権利収入に安全性はあるか?仕組みを知れば怪しい詐欺に誘われても騙されない![詐欺を見抜く]

詐欺を見抜く基礎知識・予備知識

オイスイ(追水卓)です。
今回は権利収入に安全性があるかどうかについてお伝えしていく内容になります。

僕はネットを使った稼ぎ方の検証を
これまで500件以上やってきていますが
なかには権利収入をうたう案件も
いくつかみかけました。

また、Google検索でも権利収入に
興味を持って情報収集をしている人も
たくさんいるようです。

僕のブログにも定期的に
情報を求めてやってくる人がいますね。

まだ権利収入について解説している記事を用意していなかったので、今回作成することにしました。

権利収入で稼ぐという話は
フィッシング詐欺も多く騙されている人も
それなりにいるのも現状。

権利収入とはいったいどんなものなのか?

安全性のある稼ぎ方なのか
仕組みなども含めて解説していきます。

権利収入とは?仕組みを解説

まず権利収入とはなんぞやという話から。

権利収入とは会社員の給料とは対比する稼ぎ方といってもよいでしょう。

会社員をしていると労働時間に対して
時給が設定されており
就労規則通り仕事をすれば
それに見合った対価が払われます。

権利収入とはこれとは逆で
不労所得に分類されるもの。

働いた時間に関係なくお金が支払われ
なかばほったらかしでも稼ぐことが
できるようになる状況です。

一番わかりやすい事例はミュージシャンの著作権。

店舗などでBGMを流す場合は
他者の作った音楽を流すとなれば
使用料を支払う決まりになっています。

この権利を管理しているのが
なにかと話題になる
JASRAC(日本音楽著作権協会)ですね。

BGMを流しているにもかかわらず
日本音楽著作権協会(JASRAC)に
使用料を払っていない業者が指摘され
ニュースになったりします。

逆にミュージシャン側もちゃんと権利者に支払がされていないと訴えられたりしていたり…

権利収入で成り立っている業種の
代表例ともいえるのがJASRACです。

また、作家の印税や特許も権利収入に該当するものです。

これらも働かずお金が入ってくる
不労所得の仕組みの一部になります。

あなたがiPhoneを使っているなら
充電するときに使う
ライトニング端子はご存知でしょう。

ライトニング端子はApple社が
開発した独自の端子です。

このライトニング端子は特許があり
ライトニング端子を搭載する商品を
販売するときは使用料を払わないといけません。

ライトニング端子を搭載したケーブルなど販売するとときはAppleに使用料を払っているのです。

実際にライトニング端子を搭載している
スマートフォン向けのケーブルは他の
ケーブルより値段が高めになっているのは
この使用料の上乗せされているため。

他にもパソコンやテレビに搭載されている
映像出力に使うHDMI端子も権利料があります。

HDMI端子を搭載するケーブルや
モニターやテレビを製造販売するには
使用料を払う必要があるのです。

これらは企業レベルの話ですが
もちろん一般人にも権利収入はあります。

それは不動産投資・運用(大家さん)。

僕の家では余っている土地があるので
そこを駐車場として整備して貸しており
毎月駐車料金の不労所得があったりします。

こういった具合に労働することなく「使用料」を受け取る仕組みを整えて不労所得を実現するのが権利収入です。

権利収入のメリット

権利収入のメリットは
先ほどから説明しているように
働かなくても収入が入ってくること。

権利収入を得ることができれば
働かなくても自由なライフスタイルが
得られるということでしょう。

なにせ働かなくてもお金が手に入りますからね。
極論をいえば年金の前払いみたいなもの。

働かず収入を得られるので
正社員として働くよりも安定的な
収入を実現することができるでしょう。

労働して収入を得るとなると
危惧するのが労災です。

事故に遭ったり病気になったりして
しばらく働けなくなってたときに
収入が下がるかゼロになりますよね。

労働収入というのは
働かないと稼げないので
逆に働かなければどんどん減ります。

最近は親の介護を理由に
退職を余儀なくされるみたいな話もあり
正社員だから大丈夫という状況でも
なくなってきました。

それに今後またコロナ騒動
みたいなことがあれば
倒産する企業も出てくるでしょう。

いつリストラされてもおかしくない
社会状況にありますので
権利収入を得る仕組みを整えておくことは
いまや必須といっても過言ではありません。

日本では怪しい世界と敬遠されていた金融投資(資産運用)が、現在かつてない盛り上がりをみせているのもその表れでしょう。

権利収入のデメリット

そんな魅力たっぷりの権利収入ですが
当然ながらデメリットもあります。

デメリットは権利収入を
得るのがきわめて難しいこと。

権利収入を得るというのはもの凄くハードルの高いことを頭に入れておいてください。
「簡単に実現できる」とうたう権利収入は全部詐欺案件です。

まず先ほどの仕組みでも紹介したように
「使用料」というのは主に企業や団体など
組織が保有している権利であり
個人で持つのはなかなか大変です。

個人でできる権利収入といったら
不動産投資くらいでしょうか。

ただ、この不動産投資は
最低でも100万円は必要になってくるので
誰でもできるものではありません。

このように権利収入を実現するというのは決して楽な道ではないのですね。

それに今の時代は
「働かないでお金が欲しい」と思ってい
る人は少なくありません。

これまで金融投資(資産運用)に
まったく興味を持たなかった人たちが
一斉にこういった権利収入に注目
している状況にあります。

ビジネスもそうなのですが
お金というのは需要と供給のバランスで
成り立っているわけです。

日本円ですと日本政府が流通量を
コントロールしているので上限は
決まっています。

その決まった上限のなかで
やりくりをすることになるわけです。

それで「需要>供給」という状況で
需要に対して供給が圧倒的に足りない場合
供給する側が受領をかすめ取っていけるので
大きく儲かります。

逆に「供給>需要」と
供給過多状態になったら
需要が分散してしまうので
一人当たりの取り分が少なくなるのです。

この状況に陥っているのが
YouTuberでしょうか。

YouTuberは動画を作って
公開する必要があるので
労働していることは事実ですが

動画を公開したあとは
動画が視聴されればほったらかしでも
収入が発生します。

YouTuberの働き方も
権利収入(不労所得)に近いのですね。

一昔前までは動画による情報発信を
している人が少なかったこともあり
一部のYouTuberが受領を独占して
一人勝ちな状況にありました。

本格的なYouTuberとして
活動するとなれば高性能なカメラを
用意するなど初期投資は膨大。

参入ハードルが非常に高い
世界となっていました。

しかし、スマートフォンの性能が向上してきたことで素人でも手軽に高画質な動画撮影ができ誰でもYouTuberになれるようになったのです。
そしてVlogのが流行るようになりYouTuberは一気に飽和状態へ…

YouTuberが増えたことで
これまで独占していた大物YouTuberたちの
取り分がどんどん減ることになりました。

全盛期の10分の1まで落ち込んだという情報もありますよね。
動画を作って公開すればほったらかしでも収入が入りますから、不労所得を得たい人が殺到するでしょう。

過去最高の競争状態にあるといっても
過言ではないでしょう。

権利収入を実現するというのは
決して楽な道ではありません。

「すぐにお金が欲しい」という人であれば
こういった権利収入を目指すよりも
アルバイトなどの労働収入を得た方がマシと
思えるはず。

それくらい権利収入を実現するというのはハードルの高い世界なのです。

関連記事

権利収入には怪しい詐欺の誘いが多いので要注意

日本では終身雇用に価値観から
会社に尽くす働き方をするのが
美徳とされていました。

実際に高度経済成長期であれば
エスカレータ式に出世して
収入が増えていったので
会社に尽くせば生活は保障されていたと
いってもよいでしょう。

しかし、今の日本はどうか?

日本政府は副業を推奨していますし「貯蓄から投資へ」と金融投資(資産運用)も積極的にするよう呼びかけている状況。

もはや終身雇用なんてものはありません。

日本政府の方針に足並みを揃えて
大企業を中心に副業などして
自分で稼ぐことを推奨している状況。

勝ち組の大企業ですら従業員を
定年まで面倒みることができるか
怪しいとしているのです。

日本にある企業の99%が
従業員300人以下の
中小零細企業とされています。

勝ち組の大企業ですら
足元がグラグラなのに
中小零細企業が安泰なんてことは
よっぽどのことがない限り無理でしょう。

そんな社会状況もあって自分でお金を稼ぐことに前向きな人がどんどん増えている状況。

とはいえ自分でお金を稼ぐといっても
本業とのかねあいがありますから
アルバイトやパートに出ようにも
思うようにできないという人も少なくありません。

実際に僕のところにも
「時間がないので…」という相談が
よく寄せられます。

それで多くの人が働かず稼げる
権利収入を求めて情報収集をしている
様子がみられます。

自分でお金を稼ぐことに
前向きなのはとてもよいことですが、

「権利収入」を追い求めると
怪しい詐欺の誘いに捕まる恐れが
あることも忘れてはいけません。

ここ最近は毎週のように詐欺集団の逮捕がありますよね。

こういった案件は
「金利○○%お金を預けておけば
どんどん儲かる」みたいな権利収入を
装った触れ込み
で誘ってきます。

それを信じてお金を預けてしまったら最後。

たいてい口座のお金を持ち逃げされるわけです。

ですから、権利収入をうたう案件をみかけたときはしっかりとした運営母体がやっているかなど調べたうえで慎重に判断することが大切。

ここでは僕が過去に検証して
胡散臭い儲け話と判断して非推奨にした
権利収入案件の事例を紹介しましょう。

篠原一【PROJECT ANGEL(プロジェクト・エンジェル)】権利収入システム

篠原一【PROJECT ANGEL(プロジェクト・エンジェル)】権利収入システム

篠原一さんのPROJECT ANGELは
権利収入をうたう案件でした。

仕組みとしてはアフィリエイトを
使ったものです。

アフィリエイトについては
下記の記事をご覧になってください。

インターネット上にブログがあり
そのブログがアフィリエイト報酬を
得ているとしていました。

その不労所得を実現している
ブログを譲渡して稼ぐという
内容だったわけですね。

それで無料体験に参加して
実際にブログをみてみたのですが
とても稼げているとは思えませんでした。

僕自身もアフィリエイトをやっている身なので稼げているかどうかはみればなんとなく想像がつきます。
僕の見た限りではやってはいけないNGを平然とやっており、稼げているとは思えなかったのです。

それで実践している人の口コミや
実績情報を探してみたのですが
情報はまったくなし。

非推奨案件としました。

篠原一さんのPROJECT ANGELは
無料体験が終了すると正規会員に
なる必要があります。

ここで手数料の請求があるので
おそらくそれが狙いでしょうね。

バンクプラス(BANK+)

権利収入ナビ【バンクプラス(BANK+)】案件

バンクプラス(BANK+)という案件も
権利収入をうたって募集している案件でした。

この案件なのですが、権利収入を標榜したFX案件だったわけです。

金融投資にはテクニカル分析といって
過去の傾向から将来を予測して売買をする
テクニックがあります。

その分析を自動でやってくれて
売買までしてくれる自動売買ツールを
使った稼ぎ方がネット上では流行って
いる状況にあります。

この自動売買ツールを使えば
ほったらかしで売買が進むので
不労所得状態になります。

まさに権利収入的な稼ぎ方が
できるのは間違いありません。

ですがあくまでほったらかしで稼げるというだけであって、本当の意味での権利収入ではないです。

僕としてはバンクプラス(BANK+)は
知識のない人をミスリードしている
感じが否めませんでしたね。

それでバンクプラス(BANK+)に
参加して稼げている人がいるか
調べていたのですが
情報はまったくありません。

バンクプラス(BANK+)も
実態のない儲け話のひとつかなと考え
非推奨にしてます。

THIRD-PG【BIG DOG(ビッグドッグ)】権利収入案件

BIG DOG(ビッグドッグ)という案件も
権利収入をうたって募集している案件でした。

これは完全なダミー案件です。

BIG DOG(ビッグドッグ)から
権利収入についての説明がまったくなく
他の儲け話誘導されるだけで終わりました。

おそらくオプトインアフィリエイト
報酬獲得が目的ではないかと。

オプトインアフィリエイトとは
他の案件に誘導して登録させることに
成功したら誘導元に紹介料が支払われる
という稼ぎ方です。

オプトイン関連では誇大広告をして
募集をして登録誘導することが
日常茶飯事なので、

BIG DOG(ビッグドッグ)もそのうちの
ひとつではないかと。

オプトインアフィリエイト報酬獲得が目的の
案件はフィッシング詐欺案件に誘導することも
多いので僕は注意喚起しています。

安易に登録すると篠原一さんのPROJECT ANGELみたいな案件に誘導されていきお金を取られることになりますので注意が必要です。

関連記事

誘われてたとしても話に乗らないように(最後に)

このように権利収入には
胡散臭いものも少なくありません。

とくにいまは金融投資(資産運用)に多くの人が注目しているのでかつてないほど詐欺も横行しています。
その多くは「預けておくだけで月利○○%」みたいな権利収入を装っている案件。

ニュースをご覧になれば
いかにはびこっているかが
おわかりになるでしょう。

「ラクに稼げる」とうたう案件は
ほんとうにろくなものがありません。

もちろん権利収入自体は
安全性がありますし
しっかりと機能しているのは事実です。

印税とか著作権料とか特許料など
歴史があり仕組みも完全にできあがっている
権利収入もあります。

個人ですと不動産投資や
株式の配当金も権利収入です。

もっと身近な例では銀行利息も
権利収入といえるでしょう。

権利収入自体は安全性があります。
ですが、この権利収入を標榜した詐欺案件が増えているのも事実。

とくに誘われた場合は
疑ってかかったほうが

よいでしょう。

もし本当に儲かる話なら他人に教えず自分でこっそりやるはず。
裏があるとしかいえないでしょう。

オイシイ話というのは
向こうからやってくることはありません。

もし儲け話の誘いを受けたら
十中八九詐欺とみて間違いないです。

権利収入の仕組みは存在して
安全性はあるが実現するのは難しい…

権利収入をうたって誘ってくる案件はフィッシング詐欺の疑いが強い…

不動産投資など個人でもできる
権利収入はお金のハードルが高い…

ここまでの話をきくと
「権利収入で稼ぐのは諦めた方が
よいのでは?」となりますよね。

こういった本当の意味での
権利収入を実現するのは
個人ではハードルが高いといえます。

個人でも実現できるハードル低めな不労所得的稼ぎ方

ですが、権利収入的(不労所得的)な
稼ぎ方を実現する方法は存在します。

篠原一さんのPROJECT ANGELで
触れたアフィリエイトを使った稼ぎ方なら
権利収入的な稼ぎ方は実現可能です。

篠原一さんのPROJECT ANGELでは
譲渡されるブログが稼げているとは思えず
非推奨にしましたが、

インターネット上にはしっかりと
ブログ構築をして稼ぐ仕組みを作り
不労所得を得ている人がたくさんいます。

しかもそのほったらかしでも稼げる仕組みは週末起業のように土日を中心にスキマ時間を使った作業でも実現可能。

もし興味があれば上記の記事を
ご覧になってみてください。

どういったことをすれば
権利収入的な稼ぎ方を
個人でも実現できるかが
なんとなくみえてくるはずです。

下積みの3年は死ぬ気で働きましょう

ここから先は余談的なことになりますが
権利収入を目指すなら
3年は死ぬ気で働きましょう。

権利収入を世に広めた
「金持ち父さん 貧乏父さん」の著者である
ロバート・キヨサキも最初から権利収入で
生活できていたわけではありません。

死ぬ気で働いてお金を貯めて
その貯めたお金を不動産などに
投資したことで権利収入だけで
生活できる状況にしたのです。

将来、楽をしたいなら
今は楽をしないようにする
ことが必要になります。

今ラクをするとか
将来ラクをするかのどちらかです。

「今もラクして将来のラクして」といった都合のよい話はありません。
そんな話に誘われたら詐欺を疑いましょう。

僕も今ではインターネット上に
稼ぐ仕組みを構築して
働かないでも収入が入るように
なっています。

ですが、この仕組みを構築するまで
「死ぬ気で働いた過去」があるのです。

自分で言うのもなんですが
過去にものすごい努力をしています。

今楽をすれば、将来苦労します。

将来楽をしたければ、「今」を頑張りましょう。

将来ラクをするため「今」頑張ろうとしているあなたへ。

ネット上に資産を構築して不労所得的な稼ぎ方を実現する方法について興味があれば、下記の記事も参考にしてみてください。

1日3時間程度で実践できるので、副業としても最適。

金融投資(資産運用)のように大金を失うリスクもありません。

タイトルとURLをコピーしました