オイスイです。
この記事では【ネットビジネス未経験者】向けにネットビジネスで不労所得にすることができないもしくは難しいジャンルを5つ厳選して紹介します。
ネットビジネスはインターネット上での商売なので通販のような仕組みを用意しておけば自動販売機のようにお客さんが自然と集まって商品が売れるようになります。
しかし、すべてのネットビジネスが自動販売機のように最低限のメンテナンスをしていれば所得が増えるわけではありません。
ネットビジネスの種類によっては通常の仕事と同じで労働に対して賃金が支払われるモノもあります。労働前提のネットビジネスでは不労所得になりません。
ネットビジネスは種類が増えてきました。今後も新しいネットビジネスが誕生していくことでしょう。
ネットビジネスで不労所得の資産を構築したいなら必ず不労所得になっていくかどうかも検討するようにしてください。
この記事は下記の記事の補足説明となります。先に下記の記事をご覧になってからのほうが理解が深まると思います。

ネットビジネス不労所得の定義
ネットビジネス未経験者におさえておいて欲しいことはネットビジネス不労所得の定義です。ここを勘違いしている人が多く、勘違いを狙った詐欺も多発しています。
注意喚起の意味も含めて最初にネットビジネス不労所得の定義について解説しましょう。
不労所得には2大きくわけて種類あります。その2種類の不労所得とは次の2つです。
- 資産運用型(資産売買・活用)
- 資産構築型(将来的な商売自動化)
このうちネットビジネスは後者の「資産構築型」に該当します。
資産構築型の不労所得は将来的な商売自動化です。自動販売機は設置してしまえば電気供給と商品補充など最低限のメンテナンスをしたら自動で利益を出してくれますね。
ネットビジネス不労所得はインターネット上に無人運転の会社を作り利益を上げていくことなのです。
会社を作り上げる必要があるので最初は労働が伴います。労働からスタートしてツールなどを組み合わせて商売を自動化していき、最終的に働かずしてもお金が得られる自動販売機のような仕組みに仕上げていくことです。
最近は副業の広告に「1日5分のカンタン作業で月収10万円」といった労働不要でも稼げることをほのめかすモノが多々ありますが、最初の労働なしでネットビジネスの不労所得はありません。
ネットビジネス不労所得の定義は「将来的な商売自動化」です。最初は労働からスタートするのでお間違いのないようにしてください。
ネットビジネスがどのように自動化されていくかは下記の記事で紹介しています。ネットビジネスの代表格アフィリエイトを例にした解説をしていますので参考にしてみてください。

転売・せどり【不労所得にできない or 難しいその1】
ネットビジネスでアフィリエイトの次くらいに注目されているのが転売・せどりでしょう。転売・せどりを不労所得にするのは基本的にできないとお考えください。
転売・せどりはメルカリやAmazonなどインターネット上のサービスを使って商品を売っていくタイプのネットビジネスです。
アフィリエイトであればすべてインターネット上で完結しているビジネスなのですが、
転売・せどりでは
- 商品仕入れ
- 在庫を保管
- 商品を発送
といったリアルビジネスの要素もあります。
インターネット上ですべて完結しないことから人手が必要になり不労所得になりにくいのです。
さらに転売・せどりは人手が必要で重労働を強いられるわりに利益率がよくないとされています。
転売界隈では利益が1,000円出たら優秀とされているので、仕入れも数百個単位でやらないとまともに稼げません。
メジャーな転売・せどりは中国から安価な商品を輸入して、日本で高額で売る転売です。中国から仕入れをするのでスキルは必要ですし、不良品の混入率も高いようでギャンブル要素が強いとのこと。
インターネットを使った商売ですが、やっていること自体は小売店と変わりません。小売店のような労働を自宅でやるというのが転売・せどりの実態です。
クラウドソーシングなどで外注化したら不労所得にできる
転売・せどりを不労所得のように運用している人はいます。クラウドソーシングなどで作業の大部分を外注化することに成功したら可能です。
転売・せどりの教材を購入すると手伝いとして仕入れから発送までの業務委託の仕事を受けることができる場合があります。
未経験者が転売・せどりをはじめると「なにを仕入れたらよいかわからない」といった問題が出てきます。
教材作者が仕入れ商品のリストを教え子に送って、仕入れを実施してもらうことでどんな商品を仕入れるのかを学んでもらいつつ、教材作者は指示を出すだけの不労所得の仕組みを構築しているわけです。
教え子とはいえ外注作業なので報酬の支払いはあります。転売界隈では利益が1,000円出たら優秀なので折半することが多いです。不労所得になりますが儲けも下がります。
外注化できたら不労所得になりますが、不労所得にこだわるなら「転売・せどり」を選ぶのはナンセンスかなと考えていますね。
転売・せどりの実践者は実績を作ったら教材を販売するなど情報発信ビジネスに転換する人も多いので、そちらで不労所得を作るほうが賢いかもしれません。
ドロップシッピング【不労所得にできない or 難しいその2】
アフィリエイトで稼げなかった人が流れ着く場所としてドロップシッピングがあります。
ドロップシッピングとは簡単に説明すると、インターネット上に無在庫ショップを持ち運営するということです。
販売業務の委託なのですが、商品の発送などは委託者がやってくれるので、売れそうな商品を探して集客し販売までを行うビジネスとなります。
ドロップシッピングは不労所得になるかどうかですが、難しいといえるでしょう。
ドロップシッピングの情報収集をしてみるとわかるのですが、成功事例として紹介されているショップのほとんどが閉店しています。
継続的に利益を出すことができているなら閉店することはないでしょう。運営が難しいため閉店せざるを得ない状況になっているということです。
成功事例ですら閉店に追い込まれているので、よっぽどうまく立ち回らないと長期継続することはできないでしょう。長期継続できなければ不労所得にビジネスとして成り立たないわけです。
ドロップシッピングの情報販売なら不労所得
ドロップシッピングを不労所得にすることは基本的に不可能ですが、ドロップシッピングで得た知識をまとめて情報販売することで間接的な不労所得にできる可能性はあります。
ドロップシッピングで実績を作った人は塾や教材販売にシフトしているようにみえるので、そちらのほうが割がよいのでしょう。
情報商材アフィリエイトや情報販売を実践していくには、情報発信者の社会的信用・信頼が必要です。詐欺も多い世界なので信頼がなければ人を惹き付けることはできません。
ドロップシッピングの教材を販売できるだけの実力と社会的信用・信頼があれば自分を商品にすることも可能なので一生モノの資産となるでしょう。
ドロップシッピングで不労所得を目指すよりは教材販売など間接的に使って不労所得を目指すのが現実的なのかと考えています。
2020年現在、ドロップシッピングは下火になりつつあるので、今から新規参入するのはオススメできません。
クラウドソーシング【不労所得にできない or 難しいその3】
クラウドは群衆、ソーシングとは業務委託という意味です。
大勢の人が(群衆)が集まる場(サイト)で、
業務委託(ソーシング)をやり取りするという、
2005年に提案された比較的新しい仕事の形態です。
クラウドソーシングとはインターネット上の業務委託です。
IT業界を中心にパソコンがあればどこでも仕事ができるようになってきました。アフィリエイトのようなネットビジネスも増えてきておりパソコン完結の仕事が増えている状況にあります。
パソコンがあればどこでも仕事ができるメリットを最大限に活かして、隙間時間に稼ぎたいと考えている人に仕事を発注して業務簡略化・コストカットを狙っているのがクラウドソーシングです。
新しいスタイルの在宅ワーク(内職)ともいえるかもしれません。専業主婦など隙間時間を使って働きたい人にとっては願ったり叶ったりの働き方とあって人気です。
主な仕事内容はアフィリエイト記事作成やプログラム作成の外注化です。仕事を受注したあとは納期までに完成品を納めればよいので時間に縛られることなくできるのがメリットです。
では肝心の不労所得になるかどうかですが、答えは明白で不労所得になりません!
クラウドソーシングへ発注する人は業務簡略化することを目的としてお金を払って外注しているわけです。仕事を依頼する側が不労所得を目指して外注しているので、受ける側は100%勤労所得になります。
ネットビジネスで不労所得を得たいならクラウドソーシングは選択肢から外すべきです。仕事を発注する側にまわる努力をしましょう。
YouTuber【不労所得にできない or 難しいその4】
小学生の将来なりたい職業にもランクインするようになったYouTuber。世間的な注目は高くテレビの視聴率を脅かすほどの影響力があるので大当たりすべれ稼げるビジネスです。
YouTuberは不労所得になるかというと、後発組には相当厳しいでしょう。
2020年現在はYouTubeによる情報発信が注目を集めていますので、新しいYouTuberが次々と誕生しています。
しかし、その多くは3ヶ月程度で挫折(動画投稿終了)をしていっている状況です。
YouTubeは「テレビ番組がつまらない」といった層を取り込んで成功している側面があるので、バラエティー番組のような面白さがないと注目されません。
エンターテイメント性が強く求められる情報発信ビジネスであるため、芸能界で成功するのと同じように特筆すべきことがないと厳しいです。
YouTuberの収入源はGoogle AdSenseなので広告単価も安く、再生回数を稼がないとまともにお金を稼ぐことができません。注目されなければ終わりです。
たとえ注目を集めたとしたら、今度は視聴者を逃がさないようにつなぎ止める作業も必要です。YouTuberは次々と誕生していますので変わりはいくらでもいますから、継続的に動画投稿をしてつなぎ止めないとすぐに他へ行ってしまいます。
これがエンターテイメント性が重視されるYouTubeの難しさといえるでしょう。
毎日動画投稿しないと「辞めたのかな」となって登録解除されてしまいます。視聴者も学生が多く占めているので入れ替わりも早いです。
ネットビジネスで不労所得を目指すならYouTuberになっていけません。
YouTuberになることはオススメしませんが、YouTubeを集客特化のメディアとして運用してブログで商品を売っていくなど、組み合わせた使い方はアリです。
YouTubeを収益化するのがオススメできないのであって、YouTubeを使ったアピールは積極的にやったほうが不労所得に近づきます。

100万人以上の登録者がいたら不労所得になる可能性あり
後発組には関係ない話になるかもしれませんが、参入して大当たりして登録者が100万人を突破する大物になれたら不労所得になる可能性が出てきます。
大物YouTuberとして知られている瀬戸弘司さんは動画投稿を定期的に停止することで有名です。ファンの間では動画投稿停止が恒例行事のように捉えられており、好意的になっています。

1ヶ月に1~2本しか動画投稿しないことはザラですが、投稿した動画はしっかりと再生されており収益は上がっているはずです。
このように登録者が100万人を突破する大物になれたら不労所得にできる可能性はありますね。
瀬戸弘司さんが動画投稿を停止してもファンが離れないのは動画編集のレベルの高さとストレートな商品レビューに定評があるからともいえます。
他のYouTuberが瀬戸弘司さんのレビューをみて商品購入していることも多いので、社会的信用・信頼が大当たりして不労所得になっている部分はあるでしょう。
セルフブランディングが強固なので不労所得になっているという評価もできます。
スマホ副業【不労所得にできない or 難しいその5】
2020年現在目にすることが多くなったと思うのがスマホ副業です。「1日5分の作業で毎月10万円稼げる」みたいな広告が至るところでみられます。
1日5分程度なら誰でも捻出することができる時間でしょう。もし本当なら不労所得になるといっても大げさではありません。
スマホ副業が不労所得になるかというと、不労所得にはならないでしょう。
スマホ副業については小玉歩さんが詳細な解説をしている動画をアップロードされていたので参考にしてみてください。
動画のなかで紹介されているマクロミルのアンケートをやったことがありました。
当時はスマートフォンのサービスはなかったのでパソコンでやっていましたが内容自体は変わらないでしょう。やることは完全な勤労所得で、不労所得どころか小遣い稼ぎ程度にしかならりません。
僕がマクロミルのアンケートをやって得られたのは月収1,000円程度でした。たしかに1日5分程度で済む話ですが、報酬が1件10円程度なので数こなさないと稼げません。
では「1日5分の作業で毎月10万円稼げる」という広告はいったいどんなモノなのか?
たいていの場合は株式やFXといった金融投資です。僕もFXをやったことがあるのでわかりますが、金融投資なら一瞬で数万円の利益を出すことができます。
ただし、一瞬で数万円を失うこともありリスクもあるわけです。株式やFXの売買なら5分程度あればできます。広告に間違いはないでしょう。
しかし、「毎月10万円稼げる」保証はないです。こういった広告に釣られている人は複数いるでしょう。成功事例が報告されていないことからうまくいっていないことが予想されます。
小玉歩さんも動画内で話していますが、副業としてやるならパソコンは必須です。スマートフォンでできることなんて限られます。
スマホ副業で労働に対して賃金が支払われるので、稼ぎ続けるには労働を継続しなければいけなくなるでしょう。不労所得になるとはいえません。
僕オイスイもネットビジネスに取り組むならパソコンは必須と考えています。スマートフォンで副業しようとお考えなら下記の記事を参考にしてみてください。
https://oisui-taku.com/affiliate-smartphone-propriety/
まとめ
ネットビジネスで不労所得にできない or 難しいジャンルは次の5つです。
- 転売・せどり【不労所得にできない or 難しいその1】
- ドロップシッピング【不労所得にできない or 難しいその2】
- クラウドソーシング【不労所得にできない or 難しいその3】
- YouTuber【不労所得にできない or 難しいその4】
- スマホ副業【不労所得にできない or 難しいその5】
この5つのネットビジネスは労働をしないと収益になりにくいタイプになります。
転売・せどりは商品の仕入れから発送まで労働しなければいけません。ドロップシッピングは成功事例として紹介されているショップが閉店していることが多く長期運営の難しさが表れています。
クラウドソーシングは業務受託なので不労所得になり得ません。
YouTuberは動画のアップロードを継続し続けないと報酬は維持できないでしょう。途中で辞めれば視聴者離れを起こして報酬が下がる可能性もあります。
スマホ副業はお小遣い稼ぎ程度にしかなりません。本格的な副業を目指すならパソコンを使うことが前提です。お小遣い稼ぎも労働に対して賃金が支払われるので勤労所得になります。
上記5種類のネットビジネスで不労所得を目指そうとお考えなら、もう一度しっかりと吟味してから参入するようにしてください。
ネットビジネスで人気の高いアフィリエイトにも不労所得にできるモノとできないモノがあります。アフィリエイト参入も検討されているなら下記の記事を参考にしてみてください。
