オイスイ(追水卓)です。
この記事ではミラートレードが
どういったものかについて
お伝えしていこうと思います。
僕は過去にFXを実践したことがあり
そのときやっていたのがこの記事で
取り上げるミラートレードでした。
正直申しますと僕は
金融投資(資産運用)については
あまり知識がないのですが
僅かながらFXをかじったことが
ありますので多少は知識がある
つもりです。
インターネット上で募集されている
投資系の案件で知識やスキルを必要とせず
稼げるというものはミラートレードが
ベースになっているもの。
難しい知識やスキルや経験を必要とする
未経験者・初心者でも手軽に実践できるのが
ミラートレードですがデメリットも…
知識やスキルや経験を必要とせず
稼げるという投資系案件が増えている
印象があるのでミラートレードについて
この記事でも簡単ではありますが
お伝えしようと思います。
金融投資(資産運用)のミラートレードとは売買の真似(コピー)
金融投資(資産運用)の
ミラートレードとはどんなものか
というと
簡単にいってしまえば
他の人の投資をそっくりそのまま
真似することです。
金融投資(資産運用)は専門用語など
難しい言葉がたくさん登場して
知識やスキルがないとできないものでした。
さらに
知識やスキルがあったとしても
重要な選択を迫られる場面も多く
そういったことは過去の経験が
ものをいう場合もあります。
未経験者・初心者にはとっつきにくい
世界であることがは間違いないでしょう。
ですがその状況を一変させたのが
インターネットの登場と
スマートフォンの普及でした。
たしかに金融投資(資産運用)は
知識やスキルを必要とすることですが
やることはいたってシンブル。
FXであれば安いときにポジションを
購入して保有して値段が上がったときに
売るという行為を繰り返すだけ。
※厳密には違いますが王道はこの流れ
つまり買うタイミングと売るタイミングが
わかってしまえば知識やスキルや経験が
まったくなくても稼ぐことができてしまう
ということです。
それを実現したのがミラートレード。
プロのトレーダーがLINEなどのメッセージ
アプリを使って自分が行った売買を
相手に伝えます。
そのメッセージ受け取った人は
その指示通りに動けばよいだけなので
知識やスキルや経験がなくても
プロと同じ売買ができるのです。
このようにプロの売買をコピーして
自分の口座にも反映することが
ミラートレードになります。
ミラートレードには3種類ある
現在インターネット上に出まわっている
ミラートレードを扱った案件は大別すると
- 手動ミラートレード
- 自動ミラートレード
- AIシステムミラートレード
の3種類です。
手動ミラートレード
ミラートレードはLINEアプリを
使って通知(シグナル)を送り受信者が
手動で売買をするというもの。
インターネットを使った
稼ぎ方の多くは
「スマートフォンがあれば実践可能」
といったアピールをしていることが
あります。
この手動によるミラートレードは
スマートフォンがあればできる稼ぎ方。
いまや日本ではLINEが主な
連絡手段として活用されていますね。
このLINEのメッセージを使い
プロのトレーダーが自分の売買情報を
一斉配信するのが手動による
ミラートレード。
LINEアプリはスマートフォンを
使っている人なら当たり前のように
使っているので操作も慣れているはず。
このLINEアプリを使って
メッセージで通知を送り
受信した人はプロのトレーダーが
実践した売買をコピーして実践します。
こうすることで知識やスキルを
必要とせず稼ぐことが可能になります。
まれにメッセージアプリが
LINEではないものを使っている
ケースもありますが大半はLINEです。
この誰でも使っているLINEアプリを
ベースにした稼ぎ方となっているので
実践ハードルは極めて低いといえます。
自動ミラートレード
自動ミラートレードとは
手動ミラートレードよりも
手軽に実践することができる
稼ぎ方となっています。
先ほどの手動ミラートレードは
LINEアプリでメッセージを受信して
それを真似して実践するものでした。
LINEアプリを使った稼ぎ方なので
多くの人が手軽にできる稼ぎ方ですが
デメリットもあります。
それは常にLINEアプリをみていて
通知をチェックしていないといけないこと。
僕はFXをやったことがあるので経験が
あるのですが為替相場は常に変動しており
1分タイミングを間違えると損得が
はっきりわかれるなんてこともあります。
つまりLINEで通知を受け取ったとしても
その通知を自分がみた段階でやったら
損するということもあるわけですね。
ミラートレードは高いリアルタイム性が
求められる稼ぎ方でもあるのです。
仕事中にLINEの画面を凝視するなんて
ことはできませんよね?
さらにFXは土日は稼働していないので
売買は平日が中心となってきます。
そうなると時間に余裕のある人しか
LINEを使ったミラートレードは
現実的ではないことになるのです。
この状況を解決するために登場したのが
自動ミラートレード。
こちらはパソコンなどに
専用のシステムを導入して
プロトレーダーの売買情報を
同期させます。
システムはプロトレーダーの
使っている口座情報と同期しているので
自分がなにもしていなくても
システムがリアルタイムで売買をして
くれるので通知を逃すことがありません。
金融投資(資産運用)を第三者に
委託するに等しいので投資信託に
近いイメージでしょうか。
ただ、専用のシステムを導入する
必要がありますし
システムはパソコンで動作することが
前提となっています。
そのため費用や知識が必要ですし
パソコンを持っていないと実践できない
ケースも珍しくないです。
よって手動によるミラートレードよりも
確実性があり手間もかかりませんが
導入時点のハードルは高めとなっています。
AIシステムミラートレード
最近増えてきているのがAI(人工知能)を
搭載したシステムを使った金融投資(資産運用)。
FXをはじめとして金融投資(資産運用)は
過去の値動きから将来を予測して
売買をしていくスタイルが一般的です。
そのためさまざまな分析方法が存在しており
それらの分析方法を使って将来を予測して
売買のタイミングを見極めていくことに
なります。
こういった分析はAI(人工知能)の得意分野。
手動ミラートレードや自動ミラートレードは
あくまでプロトレーダーが人力でやっている
売買をコピーするというものでした。
ですがAI(人工知能)システムを
搭載したシステムミラートレードは
完全に無人運転となります。
プロのトレーダーは人間なので
睡眠時間は必要ですし
体調不良で売買ができないという
こともあります。
そういった売買ができない期間は
当然ながら自分も稼ぐことはできません。
ですが値動きは常時しているので
プロトレーダーが活動していない期間でも
稼ぐチャンスはやってくるわけです。
もしAIシステムを搭載した
無人システムに任せておけば
24時間稼働しますので
チャンスを逃さず売買をすることができ
人力の稼ぎ方よりも多くの利益を
獲得することができることになります。
ミラートレードのデメリット
ここまで紹介してきたように
ミラートレードは多少の差異はありますが
どれも未経験者・初心者でも
金融投資(資産運用)がしやすい
というメリットがあるでしょう。
最近は「貯蓄から投資へ」という
国家的スローガンにより金融投資(資産運用)が
盛り上がっていますが
学校教育ではまともに金融に
ついて教わる機会がありませんので
「そんなこといわれても…」と
戸惑っている人は少なくないでしょう。
ミラートレードはそんな知識や
スキルや経験がない人もでも手軽に
実践できるというのが最大のメリット。
これで金融投資(資産運用)の
ハードルが下がったのは間違いありません。
ですが、当然ながらデメリットも
あるわけです。
もし実践するならこのデメリットを
把握しておかないと稼げるどころか
大損するなんてリスクも出てきます。
ぜひ覚えておいてください。
【デメリット1】悪質な募集案件が多い
ミラートレード最大のデメリットが
悪質な募集案件が多いということ。
ミラートレードは知識やスキルを
必要とすることなくできるので
未経験者・初心者にはとっつきやすい
稼ぎ方なのは間違いありません。
ですが「知識のなさ」を悪用して
嘘の情報を流してツールやオンラインサロンへ
誘導してお金を払わせようとする案件があります。
率直にいえば詐欺の温床になっているということ。
悪質なミラートレード案件は
あくまでお金を払わせることが
目的となっているので
デタラメなシステムになっている
ことが多いです。
有名プロトレーダーと称する人が
発起人として宣伝をしていたとしても
情報収集してみると活動歴がまったく不明で
本当に投資家かどうかすら怪しい人もいました。
当然ですが得体の知れない
トレーダーのミラートレードをしても
稼げるようになることはありません。
逆に自分の資産を失うリスクさえあります。
多少でも知識があればこういった
胡散臭い案件は見抜けるのですが
未経験者には難しい部分があるでしょう。
身近に投資経験のある人がいれば
相談して判断することも可能ですが
募集ページを鵜呑みにして企画に
参加すると詐欺に巻き込まれるなんて
泣くに泣けないこともあります。
「ラクに稼げる」をアピールしているものほど
悪質なものが多いのが現状。
真っ当なミラートレード案件を
しっかりと見抜けるかどうかが
失敗を回避する方法になるので
結局は知識が必要という話になります。
【デメリット2】最重要の資金管理が学べないことも
金融投資(資産運用)において
最終用途なるのが資金管理です。
この資金管理をしっかりとして
金融投資(資産運用)を実践すれば
世間でよくきく大損するようなことは
ありません。
ですがこの資金管理の知識がなく
一攫千金を狙って博打に出るような
未経験者・初心者が絶えないわけです。
先ほども触れた悪質なミラートレードには
「初日から10万円」みたいなとんでもない
稼ぎを実現するとアピールするものがあります。
こういったものは常識外れの
博打投資をするケースが多く
これで利益を獲得できれば
儲かりますが
もし損失を出した場合は
投資金(元手金)をすべて失い
強制退場することになりかねません。
もし知識を付けて手動にて
金融投資(資産運用)をしていくなら
勉強する過程で「2%ルール」など
資金管理について学ぶ機会があるはずです。
「2%ルール」とは万が一損失が
出たときに損失を投資金(元手金)の
2%以内に収めるように売買を
実践していけば大きな損失を生む
危険性が減るというルール。
勉強して手動による売買をするなら
大損して強制退場しないように
自分の身を守る手段を身に付ける
ことができるわけです。
ですがミラートレードは
知識やスキルを必要とせずできるので
大損して強制退場するリスクを
抱えたまま実践することになります。
【デメリット3】費用が必要になる
ミラートレードはプロのトレーダーから
情報提供してもらって稼ぐ方法なので
当然ながら謝礼が必要になってきます。
タダで教えてくれるなんて気前の
よい人はいません。
インターネット上では無料で
ミラートレード案件の募集をしている
ケースがみられますが、
僕が知る限りではあとから
「継続するにはオンラインサロンへの
参加が必須」みたいな話を持ちだして
有料提供しようとしてきます。
最初から最後まで無料でできる
ミラートレード案件に出会えた
ことがありません。
もちろん優秀なミラートレード案件なら
月額費用をペイできるほど稼ぐことが
できるのでこの出費は痛手にはならないでしょう。
しかし、先ほども触れたように
ミラートレード案件は未経験者・初心者を
言いくるめて高いお金を払わせようとする
悪質な案件が多いのも事実。
そういった案件に引っかかってしまうと
まったく稼げず費用負担をするだけで
終わりとなる悲惨な状況もあるでしょう。
ブックメーカー自動ベット(投票券購入)の
記事でも触れていることですが
優秀なシステムほど月額制で高額だったりします。
それはAIという高度なシステムなので
メンテナンス費用のそれなりに
かかりますし、
場合によっては解析するデータを
毎月他の業者から購入してアップデートする
必要があることから維持費が膨大になりがち。
そのため買い切りになることはあまりなく
月額制を採用しているケースが多いといえます。
その月額費用も数万円になることが
ありますのでハードルは高いでしょう。
得体の知れないシステムに
毎月数万円払うというのは怖いですよね。
ミラートレードは維持費がかかる
傾向にある点は注意した方がよいでしょう。
【デメリット4】いつか使えなくなる
これはAIを搭載したシステムトレードに
限った話になりますが
導入したシステムは永久的に使えるものでは
ないとお考えください。
というのも値動きというのは時代によって
微妙に変化しており過去に通用した分析方法が
まったく使えなくなることがあるのです。
2020年にはコロナショックが起こって
金融投資(資産運用)界隈では
大騒ぎになりました。
それまでは旅行業界の株は鉄板だとされており
保有している人は多かったのですが
コロナ騒動による外出規制で旅行業界は大打撃を受け
株価は暴落することになりました。
株の自動売買ツールで
旅行業界を得意としていたツールは
これにより全滅することになったでしょう。
また、2022年はここ数年では例のない
極度の円安状態になりました。
FXの自動売買ツールでは
ここまで円安が進むとは想定しないものが
多いので不十分なデータ解析しかできていない
という話をきいています。
想定外の値動きに対応できないのが
AIを搭載したシステムの弱点なので
いつか使えなくなるときがくるわけです。
その「いつか」はいつやってくるか
予測不能なので高いお金を出して
手にしてもすぐにダメになるなんて
こともあります。
もし完全手動による裁量トレードなら
軌道修正はすぐにできますが
システムを使ったミラートレードとなれば
そう簡単にならないのがデメリットです。
【デメリット5】ミラートレードを禁止していることがある
ミラートレードを利用規約で
禁止している証券会社(ブローカー)も
存在することも知っておく必要があります。
たとえばバイナリーオプション投資で
非常に有名はハイローオーストラリアは
自動売買ツールを使ったミラートレードを
はっきりと禁止していることもあるわけです。
助言を受けての売買を禁止すると
はっきり明言していますよね。
また他者の保有する口座を使った
代理トレードも禁止しているので
ミラートレードは全部禁止といっても
過言ではありません。
もし不正行為が発覚した場合は
当然ながらアカウントが凍結され
稼いだお金が募集されてしまいます。
バイナリーオプションの
自動売買ツールを使ったミラートレードは
インターネット上で出まわっていますが
これらを使えばアカウント削除のリスクが
極めて高まるということ。
アカウントが凍結したら再作成は
二度とできなくなるので
ツールも無駄になってしまいます。
稼いだお金が没収されるだけでなく
ミラートレードに費やしたお金も
全部無駄になるのです。
こうなると泣くに泣けませんよね。
ミラートレードは規制されている
ケースが多いのでリスクがある
稼ぎ方でもあります。
「バレなければ大丈夫では?」と
思うかも知れませんが
高確率でバレることになるでしょう。
なぜバレるかは下記の記事にて
解説していますので
興味があればご覧になってみてください。
関連記事
オイスイ(追水卓)的におすすめかどうか?(最後に)
ミラートレードをおすすめできるか
どうかについてですが
個人的にはあまりおすすめできない
稼ぎ方と考えています。
それはミラートレードの
案件には悪質なものが多く
トラブルに巻き込まれる危険性の
ほうが高いと考えているからです。
それにAIを搭載した無人システムも
コロナショックでほぼ全滅したと
話をきいています。
僕はそれ以前のイギリスが
EUを離脱するという話が
出ていたときに大損して
なかば強制退場することになったので
経験しませんでしたが
もし継続していたら悲劇だったでしょう。
勝率が高いミラートレードの
システムであっても不測の事態には
対応できないことが多いので
タイミング的にどうかなと考えています。
また、これは完全に持論なのですが
未経験者・初心者はいきなり
金融投資(資産運用)からスタートするのは
飛ばしすぎかと考えているわけですね。
世の中で投資家として成功している人は
ほとんどが経営者を経験している人。
経営者とは予算を配分する
仕事をする人なので
「社内投資のプロフェッショナル」
なのです。
ですからお金の動かし方を
熟知しているので投資家として
社外に投資をしたとしても
うまくまわしていくことができます。
自分でビジネスをして
経営経験もなくお金の動かし方も
知らない人がいきなり外部投資を
してうまくいくでしょうか?
よっぽど才能がある人なら
できるかもしれませんが
多くの人は難しいでしょう。
結局のところ元本保証型の
ローリスクローリターン投資しか
選択肢がなくまともな資産運用が
できなくなっています。
2023年現在の物価上昇を考えると
ローリスクローリターンの
金融投資(資産運用)は
やらないほうが賢明です。
今の生活を犠牲にしてまで
ローリスクローリターンな投資先に
お金を投じ続ける必要はないでしょう。
それよりかは
なにかしらのビジネスを実践して
地道に稼いでいったほうが
知識やスキルも磨けますし
一生食いっぱぐれる心配もなくなります。
インターネットを使った
情報発信ビジネスであれば
パソコンが使える限り定年はなく
一生涯の仕事にできるので
個人年金をもらうよりも
安心感があるでしょう。
金融投資(資産運用)で儲けを
出していこうとするなら
まずは自分でお金を動かすことを
学んでからのほうが賢明です。
それができれば胡散臭い儲け話に
騙されることもなくなるでしょう。
僕の実践しているアフィリエイトなら
ローリスクながらハイリターンを
得ることも可能なビジネスモデルです。
有料WordPressブログを使い
アフィリエイトでマネタイズをすれば
年間2万円程度の維持費でOK。
これだけ維持費の少ない稼ぎ方は
他にないでしょう。
もちろん稼げるようになるには
知識やスキルが必要になるので
勉強しないといけません。
最初のうちはいろいろと
やることがあって大変ですが
実践者には月収100万円を達しして
悠々自適な人生にしている人もいます。
ありがたいことに僕も生活できるほどの
稼ぎを得られていますので
本業アフィリエイターとして活動を
10年も続けることができています。
作業時間も1日平均3時間あればOKなので
副業としても実践できるでしょう。
僕としては金融投資(資産運用)の前に
自分でビジネスをしてお金の動かし方を
学んで欲しいなと思いますね。
資産運用はそれからでも遅くないです。
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