オイスイ(追水卓)です。
この記事では検索結果に出たら思わずクリック(タップ)して読みたくなってしまうブログ記事の書き方についてコツをお伝えしていきます。
- 未経験者でブログ記事が書けるかどうか自信がない
- アクセス解析をみると記事が全然読まれていない
- 一生懸命ブログ記事を書いているが成果が出ない
このような悩みを抱えている人向けの内容です。
僕も10年以上ブログを使ってきて
数千記事は作成してきました。
最初のころは記事を書いても
まったく読まれず、すぐに
ブラウザバックされているようで、
自分の書いている記事に対して
まったく自信が持てない状況に
なったわけですね。
それから自分なりに分析をして
問題点を改善しながら現在に至ります。
この記事は
どんなことを気をつけて
僕がブログ記事を作成しているか
解説する内容となっています。
さすがに10年も業界にいて
ブログ記事を数千と書いてきているので
- 参考になりました
- 読み応えがあります
- とてもわかりやすいです
といったお褒めの言葉をいただくことが
できるようになりました。
また、初心者ブロガーさんから
「どうやったらこんな記事を
欠けるようになりますか?」
という相談を受けることもあります^^
ということで、この記事では僕がブログ記事を作成するときにどんなことをやっているか5つのステップにわけて解説していきます。
この手順を踏んで記事を作成していけば開いた瞬間にブラウザバックされるようなことは少なくなるでしょう。
あなたの「ブログ記事が読まれない」という悩みから解放されるはずです。
なお、内容は下記の記事
の続きという位置づけですから
先にそちらをご覧になるとより
理解が深まるかと思います。
【ステップ1】キーワードを検索した人の意図を考える
初心者で無名のうちは
検索エンジンを使い調べている人の
意図を考え抜いて記事を作成するのが
基本となってきます。
たとえばこの記事では
「ブログ記事 書き方 コツ」という
キーワードを選択して作成しています。
「ブログ記事 書き方 コツ」は
キーワードツールを使うと、
候補として出てくることから
検索されていることがわかるわけです。
つまり検索する人がいて
「ブログ記事を書くコツってないかな?」
と調べていることがわかります。
このようにキーワードを見つけたら
- どんな人が検索しているのだろうか?
- どんな悩みを抱えて検索したのだろうか?
- どんな答えを返せば満足してくれるだろうか?
といったことを考えて記事を作成する
ことが大前提となるのです。
この記事の書き方をしなかったら
誰の悩みも解決しない
自己満足記事となって終わります。
それでは検索からやってきた人に
「ここには欲しい答えはないな」と
判断されてブラウザバックされることに
なってしまうわけです。
キーワードで検索する
インターネットユーザーが
どのような気持ちで検索するかを
考えたうえで記事作成しないといけません。
僕自身もキーワードを発見したら先ほどの3つを考えるようにしています。
自己満足ブログであれば好き勝手記事を書けばよいですが、ビジネスとしてやるならお金を払ってくれる読者中心です。
検索意図がわらないときは…!?
そうなると
「検索意図を考えるのって難しそう…」と
なってしまいますよね。
これは慣れてしまえば容易くできるのですが
初心者だとなかなか難しいことかと思います。
ですが、初心者でも検索意図は判断できますのでご安心ください。
初心者でも検索意図がわかる方法をお伝えします。
ブログへの読者集めは主に
Google検索を使っている人になります。
そのためSEO対策を実施して
検索結果の上位(目立つ場所)に
表示させなければいけませんが、
上位表示を達成するためには
Google検索が用意している検索アルゴリズムを
通過して高得点を出すことが必要です。
この高得点を出す方法は
ネット上を探せばいろいろ出てきますが、
究極論をいってしまえば
検索者が求める答えをドンピシャに
用意している記事を上位に出す
が正解になります。
つまり難しいことは考えず
読者が満足する答えを
記事として用意すれば
自然と集客できるようになるのです。
一昔前であればブラックハットSEOの
ようなテクニックを駆使して
Google検索を騙して上位表示させる
方法が主流となっていました。
しかし、このブラックハットSEO対策を
する人が増えたせいでGoogle検索は世界的に
「役に立たない」という汚名を付けられる
ことになってしまったのです。
その結果、TwitterなどSNSや
YouTubeで情報収集する人が増え
Google検索の利用者は激減することに
なりました。
その汚名を返上するために
ブラックハットSEO対策のような
不正行為をするウェブサイトを摘発し、
ペナルティを与えて検索結果から
排除していった経緯があります。
そういう経緯を経て
現在のGoogle検索エンジンがありますので、
上位表示している記事は
Google検索がドンピシャな答えを返していると
判断している記事なのです。
よって自分で検索意図がわからなくても
上位表示している記事を読めば
自分で意図を考えなくてもわかったりします。
検索結果はカンニング
ペーパーでもあるのです!
ですから、Google検索をして
1位から10位までを見ていけば
検索者の意図が見えてくるでしょう。
そして自分がどんな答えを用意したうえで
記事を作成すればよいかもまるわかり。
初心者の多くはオリジナリティを求めて
検索結果に出ているライバルをチェックせず
記事作成をしていることが多いです。
ただでさえ検索意図の検討がつかないのにライバルを調べず自己流で記事作成をしたら的外れな記事になりますよね…
当然ながらブログに読者を集めることができません。
仮に訪問してくれたとしても訪問者の求める答えがないのですぐブラウザバックされることでしょう。
ほとんどの人は面倒くさがって
ライバルのリサーチをしていませんから
ここを丁寧にするだけで他のブロガーと
差を付けることが可能になります。
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【ステップ2】ブログ記事タイトルを最初に決める
検索意図がわかったら次は記事の顔や背骨となる「タイトル」を決めて行きましょう。
ブログ記事タイトルというのは背骨です。
よってブログ記事がしっかりと
決まっていないとブログ記事本文が
ブレブレとなってしまい
伝わらない文章となってしまうのです。
記事を作成していると
余談が入ってきたりして
本来伝えるべきことから
どんどん離れていくことがあります。
そんなときに記事タイトルが
決まっていると「そういえば」となって
軌道修正することができるわけです。
逆に記事タイトルが決まっていないと
話が脱線したまま進んでしまい、
タイトルで
「○○についてお伝えします」としておきながら
最後まで○○の正体が不明みたいな展開にも
なってしまいます。
これでは読者は知りたい答えがわからず
「時間をムダにした…」となってしまい
ブラウザバックされる可能性が増えるでしょう。
そうなるとGoogle検索アルゴリズムから
マイナス評価を受けて順位を落としかねません。
記事タイトルは検索結果に出る情報です。
検索者は「ここなら答えがあるかも」
という期待感を持って訪問してきます。
それでまったく的外れな記事だったら
普通にがっかりしますよね…
「なんだ、釣りタイトルかよ」と
検索者の反感を買うこともあるでしょう。
ちなみにかつてインターネット上には
釣りタイトル記事が氾濫して
「Google検索は使えない」という
烙印を押された経緯もあります。
こういった文章がブレブレと
なってしまわないようにするため
必ず最初にタイトルを決めましょう。
背骨をしっかりと作っておくのです。
背骨がしっかりとしていれば
多少ブレがあっても途中で軌道修正して
帳尻合わせができます。
僕もブログ記事を作成するときは記事タイトルを決める習慣にしました。
そして記事タイトルを見ながら文章がブレて言っていないかチェックしながら作成するようにしています。
検索者の入り口になる
記事タイトルは先ほども触れたように
背骨になるだけでなく顔でもあります。
記事タイトルは検索結果に出る
情報なので検索者が真っ先に見る情報。
記事タイトルを決めるときは思わずクリック(タップ)したくなるようなタイトルを付けていくことも欠かせません!
あなたも検索を使ったことがあれば
経験していると思いますが、
検索結果の一覧に出たタイトルをみて
「ここなら答えがあるかも」という
期待感を持ってクリック(タップ)した
ことはありませんか?
よって無難な記事タイトルではなく
多少インパクトのあるタイトルを
付けた方が効果的です。
とはいえ、インパクトのあるタイトルを付けるというのもなかなか難しい話ですよね…
そもそもインパクトのあるタイトルってなにと思われるかも知れません。
このインパクトのあるタイトルについても
先ほどの「ステップ1」でお伝えしたことと
同じでライバルをチェックするのが一番です。
Google検索が高く評価して
上位表示させている記事というのは
訪問者が多いから1位を付けている
ところがあります。
それはすなわち思わず
クリック(タップ)したくなるような
タイトルを付けていることを意味するのです。
もし魅力的なタイトル付けが
できていなかったらたとえ1位でも
素通りされてしまいますからね。
1位に出ているからには1位に
出ている理由があります。
よって検索結果の上位に出ている
記事は押さえるべきポイントを
押さえている可能性が高いのです。
なので最初のうちは上位表示してる
記事がどんなタイトル付けをしているかも
勉強しながらみていきましょう。
ある程度みていくと
「この言葉を使えばクリックされるかも」
みたいなことがわかってきます。
またあなた自身が検索しているとき
どういった理由でクリックしたかを
分析するのも方法です。
あなたが思わずクリックしたくなる
フレーズは他の人もクリックしたくなる
可能性があります。
これまであなたは情報を見る側だったので
直感的に「これいいかも」でクリック(タップ)
するだけでしたが、
あなたがブロガーとなって情報発信する
側になったらタイトルを決める必要があるのです。
記事タイトルは検索結果に表示される情報なので、訪問したくなるようなインパクトあるタイトルを付けることも意識しましょう。
【ステップ3】ブログ記事の全体像を決める
記事タイトルが決まったら
記事の内容を決めていきます。
このときやってほしいのが次の5つ。
- 見出し構成(文章の骨格)を考える
- どこにどんな画像や内部リンクを入れるかなど先に決める
- 見出しごとにどんな流れで書くか箇条書きする
- 箇条書きを見ながら完成像をイメージする
- イメージを基に実際にブログ記事を書いていく
全体像を決めていくようにしましょう。
見出しとはサブタイトルのようなものです。
具体的にいうと「H2」とか「H3」と呼ばれるものになります。
この記事でも見だしを使っており
- H2:【ステップ1】キーワードを検索した人の意図を考える
- H3:検索意図がわらないと記事が書けない…!?
- H2:【ステップ2】ブログ記事タイトルを最初に決める
- H3:検索者の入り口になる
- H2:【ステップ3】ブログ記事の全体像を決める
- H3:【ステップ4】決めた全体像に従って書く
- H2:【ステップ5】完成した文章を読み返して違和感がないかチェック
- H3:すぐに実施するのではなく時間をおく
- H2:ブラウザバックさせたないためには事前準備が重要
このような構成にしました。
タイトルにはブログ記事を書くときのコツを
5ステップ紹介するとしているので、
「H2」見出しを5つに区切り最後にまとめの
セクションを作っています。
さらに各見出しで補足説明が必要な箇所は
「H3」の見出しを使い区切りました。
「ステップ2」でも触れたように
文章というのは書いていると徐々に
ブレていくものです。
余談を挟むなどしたらたいてい
どんどん脱線して本筋から逸れて
結論にたどり着けないなんてことも
珍しくありません。
そのため事前に地図となるものを
準備しておくことが欠かせないわけです。
ここでいう地図とは見出しのこと。
先に見出しを決めておけばそれに従って作成していけば、たとえ話が脱線しても軌道修正することができます。
これが記事をスラスラ書くコツなのですが
初心者ブロガーは「なにを書くか」ばかりに
意識がいってしまっていて、
タイトルや見出しを後回しにしている
ことが少なくないです。
はっきりいって文章作成に慣れている
熟練であってもタイトルや見出しのような
骨格を作らず文章作成するのは困難。
上級者ほど最初に骨格となる
タイトルや見出しを決めてから
文章作成にはっているわけですね。
ですから、タイトルが決まったら
その勢いで全体像を作るようにしましょう。
これをやるかやらないかで
わかりやすい文章になるかどうかが
大きく左右されます。
では、具体的にどういったことを
していけばよいのか?
それについては説明が長くなるので
専用の記事を用意しましたので
そちらをご確認ください。
↓↓↓↓↓↓
【ステップ4】決めた全体像に従って書く
ここまで丁寧な事前準備をしておけば
文章作成は相当スムーズに進むはずです。
もうすでに頭の中では
記事の完成した姿が
イメージできているので
あとは脇目も振らず書いていきましょう。
ポイントは脇目も振らず書くということです。
記事がスラスラ書けない人というのは
記事を書きながら調べたり画像を選んだりと
他ごとをしています。
かつての僕がそんな感じでしたね…
それだと執筆作業に集中することができず
ムダな時間が食われるだけです。
せっかく文章が頭に思い浮かんでいたのに
他ごとをしてしまったがために
忘れてしまい思い出す作業が必要に
なったりと時間が食われてしまいます。
そういった展開にならないように
書き始めたら最後まで書き切るつもりで
一気に作っていきましょう。
事前準備がしっかりとできていれば
最後まで一目散に書き切ることが
できるはずです。
【ステップ5】完成した文章を読み返して違和感がないかチェック
ここまでの作業で記事が
できあがったかと思いますが
ここで終わってはいけません!
「できあがった記事を見直す」という最後の詰め作業が残っています。
僕たちのような凡人というのは
文章を作成する才能が秀でている
わけではありません。
そのため一発合格なんてことは
まずないです。
というよりも
本を出版するようなプロの物書きも
編集者とゲラのやりとりをして
手直ししながら完成を目指します。
プロですら一発合格できていない
わけですから書籍を出版したことのない
凡人には到底無理な話です。
そのため必ず書き上がった文章を
再度通しで読み返してみましょう。
読み返せば十中八九「あれ?」という
箇所が出てくるものです。
あなたが「あれ?」となったところは
他の読者がみても同じように「あれ?」と
違和感を感じるもの。
この違和感を持たれることも
ブラウザバックの原因となってきますので
潰しておくことが重要になります。
すぐに実施するのではなく時間をおく
チェック作業でポイントとなるのはすぐに実施するのではなく、できるだけ時間をおいてからやるということです。
というのも書き上がった直後というのは
「なにを書いたか」が記憶に残った状態。
そのため見直し作業もいい加減になりやすく
飛ばし読みみたいな感じになるのですね。
これでは正確な見直しができません。
そのため1日くらい時間をおいてから
実践した方がよいわけです。
「エビングハウスの忘却曲線」
という調査結果があります。
これは人間の記憶が
時間経過とともにどれくらい
抜けていき、
勉強直後まで戻すのにどれくらいの
時間を必要とするかを調査したもの。
この「エビングハウスの忘却曲線」によると
1日後には完全回復まで34%時間を節約できたと
されていることから、
仮に100分の勉強をしたとしたら
1日後に記憶を完全修復するのに
64分の時間が必要とされているわけです。
この調査結果を持ち出して
学習塾など教育現場では復習の重要性を
アピールしているのですが、
今回はそうではなく「忘れる」側に
注目して見直しを翌日する重要性を
解説しましょう。
仮にブログ記事を100分かけて書いたとしたら
翌日には書いた内容を完全に思い出すまで
64分もの時間を要することになるのです。
つまりほとんど記憶から抜けている
ということになるのです。
実際に僕も書いた記事を1番寝かせて翌日に見直したあとに投稿しています。
そのときに「そんなこと書いたな〜」となることが多々あり、前日作った記事の内容もほとんど抜けていると実感しているわけです。
当然、記憶から抜けているので
飛ばし読みなんてことはできません。
どちらかというと一字一句読むに
近い丁寧な見直しをすることになるのです。
ある意味、新鮮な感覚で読み返しが
できますから「ここおかしいな」という
部分に気づきやすいといえます。
人間の記憶は曖昧で
たった24時間であってもほとんど
忘れてしまう特徴があるのです。
ちなみに9時間後には回復までに
65分必要になるという結果で
1日経過後とさほど変わりません。
そのためもし朝活と夜活を
活用してのブログ運営実践なら、
朝活の時間帯に記事を完成させ
夜活の時間に見直しするという
方法もあります。
朝活・夜活のほうが現実的かも知れませんね。
このように人間の記憶は抜けていく
という特徴をうまく活用して
見直しをすると非常に効果的です。
関連記事
ブラウザバックさせたないためには事前準備が重要
ここまで思わずクリックして
読みたくなる記事の書き方について
コツをお伝えしてきました。
紹介した内容は僕自身が
成果を出している手順でもありますので
あなたも実践すれば効果を実感するでしょう。
そして読んでいただいて
気づいたかもしれませんが
やるべきコツとは事前準備とが中心です。
僕はかれこれ記事作成を10年以上やってきて「やっぱり事前準備は重要だ」と何度も気づかされています。
実際に僕も怠けたいときもあり
事前準備を大してせず
思いつきでいきなり記事作成に
入ることがあります。
そういったときはほとんどの場合
途中で記事作成が止まって
最後まで書き切れなかったり、
最後まで書いて見返すと
「なんかブレブレだな…」となり
大幅修正を強いられることが
珍しくありません。
結局のところ事前に骨格を
決めず実践するとブレブレになり
あとから大幅な手直しが必要で
余計に時間を食われることになります。
たしかに事前準備というのは
手間がかかりますし
面倒なことなのでやりたくない
という感情も湧いてくるでしょう。
しかし、「急がば回れ」で
事前準備をしっかりとしたほうが
スムーズに進むのも事実です。
旅行にいくとき計画を立てず
当てずっぽうでいくよりも
計画を立てて効率的にまわったほうが
満足度は高いですよね。
それと同じであらかじめ
進むべき道を決めたうえで
実践したほうがよいといえます。
インターネットで情報収集している人は
非常にライトな行動をしています。
読者が少しでも違和感を覚えたら
すぐにブラウザバックされてしまうでしょう。
なのでいかに「読者を放さないか」を
意識した記事作成が必要になります。
違和感を持たれない記事を書くためにはタイトルや見出しを先に決めて骨格を固めたうえで書いていくほうがブレることなく最後まで走りきることができます。
事前準備は面倒かもしれませんが
非常に重要なことなので
できるだけしっかりとやるようにしましょう。