【初心者実践非推奨】ブラックハットSEO対策とはどんなものか?

情報発信・ブログ運営ノウハウ

オイスイです。

この記事ではブラックハットSEO
ついてざっくりとした説明をします。

上記の記事でも触れていますが
ブログ運営をしているとSEO対策
というものが出てきます。

このSEO対策については
上記の記事で解説されていることを
愚直に実践すればよいのですが
知識やスキルを必要としますし
時間もかかるものです。

そのためブログにアクセスが
集まり始めるまでも時間がかかり
初心者は不安になりやすい材料と
なることでしょう。

そのためインターネット上には
ブラックハットSEOと呼ばれる
いってしばえば「裏技」を使い
Google検索エンジンを騙して
上位表示を狙いアクセス集めをする
テクニック
があるわけです。

記事タイトルにも入れている通り
僕は「非推奨」のテクニックと考えています。

ですが現在でもブラックハットSEOの
教材は販売されており初心者を中心に
飛ぶように売れているそうです。

僕はそういった小手先のテクニック系教材は
手にしないほうがよいと考えている立場なので
注意喚起の意味も込めて記事にしました。

ブラックハットSEOとはどんなものかザックリと

僕は2012年からアフィリエイトを実践しており
ブラックハットSEO全盛期を知っていますし、
実践したこともありそれなりに知識はあるつもりです。

ただSEO対策のプロフェッショナル
というわけではありませんので
ザックリとした説明に留めます。

初心者には非推奨のテクニックなので
詳しい知識を持つ必要もないでしょう。

「そういうものがあるのか」
くらいで留めてもらうために
記載します。

では本題。

ブラックハットSEOとはどんなSEO対策か?

一言でいえば

Googleの方針・ガイドラインに反して
上位表示を目指すSEO対策

です。

「Googleの方針・ガイドライン」に反するブラックハットSEO

「Googleの方針・ガイドライン」とは
どんなものがあるのか?

Googleの公式サイトでは
「ウェブマスター向けガイドライン」
公開しており次に紹介するような行為を
禁止すると書かれています。

この禁止されてる行為として
列挙されているものがこの記事の
テーマとして掲げている
ブラックハットSEOです。

では「Googleの方針・ガイドライン」には
どういった例がピックアップされて
禁止行為とされているかみていくことにしましょう。

「Googleの方針・ガイドライン」では
次のような行為を禁止すると明言しています。

具体的なガイドライン
次のような手法を使用しないようにします。

  • 自動生成されたコンテンツ
  • リンク プログラムへの参加
  • オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
  • クローキング
  • 不正なリダイレクト
  • 隠しテキストや隠しリンク
  • 誘導ページ
  • 無断複製されたコンテンツ
  • 十分な付加価値のないアフィリエイト サイト
  • ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
  • フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
  • 構造化データのマークアップの悪用
  • Google への自動化されたクエリの送信
出典:ウェブマスター向けガイドライン – Search Console ヘルプ

僕は2012年からアフィリエイトをしており
SEO対策に関わってきました。

そのため記憶があるのですが
たしかに当時はここで紹介されている
ブラックハットSEO対策の実践を
奨励されていました。

こういった対策をして順位操作を
しようとするアフィリエイトサイトや
ブログが多数あったわけですね。

自作自演リンクはブラックハットSEOの代表的存在

ガイドライン2番目の
「リンク プログラムへの参加」
ブラックハットSEOの代表的存在です。

なかでも自作自演リンクが本当に
たくさんの実践者がいましたね。

PageRank や Google 検索結果でのサイトのランキングを操作することを目的としたリンクは、リンク プログラムの一部と見なされることがあり、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)への違反となる場合があります。これには、自分のサイトへのリンクを操作する行為も、自分のサイトからのリンクを操作する行為も含まれます。

出典:リンク プログラム – Search Console ヘルプ

「自分のサイトへのリンクを操作する行為も、
自分のサイトからのリンクを操作する行為も
含まれます。」というのが幅広く実施されていました。

なぜこの自作自演リンクが広まったのか
これについてはGoogleが公式サイトで
重要視していると明言していることによります。

4. ウェブ上の民主主義は機能する。
Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。Google では、200 以上の要素と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。また Google では、多くのプログラマーの力の結集によって技術革新が進むオープンソース ソフトウェア開発にも力を入れています。

出典:Google について | Google – Google

昔のGoogle検索アルゴリズムは
たくさんリンクを集めている
ウェブサイトを「価値あるサイト」と
判断していました。

そのため自分の運営するウェブサイトに
自分で作った別のウェブサイトからリンクを
送ることで意図的にGoogle検索アルゴリズムから
高い評価を得ることができたのです。

この方法を悪用すれば
検索利用者を騙すようなウソサイトでも
検索結果の上位に出すことができてしまいます。

そして
デタラメな情報を読者に提供して
騙すようにしてアフィリエイトサイトへ
誘導して商品を購入させる行為が
蔓延していたのです。

現在はこれらの行為をしている
ウェブサイトをGoogle検索アルゴリズムで
判別できるように改良されてきましたが、

過去には判別することができず抜け穴を
突くことで意図的に上位表示させることが
できました。

デタラメな情報を読者に提供していたアフィリエイトサイト

ではどんなデタラメな情報を
読者に提供してアフィリエイトサイトに
誘導して稼いでいたのか代表的な例を
ひとつだけ紹介します。

インターネット通販を利用している人は
多かれ少なかれ「最安値で購入したい」
という願望があります。

そのためGoogle検索で
「商品名+最安値」のキーワード
検索する人がそれなりにいるわけです。

ただインターネット通販を長く使っていると
なんとなく認識があると思いますが
最安値で商品を購入しようと思ったら
Amazonか楽天かYahoo!ショッピングですよね。

アフィリエイトする商品のなかには
Amazonか楽天かYahoo!ショッピングといった
販売店で売られている場合もあります。

そしてそちらが最安値になっている
ことが多いわけです。

ですが正直に
Amazonか楽天かYahoo!ショッピングに
誘導してしまってはアフィリエイト報酬を
手にすることができません。
※補足1参照

そのためまずはじめにウソの
情報を盛り込んだアフィリエイトサイトを
作成します。

本来であれば
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングで
最安値で販売されていることを知っていても
それを隠して公式サイト直営店へ誘導するわけです。

アフィリエイトプログラムでは
たいていの場合は公式サイトで
購入するよう誘導する指示がありますので
「最安値はこちら」といったタイトルを付け
検索者を誘導して公式サイトへ流すという
テクニックが使われたのです。

Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングと
いった販売店を利用する場合は
手数料が必要になるので公式サイト
直販が安いという事例も多いです。

しかし、
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングが
ポイント加算などを含めたら最安値に
なることも珍しくなくウソの情報を流して
稼ぐアフィリエイターがいたわけですね。

まさに「自分が稼げればそれでよい」
というスタンスです。

※補足1

Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングでも
アフィリエイトプログラムが用意されており
稼ぐことは可能です。

しかし報酬額が購入金額の1%などと
極端に低いため公式サイトへ誘導したほうが
稼ぎが大きくなります。

そのためアフィリエイターは
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングで
購入される前に公式サイトへ誘導しようと
していたのです。

ブラックハットSEO蔓延でGoogle検索利用者離れが起こった

こうしたブラックハットSEOの蔓延により
Google検索の利用価値がどんどん
落ちていくことになりました。

2010年代といえばTwitterや
FacebookなどのSNSが台頭した10年間。

Google検索してもまともな
情報が出ないことを利用者側も
徐々に把握し始めたことが原因で
Google検索の利用者離れが
加速することになったのです。

これによってGoogleは大きな
収益的なダメージを受けました。

Google検索結果のページを見ると
「広告」と表示されることがあります。

Google検索が無料で利用できるのは
広告出稿している人がいて
この広告収入によって無料で提供する
ことができているビジネスモデルなのです。

最近はテレビを見る人が減っており
テレビCMを出そうとする企業が
減っているなんて情報もあります。

テレビを見る人が減れば高い
広告費を出して流しても
商品の売り上げに貢献しないので
赤字となってしまうでしょう。

費用対効果が悪いので
利益を追い求める民間企業であれば
広告出稿から手を引くことになります。

実はこれと同じことがGoogle検索でも
起こっていてGoogle検索の利用者が
減っているので収益的なダメージを
受けているのです。

ブラックハットSEOを駆使すれば
デタラメなウソ情報サイトでも
上位表示することができるようになります。

一昔前では調べず質問すると
「ググれカス」といわれたものですが、

ブラックハットSEOでデタラメな
情報サイトばかりが検索結果に出るように
なってしまったために「ググってもカス」
と揶揄されるまでになってしまったのです。

そこにSNSの台頭が重なり
Google検索で情報収集する人が激減して
SNSで情報収集する人を増やす結果と
なってしまいました。

悪徳業者にもブラックハットSEO対策は悪用されGoogleは信用失墜

ここまではアフィリエイトを
中心としてお伝えしてきましたが
ブラックハットSEOは悪徳業者にも
悪用されていました。

参考:「ブラックハットSEO」で不正サイトへ誘導する手口が多発

こちらはフォードや日産といった
大手自動車メーカーとは
まったく関係ない偽ウェブサイトが、

フォードや日産と関連があるように装って
最終的にパソコンにウィルスソフトを
インストールさせ個人情報を盗むという
悪用が行われた事例です。

このようにブラックハットSEOを使い
デタラメな情報サイトばかりが
Google検索結果に出るようになったので
「ググってもカス」となったわけです。

そのためアフィリエイターだけが
ブラックハットSEOをしていたわけでは
ありません。

当時のアフィリエイトはいまと
状況が違って個人事業者が中心となり
実践していました。
※人数はそれなりの規模でしたが

ですが悪徳商法をやっている
業者に比べたらまだまだ
規模は小さい方だといえます。

ブラックハットSEOの規制を
後押ししたのはこうした
悪徳商法の業者という見方も
できなくはありません。

信用回復のために本腰を入れて対策を実施

とはいえGoogle検索は
社会的な信用を大きく落とし
利用者が減り

  • Twitterの検索
  • Facebookの検索
  • YouTubeの検索

といったSNS検索に
流れていってしまいました。

Google検索の運営意図は
「検索利用者の期待に応える」 なので
こういう身勝手な運営者の ウェブサイトは
排除すべき対象となります。

Google社はブラックハットSEOの
順位操作を厳しく取り締まり
信用回復しようと動き出すことになりました。

Google検索エンジンの改良に改良を
重ね続けて現在のようにブラックハットSEOで
順位操作ができなくなり
ほとんど通用しない状況となったのです。

ブラックハットSEOの代表的なテクニック(教材は買わないほうがよい)

ブラックハットSEOは2022年現在では
ほとんど通用しなくなっていますが
ブラックハットSEOの教材は出まわっています。

おそらくSEOの事情を知らない
未経験者・初心者をターゲットにして
販売しているのでしょう。

もし次のようなテクニックを駆使して
集客を増やすような内容が販売ページに
記載があったら手にしない方がよいでしょう。

ここでは過去に流行ったブラックハットSEOの
一例を紹介しつつおすすめしない理由も説明します。

最後にブラックハットSEOの代表的は

  1. 有料リンク・自作自演リンク
  2. 中古ドメイン活用・ドメインパワー偽装
  3. キーワード詰め込み・ワードサラダ(自動記事作成ツール)
  4. 隠しテキスト・隠しリンク(白背景に白地で隠蔽)
  5. スパムコメント・マルチポスト(リンク付きコメント)

この5つのテクニックです。

すべて過去には使えていた
ブラックハットSEO手法ですが
現在はGoogle検索エンジンで
対策されておりほとんど効果が
期待できません。

これらの手法を使っていることが
Googleにバレたらあなたのウェブサイトが

検索結果に一切表示されなくなる重い
ペナルティを受ける危険性のあるテクニックです。

絶対に実践しないようにしましょう。

なお各テクニックの詳細は
下記の記事にて解説していますので
興味があればご覧になってください。

ブラックハットSEOがバレると

ブラックハットSEOがバレると
下記のような警告が届きます。

僕はブラックハットSEOを
やっているときに警告を受けました。

そのときは

  • インデックスの削除(Google検索に一切出ない)
  • 検索順位下げ(30位以上にならない)

といったペナルティを確認しています。

このペナルティを受けると
Google検索からのアクセスが
激減して集客不可能状態になります。

苦労して運営してきたブログが
水の泡になってしまいますので
絶対に避けなければいけないトラブル。

アカウント削除(垢バン)レベルの
恐怖ペナルティです。

安易にブラックハットSEO対策をすると
取り返しのつかないことになりますので
本当にやめましょう。

関連記事

まとめ

ブラックハットSEOとは
Google検索アルゴリズムの
抜け穴を突いた上位表示テクニックです。

Google検索結果は
アルゴリズム(プログラム)を使って
検索結果の順位を自動判別しており、

判定基準の欠陥を突くことで
価値のないウェブサイトでも
上位表示できてしまいます。

ただし、
Google社の考えに背いた
SEO対策なのでバレた場合は
重いペナルティを受けることになり、

最悪の場合はGoogle検索結果に
一切表示されず集客不可能になる
こともあるのです。

Googleは意図的な
順位操作を嫌っています。

このように非常にリスキーな
SEO対策なのでオススメできません。
初心者向けとして

  • 有料リンク・自作自演リンク
  • 中古ドメイン活用・ドメインパワー偽装
  • キーワード詰め込み・ワードサラダ(自動記事作成ツール)
  • 隠しテキスト・隠しリンク(白背景に白地で隠蔽)
  • スパムコメント・マルチポスト(リンク付きコメント)

これらブラックハットSEO対策の
教材が販売されていますが
手にしないようにしてください。

SEO対策をするならば
Googleの意図に寄り添って
価値あるコンテンツを用意して
自然と評価され上位を目指す
方向性で実践するようにしましょう。

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