリット・デメリットについては下記の記事にて解説しています。

キーワード詰め込み・ワードサラダ(自動記事作成ツール)
Google検索アルゴリズムが未熟だったころはキーワードの含有率で評価しているとされていました。
そのため「上位表示させたいキーワードを文章内に5%程度含むとよい」とされていたわけです。
キーワードを詰め込むことで上位表示させることができたので内容よりもキーワードの含有率を意識したSEO対策が流行ったこともありました。
2016年に話題となった健康情報サイト「WELQ」は在宅ワークを希望している主婦などが執筆していたことが明らかにされていますが、その指示書にはキーワードの含有率についての記述もあったようです。
キーワードの含有率を意識して作成された記事を1日100記事ペースで追加して上位表示させることに成功していたウェブサイトなのでキーワード詰め込みの有効性は証明されていたといえるでしょう。
しかし、健康情報サイト「WELQ」はDeNAという資金潤沢な大手企業運営だったこともあり在宅ワーク希望者に仕事を委託することができました。
個人事業者のように資金のない人が1日100記事投稿なんてことをしたら即資金が底を突くでしょう。
そんな資金力のない人の頼もしい味方が「自動記事作成ツール」です。
たまには遠出もいいかなと思った際は、【キーワード】を利用することが一番多いのですが、【キーワード】が下がっているのもあってか、【キーワード】を利用する人がいつにもまして増えています。【キーワード】は、いかにも遠出らしい気がしますし、【キーワード】だったら気分転換にもなり一石二鳥ではないでしょうか。【キーワード】もおいしくて話もはずみますし、【キーワード】ファンという方にもおすすめです。【キーワード】も個人的には心惹かれますが、【キーワード】も変わらぬ人気です。【キーワード】は何度行っても同じことがないので楽しいと思います。
自動記事作成ツールは主語のような名詞の入る部分が穴抜きとなっており、指定したキーワードが穴抜き部分に入ることで文章を自動作成する仕組みになっています。
「紅茶」というキーワードで上位表示させたいので、穴抜き部分に「紅茶」といれてみましょう。
たまには遠出もいいかなと思った際は、紅茶を利用することが一番多いのですが、紅茶が下がっているのもあってか、紅茶を利用する人がいつにもまして増えています。紅茶は、いかにも遠出らしい気がしますし、紅茶だったら気分転換にもなり一石二鳥ではないでしょうか。紅茶もおいしくて話もはずみますし、紅茶ファンという方にもおすすめです。紅茶も個人的には心惹かれますが、紅茶も変わらぬ人気です。紅茶は何度行っても同じことがないので楽しいと思います。
意味の通じる文章もありますが、一定数意味不明な文章になっていますね。
このようにワードサラダとは文法としては正しいけれど意味が破綻している文章のことをいいます。
人間が読んでみると違和感だらけの文章なのですが、Google検索アルゴリズムは単語や文法で情報の品質を判断していることもあって「キーワードがしっかり含まれているので高品質」と誤認してしまうわけです。
「キーワード詰め込み・ワードサラダ(自動記事作成ツール)」もGoogle検索アルゴリズムの抜け穴を突いた上位表示方法となります。
隠しテキスト・隠しリンク(白背景に白地で隠蔽)
Google検索アルゴリズムは情報量だけでなく訪問者の行動からも情報の品質を判断しています。
たまには遠出もいいかなと思った際は、紅茶を利用することが一番多いのですが、紅茶が下がっているのもあってか、紅茶を利用する人がいつにもまして増えています。紅茶は、いかにも遠出らしい気がしますし、紅茶だったら気分転換にもなり一石二鳥ではないでしょうか。紅茶もおいしくて話もはずみますし、紅茶ファンという方にもおすすめです。紅茶も個人的には心惹かれますが、紅茶も変わらぬ人気です。紅茶は何度行っても同じことがないので楽しいと思います。
このようにキーワードを詰め込んだ文章を大量に用意すれば情報量でGoogle検索アルゴリズムを誤認させることは可能ですが、人間が文章を読んだら違和感を覚えるので「なんかおかしい」とすぐブラウザバックされる可能性があるわけです。
ですから、ブラウザバック対策として読ませる文章とSEO対策の文章を別々に用意する手法も幅広く用いられました。
SEO対策用のキーワードを詰め込んだ文章は読ませないようにするため
たまには遠出もいいかなと思った際は、紅茶を利用することが一番多いのですが、紅茶が下がっているのもあってか、紅茶を利用する人がいつにもまして増えています。紅茶は、いかにも遠出らしい気がしますし、紅茶だったら気分転換にもなり一石二鳥ではないでしょうか。紅茶もおいしくて話もはずみますし、紅茶ファンという方にもおすすめです。紅茶も個人的には心惹かれますが、紅茶も変わらぬ人気です。紅茶は何度行っても同じことがないので楽しいと思います。
上のようにテキストを背景と同色にして隠すテクニックが使われていたわけです。このようにテキスト隠蔽をしたらドラッグをしない限り読むことはできないので意図的に読ませないようにできるのです。
単に読ませないようにするためではなくリンクの隠蔽にも使われました。
1ページから10個程度なら自然な感じにみえますが、100個のリンクがあったら「なんかおかしい」と思われてしまいます。
自作自演リンクを隠蔽する目的でも使われていたわけです。
人間がみたら隠蔽されているのでドラッグするなど細かくチェックしないと発見することができないため自然さを演出できます。
Google検索アルゴリズムはソースコードを読み取って品質を判断するのでテキスト隠蔽されていても関係ありません。
人間の目を誤魔化しつつGoogle検索アルゴリズムの抜け穴を突くのが「隠しテキスト・隠しリンク(白背景に白地で隠蔽)」です。
Googleがインターネットユーザーの行動を細かくチェックしていることについては下記の記事を参考にしてみてください。

スパムコメント・マルチポスト(リンク付きコメント)

WordPressブログを運営していると高確率で英語のスパムコメントが付きます。リンク先は個人運営しているネットショップであることが多いです。
ネットショップはSEO対策効果が弱いのでブラックハットSEOの被リンクに依存しやすい傾向にありますのでリンク評価やアクセス数を稼ぐ目的でスパムコメントされやすいといえます。

WordPressブログのシェアは38%と高いのが特徴です。
インターネット上にあるWordPressブログをプログラムで発見し手当たり次第リンク付きコメントを投稿してリンク評価を得たり自身のショップへ誘導しようとするのが目的となっています。
リンク数とアクセス数の水増し行為なのでブラックハットSEOです。
同一内容を掲示板・SNS・ブログのコメント欄など不特定多数の箇所に投稿する行為をマルチポストと呼び迷惑行為の一種とされています。
Googleから評価されないどころかインターネットユーザーからも迷惑扱いされ自身の評価を下げる行為であることも覚えておきましょう。
2019年09月10日にGoogleはnofollow属性を評価する扱いに変更すると発表しました。
nofollowはリンク先ウェブサイトに品質評価・ドメインパワーを与えないようにするリンク方法です。
ブログのコメント欄は自動的にnofollow属性リンクになるのでSEO対策の効果は皆無とされてきましたが、2019年09月10日以降は品質評価対象としていく可能性を示しています。
詳細は下記の記事を参考にしてみてください。
https://oisui-taku.com/blog-article-nofollow/
ブラックハットSEOは使えるか?(2020年現在)
2020年現在、紹介してきたブラックハットSEOは使えるか?
僕個人の意見としては
- 有料リンク・自作自演リンク
- 中古ドメイン活用・ドメインパワー偽装
の2つについては可能性があると考えています。
先ほども紹介した「circleksunkus.jp」が6000万円で落札されて、2020年現在も放棄されず保有され続けているのは効果ありとされているからでしょう。
もしブラックハットSEOが完全に使えない手法になっているから6000万円で落札しようとはなりません。
落札者もブラックハットSEOに利用するために取得したことは容易に予想できます。
中古ドメインを取得すると、旧Webサイトが得ていた検索エンジンの評価や外部サイトからの被リンク数などを引き継げるため、SEO対策で高い効果を発揮する。そのため、検索上位の表示を狙ったアフィリエイトサイトの構築によく使われる他、フィッシングサイトに転用されるケースもある。
ITmedia NEWSにも利用方法の予測で「検索上位の表示を狙ったアフィリエイトサイトの構築によく使われる」としっかりと書かれていますね。
僕がかつて所属していたブラックハットSEOのアフィリエイト塾も継続していますし、ブラックハットSEOで名の知れた人はブラックハットSEOの情報発信をしていました。
全盛期に比べたら効果の持続時間が短くなり短期間でGoogle検索の上位から下位に落とされるといった話が増えていますが、短期間でも上位表示させることができるならペラサイトアフィリエイトでの活用は見込めます。
もちろんブラックハットSEOの対極にあるGoogleに寄り添って評価を上げていくホワイトハットSEOが望ましいですが、リンクの獲得は容易いことではないので自作自演ありきという側面もあるといえるでしょう。
ホワイトハットSEO界隈でもSNSからブログへ誘導するという方向性を見せているので、広い意味で捉えれば自作自演リンク推奨なのです。
Google検索で上位表示させるSEO対策としては厳しい側面はありますが、アクセス数の獲得方法としては自作自演リンクは仕方がない部分があるので使っていくのはアリだと考えています。
ちなみに
- キーワード詰め込み・ワードサラダ(自動記事作成ツール)
- 隠しテキスト・隠しリンク(白背景に白地で隠蔽)
- スパムコメント・マルチポスト(リンク付きコメント)
については対策されているので通用しないとお考えください。
まとめ
ブラックハットSEOとはGoogleの方針・ガイドラインに背いて上位表示を目指すSEO対策です。
Googleは検索ユーザーに適切な情報を提供するように検索エンジンを運用しているわけですから、有益な情報発信しているウェブサイトを上位表示させ検索ユーザーに情報へアクセスしやすいようにしています。
これをGoogleは健全な状態としているわけですが、ブラックハットSEOを使うことでGoogleの考える有益な情報に該当しなくても上位表示させることが可能です。
ブラックハットSEOはGoogle検索の抜け穴を突いて上位表示させる手法になります。
GoogleはブラックハットSEOの存在を認識しておりペナルティを実施してきました。ペナルティが実施されると検索結果で不利な状況になりアクセスを集めることがほぼ不可能になります。
情報発信ブログはGoogle検索からの集客もできるため、ブラックハットSEOはGoogle検索からの集客口を塞ぐことになる可能性があるのです。
ブログのように情報を蓄積して情報量を増やしていけばGoogleはドメインパワーを評価してくれますのでブラックハットSEOの実施は必要ありません。
ドメインパワーを上げて上位表示を目指すことをGoogleの意向に沿ったSEO対策なので健全と判断されペナルティを受けるリスクも大幅に下げることが可能です。
ブラックハットSEOは短期間で上位表示を目指せる手法ですがペナルティを受けるリスクもある諸刃の剣であることを覚えておいてください。初心者ブロガーは安易に出だしすべきではないです。