【なぜ完璧主義はダメなのか】ブログ記事(文章)作成は「とりあえずやってみる」が重要という話

情報発信・ブログ運営ノウハウ

オイスイ(追水卓)です。

今回は完璧主義はなぜダメなのかという
お話しをしていきます。

SNSなどでブログ初心者の悩みを見ていると
「公開するか迷っています」といったものを
みかけることが多いです。

自分の書いた記事を公開するのが
恥ずかしいとちゅうちょしている人が
非常に多いことがわかりました。

かくいう僕自身も初心者時代は
まったく同じで自信のなさから
公開せず時間だけ無情に過ぎていった
ことを覚えています。

今考えると無駄なことをしたなと…

タイトルにも入れていますが
ブログ記事(文章)作成は
「とりあえずやってみる」が重要です。

行動からしか未来は変わりません。

あなたは現状を変えるために
ブログ運営をスタートしたはず。

そうであれば自分視点ではなく
成果を出すことを貪欲に求めて

最善となる行動をして欲しいと思います。

もし完璧主義の思考が邪魔をして
行動にブレーキがかかってしまっているなら
きっと役立つ話になるでしょう。

参考にしていただければと思います。

「完璧主義」は思い込み!行動しない言い訳に過ぎない

まずはじめに厳しいことをいいますと
「自分は完璧主義だから」という悩みを
持っている人は十中八九思い込みです。

行動しない言い訳をしているに過ぎません。

これは本当に完璧を目指している人の
行動を見れば一目瞭然でしょう。

オリンピックで金メダルをとるような
人たちは日々どんな行動をしているでしょうか?

おそらく日々練習を怠らずやているはず。

完璧を目指す人たちというのは
日々の積み重ねからしか
頂点を目指せないことを
知っているので即行動に移すのです。

悩んでいる時間も勿体ないという
思考でいるので「練習する」という
頂点を目指すのに直結する行動に
移ることができています。

では「自分は完璧主義だから」
という悩みを持っている人はどうか?

おそらく「どうしよう?どうしよう?」と
頭がグルグルまわってなにも行動せず
ずっと同じ場所に立ち止まっているだけ
では
ないでしょうか?

それで果たして頂点を目指すことができるか?

言うまでもなくできませんよね。

「自分は完璧主義だから」
という悩みを持っている人は
本当に完璧を目指している人とは
真逆の行動をとっているのです。

突き詰めて言えば行動しない
言い訳を作っているに過ぎないわけですね。

頭の中では完璧を目指しているかもしれませんが
行動レベルではまったく完璧に近づいていません。

あなたの完璧主義はホンモノですか?

単に行動したくない理由を
都合よく「完璧主義」という言葉で
飾っているだけではないでしょうか?

もし行動しない理由として
「完璧主義」を使っているなら
認識を改める必要があります。

完璧主義は損失であると認識する(集客させない思考パターン)

ブログ運営において完璧主義は損失です。

僕はこの業界に10年いるので
経験から断言できますが
損失以外のなにものでもありませんね。

冒頭でも触れたように
僕自身も完璧主義な思考に悩まされ
脱出するよう頭を使ってきました。

それはブログ運営で完璧主義は
完全な損失であると気づいたためです。

ではなぜブログ運営において
完璧主義は損失なのか?

それは集客のチャンスを
逃すことになるからです。

ビジネスは集客が9割といわれるほど重要なこと。

たとえどんな魅力的な商品があっても
認知されず求められなければ
まったく売れることはありません。

集客をしないと素晴らしい商品も
まったく評価されることなく埋もれてしまうのです。

そしてビジネスにおいて最重要となる
集客をするために必須となるのが手数を打つこと。

これは長いビジネスの歴史が
証明していることですが
パレートの法則というものがあって
成功する可能性は2割に収束する
というものです。

パレートの法則は
別名8:2の法則とも呼ばれており
意味としては会社の売上の8割は
2割の優良顧客が作るというもの。

もしあなたが会社の財務諸表を
みることができるなら
ぜひともチェックしてみてください。

あなたの会社を支えているのは
2割の優良顧客だったり売れ筋商品
だったりするはず。

要するに当たりというのは
手数打ったなかの2割程度になる
ということです。

僕自身もブログ運営を長くやっていますが
集客することができる記事は全体の2割程度。

まさにパレートの法則に
当てはまっているなという印象です。

パレートの法則は確率論の話ですが
なぜか当てはまることが多く
僕としては納得できる法則と思っています。

手数打っても当たりが出る可能性は20%程度。

もし「自分は完璧主義だから」といって
行動を起こさなければパレートの法則も
発動することはありません。

また、すでにブログ運営をして
記事作成に取り組んでいるとしても
「自分は完璧主義だから」といって
1記事に膨大な時間をかけて文章作成していても
やはりパレートの法則は発動しません。

僕は完璧な1記事を作るよりも
駄作を10記事書いて思いきって公開したほうが
得策だと考えています。

今でも「これは無駄になるだろうな…」という
記事を作ることは多々あります。

ですがそういう記事でも思い切って
公開するようにしています。

完璧な1記事を作るよりも
駄作と思えるような10記事を作って
公開したほうが集客できる可能性は
高いと知っているからです。

完璧な1記事よりも駄作の10記事のほうが
実は成功確率を上げてくれます。

僕はそのことに気づいたので
完璧主義を手放していき
「よい意味でいい加減」になりました。

極端なときは1時間と時間を区切って作業し
1時間が過ぎた段階で完成していなくても
公開することがあります。

こうして作りかけで公開しても
アクセスを集める記事は出てきますので
完璧な記事でなくても集客はできるわけです。

もし集客できる記事が出てきたら
その記事に手を加えブラッシュアップする
ようにしています。

今はなにが当たるかわらない時代です。

堀江:結局、何が当たるかわからないから、いろいろなことを試すんですよ。当たるだろうと思ってやっているけど、思惑通りにいくこともあれば、全然当たらないこともある。それでも腐らず続けることだよね。

出典:https://toyokeizai.net/articles/-/70187?page=2

2015年にホリエモンさんとHIKAKINさんが
対談したときにすでにそういった話が出ています。

2015年時点でなにが当たるかわらない
時代に突入していたわけですから
いまはさらにわからない時代になっています。

百発百中を狙うのはもはや無理です。

ですから、ダメとわかっていても
行動に踏み切った方が間違いなく
成功率は高いといえます。

「自分は完璧主義だから」といって
なにもしなかったら時間だけが無情に
過ぎていくことになるでしょう。

成功にはまったく近づけません。

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あなた基準の完璧なブログ記事は、読み手の完璧な文章とは限らない

そうはいっても完璧主義的な人は
なかなか行動を起こせないと思います。

  • 笑われたりしないだろうか?
  • 批判されたりしないだろうか?
  • こんな記事公開して大丈夫なのだろうか?

などなどいろいろな不安が巡って
踏み出せないこともあるでしょう。

SNSで初心者ブロガーの悩みを
みているとこういった感じの内容が
8割くらいかという印象です。

僕自身もかつては同じように考えていて
なかなか公開に踏み切ることができませんでした。

なので悩ましいというのもわかります。

ですが、先ほども触れたように
公開せず足踏みしているだけでは完全な損失。

思い切って公開したほうが
集客できる可能性がどんどん高まりますので
難しく考えず行動して欲しいですね。

僕がなぜ駄作とわかっていても
不安感を捨てて公開できるよう
思考の大転換ができたのか?

そのきっかけとなったのが
「あなた基準の完璧なブログ記事は、
読み手の完璧な文章とは限らない」

というアドバイスでした。

僕もブログ記事が書けず悩んで
相談をしたことがあります。

そのときに返ってきた答えがこれでした。

情報というのは受け手次第です。

自分が「これは完璧だ!」と
自信満々で公開したとしても
読み手にとって「読む価値がない」と
判断すれば即ブラウザバックされます。

実際に僕の記事でも気合いを入れて
書いた記事が滞在時間数秒みたいな
悲しい結果になっている記事が
あるわけです^^;

「これは完璧だ!」というのは
結局のところ自己満足に過ぎません。

そうなることがわかっているなら
完璧な記事を追い求めることは
決して得策ではないはとわかるはずです。

もし自分が気合いを入れて書いた
記事がまったく読まれなかったら
どうでしょうか?

悲しいですよね^^;

ですがダメ元で作った記事であれば
読まれなかったとして諦めがつきます。

「よい意味でいい加減」のほうが
無理なく継続できるのですね。

「この記事は無駄になるだろうな」
と思って公開した記事がアクセスを集め
コメントが付いたりメルマガ登録者が出たり
することがありました。

こういう経験を繰り返していると
「ブログ記事は読み手次第」という
発想に変化していきます。

ウソだと思ったらやってみてください!

  • 笑われたりしないだろうか?
  • 批判されたりしないだろうか?
  • こんな記事公開して大丈夫なのだろうか?

こういった悩みはまったく
心配不要と気づくでしょう。

完璧主義ではなく【最善主義】で文章作成(行動)する

ただ、「よい意味でいい加減」と聞いて
罪悪感を覚える人もきっといるはず。

完璧主義的な思考の人はそいうものなので
罪悪感は持つのが当然かなと思います。

もし「よい意味でいい加減」が
難しいならもうひとつだけ
アドバイスさせてもらいましょう。

それは「最善主義」で行動する
ということです。

僕自身も完璧主義を手放したくて
いろいろな本を読んできました。

Amazonで探せば完璧主義を
辞める方法についてのノウハウ本が
たくさん出ています。

そういった本を僕は複数購入して
読んできたわけですね。

そういった本には共通して
書かれていることがありました。

それが「最善主義」というものです。

これは「今持っている自分の能力で頑張る」ということ。

僕もそうでしたが完璧主義的な人は
自分の能力以上のことを無理にやろうとして
先に進めていないところもあります。

僕も月収1万円くらいの時代に
月収100万円以上稼ぐ人のブログ記事をみて
「自分にはこんな文章書けない…」と
隣の芝は青く見えるになっていたわけですね。

ただ、冷静に考えれば月収1万円の自分と
月収100万円のプレイヤーではレベル差が
格段にあります。

いくら自分が頑張ったとしても
月収100万円稼ぐ凄腕のプレイヤーの
足元にも及ばないわけですね。

僕は月収100万円を達成して
自由気ままな人生を送ってもらう
ことをコンセプトに情報発信をしています。

そのためゴールとしては月収100万円に
到達してもらうことなのですが
最初から月収100万円を実現している人の
マネをするのは得策とは考えていないのです。

というよりもマネできるはずがありません。

もしマネできるとしたら
その人はビジネスの天才でしょうね。

練習をまったくせず才能を
持っているということになるのですから
先天性の天才でしょう。

しかし、ビジネスで成功している人の
多くはそういった天才ではなく
地道な努力の結果がもたらしたもの。

今では世界的成功者になった
ユニクロ創業者柳井正さんの
自叙伝のタイトルは「一勝九敗」。

柳井正さんは過去を振り返って
9割が失敗だったと言っているのです。

決して百戦錬磨の天才ではありません。

柳井正さんも今自分にできる最善を
常に続けたことによって少しずつ前に進み
今の世界的成功者の地位に立つことが
できているのです。

もし柳井正さんが完璧主義で
まったく行動を起こせない人だったら
今の状況にはなっていないでしょう。

ごく普通のサラリーマンのような
人生を送っていたはず。

柳井正さんもきっと「最善主義」という
思考はどこかにあったと思っています。

今自分に出せる力を精一杯だして最善を尽くす。

完璧主義的な思考に陥っていた僕にとって
「最善主義」という言葉は衝撃でした。

人生の価値観が180度変わるくらいの
ショッキングな出来事でしたね。

完璧主義は無い物ねだりになりがちです。

それどころか「自分はダメだ」と
ネガティブになるだけで生産性なし。

「ない袖は振れぬ」でいくら
ないものを追い求めても仕方がありません。

今自分にできる最善を尽くす行動を
今日から取り入れてみてください。

「最善主義=現状維持」ではない

ただし、ここで注して欲しいのは
最善主義は現状維持ではないということ。

自分が持っている全力を出すというと
自分の限界でやっていればOKという
認識になってしまうかもしれませんので
注意しておきますね。

最善主義というのは自己成長も含めての「最善」です。

たとえば、
会社員であれば入社1年目の社員よりも
入社10年目の社員のほうが高い知識やスキルを
求められますよね。

もし入社10年目で新入社員と
同じ知識やスキルしかなかったとしたら
リストラ候補になるはず。

会社だって人材が成長して
利益を出してくれるようになることを
期待して採用しているわけです。

それなのにまったく進歩がないとなれば
お荷物でしかありませんから切り捨てる
方針をとることになるでしょう。

今後はAIがどんどん進化して
人がやっていた仕事を肩代わりする
時代になっていきます。

そうなったときに真っ先に
リストラ候補となるのは成長が
見込めない人です。

AIに取って代わられない人材と
なるための最善策といったらなにかといえば
自己成長していくことしかありません。

僕の価値観は「現状維持=衰退」です。

現状維持をしようとしても
年齢はどんどん上がっていきますから
人間は老化していき衰えていきます。

ですから最善主義は必ず
自己成長を盛り込んで実践してください。

ブログ運営でいうなら
3日に1記事ペースで書いているなら
1日1記事書けるこをと目指すなど。

もし3日で1記事書く状況から
ペースアップして1日1記事書けるようになれば
作業スピードも3倍になります。

記事数も3倍のスピードで増えていくので
集客できる可能性も3倍になりますから
より成功する可能性が高まるでしょう。

スキルアップすることでどんどん
成功率が上がっていくのです。

最善主義だからと言って今の自分の限界に
満足しているのはよいわけではありません。

現状維持は間違った最善主義です。

正しい最善主義は「自己成長ありき」ということを
ぜひ頭に入れておいてくださいね。

ブログ記事(文章)作成はとりあえずやってみることが重要

今回は完璧主義的な思考が原因で
行動できないという人向けに
僕の経験を含めたアドバイスをしてみました。

本文中でも触れていますが
僕自身も完璧主義的な思考があり
行動できず苦しんだ過去があります。

そのためネットビジネス未経験者が
なかなか踏み出せないというのも
痛いほどわかること。

ブログ初心者が自分の書いた文章を
公開するのがはずかしくためらってしまう
という気持ちも理解できます。

ただ、すべてのビジネスに共通して
「成果物で評価される」という原則
あるわけです。

つまり「自信がないから」とか
「恥ずかしいから」といった理由で
世に出さなかったら評価されようが
ありません。

世に出ないということは
存在しないことと同じなので
いつまで経っても前に進まない
状況になってしまいます。

あなたはいち早く稼げるように
なることを望んでいるはず。

そうであればアウトプットして
世に出し評価をしてもらう回数を
どんどん増やさないといけないのです。

完璧主義というのは
評価してもらう機会を作る「集客」を
やらせない思考パターンですから
もはや損失でしかありません。

情報というのは受け手が判断します。

あなたが完璧を目指したとしても
情報を受けとる側が完璧と判断してくるとは
限りません。

僕も丹精込めて作った記事が
まったく読まれないなんてこともあります。

つまり読み手にとては完璧では
なかったのですね。

逆に駄作と思って公開した記事に
コメントが付いたりメルマガ登録に
誘導できたりと想定外の反応を
もらうこともあります。

本当に公開してみないとわかりません。

そうであればやるべきことはひとつ、
どんな理由があっても公開すること。

それが最善主義の行動です。

駄作と思って公開した記事に反応があれば
「ここが評価されるのか!」と新しい知見を
得ることになり自己成長になるでしょう。

その繰り返しが
どんどん自分を高みに進め
まったく見たことのない世界へと
連れて行ってくれるはずです。

早く成果を出したいとお考えなら
完璧主義は捨てて成果を出すためには
なにが最善かを考えて行動するに尽きます。

ブログ記事(文章)作成
足踏みしそうになったときは
「とりあえずやってみる」という
発想で踏み出すことが重要です。

ブログ記事を公開するのに
お金がかかるわけではありませんから
金銭的な損失はありません。

ここまで低リスクなビジネスは
他にないと思っているので
思いっきり恩恵を受けましょう。

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