オイスイです。
この記事では【駆け出し初心者ブロガー】向けに教育記事と販売記事の書き方について解説します。
ブログを使った情報発信は10年以上前からあるのですが、2018年頃から状況が変わってきており2020年現在では投稿する記事がなにに該当するのかを意識していないと収益化は厳しく不労所得にもなりにくいといえるでしょう。
2020年現在、最新のブログ運営では
- 集客記事
- 教育記事
- 販売記事
の3つの役割を持つ記事を投稿していくのが理想です。
この記事では「教育記事」と「販売記事」を書くとき意識するポイントについて紹介しています。ブログを不労所得の資産として運営していきたい駆け出し初心者ブロガーはチェックしてみてください。
集客記事については下記の記事で解説していますので省略しました。2018年頃から状況が変わってきた話についても解説しています。
先に下記の記事をご覧になってからのほうが、より理解しやすいはずです。

ブログを不労所得化する教育記事とは
教育記事とは
- ブログ読者(ユーザー)との信頼関係を構築
- ドメインパワーを高める
ための記事とお考えください。
中小零細企業では得意先を多く持てば持つほど安定した仕事を得られていますね。個人ブロガーであったら固定読者・ファンがいたほうが収益化は安定します。
固定読者・ファンになってもらうためには情報発信するジャンルについての知識がある程度ないと厳しいです。
SEO対策の観点からみたら、ブログ自体の価値を高めることができることができるメリットもあります。
Googleは「E-A-T」を重視しており専門性の高い情報発信をしているウェブサイトを高く評価する傾向にあるので、特定ジャンルに特化した記事を多数投稿すると認められやすいです。
E-A-Tという語は、高品質なコンテンツの特長3つの頭文字を取った、Googleの造語です。
1.Expertise(専門性があること)
2.Authoritativeness (権威があること)
3.TrustWorthiness (信頼できること)つまり「E-A-Tを重視する」ということは「専門性、権威性、信頼性を重視する」と言っているのと同じ意味になります。
Googleが「E-A-T」を認めるとドメインパワーを上げてくれるのでGoogle検索結果に表示されやすくなります
Google検索結果に表示されるようになれば検索者を集客することができるので、集客の自動化にも貢献します。不労所得にしていくには集客の自動化は重要なのでドメインパワーを高めることも欠かさずやっていく必要があるのです。
ブログから自動的に報酬が発生する仕組みを作るためには教育記事の充実が欠かしません。
教育記事を充実させることは
- ブログ読者(ユーザー)との信頼関係を構築
- ドメインパワーを高める
の2つの目的を達成するので不労所得化には重要な作業となってきます。
ブログを不労所得化する教育記事の作成ポイント
- 「自分は詳しい」をアピールしていく記事作成
- 気づきを与える記事作成
- ニュースネタから記事作成
「自分は詳しい」をアピールしていく記事作成(情報充実)
大前提として人は見ず知らずの人の情報を信じないことを認識しておかないといけません。「自分は詳しい」をアピールして社会的信用・信頼を勝ち取っていく必要があります。
SNSのデマ情報に踊らされる人もいるので絶対とはいえませんが、多くの人はインターネット上の情報に対して懐疑的です。
2020年現在は在宅ワークの浸透で副業にも注目が集まっており、副業に関する情報は多数ありますが、懐疑的に見られており信用が得られていません。
僕のところにもネットビジネスに関する問い合わせがあるので、インターネット上の情報が信用されていないことがよくわかります。
不労所得化を目指すなら「信用してもらえるブログ構築が最低条件です。
無料の情報ですら信用してもらえないのであれば、有料の商品が売れるはずがありません。
とくにアフィリエイトできる商品は知名度がなく怪しいモノが多いため、なおさら情報発信者の社会的信用・信頼がないと売れないわけです。
あとでも触れますが商品販売に特化した販売記事もブログ内で用意するのですが、社会的信用・信頼の獲得としては弱いといえます。
怪しい商品ほど情報発信者の社会的信用・信頼が問われ売れるかどうかを左右するので、「自分は知識がある、安心して購入して大丈夫です!」とアピールする必要があるのです。
「自分は詳しい」アピールを難しく考える必要はありません。
特定ジャンルの記事が50個や100個あれば情報量で「自分は詳しい」をアピールすることができます。
できるだけジャンルに幅広い記事を投稿して「自分は詳しい」アピールをしてくようにすると教育記事が充実させることが可能です。
ドメインパワーについて理解を深めたいなら下記の記事を参考にしてみてください。難しい内容かもしれませんが、ブログ運営に慣れてくると徐々に理解できるはずです。

気づきを与える記事作成
ビジネスは価値と価値の交換です。情報発信ビジネスであれば情報が商品なので情報に価値を持たせないとお金に換えることはできません。
情報に価値を持たせるには読者(ユーザー)に対して気づきを与えることが不可欠です。
学校の先生は自分の持っている知識を生徒に対して発信することでお金を得ている人ですね。自分の知識を知識のない学生に対して発信することが多くの気づきを与え成長させることを仕事にしています。
逆に気づきを与えることができないのに教鞭を執るたとしても価値提供になりません。もはや教師としての存在価値がないのです。
ブログ運営においても「気づきを与える」という視点で更新を継続していけば読者(ユーザー)は知識が深まり成長します。知識が深まれば「読んでよかった」と価値提供になりますから読者(ユーザー)教育成功となるのです。
では、ブログ記事で気づきを与える記事をどのように作成していけばよいのか?
読者(ユーザー)が記事を閲覧する理由はタイトルが気になったからに他なりません。記事タイトルが気にならなかったらクリックして訪問してきてくれたのです。
ですから、最低限記事タイトルに入れたことに対する回答は用意しなければいけません。読者(ユーザー)が気になっているのは記事タイトルに対する答えですからね。
人は気づきがあったときに価値を感じるモノです。答えを返せなかったら気になっていることに対して気づきを与えることができません。
せっかく訪問してくれたのに記事タイトルにある疑問に対して回答がなければガッカリしますよね。
読者(ユーザー)は記事タイトルが気になったので訪問するのです。興味のない人はスルーするので訪問しません。
最低限の「記事タイトルに入れたことに対する回答」でも十分価値提供になります。
気づきを与えられているかどうかは書いている本人ではわからないことが多いです。
専門用語などを使った説明があると自分は知っていても読者(ユーザー)は知識がなく、回答としては不十分となりガッカリさせてしまうことがあります。
書いた記事は添削してくれるメンターがいたほうがよいでしょう。メンターの必要性は下記の記事で説明しています。
https://oisui-taku.com/affiliate-mentor-need/
ニュースネタから記事作成
情報発信しているジャンルのニュースが出たらブログ記事で見解を書くなどニュースネタで教育記事を充実させるのも有効です。
情報収集している人は最新の情報を求めている人が多いといえます。
僕オイスイはネットビジネスに関する情報発信をしているわけですが、ネットビジネスを取り巻く環境は刻一刻と変わり1年前の情報ですら使えない情報となることも珍しくありません。
SEO対策界隈ではここ3年で
- 医療・健康アップデート
- YMYLアップデート
- コアアップデート
といったGoogle検索順位を大変動させる出来事が立て続けに起こりました。
これらのアップデートによりアフィリエイトでは稼げるといわれていた医療・健康ジャンルが稼げないジャンルに変わっていくことになったのです。
他にもGoogle Chromeサードパーティークッキー機能廃止というニュースがありました。
ネットビジネス初心者はGoogle AdSenseで収益化している人が多いですが、Google Chromeサードパーティークッキー機能廃止はGoogle AdSense広告に大打撃を与える話です。
Google AdSense広告は初心者向けの広告とされ幅広く推奨されてきましたが、今後はGoogle AdSense広告をオススメする人は激減するでしょう。
このようにジャンル特化のニュースネタは探せばみつかるモノです。
古い情報ばかりだと信頼度が落ちるのでニュースネタを扱っていくと「常に最新の情報発信をしている」と読者(ユーザー)の信用・信頼獲得にも貢献します。
ブログの価値を高める効果もあるのでニュースネタから教育記事を作成していくのもやったほうがよいです。
Google Chromeサードパーティークッキー機能廃止がGoogle AdSense広告に大打撃を与える話については下記の記事で解説しています。興味があればご覧になってください。

ブログを不労所得化する販売記事とは
販売記事とは主にあなたがオススメする商品・サービスが購入してもらえる仕組みを構築する記事をいいます。
販売記事で代表的なのは商品レビュー記事でしょう。
僕は物販系アフィリエイトを過去にやったことがありますが、商品レビュー記事があると売れやすい傾向にあり売りに大きく貢献する記事といえます。
他にも
- 商品・サービスの概要を説明する記事
- 商品・サービスのQ&Aを掲載している記事
- 商品・サービスの必要性を補足する記事
こういった商品・サービスに対する疑問を解決したり購買意欲を高めたりする記事も販売記事に含まれます。

僕オイスイはネットビジネス教材として「仮面ブロガーズプラス」をオススメしているのですが、レビュー記事以外にも下記ような補足記事も用意しています。


これらの記事は「仮面ブロガーズプラス」の紹介に特化した内容なので販売記事の一部です。
アフィリエイトではレビュー記事から商品が売れやすいのは事実ですが、商品・サービスに対して疑問を持っている人はレビュー以外にも知りたい情報があります。
そうした情報を記事として用意しておけば質問に対して個別対応する必要がありません。
見込み客が「疑問に感じるだろうな」と思うことを先回りして推測し記事として用意しておけば個別回答を自動化することができ不労所得の仕組みへと変わっていきます。
ダイエットサプリメントであれば途中経過どうなったかのレビューもあったほうがよいです。経過日数ごとに作成するレビュー記事も販売記事です。
ブログを不労所得化する販売記事の作成ポイント
- 押し売りではなく提案
- 熱意を込めた商品レビュー
- 希少性のアピール
押し売りではなく提案
セールスに苦手意識を持っている人は押し売りのイメージを持っているからかと思います。ブログは対面での販売ではないため「より一層強く押さないと売れない」という認識の人も多いです。
さらに「早く稼ぎたい」という思いもあることから買え買えオーラ全開の押し売りの販売記事をしてしまっている人もいます。
「この商品は凄いから絶対に買ってください!」といった購入することを強制するような内容です。
販売記事では押し売りをしていけません!やってよいのは提案です。
お客さんがなぜ商品を購入するかを考えてみてください。突き詰めていくと満足度が欲しいから商品を購入しているのです。
人がお金を払う行為に出るのは感情が背後にあります。感情が動くのでお金を出すわけです。
詐欺の被害に遭った人が冷静になったときに「なんで騙されてしまったのか」と後悔の弁を述べることが多いといえます。詐欺師は感情を揺さぶるのが非常にうまいのでコロッと騙される人が絶えないわけです。
キャッチセールスでありがちな買え買えオーラ全開の押し売りはマイナスでしかありません。
さりげなく提案するように商品紹介するのが販売記事を書くときのポイントとなります。
商品を購入するかどうかを決めるのはブログ読者(ユーザー)側です。あなたに決定権はありません。
あなたの書いた販売記事に納得して「満足できそう」と感情が動けばブログ読者(ユーザー)は商品を購入してくれるでしょうし、なにも響くモノがなければ「自分には必要ないかも」と離脱していくでしょう。
あくまで提案することに徹することが重要です。「ブログ読者(ユーザー)に決めてもらう」という意識で販売記事を作成すると購入してもらえる記事が書けます。
「売る記事」ではなく「購入してもらえる記事」に仕上げていくようにしましょう。
熱意を込めた商品レビュー
情報発信ビジネスの初心者であれば独自商品よりもアフィリエイトで収益化する人が大半です。
独自商品以外の商品を購入してもらう仕組みを構築するためには商品レビュー記事は必要となります。商品レビュー記事があると売れやすいです。
ただし、商品レビューをするとき注意しないといけないことがあります。雑誌のレビュー記事のような当たり障りのないことを延々と語ることです。
お金をもらって書いている提灯記事と思われてしまうと読者がそっぽを向いてしまいます。
読者(見込み客)の感情を動かすには熱意を込めたレビュー記事を書くことが一番効果的です。雑誌に書かれているような当たり障りのない感想では感情を動かすことはできません。
オススメしたい商品を友人に紹介するとき熱意を込めて語った結果、ウザがられた経験があり熱弁することに疑問を感じる人もいるでしょう。
熱意を込めてレビューして問題ありません!
ウザがられるのは興味を持っていないため。興味がないのに熱弁されても反応に困るわけですからウザイと感じるのです。
キャッチセールスの大半が失敗に終わるのも興味のない相手に熱弁してた結果、ウンザリさせてしまっているからに他なりません。
しかし、真逆で興味関心を持っている相手に熱弁をしたらどうか?興味を持っているのでより深い情報を求めている人です。熱心に話を聞いてくれるでしょう。
雑誌などに書かれているような当たり障りのない感想ではなく、個性を出した魅力的なレビューを書いていくことがポイントです。
希少性のアピール
情報の持ち逃げをされるだけでは収益化になりません。「よい情報が得られた、満足満足」とページを閉じられてしまっては情報発信が報われないです。
ですから、商品を購入してもらえるようにアプローチしていくことは必要になります。
日本人は「限定」という言葉に弱く限定と聞くと不要とわかっていてもついつい手を伸ばしてしまうクセがあります。
Amazonで買い物をしている人なら「残り○点 ご注文はお早めに」在庫数を表示してカウントダウンをやっているのをみたことがあるはずです。
この数字は在庫数を親切に教えているわけではありません。限定数を表示することで「今買わないと売りきれるかも」と購買意欲を高めるためにやっているのです。
この数字をみて購入を決断している人は多いと思います。僕もこの数字で購入を決断したことが何度もあります。
希少性を出すと売れやすい傾向にあるので販売記事でも取り入れていきましょう。
アフィリエイト案件だと「毎月限定30個」といった個数が決まっていることがありますので、アフィリエイト広告に希少性をアピールできそうな部分があったら販売記事で使っていくとよいです。
購買意欲を高める効果がありますので購入してもらえる可能性が高まります。
ただし、「今購入しないと損しますよ!」といった文言を入れてしまうと一気に押し売り感が出てしまうので要注意です。事実を淡々と述べるに留めてください。
「ブログ読者(ユーザー)に決めてもらう」という意識で販売記事を作成することを忘れないようにしましょう。
教育記事・販売記事共通のポイント
読者は自分より知識がない前提
あなたのブログに訪問する読者は、あなたよりも知識がないことが前提となります。
とくに専門用語を使うときは注意が必要です。あなたが知っていることであっても読者(ユーザー)が知っていることとは限りません。
オススメの方法は過去の自分に向けて記事を書くことです。
まだ知識がまったくなかった初心者のころの自分に対して説明するように記事作成するとよいでしょう。
また、初心者は抽象的な話よりも具体的な話のほうが好みです。具体例を使って説明すると理解してもらいやすいといえます。
身近な例で置き換えるのは説明するときに非常に効果が高いです。マスターするのは慣れが必要ですが、モノにしたらとても役に立ちますので意識してみてください。
論理的思考で文章を作成する
情報発信では違和感を持たれることがよくありません。
内容に対して違和感を持たれることは仕方がない部分はありますが、情報の伝え方の部分で違和感を持たれることは防ぐことが可能なので意識する必要があります。
ブログを使った情報発信であれば文章を書くことが前提です。文章校正がスムーズになっていないと違和感を持たれやすいので注意が必要といえるでしょう。
読んでもらえる文章を作成するときに意識するのが論理的思考です。
論理的思考とは、因果関係を整理し順序立てて考えること、あるいはわかりやすく説明することを指します。ロジカルシンキングとも呼ばれます。
要するに
- 筋道が通った記事構成になっているか
- 話が飛躍していないかどうか
を意識した文章作成です。
数学でいう証明問題を解くような感じで記事作成できれば論理的思考に基づいた文章ができているといってよいでしょう。
論理的思考を意識した記事作成は初心者はおろか稼げている情報発信者でもできていないことが多いです。伝わるかどうかは自分以外の人にしかわからないので難しいのです。
意識していてもチグハグな文章になってしまうことはよくあるので、記事が完成したら家族や知人などに読んでもらい添削してもらうとよいでしょう。
論理的思考と難しい話を出しましたが、話が飛躍せず筋道のある文章が書けていればOKです。
まとめ
ブログを不労所得化する教育記事の作成ポイントは次の3つです。
インターネットで無料発信されている情報は信用されていません。多くの人は疑いの目を向けていますから専門性の高さを演出していくことが必要です。
もちろん学者のような圧倒的な権威性はなくてもよいですが、発信しているジャンルの記事が50記事以上あるなど専門性をアピールする材料があったほうが信用されやすいといえます。
教育記事は読者(ユーザー)教育です。収益化したとしても情報発信者が信用されなければ商品をオススメしても購入してもらえません。教育記事では固定読者・ファンを付けていくようなイメージで記事を充実させていく必要があります。
ブログを不労所得化する販売記事の作成ポイントは次の3つです。
- 押し売りではなく提案
- 熱意を込めた商品レビュー
- 希少性のアピール
情報発信ビジネスに参入する人はお金稼ぎが目的なので、早く稼ぎたいの一心から読者(ユーザー)の考えを無視して一方的に買え買えの「押し売り記事」になってしまっていることが珍しくありません。
商品を購入するかどうかの決定権は読者(ユーザー)にあり、あなたは見守ることしかできません。
読者(ユーザー)は満足度を高めるために商品を購入するわけですから納得して購入したいという思いがあります。
情報発信者は納得して購入してもらえるようにアプローチしていかなければいけません。商品を提案するというスタンスがよいでしょう。
ただし、情報を持ち逃げされるだけで終わることもあるので売り込みを仕掛けていく必要はあります。このときも押し売りにならないよう希少性をアピールするなど自然なカタチで売り込まなければいけません。
教育記事と販売記事はブログを収益化して不労所得にできるかどうかの重要なパーツとなってきます。
ブログを使った商品紹介は自動販売機のように商品が自動で売れる仕組みを作ることができますが、その要となるのは教育記事と販売記事です。
紹介したポイントを反映して自然と売れる自動販売機ブログ構築をしていきましょう。