中身スカスカの商品でも売れてしまうプロダクトローンチとはどんなものか学ぼう![詐欺を見抜く]

詐欺を見抜く基礎知識・予備知識

オイスイです。この記事はプロダクトローンチについて解説する記事となっています。

ネットビジネスをはじめると「プロダクトローンチ」という言葉を耳にする機会があると思います。あなたも一度くらいは耳にしたことがある言葉かもしれません。

どちらかというと悪い印象で捉えられることが多いので注意喚起の情報でみかけることが多いでしょう。

僕も知識のなかったころは「なにそれ?」という感じでプロダクトローンチにハマり、お金を払い続けていたことがありました。
騙しのテクニックとして使われることが多いので悪名高い手法となっています。

最近は副業気運の高まりから副業実践の高額塾や教材が有料販売されるケースが増えています。

これらがすべてまっとうな商品であればよいのですが僕のブログ記事をみてもらえばわかるように非推奨のネット副業案件だらけなのですね…

僕はプロダクトローンチがどういったものか身を持って体験して知識もあるので独自に検証して推奨・非推奨の判別ができるようなりましたが、副業未経験者やネットビジネスの知識のない人はプロダクトローンチの罠にハマって価値のない商品にお金を払ってしまうリスクが非常に高いといえます。

騙されないよう注意喚起できればという思いで作成しました。僕自身も副業検証で実践しており見抜くことができている情報をお伝えしていきますので、あなたの目利きスキル向上にお役立てください。

プロダクトローンチとはどんな意味か?

まずプロダクトローンチとはどんな意味なのかを解説します。

プロダクトローンチは

  • プロダクト(product)
  • ローンチ(launch)

の2つの英単語からできている造語です。

それぞれの単語の意味は次の通り。

プロダクト別名:プロダクツ英語:product

プロダクト(英: product)とは、マーケティングの用語で、製品を指す語である。その製品によりもたらされる便益を強く意識させる言い方である。広義では、製品に付随するサービスをも含める。「プロダクツ」ともいう。出典:プロダクト とは何? Weblio辞書

ローンチ【launch】[名](スル)1 立ち上げること。参入すること。始めること。特に、新しい商品などを売り出すこと。「10月に新製品をローンチする」2 ⇒ランチ出典:ローンチとは何? Weblio辞書

すでにあなたは散々見てきていると思いますが新商品を発売する前に

  • テレビCMや番組
  • 新聞広告や折り込みチラシ
  • ネット上のメディア

を使って新商品が出ることを大々的に宣伝して「知名度を一気に高めよう」としますね。

このように新商品(プロダクト)の立ち上げ(ローンチ)をアピールして爆発的に売っていこうとするのがプロダクトローンチというものです。

月600円で容量無制限のクラウドバックアップが可能な「Dropbox Backup」がローンチ/バージョン履歴管理や別デバイスへのリストアも可能 https://t.co/V3WyOxqnM7 pic.twitter.com/OL1dPBcfVC

— 窓の杜 (@madonomori) April 14, 2022

セリーヌのサマーコレクション 「BAIE DES ANGES」新作がローンチ &梅田阪急店がリニューアル #セリーヌ #サマーコレクション #BAIEDESANGES #梅田阪急 https://t.co/4TUQNMS6qL

— CREA (@crea_web) April 14, 2022

日本初のヴィンテージ・ファッション・アプリ「https://t.co/zgJ2YWp71O」、ローンチから約1年半で累計80万ダウンロードを達成! https://t.co/tlHuhsz5mm pic.twitter.com/8ey2jHBy89

— PR TIMESニュース (@PRTIMES_NEWS) April 15, 2022

このようにX(旧Twitter)などSNSで「ローンチ」と検索すると毎日多数の情報が投稿されていることがわかるはずです。
言葉はなんとなく難しいイメージがあるかもしれませんが、事例は探せば山のように存在していて非常に身近なものだったりします。

ネット副業案件の募集で実施されているプロダクトローンチとは?

ネット副業案件の募集でも同じようにプロダクトローンチの手法が使われているわけですが、ここまで紹介してきたプロダクトローンチとは若干異なる戦略で実施されます。

というのも副業案件は知名度がなく多くの人が「怪しい、胡散臭い」という先入観を持っていることが多く普通に宣伝したところで売りに繋がってくれないからです。

ここまで紹介してきたプロダクトローンチは商品や企業に知名度があることが大前提でした。

実際にテレビCMをみてもらうとわかりますが、たいていは日本では名の知れた企業の商品だったりサービスだったりするはずです。
テレビCMを放送するにはそれなりに広告費がかかってくるので「宣伝したけど商品が売れなかった」では広告効果がなく赤字垂れ流しとなってしまいます。
ですからテレビCMなど大手メディアを使ったプロダクトローンチは「十分ペイできる」と判断した場合のみ実施されるので有名企業や有名商品ばかりとなっているのです。

それでは副業案件の募集はどうか?

日本では2018年に副業が国家的に容認され副業解禁する企業が増えてきました。雑誌などでも副業の特集が組まれるなど加熱したことは間違いないのですが大手メディアを使って「新しい副業教材が出ました!」を宣伝したところでどうでしょうか?

日本人は表でお金の話をすることを嫌う傾向にあり自分で稼いでいると知られたら「アイツは金に汚い」など陰口を言われたりするような社会状況です。

大手メディアを使って大々的にアピールしたとしても多くの人は「胡散臭い儲け話」とスルーされてしまう可能性が高いといえます。副業解禁されたとはいえ日本人マインドはまだまだ副業に対してネガティブで胡散臭い話と思っているわけです。

これでは多額の広告費を払って宣伝しても効果がなく赤字垂れ流しとなってしまうことでしょう。

ネット副業案件の募集をしている側もそうなることは百も承知です。

ですから知名度のある一般的な商品とは違ったプロダクトローンチが展開されます。

アフィリエイトを使ったプロダクトローンチ

ネット副業案件の募集で大々的な告知をするときはアフィリエイター(アフィリエイト広告)を使ったプロダクトローンチを展開するのが一般的。
僕も含めて副業情報を発信しているアフィリエイターはメルマガやLINEに顧客リスト(メールアドレスや友達登録)を多数持っていることが多いです。

そして副業情報を発信している人のメルマガやLINEを登録しているということは「ネット副業に対して興味のある人の顧客リストを持っている」ことになります。

ですからネット副業情報を扱っているアフィリエイターに「報酬を支払うので紹介してください」とあらかじめ募集をかけておくのです。

そうすると一定数のアフィリエイターが「宣伝します!」と手を挙げてくれますので提携を組んで募集情報を顧客リストに向かって発信してもらいます。

副業案件の募集は必ず募集日を決めて実施するので「○○日に一斉募集を開始するので案内を送って下さい」と頼んでおき、当日がやってきたらアフィリエイターが登録者に向け一斉に募集の告知案内を送りネット副業に興味のある人が一斉に募集を知ることになる流れです。

こちらの記事でも紹介していますがアフィリエイトは「成果報酬型」が一般的で商品が売れる(オプトインの場合はメルマガ登録)ときにだけ報酬を支払えばよいです。

そのため商品が売れなければ報酬を支払う必要がないのでテレビCMみたいに最初に多額の費用を用意する必要もありません。そして告知する相手も「副業に興味を持っている層に絞って実施」していくので無駄なくアピールしていくことが可能です。

知名度がある一般的な商品のように不特定多数に向けて宣伝するのではなく、興味のある層に的を絞ってピンポイントで狙っていくところが副業案件プロダクトローンチの特徴となっています。

ちなみに興味のある層に絞ってピンポイントで狙っていく手法はDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)と呼ばれることもあります。
プロダクトローンチの手法はDRMと組み合わせて使われることが多いです。

ネット副業案件の募集で使われるプロダクトローンチの大まかな流れ

副業案件の募集で使われるプロダクトローンチの流れをお伝えします。

実はこのプロダクトローンチを使えば仮に「中身スカスカの商品」であっても売っていくことができてしまうのです。そのため悪徳商法でも広く用いられておりお金を騙し取られている人が出続けている状況にあります。

世の中に出まわっている副業案件の募集が全部まっとうなものであればよいのですが、残念ながらそうなっていません。
こういった悪徳商法に引っかからないためには悪質な副業案件の募集でどのような流れでプロダクトローンチ誘導が実施されるか知って対処することが重要です。

これから紹介する内容を知っておけば「騙された」ということになりにくくなりますのでぜひ覚えておいてください。

なおこれから説明する内容はバックエンド商品がどういったものか知っている前提としています。バックエンド商品がどういったものかは下記の記事で説明していますので先にご確認をよろしくお願いします。

プロダクトローンチは約1週間

ネット副業案件の募集プロダクトローンチは約1週間にわたって行われます。これは事例を使って紹介したほうが早いので手元にある事例をご紹介しましょう。

ある副業案件の募集プロダクトローンチが3月30日にスタートしました。

初日はメルマガで詳細な内容を解説しているページへ案内するメールが届きそのリンクから詳細ページへ飛ぶと動画によるアピールが用意されていました。

このネット副業案件は金融投資の自動売買ツールを使う稼ぎ方で動画を最後まで視聴すると自動売買ツールが使える仕掛けとなっていました。

ここから4月2日まで

  • 動画による解説(全4話構成)
  • メルマガによる募集の近況報告

といった情報が随時配信されることになります。

このように1日おきなど定期的に送られてくるメールをステップメールといいます。ステップメールはあらかじめ決められた日に決められたメールを一斉送信(実際は登録日から起算して順番に送信)するもの。つまり本人がその日に作成して送っているのではなく、あらかじめ作られたものを順番に送っているだけです。

メールを受信している人は副業や自分でお金を稼ぐことに興味のある人ばかりなので興味津々となって視聴することになるでしょう。

そして最終日の4日目(4月2日)に販売する商品(バックエンド商品)が正体を現して本命の募集がスタートします。

この本命商品の販売期間がここからだいだい4日程度続き終了となりますので、プロダクトローンチは1週間かけて実施されることが多いです。

なぜ1週間もかけて情報を小出しにするのか?

一般的な商品のプロダクトローンチであれば大手メディアが記事を1回作成して公開して終了という場合が多いです。それに対して副業案件の募集では1週間もかけてジワジワと実施していきます。

なぜ1週間もかけて情報を小出しにするのか?

お客さんの商品に対する期待感を煽るためです。

情報を一気に公開せず小出しにすることで「この情報商材ってどんな内容なんだろう?早く知りたい、もっと中身をみたい」とどんどん興味を惹きつけていくことが可能なんですね。

メルマガなら1通で終わるところを5通から10通などで小分けにして宣伝していくことでお客さんの「早く知りたい!早く確かめたい!」という焦りの感情をうまく刺激できます。

この感情を揺さぶるために時間をかけてじっくり1週間もかけてアプローチしていくのです。

最後にはバックエンド商品のセールスが待っている

副業案件の募集プロダクトローンチはほぼ例外なく最初は「無料モニター」からスタートします。

そして無料モニター終了と同時にバックエンド商品(本命の売る商品)のセールスがスタートする流れです。今回紹介している事例も無料の自動売買ツールが使えるようになっていました。

そして自動売買ツールを動かして「自分でもお金が稼げるのか」という体験をすることになりさらにメルマガや動画で「さらに稼ぐ方法がある」といった追加情報もどんどん流れてきてもっとお金が欲しい意欲が高まっていきます。

「早く知りたい!早く確かめたい!」感情が最高潮に達した4日後(4月2日)に本命商品が登場しました。この副業案件は有料サロン(10万円)の販売がバックエンド商品として待っていたのです。

さらに念押しで「無料モニター期間に稼いだお金は有料会員にならないと出金できません」と説明がありバックエンド商品を購入させる仕掛けもありました。

しかも無料モニター期間には有料サロンの参加費用10万円が稼げているので、「実質無料で参加できますよ」といった誘い文句もありました。このようにお金を払うハードルをステップメールなど駆使して下げていき最終的なセールス成功に導いていくのです。

「あと○日で販売です!脅威のノウハウが間もなく公開です!」などの表現でお客さんの購買意欲を刺激します。

もうこの時点まで宣伝を確認したり期待して見た人の多くはその商品が欲しくてたまらなくなっているので販売開始とともに購入ボタンをポチッと押してしまうことになるでしょう。

そうなれば販売者の思うつぼ。

完全に戦略に嵌まってしまい無意識にお金を払うことになってしまうのです。

こうしてありとあらゆるテクニックを駆使して買わざるを得ない状況に追い込んでいきます。
どれもビジネスの世界ではよく使われる真っ当なテクニックではありますが、こと副業界隈では詐欺に悪用されることが多い残念な状況です。

プロダクトローンチは中身スカスカの商品でも高額で売れてしまうのはこういった仕組みが機能しているため。

悪質なプロダクトローンチ副業案件を見抜く検証ポイント

プロダクトローンチは突き詰めて言えば大々的にアピールして知名度を高めて売りに繋げるということなので幅広く実践されていることです。

悪いイメージを持たれやすいプロダクトローンチですが実際はとても身近で日常的に目にしているものとなっています。

しかし、知名度のない商品でもやり方次第では爆発的に告知していくことができて悪用すれば中身スカスカの価値がない商品でも売ることができてしまうのです。
ビジネスと詐欺は紙一重といいますが、プロダクトローンチはその象徴的なテクニックかも知れません。

中身スカスカの高額情報商材を価値ある商品のように装って売り付けることが横行しているのでネガティブな印象を持たれてしまっています。

とくにネット副業案件(自分でお金を稼ぐ系全般)の募集では残念ながら悪質なプロダクトローンチが横行している状態です。

こうした悪質なプロダクトローンチから身を守るには副業案件を見抜く検証をできるようにしておくことが欠かせません。

最後に悪質なプロダクトローンを仕掛けてくる副業案件を見抜く検証ポントを紹介します。このポイントをおさえてネット副業をご自身で検証したら悪徳商法に引っかかるリスクをグンと下げることが可能です。

「無料モニター」となっている

悪質なものに限らずネット副業案件の募集では「無料モニター」として告知されることが多いです。

副業の話は全般的に怪しいというイメージが根付いているので実践するまでの心理的ハードルが高くなっています。実際に自分で事業を興してもうまくいかず借金だけ残ったという話は絶えませんからね。

ここで無料モニターととして募集することで多くの人は「リスクが低い」と判断して心理的ハードルが下がって興味を持ちやすくなるのです。

ただ、これがプロダクトローンチとなっていたら当然ながら最終的にバックエンド商品のセールスがあります。

プロダクトローンチはアフィリエイトを使っているのでテレビCMなどに比べたら広告費は安いですがプロモーション動画の撮影や出演エキストラを用意するなどそれなりにお金がかかっています。

当然そういった費用を回収していく前提なので無料モニターを集めて最終的にバックエンド商品のセールスに繋げることは問題ありません。

それに僕自身は自分でお金を稼げるようになるまでに200万円以上の自己投資をしてきているので無料で稼げるという仕組みはあり得ないという考えです。

しかし、悪質なプロダクトローンチで価値のない商品を価値のあるようにアピールしたうえで視聴者を洗脳して購入させる(自己投資させる)という手法は決して健全と考えていません。

もし副業案件の募集ページで「無料モニター」といった文言をみかけたらプロダクトローンチによって最終的に高額の有料商品を購入することになる可能性があります。

「無料モニター」は有料商品セールスの入り口になっていると認識しておくと悪質なプロダクトローンチの口車に乗せられることなく冷静な判断ができるようになるでしょう。

過度な手軽さや実績(凄い)アピール

僕の経験からすると悪質なプロダクトローンチは動画による告知を使っているケースが多くその動画は企画者とインタビュアーの対話形式となっています。

皆一様にマネをしてインタビュー形式の動画を使ってプロダクトローンチをしています。
この形式が売れるのでしょうね。

動画の内容はどちらかというと副業で「どんな稼ぎ方をするか?」といった具体的な話はほとんどされず、「凄いですね!凄いですね!」とインタビュアーの人が企画者をひたすら持ち上げる内容となっていることが多いです。

ネット副業検証するときはビジネスモデルがどうなっているかに注目する必要があります。

  • なぜこのビジネスは利益を出すことができるのか?
  • 具体的にどんなことを実践していくことができるのか?
  • 特定の人しか実践できない特殊なビジネスでないか?

といったより本質的(根本的)な部分をみるようにしないといけません。

ただ、悪質なプロダクトローンチでは本質的な部分を隠して「手軽にできる」や「凄いですね!」といった実践への心理的ハードルを下げることや企画者を過度に持ち上げるような内容ばかりとなっています。

中身がないので「凄い!凄い!」とアピールするしかないからです。

もしプロダクトローンチで動画が使われていたら商品の具体的な内容を解説しているかどうか検証してみるとよいでしょう。

ここで過度な手軽さや実績(凄い)アピールだけとなっていたら悪質なプロダクトローンチを展開したあとにバックエンド商品を高額で売り込んでくる可能性があります。

札束を動画に登場させる

これはほぼ悪質なプロダクトローンチと判断してよいことですが動画などで札束を見せびらかししているシーンがあれば要注意です。

ネット副業をしたい人は現時点でお金が足りなくて困っているわけですから札束を見せられたら過度に興奮することでしょう。

札束を見せびらかすことで脳を興奮状態にして注意を惹き付ける心理テクニックが使われているのですね。
このテクニックは某YouTuberの界隈でも頻繁に使われていました。
「札束は作り物だ」などなど疑いをかけられていたのは記憶に新しいはず。

本当に価値のある商品を売っていくのであれば内容で勝負するので札束をみせるといった小細工をしてアピールする必要ありません。

それに撮影用小道具の札束もありますので本物という保証もないのです。手元に現金がなくても札束は用意できますから稼いでいる実績アピールにもなりません。

悪質なプロダクトローンチでは高頻度で動画中に札束が登場するので検証ポイントとして覚えておくとよいでしょう。

決済システムトラブルなどにより募集期間延長する

これも定番となっているテクニックなのですが通信障害などなんらかのトラブルが発生してバックエンド商品の募集期間を延長するというものです。

バックエンド商品のセールスは「希少性(限定性)」を出すため最初は「1日限りの限定募集」といったセールスがされます。

しかし、たいていの場合は決済システムトラブルなどが起きて「救済措置として2日間だけ延長します」といった具合に募集期間が延長させるのです。

システムトラブルが起こるほど購入者が殺到していることをアピールして迷っている人の判断を焦らせようとするテクニックが使われているのですね。

僕は最初本当に決済システムのトラブルが起きていると思っていたのですが、プロダクトローンチの裏側に詳しい人から「アレは演出ですよ」と教えてもらって気づくことになりました。知らない人だと簡単に騙されてしまいますが、完全にやらせです。

バックエンド商品は10万円以上など高額となっているので迷う人が多い傾向にあります。

そいういう人に決断させるために

「アクセスが殺到して決済システムにトラブルが出ている」

と裏話(演出)を読者にわざと伝えて

「たくさんの人が申し込みをしているので、あなたも申し込まないと後悔しますよ」と暗に訴えかけて購入する判断をするよう誘導しているのです。

ですからもし決済システムのトラブルなどで募集期間を延長した場合は冷静な判断が必要になります。

決済システムのトラブルはお決まりのパターンで実際にトラブルは起こっていない可能性の方が高いです。

裏話を聞かされてからプロダクトローンチを観察しているとたしかになにかしらのトラブルが起きて募集期間が延長されていることに気づいたのです。

決済システムのトラブルのほかにも

  • 公式サイトのサーバーがダウンした
  • 通信障害でアクセスできない状態になった
  • 問い合わせ多数で対応しきれていない

など延長理由にバリエーションがあります。

これも悪質なプロダクトローンチではパターン化していることなので、もしトラブルで募集期間が延長された場合は要注意です。

ちなみに限定募集はまっとうなプロダクトローンチでも使われています。その場合は「1日限定→3日に延長」みたいな小細工はせず最初から3日限定募集することが多いです。

もし問い合わせが殺到して対応しきれない場合は予約枠を用意して個別対応します。ですから一律延長ということはしません。

ここも悪質なプロダクトローンチを見抜く検証ポイントになります。

プロダクトローンチまとめ

ネット副業案件の募集で実施されるプロダクトローンチの仕掛けは最初の「興味がある」レベルを「欲しい」という感情にまで持ち上げてピークにさせたところで一気に売り込むという手口です。

日本では自分でお金を稼ぐ考えのある人が多いので「儲け話=怪しい」という心理的ハードルがあり近寄ろうとしません。

しかし、プロダクトローンチで「これは凄いですよ、簡単に稼げますよ」と洗脳に近い教育(知識の植え付け)をしていけば買わざるを得ない状況に追い込まれてしまうのですね。。

そして1日で説明できるようなことを1週間や10日と時間をかけて情報を小出しにして読者を教育していくことで興味が徐々に湧いてきて期待感が高まっていきます。

期待感が高まっている人を焦らされたり待たされたりすると「次の情報が早く欲しい」となって冷静さを失うわけです。

詐欺事件の被害に遭った人があとから「なんで騙されたのだろう…」と振り返るのもこうした感情を揺さぶるテクニックを受け続けて冷静さを失ってお金を払ってしまっているからといえるでしょう。

そういう人間の本能をうまく利用した方法なんですね。

しかもインターネットでのビジネスは対面でのやりとりができませんので「雰囲気で感じ取る」みたいなこともできずウソ情報を偽装すればまるで事実のように演出することもできてしまいます。

こうした特性からネットビジネスでは騙しのテクニックとしてプロダクトローンチが悪用されやすいのです。

プロダクトローンチは突き詰めて言えば大々的にアピールして知名度を高めて売りに繋げるということなので幅広く実践されていること。

ですから非常に身近な存在ではあるものの大手メディアなどを使った商品告知をプロダクトローンチと表現されることがないため

悪質なプロダクトローンチばかりが事例として紹介され悪い印象が根付いているわけです。

詐欺、ゴミ商材でこのやり方が使われてるのが問題でありプロダクトローンチ自体は王道のセールス手法となっています。

ただプロダクトローンチは中身スカスカのゴミ商品でも価値ある商品に偽装して売っていくことができてしまうので、

知識がない未経験者や初心者と言った無防備な人はまんまと罠にハマってしまうのです。
残念ながらプロダクトローンチは悪用される場面も少なくありません。

とくに「お金を稼ぐ」をテーマにしたネット副業案件の募集では悪質なプロダクトローンチが非常に多く目立ちます。

ネット上にはビジネスと称した洗脳がたくさんあります。それを見ていると言葉の力というのは凄いなと思ってしまう次第。

この記事を今後のネット副業検証の参考にしていただければと思います。

タイトルとURLをコピーしました