情報発信ビジネスで【無料ブログの利用は非推奨】5つのデメリット・リスク解説

情報発信・ブログ運営ノウハウ

オイスイ(追水卓)です。この記事では情報発信ビジネスで無料ブログの利用は非推奨と題して5つのデメリットについて紹介します。

僕オイスイは情報発信ビジネスをブログを使い実践することをオススメしています。

ブログはSNSと違い記事が資産として積み上げることができ最終的に不労所得の足がかりとなっていく可能性があるからです。

SNSはリアルタイム性を追求していくため資産として積み上げにくいデメリットがありますがブログはリアルタイム性に弱い代わりに資産として積み上げができます。

情報発信ビジネスは資産になるかどうかがポイントになりますので資産となりやすいブログを使った情報発信ビジネスをオススメしているわけです。

ただ、ブログをCMSとして使い情報発信するとしても2つの選択肢があります。

  • 有料WordPressブログ利用(ドメインとサーバーを有料契約)
  • 無料ブログレンタルサービス利用

2023年現在、無料ブログを情報発信ビジネスのメディアとして使うことは非推奨です。

無料ブログは完全無料で使えるため初心者・未経験者にとってはメリットの恩恵を受けやすいですが、初心者を脱して本格的に情報発信する段階になったとき無料ブログでは不満や後悔が出てくることになります。

初心者・未経験者が文章を書く練習と割り切って使うなら問題ありませんが長期ブログ運営の視点で考えるとデメリットのほうが大きくなるのでオススメしません。

本格的に情報発信ブログ運営をしていくなら有料WordPressブログ利用がオススメです。
この記事では無料ブログを情報発信ビジネスのメディアとして使うことの5つのデメリットを紹介します。

無料ブログは商用利用に対して厳しいことが多い【デメリット1】

情報発信ビジネスで無料ブログ利用を非推奨としている最大の理由は「商用利用に厳しいことが多い」ということです。

アフィリエイトリンクを入れた記事を投稿すると商用利用とされて警告されることがあります。

僕がネットビジネスに参入した2012年当時は無料ブログを量産して稼ぐアフィリエイト手法が流行っていました。

さらに無料ブログから被リンクするとメインサイトが上位表示しやすいと理由からペラサイトアフィリエイトのブラックハットSEO対策にも使われていました。

無料ブログはアフィリエイト実践において有料WordPressブログよりも有利に稼げる時代があったためアフィリエイト目的のブログが乱立することになったのです。

資産となる運用が健全なブログ運営、削除リスクは排除したい

これは僕のブログやメルマガでも常々いっていることですがブログは資産となるように記事を追加する運用が望ましいといえます。

無料ブログサービス提供業者も資産構築的な使い方を望んでおり「資産となる運用が健全」と考えているので無料ブログを量産されることを望んでいません。

飲食店や美容サロンが無料ブログを使いイベントやキャンペーンなど告知していることがあるため商用利用を全面的にNGとしていません。

無料ブログサービス提供業者も健全な運営として見逃しているところもあるでしょう。

しかし、ネットビジネス実践者の無料ブログ利用はアフィリエイト目的やブラックハットSEO対策を実践するためのブログ量産利用のほうが圧倒的に多いのが実態です。

無料ブログの量産はサービス提供業者からしたらスパム行為以外のなにものでもありません。

一度警告を受けると次で紹介するブログ削除のリスクが高まります。

精神的不安を軽減できるならお金を払ってでも有料運営

相当気をつかったブログ運営を強いられることになることでしょう。

自由に情報発信していくことに制限が強制的にかけられるため精神的負担も増えることになります。

無料ブログサービス提供業者は商用利用を好意的に受け止めていません。

有料WordPressブログでは商用利用に制限のないため余計な心配をせず情報発信できるため強くオススメしているのです。

無料ブログは予告なく突然削除される(凍結される)と復旧不可能【デメリット2】

無料ブログは突然削除される(凍結される)デメリットがあることも気をつけないといけません。

突然削除された場合は復旧不可能(相手にされない)ことが多いため作成した記事が全部水の泡となります。

先ほども触れたブラックハットSEO対策を実践していた時期がありました。

そのときにブラックハットSEO対策目的で作った多数のブログが削除された経験があります。

ログインしようとしたら「アカウントが凍結されています」と出たことが何度もあるわけです^^;

ブラックハットSEO対策に利用され規制が強化された過去

先ほども触れたようにブログの量産は無料ブログサービス提供業者からしたらスパム行為以外のなにものでもありません。

スパム行為を野放しにすると「あそこのブログはスパムが多い」と悪評が広まり評判を落とすことになります。

健全にブログ運営をしているユーザーにとっても迷惑がかかるためスパム行為に対してしかるべき措置をとるわけです。

多くの場合は予告なくブログ削除やアカウントの凍結となります。

無料ブログは無料で利用できるますがサービス提供業者側では維持コストがかかっています。

利用者が増えれば当然ながらサーバーを増強しないといけません。

健全なブロガーが増えてサーバーを増強するならブログサービス提供業者も本望ですがネットビジネスのスパム的量産によってのサーバー増強は無駄でしかないわけです。
これも一発削除となる理由のひとつ。
アフィリエイト実践者を中心に無料ブログの量産が広まりました。

ブログ削除はプログラムによる自動判断なので対策が難しい

無料ブログの量産にはパターンがありプログラム(AI)による自動削除が可能になっています。

プログラムを使い自動削除しているわけではないため予告なく削除されるのです。
プログラム(AI)がスパム判定をしているので相手にされなくて当然といえます。

予告なく削除する事例が圧倒的に多いため復旧依頼を出したとしても相手にされません。

情報発信ビジネスにおいて積み上げてきた記事がすべて水の泡になることは絶対に避けないといけないことです。

無料ブログでは予告なく突然削除される(凍結される)と復旧ができないデメリットがあると覚えておいてください。

無料ブログはサービス終了するリスクもある【デメリット3】

無料ブログで健全な運用をしていれば問題ないともいえません。

無料ブログはサービス終了するリスクもあるからです。

2019年12月15日をもってYahoo!ブログがサービスを終了しました。

Yahoo!ブログは利用者を多数抱える無料ブログ最大手です。

無料ブログ最大手であってもサービス終了することがある時代となりました。

サービス終了は突然くるわけではなく事前告知があります。

他のブログに引っ越しできる猶予期間を設けて実施されるため対処方法を考える時間は十分あります。

しかし、引っ越しするとサービス終了前の状態を完全維持できない点にご注意ください。
一番大きな影響となるのはアクセス数の減少でしょう。
他のブログに引っ越せばドメイン(URL)が変更になります。

サービス終了後の引っ越し作業も手間がかかる

他者の運営するブログからリンクをもらっていた場合はURLが変わるので無効となってしまいます。

リンクをもらっているブロガー全員にURLが変更される通知をしなければいけません。

有料WordPressブログであればリダイレクト機能を使うことで旧URLにアクセスがあったとしても新URLで自動遷移させることが可能です。

ですが無料ブログは無料ブログサービス提供業者が保有するドメインを間借りしているのでリダイレクト機能(転送機能)は使えません。

有名ブロガーからリンクをもらった場合はブロガーのブログリンクからのアクセスが増えます。

ブログを引っ越すとURLが変更になるため変更してもらわないとリンクは無効となるわけです。

結果としてアクセスが減る原因になります。

引っ越しはコピーコンテンツ扱いになるリスクあり

もし運営するブログへのアクセスがGoogle検索に依存していた場合もアクセス数減少になります。

旧ブログから新ブログに引っ越しをすると新旧両方のブログ記事が共存することになります。

Google検索アルゴリズム(プログラム)では古いほうをオリジナルとして新しいほうが類似していると盗作・コピーコンテンツと判断するのです。

運営者が同一かどうかはGoogle検索アルゴリズムで判断することができません。

よって先ほども紹介したようにリダイレクトを使って「引っ越しした」とGoogleに通知する必要があるのすが、

無料ブログではリダイレクトができないため盗作・コピーコンテンツと判断される危険性が高いのです。

「旧ブログを削除したら解決するのでは?」と考えるかもしれませんがそれもすぐに反映されるわけではありません。

Googleはキャッシュというウェブサイトデータを自社のサーバーに蓄積しています。

旧ブログのキャッシュが削除されてから新ブログがキャッシュされれば問題ありません。

リダイレクトを使い引っ越ししたことを通知したらできます。
しかし、無料ブログの引っ越しではリダイレクトが使えないため旧ブログを削除してすぐにキャッシュも削除されるとは限らないのです。

新旧のキャッシュがGoogleサーバー内部で共存すると盗作・コピーコンテンツと判断されペナルティを受けるリスクが出てきます。

盗作・コピーコンテンツと判断されると検索結果の順位を落とされるか表示されなくなるためアクセスが減ることになります。

無料ブログであっても健全な運用をしていれば削除されるリスクは減らせるのは事実ですがサービス終了となったときにアクセスが激減する可能性があります。

有料WordPressブログのようにリダイレクトが使えないため引っ越ししたあとアクセス減少は避けられないでしょう。

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無料ブログは広告が強制表示される【デメリット4】

無料ブログは広告表示を必須としていることも多いです。

無料ブログは利用者が無料で利用できるだけであって無料ブログサービス提供業者にはしっかりとコストがかかっています。

このコストを補っているのが運営業者の用意している広告です。

無料ブログ運営業者は広告を掲載することで収益を得ているので利用者は無料で使うことがでる仕組みとなっていますから広告を非表示にすることはできません。

もし非表示にする場合は相応の有料料金を払っての運営となるでしょう。
そうなると有料WordPressブログよりも維持コストが高くなるのでおすすめできませんが…

業者の広告と自分のアフィリエイト広告が競合する

情報発信ビジネスをしていくうえでもっとも収益化しやすい方法はアフィリエイト広告利用となります。

無料ブログでは広告の掲載が必須とされているためブログサービス提供業者の広告とあなたの掲載する広告が共存することになるでしょう。

アフィリエイト初心者がよくやる間違いなのですが広告をペタペタ貼りまくれば稼げると考えて無関係な広告を手当たり次第掲載しているブログがあります。

アフィリエイトでは狙い撃ちをする稼ぎ方が正しく、手当たり次第掲載しては逆効果です。

不要な広告は撤去して必要な箇所に必要な広告のみを掲載するのが正しいやり方になります。

「無料ブログは広告が強制表示される」デメリットはあなたが本来得るはずの広告収益の機会損失となる可能性もあるのです。

無料ブログサービス提供業者が健全な運用を本望としているのは広告収入を期待しているため。

健全なブログ運営をしていれば自然とアクセスは増えて広告効果も高まります。

しかし、アフィリエイト目的やブラックハットSEO対策のブログ量産ではアクセスは期待できず広告効果も期待できずサーバーを圧迫するだけの存在となります。

本来であれば有料で提供するところを広告を掲載することで広告料で利用料を相殺することができるため無料で使うことができる仕組みですから、無料ブログの多くはブログ自体を無料提供する代わりに広告表示を必須としているのです。

情報発信ビジネスをする理由はお金を稼ぐためだと思います。

無料ブログサービス提供業者の広告が表示されるのは痛いデメリットです。

有料WordPressブログは業者の広告はでません。
情報発信ビジネスメディアとして広告が強制表示される無料ブログは向いていないのです。

無料ブログはカスタマイズ性が低い【デメリット5】

無料ブログはカスタマイズ性が低い問題点もあります。

最初のうちは操作に慣れていないこともあって気にならないかもしれませんが、ブログ運営になれてくると「デザインにこだわりたい」など情報発信以外にもやりたいことが増えてくるはずです。

有料WordPressブログはカスタマイズ性に優れているのでやりたいことが実現させやすいですが無料ブログでは不満が出てくることになるでしょう。

無料ブログから有料WordPressブログへ引っ越す人が多いのも長期運営しているとカスタマイズ性の低さに不満が出てくるからです。

無料ブログは超初心者向けのサービス

無料ブログは超初心者向けのサービスとお考えください。

手軽に使えることを追求しているため上級者のようなカスタマイズしての利用を考えていません。
カスタマイズしたいなら「自分で知識を付けてやってください」のスタイルです。

僕は初心者であってもお金を払ってでも有料WordPressブログの運営をおすすめしていますが扱いやすさで考えたら無料ブログのほうが上なのは間違いありません。

無料ブログは初心者の利用を前提に作られているので直感的な操作でいろいろできて手軽なのは事実です。

ただ、ブログ運営が長くなり徐々に慣れてくると当然ながらこだわりが出てくることになるでしょう。

無料ブログは直感的に操作できることが売りなため機能が相当制限されており自由度は低いです。

つまり中級者や上級者にとっては扱いにくいブログサービスとなります。

有料WordPressブログならプラグインで手軽に機能追加(最初から有料おすすめ)

有料WordPressはカスタマイズ性に優れるブログサービスです。

それはプログラムコーディングすることでデザインや機能を自由に追加したりできるからになります。

ただ、そうなると「プログラムのコーディングができるスキルを要求されるのでは?」という疑問が出てくることになりますよね?

ご安心ください。

有料WordPressブログであれば有料無料さまざまなデザインテーマ(テンプレート)があり自由に見た目を変更することが可能です。

さらにプラグインを使えば難しいコーディングを使わず自由に機能を追加することも可能です。

出典:https://kinsta.com/jp/wordpress-market-share/

WordPressブログは世界シェア40%以上ありますのでユーザーが作成したテンプレートやプラグインが豊富に存在します。

難しいプログラミングの知識がなくても有料WordPressブログの運営はできますので心配は不要です!

情報発信ビジネスで無料ブログを利用するメリットはある?

個人的には無料ブログの利用した情報発信をおすすめしていません。

ですが無料ブログにも利用するメリットがあるのは事実です。
デメリットばかり紹介しても不公平になりそうなのでメリットについて紹介しておきましょう。

無料ブログを利用する最大のメリットは「無料で使えること」です。

有料WordPressは安価に維持できるとはいえ年間2万円くらいのコストがかかるので人によっては大きな負担となるでしょう。

ましてや稼げるかどうかわからない未経験者・初心者にとって得体の知れない場所に毎年2万円も払うのは気が重いはず。

それにブログ運営経験がないと「記事を本当に書き続けることができるのか?」といった不安が出てきて2万円が無駄になる心配もあるでしょう。

無料ブログはそういった不安を持たず1円のコストもかけることもなく所有できて記事を書けるのが最大の特徴。

よって記事作成の練習として使うにはもってこいのサービスです。

ここまで触れてきたように長期利用にはリスクがあり向きませんが、短期的に練習の場として利用するのはありでしょう。

その他の無料ブログメリットは下記の記事にて紹介していますのでご覧になってください。

無料ブログは情報発信ビジネスに向いてない、オススメできない(最後に)

情報発信ビジネスで無料ブログを非推奨としている理由は次の5つのデメリットがあるためです。

  • 無料ブログは商用利用に対して厳しいことが多い【デメリット1】
  • 無料ブログは予告なく突然削除される(凍結される)と復旧不可能【デメリット2】
  • 無料ブログはサービス終了するリスクもある【デメリット3】
  • 無料ブログは広告が強制表示される【デメリット4】
  • 無料ブログはカスタマイズ性が低い【デメリット5】

無料ブログは無料で利用できるため情報発信ビジネスをはじめて実践する人にとっては魅力的なサービスにみえるかもしれません。

僕もアフィリエイト実践初期の頃は無料ブログを使っていました。

当時はいまほどアフィリエイト実践者が多くなかったこともあって無料ブログは緩い感じがありましたが、2023年現在はちょっとでも商用利用が疑われると予告なく削除されてしまうことが珍しくありません。

情報発信ビジネスは資産構築同様に積み上げていくことが前提です。

削除されて水の泡になるリスクのあるメディアを使っての実践はオススメできません。

これは無料ブログに限らずSNSも同様。

文章作成の練習と割り切って使うなら無料ブログでも問題ないですが

長期ブログ運営の視点で考えると商用利用に接触して削除されるリスクがあるのは問題です。

Yahoo!ブログのように大手であってもサービス終了することもあります。

積み上げてきた努力が水の泡と化してしまうリスクが無料ブログには多いため文章作成の練習に留めるのがベター。

「情報発信ビジネスを本格的にやっていく」と決断したら有料WordPressブログで再スタートすることを強くオススメします。

無料には無料なりのリスクがあります。
それを理解したうえで使うならよいですが、「お金を払いたくないから」という理由ならやめたほうがよいです。

失ったお金は取り戻せますが、過ぎ去った時間は取り戻せません。
週末起業のようにスキマ時間を有効活用しての実践なら水の泡になることは絶対避けるべきこと。

「万が一の保険」と考えて優良WordPressブログで運用すべきです。

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