情報発信ビジネスをするなら知っておきたいGoogle社が提唱するE-E-A-T(経験、専門知識、権威、信頼性)SEO対策以外でも必要な時代に

信頼関係の構築・獲得
出典:https://static.googleusercontent.com/media/guidelines.raterhub.com/en//searchqualityevaluatorguidelines.pdf

オイスイ(追水卓)です。この記事ではSEO対策をしていると一度はみることになるであろうGoogle社が提唱するE-A-Tについて僕なりの見解をお伝えしていこうと思います。

  • Expertise(専門性があること)
  • Authoritativeness (権威があること)
  • Trust (信頼できること)
  • Experience(経験)

このE-E-A-Tが理由で情報発信に後ろ向きな人が多くなっているのも事実だといえるでしょう。

これを理由に情報発信ビジネスを非推奨にしている人もますね。

ですがE-E-A-Tの実現はそれほど難しいことではありません。

未経験者であっても初心者でもあってもじっくりと取り組めば自然と実現していく単純なことだったりします。

E-E-A-Tは難しそうなイメージがありとっつきにくいところがあるかもしれませんが

この記事でお伝えする「実現方法」は誰でもできる内容となっていますのでぜひ情報発信ビジネスをするときの参考にしていただければと思います。

インターネットは匿名で利用できることが売りとなっていますが、デマ情報なども多く情報発信者の信頼性が問われる時代になりました。

E-A-TはGoogle社が提唱することなのでSEO対策に限った話と捉えられがちですが、今のインターネット上の情報をみていると他のメディアも無関係ではないといえます。

情報発信ビジネスをする全員が対象になる非常に重要な内容をお伝えしていますので参考に実践をお願いしたいです。

Google社の提唱する「E-E-A-T(経験、専門知識、権威、信頼性)」

Google社はすでにインターネット上の信頼が置ける情報を優先的に検索結果に出す施策をやっています。

その皮切りとなったのが下記の記事でも触れている医療・健康アップデートです。
僕が大打撃を受けた出来事でもありました。

医療・健康アップデートとは医療や健康に関する情報は製薬会社や医療機関など専門家が運営するウェブサイトを優先的に検索結果に出すようにした出来事。

さらに医療・健康アップデートは範囲を拡大してYMYLアップデートというものを実施しました。

YMYLとは「Your Money or Your Life」の頭文字を取った略語で「あなたのお金、あなたの人生」を意味します。

これらに関係するテーマではGoogleが「信頼できる情報発信元」と判断したウェブサイトを優遇して表示するようにしているわけです。

このようにインターネット業界最大手のGoogle社は信用や信頼を重視する方針で動いているのです。

ではGoogle社が考える信用や信頼を満たしている情報とはどんなものか?

これについても明確に示しています。

Google社が信用や信頼の基準としているのが「E-E-A-T(経験、専門知識、権威、信頼性)」

3.0 Overall Page Quality Rating3.1 Page Quality Rating: Most Important Factors3.2 Expertise, Authoritativeness, and Trustworthiness (E-A-T)

以下、翻訳

3.0全体的なページ品質評価3.1ページ品質評価:最も重要な要素3.2専門知識、権威、信頼性(E-A-T)

出典:General Guidelines December 5, 2019 

E-A-Tという語は、高品質なコンテンツの特長3つの頭文字を取った、Googleの造語です。

1.Expertise(専門性があること)2.Authoritativeness (権威があること)3.TrustWorthiness (信頼できること)

つまり「E-A-Tを重視する」ということは「専門性、権威性、信頼性を重視する」と言っているのと同じ意味になります。

出典:Google “E-A-T” 解説と攻略/「高品質なコンテンツ」と認められるには(1)

Google社は情報発信の「信頼性」を重視すると公式に明言しているわけですね。

出典:https://static.googleusercontent.com/media/guidelines.raterhub.com/en//searchqualityevaluatorguidelines.pdf

Google社が公開している資料で「Trust(信頼性)」が中心にありますよね?

一番重要なのは信頼性です。

SNS情報発信でも「E-E-A-T」が浸透していく見込み

これはGoogleが実施したことでSEO対策と関係していることではありますが、

インターネット業界最大手のGoogleがこのように動けば他の企業も足並みを揃えてくるのは間違いありません。

先ほども触れたようにインターネット上は匿名性からデマ情報が拡散されやすいです。

こういったデマ情報に扇動されて間違った行動してしまうのを防ぐためには本当に信頼性がある情報発信者をより目立たせる必要があります。

ビジネスのシーンにおいては信頼関係は欠かせません。

ビジネスの基本中の基本をGoogle検索に持ち込んだに過ぎないといえるでしょう。
ある意味ビジネスの正常化をはかったともいえます。

SNSをメインメディアとして情報発信するからといって「E-A-T(専門知識、権威、信頼性)」を疎かにしてよいという話ではないです。

SNSは玉石混淆の情報発信なのでデマ情報も多数あります。

Twitterは複数アカウント作成できることからニセモノアカウントも多数存在します。

Twitterでは公式アカウントとして認めている場合は名前の横にチェックマークを入れてニセモノに騙されないよう対策しているのです。

YouTubeも同様にホンモノを示すサインがあります。

YouTubeも同様に本物を示す公式マークがあります。

情報を受けとる側もこういったサインを常に目にすることになるので無意識に「公式マークがあるから大丈夫」といった考えになるでしょう。

逆に公式マークがついていないと「このアカウントは大丈夫なのかな?」という疑いを向けられることになるかもしれません。

もちろん全員が本物であることを示す公式マークを取得することができないので公式マークがついていないとダメという発想になる人は少ないでしょう。ですが情報の信頼度の視点から見るとなにかしらお墨付きがないと簡単には信用してもらえないことも出てくるはず。

ですから情報発信者は普段から信頼関係を構築できるような信用おける情報発信を意識する必要があるのは間違いありません。

「E-E-A-T」はGoogleの造語でありGoogle社の方針です。

ですからSNSサービスのなかには「E-E-A-T」を重視しない業者も出てくるかも知れません。

ですがどんなSNSプラットフォームもデマ情報を放置することは得策ではないことを認識しています。

E-E-A-Tに類似するなにかしらの対策をしてくることはあるでしょう。

そうなったときに信頼関係を構築せず情報発信をしている発信者はなにかしら不利な状況になってしまうかもしれません。

そういった最悪の事態を防ぐためにも「E-E-A-TはGoogle検索のことだから…」と無関心にならず意識する必要があります。

SNS情報発信者にも「E-E-A-T(経験、専門知識、権威、信頼性)」が求められる時代ということを認識しておく必要はあるでしょう。

情報発信でお金を稼ぎたいなら必須です。

【追記】青チェックマークの意味が変更

出展:https://help.twitter.com/ja/managing-your-account/about-x-verified-accounts

Twitterのブランド名がXに変更されてから青色チェックマークの意味が変わりました。

青色チェックマーク(ブルーバッジ)はサブスクリプション保有(有料課金者)に与えられるサインとなっています。

そして従来の公式サイトに与えられるサインは金色チェックマークになりました。

出典:https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/profile-labels

初心者からでもできるE-E-A-Tを実現する2つの方法

ここまでの説明でE-E-A-T(経験、専門知識、権威、信頼性)の重要性についてはある程度理解していただけたと思います。

インターネット上ではデマ情報も多く簡単に信用されなくなっているのでまずは信頼関係を獲得することからスタートしないといけません。

それでE-A-Tが重要になるわけですがE-E-A-T(専門知識、権威、信頼性)を獲得していけばよいかという話になってきますよね。

情報発信初心者にとってはE-E-A-Tの実現は非常にハードルが高いことに感じるはず。

これだけで「自分に情報発信は無理…」と諦めてしまうかも知れません。

ですが、ご安心ください!

初心者にでもできるE-A-Tの実現方法がありますのでご紹介します。

それは「信頼性にフォーカスして重点的にやっていけばよい」です。

E-E-A-Tを全部同時に実現しようとすると難しくなってしまいます。

ですから初心者のういちはまず「Trust(信頼性)」だけを考えてやっていけばよいです。

そうすることで自然と残りの3つである

  • Expertise(専門性があること)
  • Authoritativeness (権威があること)
  • Experience(経験)

も実現していくことになるでしょう。

  • Expertise(専門性があること)
  • Authoritativeness (権威があること)
  • Trust (信頼できること)
  • Experience(経験)
出典:https://static.googleusercontent.com/media/guidelines.raterhub.com/en//searchqualityevaluatorguidelines.pdf

先ほども紹介したようにTrust (信頼できること)が3つの中心に位置しています。
このことからTrust (信頼できること)に注力すればよいことは明白です。

では信頼性を高めるためには
具体的にどうしたらよいか?

初心者からでもできる信頼関係構築方法は「運営歴と作業実績の積み上げ」になります。

この2つなら実績がない未経験者や初心者であっても問題なく実践できるのでぜひやってみてください。

運営歴の積み上げ

信頼関係構築においてもっとも重要になってくるのが運営歴の積み上げです。

日本では企業をアピールするとき「創業○○年」と運営歴の長さを使うことがありますよね?

日本人感覚では「老舗」というのは大きなブランドであり信用力でもあるわけです。

そのため情報発信を運営歴が長く長期継続している人ほど信頼されやすい傾向にあるといえるでしょう。

Twitterでもアカウントの運営歴が誰でも閲覧できるようになっています。

多くの人は無条件に「いつからやっているか」をチェックできるようになっているので運営歴が長ければ長いほど信頼獲得に有利となることは間違いありません。

運営歴が長くなれば長くなるほど信頼性が高くなっていき多くの人から指示される情報源となることでしょう。

そうなればE-A-Tの「A」にあたる「Authoritativeness (権威があること)」を実現することも可能です。

Authoritativeness (権威があること)を実現するにはさすがに5年くらいは運営を続けるこことが前提です。

さすがに3年程度では「新しいアカウント」と認識している人が多いですので。
ですが5年間情報発信を継続するなら未経験者からであっても全然できることですよね?

資格がないと5年間情報発信していけないなんて規則はありません。

運営歴の長さで信頼性を獲得して権威性を付けていくことができます。

運営歴は信頼獲得において非常に重要になることなので情報発信は1日でも早くスタートした方が有利になるのは間違いないです。

作業実績の積み上げ

運営歴に加えて重要になるのが作業実績です。

アカウントを開設したとしてもそのアカウントでまったく情報発信をしていなかったとしたら

いくらアカウント開設が古くても信頼を獲得することはできないでしょう。

Twitterではそのアカウントがしたそうツイート数が表示されています。

このツイート数が100ツイートのアカウントと1万ツイートのアカウントなら1万ツイートのアカウントのほうが信頼性はありますよね。
これだけツイートができているなら見る側も「しっかり運営している」と印象づけることができるでしょう。

ですから作業実績の積み上げも欠かせないことになります。

僕はこのブログに500記事以上の記事を投稿してきました。

そして「ブログ運営しましょう」という情報発信をしています。

自分で言うのもなんですがこれだけ作業量をこなしていると情報発信にも説得力が生まれますよね。

もしこれが10記事程度しかない状態で「ブログ運営しましょう」だったら「この人を信じて大丈夫なのか?」と閲覧者に疑問を持たせることになるはず。

ブログ開設後 1 ヶ月目が最も低く、新規開設ブログの約1/3は、翌月には更新されなくなっている。開設 2 ヶ月目以降、更新継続率は次第に上昇するが、6 ヶ月後にも更新されているブログは、新規開設ブログ全体の 24.3%にとどまる。

出典:ブログの実態に関する調査研究(平成 21 年 3 月総務省 情報通信政策研究所)

2009年と古いデータですが新規開設されたブログのうち半年後も更新されていたのは24.3%だったと結論づけられています。

仮に1日1記事ブログの記事を書いていたとしましょう。
4人に3人は180記事に到達する前に挫折してしまうというデータがあるのです。

もし毎日ブログ記事を更新し続けたら最低でも365記事に到達します。

500記事に到達できる人はほとんどないことになるのです。

ブログ更新は慣れの部分がありますからその気になれば1日1記事の更新は可能。

あとはやる気次第になります。

毎日ブログ記事を更新するだけで上位25%に入ることができるわけです。

これは信頼関係を獲得するには十分な作業実績になります。

運営歴の長さに加えて作業実績の裏付けがあれば信頼関係の獲得は可能で継続すればするほど自然とE-E-A-Tが実現していくことになるのです。

そして作業実績が増えれば増えるほど専門知識や経験は付きます。
僕もネットビジネス歴10年ですがブログ記事500記事に到達するまでに知らないことがたくさんあり調べて記事作成しました。

記事更新を継続すればするほどどんどん新しい知識が入ってきて経験や専門性が高まっていくのです。

ですから経験や専門知識というのは現時点の知識ではなく運営をしながら身に付けていくことで実現するのです。

まったくブログ運営をしたことのない未経験者や経歴の浅い初心者ならブログ運営をして新しい知見がどんどん増えていくことになるでしょう。

ネットビジネス歴10年の僕でも知らないことがあり調べながら記事作成していますので。

継続すればするほど新しい世界を知りどんどん専門知識や経験が増えるのは間違いないことです。

作業実績の積み上げを愚直に実践していけば「Expertise(専門性があること)とExperience(経験)」は自然と実現していきます。

SNSやYouTubeはアカウント削除(垢バン)に注意

信頼関係の獲得には「運営歴と作業実績の積み上げ」の2つの要素が必要になってきます。

そのため情報発信でビジネスを展開するには長期継続した情報発信が欠かせません。

ただ、この長期継続を阻害する要因があることも知っておく必要があります。

それはアカウント削除(垢バン)です。

これらの記事でも触れていますがSNSやYouTubeなどはアカウントを作成したうえでサービスを利用することになります。

そしてアカウントには利用規約があり万が一利用規約に接触することがあればアカウント削除(垢バン)などペナルティを受けることになるのです。

もし利用規約に接触するような情報発信をして垢バンになってしまったらいくら運営歴や作業実績があっても削除された瞬間に全部消えます。
すべてなかったことにされてしまう絶望的な状況になるのですね。

SNSやYouTubeで情報発信している人は常に垢バンの危機に晒されながら実践しているといっても過言ではありません。

しかも利用規約はそのときどきで改訂され変化するものなので過去にはOKだったものがある日突然NGとなることもあります。

そうなると情報発信の自由度が低いメディアと言わざるを得ないのですね。

とくにこれらのメディアはビジネス利用(商用利用)にはとくに厳しいところがあるので垢バン対象になりやすいのです。

ですからSNSは社会的信用や信頼度の獲得が難しいところがあります。

たしかにTwitterやYouTubeなどは無料で利用できますので無料で情報発信も可能です。
ですが厳し利用規約の範囲内に限った情報発信しかできないため自由な情報発信は難しいことも念頭におき運用しないといけません。

また万が一垢バンされたとしてもできるだけ被害を最小限にする対策も講じておかないと再起不能な状態になってしまいます。

有料WordPressブログの併用がおすすめ

この垢バン対策として個人的におすすめしたいのが有料WordPressブログの併用です。

有料WordPressブログとは自分でサーバーやドメインを取得したうえでお金を払いブログ運営するというもの。

かかる費用も年間2万円以下でやっていけるのでそれほど大きな出費にはならないはず。

ビジネス未経験者ですと2万円の出費は大きく感じるかもしれませんが

もし店舗を構えてショップを開くなどリアルビジネスをするとしたら年間2万円どころでは済みません。

年間2万円は異次元のコスパなのです。

それで垢バンリスクを回避して自由に情報発信ができるようになるなら保険料の払うようなもの。

有料WordPressブログについては下記の記事で詳しく説明してますのでぜひ参考にしてみてください。

結局、ビジネスはリアルもネットも「信頼」ありき(最後に)

  • Expertise(専門性があること)
  • Authoritativeness (権威があること)
  • Trust (信頼できること)
  • Experience(経験)
出典:https://static.googleusercontent.com/media/guidelines.raterhub.com/en//searchqualityevaluatorguidelines.pdf

今回はGoogle社が提唱するE-E-A-Tの4つを実現した情報発信をすることの重要性について説明してきました。

これはGoogle社が独自に打ち出した方針であるためGoogle相手のSEO対策に限った話を思われがちですが、この内容をしっかりとみてみると情報発信の本質に触れることばかりで決してGoogle検索エンジン相手のSEO対策に限ったことではないとみられます。

インターネット上はデマ情報が多くありますので情報発信者の信頼性が欠かせません。

たしかにインターネットは匿名で利用できるメリットがありますが、だからといって不明確な情報を無責任に発信してよいことにはならないでしょう。

2020年に起こったトイレットペーパー買い占め騒動のような社会現象に発展することだってあります。

そのため情報発信者側としても発信する情報に責任を持った行動が欠かせなくなるのは必然。

Google社の提唱するE-E-A-TはSNSやYouTubeといった他のメディアでも同じようにいえることだと僕は考えます。

E-E-A-Tというと難しいイメージがあるかもしれませんが、

初心者がやるべきことは継続的な情報発信をして運営歴と作業実績を積み上げることだけでOK。

これだけで信頼関係は構築できますので難しいことはありません。

信頼関係が構築できれば社会から支持を受けることができ権威性が自然と付くでしょう。

さらに情報発信を継続すれば新しい知識がどんどん身に付くので経験や専門性も自然と高まります。
信頼される情報発信をしていけばGoogle社が提唱するE-E-A-Tは自然と実現するのでご安心ください。

あとはいかに継続できるかどうかのみ。

情報発信の継続に資格は要りません。

誰にでもできることですよね?

今知識やスキルがなくても大丈夫です。

実践しながら身に付ければOK。

情報発信ビジネスでの信頼関係構築は継続することで誰でも実現しますのでぜひ怯まず挑戦して欲しいと思いますね。

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