オイスイです。
この記事では「情報発信ブロガーが成功できるかは継続更新がカギ」について解説していきます。
稼ぐ系の情報発信ビジネスをしている人は華々しい実績をアピールして注目を集めている人が一定数おり「ド派手なことをしないと成功しない」といった印象が蔓延しているように感じました。
情報発信ビジネスに華々しさは必要ありません!
僕のアフィリエイト経歴は山あり谷ありで成功も失敗も挫折も味わってきた人間です。大きく稼げていた時期もありましたが、周囲から注目を集めるようなこともありませんでした。
僕オイスイが成功体験できた理由はただひとつ、諦めず継続したからです。
多くの人は成功するスタートラインに立つ前に挫折して消えていきます。諦めず継続するだけで成功率はグンと上がるのです。ブログ運営も変わりません。
なぜブログ更新を継続するだけで成功率を上げることができるのか理由を解説していきます。
初心者ブロガーの75%は半年(6ヶ月)継続更新できない
ブログ開設後 1 ヶ月目が最も低く、新規開設ブログの約1/3は、翌月には更新されなくなっている。開設 2 ヶ月目以降、更新継続率は次第に上昇するが、6 ヶ月後にも更新されているブログは、新規開設ブログ全体の 24.3%にとどまる。
2009年(平成21年)に総務省がブログの利用状況の調査をしたことがありました。新規開設されたブログのうち半年後も更新されていたのは24.3%だったと結論づけられています。
初心者ブロガーの半年(6ヶ月)に75%が挫折するということです。
「継続するだけ」と思われるかもしれませんが、、「継続する」という単純なことすらできない人が圧倒的に多いことを物語っています。
2009年(平成21年)なので古い情報ですが、継続できるかどうかは意志の問題です。ブログ更新が圧倒的に楽になったみたいなことはここ10年で起こっていません。
「ブログはオワコン」といわれ2~3ヶ月で見限ってSNSやYouTubeへ転身する人が多いので悪化している可能性すらあります。
半年継続更新したら25%に入ることが可能
いうまでもないですが挫折した75%に成功者はいません。成功しているならブログ更新を放棄する理由がないからです。
25%に入れるかどうかが最初の難関です。
ブログを使った情報発信をしている人で生き残っている人は半年以上継続更新しています。半年継続更新できれば最初の篩い分けを突破して25%に入ることが可能です。
情報発信ビジネス初心者ブロガーが「半年の壁」を突破できるかどうかで成功できるかどうかが大きく変わります。継続更新カギと言い切っても大げさではありません。
ブログ半年継続更新できない人が75%もいる理由
日本は終身雇用の価値観から新卒で入った会社に定年退職まで勤め上げる人が多いです。同じ会社に40年も居続けられる一方で、ブログの継続率が極端に悪いのか?
その理由は「ブログ更新が面倒くさい」に尽きます。
情報発信ビジネスは日記ではありません。役立つ情報を発信することで「役に立った、読んでよかった」と思ってもらえたうえで報酬を受け取るビジネスです。
- ×:自分が書きたいことを書く
- ○:読者(ユーザー)の役に立つ記事を書く
情報発信ビジネス実践者は副業でやっている人が多いといえます。1日は24時間しかありませんから、なんらかの時間を削って実践しないといけません。
副業での実践であれば削れる時間はプライベートの時間となるでしょう。趣味のような自己満足に使っていた時間さえも「他人のために尽くす」となるので、会社で仕事をしている状態とかわらなくなります。
それで稼げれば文句はないでしょうが、75%の挫折者を生んでいることからわかるように、都合よく事は運びません。
僕のような長期継続の経験者からすると数ヶ月で成功結果が出るほうがおかしいです。僕は月収10万円到達まで15ヶ月かかりました。
初心者ブロガーはブログ運営の裏事情を知らないわけですから、数ヶ月継続して「続けても意味がない、面倒くさい」となって辞めていきます。
詳細な理由の説明は長くなったので別記事に移設しました。下記の記事をご覧になってください。

月収10万円を突破するまでの経歴は下記の記事にて紹介しています。初心者ブロガーにとっては現実を突きつけられることになるでしょう。

ブログの集客力は落ちたが情報発信力は落ちていない

2020年現在、Google検索ユーザーがよく検索するキーワード(需要のある)は企業運営ウェブサイトが上位を占めるようになっており個人運営のブログは上位表示しにくくなっているのも事実です。
ブログの集客力はGoogleの動向から落ちているのは間違いありません。
では、情報発信メディア(CMS)としてのブログの役割はどうか?

世界シェア1位のブログ形式CMSである「WordPress」はウェブサイトの38%で使われています。情報発信メディア(CMS)としての役割は終わっていません。
本当に「ブログはオワコン」ならウェブサイトの3つに1つがWordPressブログで構成されている状況は考えられないです。
情報発信ビジネスCMSとしては十分使っていくことが可能といえます。
情報発信ビジネスは情報の中身が重要なので情報発信力が重要です。ブログの集客力が落ちたならYouTubeやSNSで集めてブログへ流す使い方もできます。
「ブログはオワコン」を広めたイケダハヤトさんはYouTube・SNSで集客してブログへアクセスを流すスタイルを中心にしてブログ運営を継続しています。情報発信力を認めているためブログ更新は継続しているのです。
「ブログはオワコン」について僕オイスイの考えを下記の記事で紹介しています。「ブログはオワコン」が引っかかりブログ運営に疑問があれば参考になるかもしれません。

老舗は信頼される
日本では新興企業よりも老舗が選ばれる傾向があります。老舗には歴史がありますから、社会的信用・信頼を得られやすいのです。
これはブログ運営にも同じことがいえます。
ブログ更新を半年以内に投げ出す人では記事数も少ないので情報発信力がありませんが、1年・5年と継続し増やしていけば情報発信力も増していき「このブログは専門的な情報発信をしている」と認識されビジネスが成立する状態になるでしょう。
数ヶ月のブログ運営で老舗のような社会的信用・信頼を得ることは不可能です。地道な努力を継続して活動をアピールしていかないと評価されません。
ブログは更新すれば更新するほど記事が増えて情報量が増えます。情報量が増えれば専門性も高まってブログ読者(ユーザー)やGoogleからの信頼を獲得することができます。
2020年現在、Google検索で上位表示させるためにはドメインパワーに注目することが大切です。ドメインパワーには運営歴が含まれ、長期継続するほドメインパワーも上がる傾向にあります。ドメインパワーの詳細は下記の記事を参考に。

「ブログ更新=自分の会社を育てる」の認識で運営
ビジネスは信頼関係あってこそ成り立つ側面があるので、社会的信用・信頼を得られてなければ仕事は舞い込んできません。
情報発信ビジネスのブログ運営は「ブログ更新=自分の会社を育てる」という認識を持ち、会社を育てるイメージで実践することをオススメします。
会社は社会的信用・信頼を得ているから仕事が舞い込んでくるのです。ブログで稼ぎたいなら仕事を呼び込めるように社会的信用・信頼を構築するしかありません。
インターネットの情報は信憑性が低いといわれていますが、SNSのように断片的な情報発信しかしていないため誤解を生むのです。
ブログのようにしっかりと情報量を用意することができ、読者(ユーザー)に納得できる文章作成スキルがあれば社会的信用・信頼を得ることができます。
僕はネットビジネスの情報発信は遅咲きですが、長期継続することで質問を受けるようになりました。自分の会社を育てるように継続して運営歴を増やしていけば老舗のように信頼されるようになるのです。
ブログの集客力は落ちていますが情報発信のメディアとして使えます。途中で投げ出さなければ社会的信用・信頼構築も可能です。
情報発信ビジネスは誘惑に負けず自分を信じて継続した人が成功する
ここまで紹介したように初心者ブロガーを挫折に追い込む誘惑は至る所に仕掛けられていますので、初心者ブロガーの75%は半年(6ヶ月)継続更新できないのも理解できます。
しかし、情報発信ビジネスは個人事業なので事業経営と変わりません。経営が数ヶ月で軌道に乗らないことは未経験者でも予測が付くはずです。
ネットビジネス界隈では「3ヶ月で100万円稼いだ」のような怪しい情報が出まわっており、「数ヶ月で軌道に乗らない」とわかりつつも「もしかしたら裏技があるのかも」と考えて間違った方向へ進んでいきます。
短期間で稼ぎたいならパートやアルバイトを探したほうが賢明でしょう。情報発信ビジネスは向いていません。
先ほども紹介したようにブログを使った情報発信ビジネスはGoogle検索から集客する
- 自動記事作成ツールや外注を駆使して記事数で他を圧倒したブログ
- 自作自演で被リンクを増やしリンク数で他を圧倒したブログ
であれば短期間で上位表示させることができ「3ヶ月で100万円稼いだ」も可能でした。
2020年現在のGoogle検索は「質」重視であり数を揃えれば上位表示する状況でなくなっています。
高品質な情報発信できるブロガーに成長するためには小手先のテクニックの誘惑に負けず自分を信じて「高品質な情報発信できるスキルを身につける」の一心で継続した人だけが成功できる状況になってきました。
情報発信ビジネスは社会的に理解されておらず僕オイスイも「詐欺に加担している」や「怪しい商品を売っている」とバカにされてきました。
「まだやっているのか」や「いい加減に就職したらどうだ」のような無神経な言葉を投げかけられたこともあります。世の中結果がすべてとよくわかりました。
僕オイスイは再就職したくない一心で誘惑に負けず継続してきたから今があると思っています。情報発信ビジネスは誘惑に負けず自分を信じて継続した人が成功する世界です。
ブラックハットSEOについては別の記事で詳細な説明をしていますので興味があれば参考にしてみてください。

天才だけが成功できるという勘違い

カジュアル衣類で大成功をおさめているユニクロ創業者の柳井正さんは天才と評価されることが多いですが、自叙伝「一勝九敗」を読んでみると決して天才であるとはいえません。
強いていうなら努力の天才という評価が正しいと思います。
「一勝九敗」はごく一部ですが自信の失敗談が書かれており決して順風満帆な経営でなかったことが明らかにされていました。
ユニクロは広島市で産声を上げて徐々に東に向かって新出していきました。関西地区ではすぐに受け入れられ知名度がすぐに高まったのですが、関東地区進出では受け入れられず苦労しています。
ユニクロの知名度を底上げしたフリースの大ヒット成功体験から世界進出を目指しイギリス・ロンドン周辺に進出するも季候の違いから苦戦を強いられています。
イギリスは乾燥地域なので日本と違って湿度が低い。日本で大ヒットしたドライのポロシャツはロンドンでは受け入れられなかったとのこと。
イギリスではスピード出店を目指して3年で50店舗という目標で動くも21店舗出店した段階で見通しが悪くなり5店舗を残してすべて閉店したそうです。
ユニクロの成功の裏には数々の失敗があります。
「一勝九敗」の第5章のタイトルは「失敗から育てる次の芽」です。ユニクロの成功は失敗体験を次に活かしたからこそ成り立っています。柳井正さんは諦めず継続したから成功したのです。
著書のタイトルにあるように柳井正の成功率も10%しかありません。90%の失敗に学び10%の成功を得てきたので、百発百中の天才ではないです。
世界的成功者もやってきたことはトライアンドエラー。失敗に学び成功に活かすことなら、その気になれば誰でもできますよね。
天才だけができることではありません。凡人は失敗することが前提なのですからチャンスだらけといってもよいでしょう。あとは挑戦するかしないか。
自分で可能性を潰さない限り誰にでも成功できるチャンスは巡ってきます。そのためには誰になんと言われようが自分を信じて突き進むしかないです。
「諦めず継続」とは単に長く続けることではない
誤解を招きそうなので補足します。「諦めず継続」とはとは単に長く続けることではありません。
ユニクロはイギリス進出で「3年で50店舗」を目標にしていましたが、21店舗出店した段階で5店舗を残し16店舗の大規模閉店を実施しました。
「一勝九敗」では撤退の重要性も記されています。失敗と判断したらすぐに撤退することも必要です。
16店舗の大規模閉店はしましたが、成功した5店舗は残しています。「失敗を切り捨て、成功を残す・伸ばす」で今に至っているのです。
ブログを使った情報発信ビジネスであれば、ブログを閉鎖しない限り残り続けます。参入したジャンルが向いていなければ変えて問題ありません。
ブログを閉鎖をしたり独自ドメインを捨てなければ何度でも再起可能です。
挑戦と失敗を繰り返して自分だけの正解をみつけていくことが、ここで伝えたい「諦めず継続」の正しい姿です。
柳井正さんも同じ考えだと想像します。
情報発信ビジネス初心者ブロガーは半年(6ヶ月)無報酬を覚悟!
稼ぐことを目的に情報発信ビジネスに参入する初心者ブロガーには酷な話ですが、僕オイスイは最初の半年(6ヶ月)無報酬を覚悟したほうがよいと考えています。
最初はタダ働きを覚悟するということです。
情報発信ビジネスは完全出来高払いの世界であり、「この情報は役に立った」と思ってもらえないとお金を払ってくれません。
高品質な情報発信をするためには練習をしてスキルを磨くことが必須です。
情報発信ビジネスは企業参入でレベルが底上げされており、ブロガーも追従して高品質な情報発信をしてく必要があります。
高品質な情報発信をするためには文章作成の練習でスキルを磨くしかありませんが、やることが泥臭い作業なので大半の初心者ブロガーは「面倒くさい」と感じるでしょう。
作業が面倒なうえ報酬も出ないのでバカバカしくなって辞めていくわけです。
稼ぐために参入するので報酬を期待するのはよいですが、最初の半年は作業量と報酬は見合わない期間となります。無報酬前提でないとバカバカしくなります。
ネットビジネス全般にいることですが「早く稼げたほうが勝ち」ではありません。長く続けたほうが最終的に成功するチャンスを得る世界です。
結果を急ぎすぎたためにブログ更新半年以内挫折組75%の仲間入りするのは本当にもったいないといえます。半年耐えることができれば少数派の25%に入ることができるわけですから、半年無報酬を割り切ったほうが挫折要因を排除できます。
成功の階段は25%に入ってからでも遅くありません。ライバルが75%も減っているわけですからチャンスが増えているくらいです。
半年無報酬を覚悟する理由は下記の記事でさらに詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

トライアンドエラーでブラッシュアップ
僕オイスイは2012年にアフィリエイトに参入して5年以上記事作成をしてきましたが、半年前に書いた記事を読み返すと恥ずかしくて目も当てられないと思うことがあります。
恥ずかしい記事を放置するのは気分的によくないので削除してしまうこともありますが、ブラッシュアップをして手直しをすることのほうが多いです。
ビジネススキルが伸びるときは「恥ずかしい思いをしたとき」でしょう。「恥ずかし(エラー)」を潰しながらスキルは磨いていくしかないです。
情報発信ビジネス初心者ブロガーもまったく同様で、トライアンドエラーでブラッシュアップしかありません。
トライアンドエラーは長期継続が大前提です。1週間前に書いた記事を修正してもスキル差がほとんどないためやる意味がありません。最低でも数ヶ月単位時間を空ける必要があります。
過去に書いた記事を現在の実力で修正(リライト)するので継続していないとできません。
「自分の過去のツイートを読み返し、今の自分ならこう書くのになあという差分を考える」ことは超オススメ。
過去のツイートを見て「最高だ!」と思えたのなら、今の自分は過去からあまり成長していないのかもしれないし、もしかすると、そのツイートは自分にとっての完成系だったのかもしれない。
— 松尾 茂起(ウェブライダー/Betters) (@seokyoto) February 5, 2020
WordPressテンプレート賢威の販売者で有名な松尾茂起さんもこのようにツイートされていました。これはツイートの話ですがブログ記事も同様です。
情報発信ビジネス継続に終わりはありません。情報というビジ更新されるモノを商売道具にするなら引退しない限り継続更新から逃れられないつもりでやりましょう。
ブログのブラッシュアップについては下記の記事で詳しく紹介していますので参考にしてみてください。

まとめ
情報発信ビジネス初心者ブロガーの75%は半年待たずブログ更新を放棄してしまいます。
稼げているならブログ更新を投げ出したりしないでしょう。稼ぐスタートラインに立つ前にブログ更新に見切りを付けているのです。
ブログを使った情報発信ビジネスで成功するためには最低ラインとし半年以上継続更新している25%に入らないといけません。継続更新するだけで成功確率がグンと上がるのです。
しかし、途中で投げ出してしまう75%の人もさまざまな葛藤の末、挫折の道を選んでいるのは間違いないでしょう。情報発信ブロガーとして成功するためには待ち受ける挫折の罠(誘惑)に陥らないようにする必要があります。
副業が解禁されてしばらく経過しましたが、まだまだ社会的理解は得られておらず嫌みをいわれながらの作業となるでしょう。
ブログ運営は会社を育ているのと同じで時間がかかることです。社会的信用・信頼構築することは容易くありません。インターネット上はデマ情報も多いので腰を据えた運営をしないと信頼は得られないです。
ブログをしっかりと育てていけば社会的信用・信頼が構築されて仕事が舞い込んでくるようになります。報酬も発生するようになるでしょう。
情報発信ビジネスは事業経営です。あなたが経営者となって事業展開していく事と変わりません。事業経営を軌道に乗せるには時間がかかりますし、運営スキルも必要になってきます。
最初から天才的なスキルを持っている人はいません。練習で失敗を出し切って成功するのです。自分を信じて継続していれば成功に近づいていくので、周囲の誘惑に負けず自分の信じた道を突き進んでください。