オイスイ(追水卓)です。
この記事ではSNSはフォロワーの「質」ありきという内容でお伝えしようと思います。
僕はTwitterをビジネス目的で
使っているわけですが
最近はそれほどフォロワー数を
増やそうとはしていません。
それはかつて1万人フォロワーの
Twitterアカウントを運用していても
売上ゼロという泣くに泣けない結果に
なってしまったことがあるからです。
インターネット上や書籍などでは
短期間にフォロワーを増やすノウハウが
出まわっていますね。
それらをみると
「フォロワー数をたくさん
獲得しないといけない」
みたいな認識になるはずです。
ですが僕の経験からすると無闇矢鱈フォロワー数を増やしたところで意味がありません。
仮にそういったフォロワーを集めても
商品を購入してもらえず売上が立たない
という結果になるでしょう。
それでは苦労が水の泡となります。
たしかにフォロワー数が多いに
こしたことはありませんが
単純に多ければよいという話でもないです。
SNSで情報発信をして
ビジネスをするときは
フォロワーの質にフォーカスする
ことが欠かせません。
未経験者を中心に
「とにかくたくさん集めよう」と
考えて行動している人が多いので
一度立ち止まって考え直して欲しいと思い
記事を作成することにしました。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
SNSでフォロワー数を増やすことのメリット
この記事ではフォロワーについては質が重要であり無闇矢鱈人数を増やせばよいわけではないという内容をお伝えしますが、フォロワーを増やすことがまったく無意味ではないという話もしておかないといけません。
フォロワー数が多いことはメリットになる部分もあるからです。
よってフォロワー数を無闇に増やすことを
完全否定するつもりもないです。
まずはじめにフォロワー数を増やすことの
メリットについて触れてから、
本題の「質が重要」という内容にはいっていく
ことにします。
SNSでフォロワー数を増やすことの
メリットとなるのは大きくわけて2つ
情報を見てもらえる可能性が高い
フォロワー数を増やすことのメリットは
情報を閲覧してくれる人が増えることになります。
僕もTwitterを使っているので
ある程度利用者がどういった行動を
とっているかは把握しているつもりです。
あなたもTwitterなどSNSを使っているなら
なんとなく想像できると思います。
SNSアプリを立ち上げると
まずホーム画面が表示されることでしょう。
そしてそのホーム画面をスクロールして
なにかよい情報がないかチェックするはず。
スクロールして興味深い情報があれば
そのツイートをしているアカウントに
アクセスをして他の情報を探すと言った
行動をとることになるでしょう。
ちなみに僕はそういった使い方をしていますし、他の人も似たような感じになっているのではないでしょうか?
このようなSNSユーザーの
行動からもわかるように
基本的にSNSでの情報収集は
フォローしている人の内容が中心です。
つまりフォローしていない人の
情報はほとんど目に触れることが
ないことになります。
もしあるとするならば
関連情報を探すためにSNSに
搭載されている検索エンジンを使って
探したり
投稿にあるタグをタップして
表示された情報を順番にみていく
といった感じでしょうか。
※一般的に「タグる」といわれる行動
「タグる」までいけば
フォローしている人以外の情報にも
触れることになりますが
なかなかそこまで行く人はいません。
よっぽど情報がなく困ったときくらいになるでしょう。
ですがSNSで情報発信をする場合は
やはりフォローしてもらわないと
みてもらえる可能性が低くなります。
僕も過去にTwitterアカウントを
複数運営していました。
フォロワー数が1万人を超えるものから
数百人程度で終わっているものまで
さまざま運営してきたわけです。
そのなかでフォロワー数が多いアカウントは
閲覧数もそれなりにありました。
Twitterにはツイートアナリティクスという
簡易的なアクセス解析が搭載されており
ツイートの閲覧数と反応数が確認できます。
フォロワー数が多い方が
このアクセス数は多くなる傾向にあるので
間違いなく情報を閲覧してもらえる
チャンスは増えることになるでしょう。
フォロワー数が多いと情報を
目にしてくれる人が増えるという
メリットがあるのは事実です。
目を惹くアピールになる
フォロワー数が多いと目を惹く
アピールになることがあります。
たとえば芸能人が運営しているアカウントですとフォロワーが10万人とか膨大人数いたりしますよね。
まったく見ず知らずの人を発見したときにSNSユーザーは無意識にフォロワー数をチェックする行動をしていることでしょう。
フォロワー数というのは社会的に
どれだけ知名度があるのかという
指標にもなります。
フォロワーの人数が多いということは
それだけ社会に認知されて影響力を持ち
フォロワーを集めた可能性が高いです。
芸能人アカウントのフォロワーが
多いのもまさにそのため。
芸能人に限らず最近ですと
有名YouTuberみたいな
インフルエンサーもたくさんの
フォロワーを抱えている傾向に
ありますよね。
ですからフォロワー数が多いと初見さんに「この人は注目度が高いのだな」というアピールをしていくことができるわけですね。
フォロワー数が多いと
「なにか有益な情報を得られるかも」
といった理由からフォローしてくれる
可能性も出てきます。
フォロワー数が多いと自然と
フォローする人が集まりやすくなるので
宣伝効果的なものもあるといえるでしょう。
それを狙ってフォロワー数を
増やしておくことは効果的であるのは
間違いないことです。
闇雲に相互フォローのフォロワーを増やして商品が売れるか?
フォロワー数を増やすことの
メリットについて触れたところで
本題に入っていきます。
フォロワー数を増やすと
発信した情報を閲覧してくれる可能性が上がり
フォロワーを増やす追い風になることは
間違いないことでしょう。
それは間違いなくメリットです。
ただ、ここで思い出して欲しいのは情報発信をする目的。
たいていの場合はSNSで
マネタイズしてお金を稼ぐことが
目的となっていますよね?
少なくとも自分でお金を稼ぐ
方法について情報発信をしている
あなたは100%お金を稼ぐ目的で
情報発信をするつもりでしょう。
そうなるとフォロワーの「質」が非常に重要になってくるのです。
質の低いフォロワーを増やしたところで、商品が売れることはありません!
ブログやYouTubeによる情報発信であれば
Google AdSenseというアフィリエイト広告を
使うことが可能になります。
これは広告がクリックされたり
動画が視聴されたら報酬が入るという
仕組みの広告になります。
このGoogle AdSenseを使った
稼ぎ方はかつて僕もやっていました。
トレンドアフィリエイトを実践していた
ときに使っていた広告です。
このトレンドアフィリエイトは
爆発的なアクセスをブログに集めて
Google AdSense広告をクリックしてもらい
稼ぐという方法です。
はっきりいって「質より量」の
稼ぎ方だったのでとにかく
アクセスを集めることだけに
集中して実践することができる
手軽さがありました。
SNSですと無闇矢鱈にフォロワー数を
増やすことで稼げるみたいな手法だった
わけですね。
もしSNSでもGoogle AdSense広告の
ようなクリック課金型広告の仕組みが
あればフォロワー数を増やすことで
報酬が伸びて稼げるようになるでしょう。
ですがSNSにはそういった仕組みがありません。
そうなるとなにかしらの商品をセールスして売っていく必要が出てくるわけですね。
では「相互フォローアカウントを
増やして商品が売れるか?」という
話になってきます。
果たして売れるでしょうか?
1万フォロワーのTwitterアカウントを作ったが売上ゼロ円
僕がTwitterをマネタイズして
稼ごうとしていたときは
自動フォローツールを使って
実践していました。
この自動フォローツールを使えば
自動的にフォロワーを増やしていく
ことができるもの。
動かしておけば1ヶ月もすれば
フォロワー5,000人くらいは余裕で
集めることができたのですね。
ただ、このツールは使っているうちに
どういった仕組みになっているかが
わかってきました。
それは「相互フォロー希望」みたいな
アカウントを探し出してフォローをして
フォローバックをもらいフォロワーを
増やす仕組みになっていたのです。
ですからフォロワーをチェックすると相互フォロー希望のアカウントだらけとなっていたわけですね。
そしてこの自動フォローツールを
3ヶ月ほど運用したら1万人フォロワーの
アカウントを作ることができました。
僕が実践していたときは
Twitter全盛期だったこともあり
ユーザーは非常にたくさんいました。
それもあってフォロワーは最低1万人
なんていわれていた時代です。
フォロワーが1万人になった時点で
商品のセールスをするなどマネタイズを
するという流れが一般的でした。
それで僕は1万人フォロワーのいる
アカウントを作成することに成功して
アフィリエイト広告を使ったマネタイズを
スタートしました。
・・・・・・
結果は惨敗でしたね…
先ほども触れたように
Twitterにはアナリティクスという
簡易的なアクセス解析があります。
たしかに1万人フォロワーの
アカウントではこの閲覧数
(インプレッション)は増えましたが
その先がなかったのです。
Twitterのアナリティクス機能は
リンクを含めたツイートをすると
そこへ移動した人がどれくらいいるかも
チェックすることができます。
Twitterには
Google AdSense広告の
ようなクリック課金型の広告は
用意されていません。
そのためブログなどに誘導したうえで
そこで商品をセールスする必要があります。
Twitterのアナリティクスをチェックしてみても誘導できている人がほとんどいなかったのです。
つまり興味を示さずスルーされてしまったということ。
今考えると当然の結果でしょうね。
フォロワーとなっているアカウントは
単純に相互フォローをしたいだけの人。
別に僕の情報発信に興味を持って
フォロワーになったわけではありません。
つまりまったく興味のない人を
1万人も集めてしまったことになるのです。
ちなみに商品が売れないだけでなく
イイネもされなければリツイートもなし。
インプレッション数はタイムラインに
表示されれば増えるので
結果としてインプレッション数が
増えるだけに終わったことになります。
これで無闇にフォロワー数を
増やしても意味がないと知ることに
なりました。
最近ですとnote(配信サイト)で
「フォロワーを1ヶ月で1,000人にする方法」
といったノウハウが有料販売され
飛ぶように売れているようですね。
こういったノウハウを全部チェックした
わけではありませんのでなんともですが
なかには相互フォロー希望者をフォローして
いくといったものがあるのも確認しています。
たしかに1ヶ月で1000人のフォロワーを
作ることはできますが
そのアカウントを運用して稼げるようになるか
どうかは話は別です。
僕は1万人の相互フォロー目的の
アカウントを集めてまったく売上を
作ることができませんでした。
相互フォロー目的アカウントで
フォロワーを増やした場合は反応率が
低くなり数十人に1人しか
反応されないことも珍しくありません。
フォロワーの質も重要になってくるのです。
「厚利少売」という考え方
ビジネスには薄利多売と
その反対である厚利少売の
2種類があります。
薄利多売というのは
わかりすい例ですとダイソーですね。
最近は1000円を超える商品も
普通に扱われていますが
かつては100円オンリーの
価格で勝負をしていました。
矢野は「商品の数をたくさん仕入れるから。普通なら3割くらい利益をもらわないと運営ができないのですが、1円の利益でも100万円分売れれば1万円の利益になる。1円、2円の儲けでもやっていける仕組みになったのは、店の数が多いからです」と言う。
出典:安くても高品質!100均の王者・ダイソー~唯一無二の薄利多売ビジネス/読んで分かる「カンブリア宮殿」
https://mine.place/page/9c3dafa4-df27-4d9d-ab4b-23f1db22bfc6
ダイソーは日本では3,000店舗展開しており
海外を含めると全部で5,000店舗になると
されています。
これだけの店舗数があるので
仮に100円という激安価格で
商品を販売して利益が1円程度でも
販売量が稼げるので大きな売上を
作ることができるのです。
日本はデフレがずっと続いており
「安いが正義」みたいな風潮があります。
ダイソーもその流れを後押しした
ことは間違いないでしょう。
ただし、日本にある企業の9割以上は地域密着型の中小零細企業でダイソーみたいに店舗数が何千とあるような大手企業はほとんどないのです。
話題になる企業はほとんどが大手なので、日本の企業のほとんどは知名度のある大手と勘違いしそうですが、実際は従業員が300人もいない中小零細企業ばかり。
圧倒的に無名の企業が多いのです。
そんな全国にネットワークを持ち
幅を利かせている大手企業がいながら
地域密着型のビジネス展開する
中小零細企業が共存できるのか?
それは「厚利少売」という考え方に
基づいたビジネスをしているため。
大手企業は全国に
ネットワークを広げて
手広くやっています。
しかし、それだけ多くの
顧客を持っているので
アフターサポートを
きめ細かくやっていくことは
難しいわけです。
つい最近僕の部屋のエアコンが
故障しました。
このエアコンは大手家電量販店で
購入したこともあって修理依頼をしたら
2週間ほど待つことになったのです。
そのエアコンを買い換える前は
地元の電気店で購入しました。
以前のエアコンも壊れたのですが電話したら翌日には駆けつけて対応してくれましたね。
このように地域密着型のビジネス展開することは迅速なアフターサポートができるというメリットがあるのです。
たしかに大手量販店に比べたら
地元の電気店で購入するときは
値段が高くなります。
ですがアフターサポートの
迅速さという付加価値を考えたら
多少値段が高くてもそちらで
お願いするという選択肢が出るわけです。
エアコンが故障すると地獄をみますからね^^;
もし値段の高い商品を
売っていくことができるなら
利益も大きくなるので販売量は
少なくて済みます。
販売量が少なくて済むなら
大量の見込み客を集める必要も
なくなりますよね。
つまり商品を買ってくれそうな
質の高い見込み客(フォロワー)を
狙って集めることができれば
大量のフォロワーを獲得する必要は
なくなってくるわけです。
ネットビジネス未経験者を中心に
「大量のフォロワーを獲得しないと稼げない」
といった思い込みをしている人が
多いように感じます。
僕自身も最初はそう思っていました。
しかし、1万人フォロワーのアカウントを
作っても売上ゼロを経験して考えを改めました。
「厚利少売」という考え方に基づき
ほんとうに商品を購入してくれそうな
質の高い見込み客をフォロワーにしたら
無闇矢鱈増やす必要はないと。
ちなみにこの少ないアクセス数ながら
値段の高い商品を売って稼ぐ
「厚利少売」という考え方と相性がよいのは
僕がおすすめしている
アンリミテッドアフィリエイトという教材です。
この教材を学んで実践すれば
厚利少売のビジネスモデルを
自分で構築することができるでしょう
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質は量からしか生まれないではあるが(最後に)
SNSフォロワーを増やすことは
社会的影響力をアピールすることには
効果的なのは間違いありません。
フォロワーをみて「おもしろそう」と
興味本位でフォローしてくれる人が
出てくることも考えられます。
好循環を生む可能性があるのは
事実なのでフォロワーが多いに
こしたことはありません。
ですが本文中でも触れたように相互フォロー目的のアカウントをいくらフォロワーにしてもお金を稼ぐことには繋がらないでしょう。
なぜなら相互フォローすることが
目的となっており
あなたやあなたの発信する情報に
興味があるわけではないからです。
もしそのようなアカウントばかりが
フォロワーになっても売上はゼロ円の
ままという虚しい結果になるでしょう。
SNSは気軽に情報発信できるので
初心者でも扱いやすいですが
- フォロワーしか情報を見てくれない
- 相互フォロー目的のアカウントは反応がない
といったデメリットを把握しておかないと
空虚な情報発信で終わってしまいます。
もし商品をセールスして稼ぐ目的で
運営しているならまったく売れず
売上ゼロという虚しい結果になって
しまうかもしれません。
これはすべてのことに
共通していえるのですが
「質は量からしか生まれない」と
されています。
最初から質の高いものを
作ることはできません。
そのため失敗作を量産しながら
徐々に精度を高めていって
より高品質なものを作り出していく
プロセスが欠かせないのです。
SNSでフォロワーを集めることは
ビジネスにおける集客です。
そのためフォロワーを増やすことは
重要になりますがSNSフォロワーは
質ありきです。
質の悪いフォロワーをいくら集めても
精度が高まることはありません。
質の悪いフォロワーをいくら揃えても情報発信ビジネスは成立しないことをぜひ覚えておいて欲しいですね。