中身スカスカな高額オンライン塾や情報商材が消えないワケ・舞台裏

情報商材・コンテンツビジネス

オイスイです。

今回はネットビジネスの裏事情に踏み込んだ暴露話です。

中身スカスカな高額オンライン塾や情報商材が消えないワケを解説します。

インターネット上には

  • 1日5分のスマートフォン操作だけで30万円稼げる
  • パソコンを使いクリックするだけで毎日100万円稼げる
  • 再現性100%で知識も努力も不要なビジネス

怪しいお金儲けの
教材がたくさんあるのですが、

こういったうたい文句の教材は
中身スカスカにも関わらず
高額であることが多いです。

中身スカスカな価値のない
「商品であれば自然淘汰されるはず」
とお考えになりますよね?

しかし、
現実は真逆で中身スカスカの
高額オンライン塾や情報商材は
増え続ける一方となっています。

なぜ中身スカスカな高額オンライン塾や情報商材が消えないのか?
高額オンライン塾や情報商材の舞台裏を暴露していきます。

「ラクに稼ぎたい」という需要が悪徳商法を後押し

まず大前提としてビジネスとは
需要と供給のバランスによって成り立っています。

つまり中身スカスカな高額オンライン塾や情報商材が消えないのは社会的に需要があるからなのですね。

「そんな騙してお金を取るような
詐欺商品に需要なんてあるわけないだろ!」

と思われるかもしれませんが
視点を変えてみると
需要があることがわかります。

日本では長時間残業や休日出勤など
過酷な労働環境で働いている人が多いですね。

それでいて
社会は不景気が30年以上続いていて
平均年収は下がり続けている一方で、

出世コースに乗れるかどうかすら
怪しい状況といえます。

当然ですが
お金がないと生活していけません。

収入を増やそうとしたら
宝くじなどギャンブルや
金融投資などに手を出す方法もありますが、

リスクなどもあるので
ちゅうちょする人も多いでしょう。

そこで

「この方法を知ればあなたも
毎月なにもせず120万円手に入りますよ!」

といった情報が
舞い込んできたらどうでしょう。

ネットを使ったお金の稼ぎ方は
まだまだ未知の市場で知られていない
部分が多いです。

知識がないと「なにもせずほったらかし状態でも不労所得のように毎月お金が入る裏技が存在する」と期待する人が一定数います。

かつての僕がそんな感じでした。

「ラクに稼ぎたいという需要」に対して
ラクに稼げるを装うウソの情報を流していき、

高額のビジネス塾や教材を紹介して
販売していけば一定数購入するわけです。

こういった商品は札束や高級車の画像などを
使って悠々自適な生活ができるとアピールしてきます。

最初は「そんなウマい話が…」
と疑っていたとしても
そのような情報を見続けていると

だんだん洗脳状態になっていて
のめり込んでいきます。

さらに
現時点で少ない給料を手にするために
イヤイヤ会社通いしていわけですから、

一刻も早くその状況を脱出したいという
欲求もわき上がってきます。

こうしてどんどん深く洗脳されていき
気づいたら決済ボタンを
押しているというわけですね。

このセールス方法はパターン化されています。

つまり再現性があるので悪質な方法で
稼ぎたいと思えば誰でもできてしまうのです。
※初期費用はそれなりにかかるので人は選びますが

  • セールスがパターン化されている
  • 稼げることも実証されていている
  • ラクに稼ぎたい需要を利用できる
  • ネットビジネスが知られていないので騙せる
  • グレーゾーンなので法律規制を回避できる

悪い意味で成功法則が全部揃っているので
消えることがありません。

高額オンライン塾や情報商材はボロ儲けできる

中身スカスカな高額オンライン塾や
情報商材が消えない理由として、

「ラクに稼ぎたいという需要」
と合わせて大きい理由が

ネットビジネスのなかで儲けやすい

ことです。

価値のない商品を売るので
ビジネスというのもおこがましい話ですが
分類としては「情報販売」となります。

高額オンライン塾・情報商材は
どちらも情報を売りにする稼ぎ方なので
必要経費がほとんどかかりません。

オンライン塾なのでテナント料を
払う必要がありませんし、

教材もPDFや動画なので一度作ったら
無限にコピーできるので製造コストも
ほとんどかからないということです。

販売した金額のほとんどが
利益となるためボロ儲けできますので

高額オンライン塾や情報商材の販売は
一儲けするのにオイシイ稼ぎ場なのです。

もちろん、情報販売すべてが
悪というわけではありません。

中身スカスカで無価値な商品を使い
お金を騙し取る稼ぎ方が問題という意味であり、

真っ当な高額オンライン塾や情報商材で
自分も稼げて購入者にも価値を与える
「Win-Winの関係」になればやって問題ないです。

高額オンライン塾や
情報商材を売ることに
成功したら一攫千金レベルの
大金が舞い込んでくる
のも消えない理由といえるでしょう。

高額オンライン塾や情報商材は
1本売ると数十万円の利益が出ます。

ネットビジネスの「情報販売」に
分類されるので製造コストもかかりませんし
維持費も数万円程度です。

つまり
10本販売することができれば
数百万円儲かるということです。

日本の人口は1億2800万人いますから
集客のやり方によっては10本売るのは
難しくありません。

とはいえ

  • 宣伝内容もスカスカ
  • 中身もスカスカ

では売れませんので、
宣伝段階で凄さをアピールすることが
絶対条件となっています。

ハイレベル編集のプロモーションビデオなどを
使い凄さを徹底的にアピールしてくるので
ある程度コストがかかっていることが多いです。

ホテルのスイートルームなどで
撮影スタジオにして
いかにも「お金持ってます」という
雰囲気を出したりします。

こうやって演出することで徐々に真実味を帯びてくるので見ていると洗脳されてしまうわけです…

それで商品が高額なので
多大な利益になるのは間違いありません。

500万円売ったとしたら
手元には400万円くらい
残ると言われていますね。

日本では年収400万円あれば
勝ち組とされているので
一瞬で勝ち組と言われるくらい
稼げてしまうのです。

実際は10本程度ではなく
数百本売れるみたいなので
一攫千金を狙って悪徳商法に
手を出す人も後を絶ちません。

こうして価値のない高額オンライン塾や
情報商材が消えるどころか増え続けるのです。

心理テクニックで意図も簡単に騙せる

高額オンライン塾や情報商材は
100%お金に関係する内容になっています。

  • アフィリエイトで稼ぐ塾
  • FX・仮想通貨など金融投資塾
  • 転売で稼ぐ塾

全体の8割がこの3つのどれかです。

日本の学校教育では「お金を稼ぐ=就職する」
としか教えませんので学校教育を終えても
自分でお金を稼ぐ基礎知識は得られません。

「お金を稼ぐとは給料をもらうことである」
という人さえいます。

という状況なので
心理テクニックを使えば
意図も簡単に騙せてしまう
のです。

代表的な心理テクニックとしては、
塾主催者や教材販売者が
稼いだ金額で凄い人アピールをしたうえで

  • 1日5分のスマートフォン操作だけで30万円稼げる
  • パソコンを使いクリックするだけで毎日100万円稼げる
  • 再現性100%で知識も努力も不要なビジネス

といった情報を流し
「この人から裏技を教えてもらえる」
と勘違いするよう仕向けるわけですね。

実際に僕がそういう感じでした…

「この裏技を知れば100万円も夢じゃない」みたいな情報に騙されて100万円以上のお金を注ぎ込んできたのです。

これは僕の反省点でもあるのですが
人間はラクな方向へ流されやすいといえます。

少しでもラクに稼げそうなオイシイ話があれば
ついつい乗ってしまうのですね…

心理テクニックを使いこなせれば
コロッと騙すことができて
大金を手にできるのですから
これほどオイシイ話はありません。

とてつもなく儲かるので
悪徳商法はあとを絶たないのです。

ちなみに心理テクニックなどを使い誘導して購入させる代表的なのがプロダクトローンチになります。

プロダクトローンチについては
下記の記事で紹介しているので
参考にしてみてください。

売り逃げして忘れられた頃に戻ってきて再び荒稼ぎ

でもそんなことをしていたら

「悪い噂が立ったり逮捕されたりして
社会的な立場が危うくなるのでは?」

と思うかもしれません。

たしかに最近は逮捕される事例も
出てきていますので状況は変わっていますが、

仕掛ける側もリスク管理はしているので
詐欺にならないギリギリのラインを狙ってくるのです。

さらに法整備も不十分なので
取り締まりできないというのもあります。

実際に消費者庁に問い合わせて
返金してもらうよう頼んでくれないかと
言った相談は多々あるようですが、

大抵の場合は
「詐欺を立証できないから無理」
と突き返されるようです。

一線を越えないので逮捕になる事例は少ないです。

ですから
販売終了後に一端行方不明となりますが
しばらくしたら戻ってきて
同じようにプロモーションを展開して
再び騙しのテクニックを使って荒稼ぎします。

逮捕されないようなグレーゾーンを攻めているのでこれを繰り返していれば生活できるくらいの稼ぎを毎年手にし続けることができるのですね。

中身スカスカな高額オンライン塾や
情報商材は100%売り逃げが前提です。

真っ当な高額オンライン塾や
情報商材であれば購入後の
アフターサービスが充実しているのが
特徴で売り逃げはしません。

家電などと同じように1年間の
アフターサポートとして売り出したら
1年後まで面倒をみてくれますね。

しかし、
中身スカスカな高額オンライン塾や
情報商材は販売終了すると音信不通となり
行方をくらますことが多いです。

当然ですが悪評が立ち某掲示板などで
実名が上がりボロクソに叩かれるのですが、

売った側は勝ち組の年収を手にしているので
生活には困りません。

悪評が立とうがどうしようが関係ないのです。

中身スカスカな高額オンライン塾や
情報商材は次々に出てきますので、
悪評も1年したら落ち着いています。

忘れられた頃に
「あの伝説の講師が帰ってきた」
と嘘偽りの宣伝を展開し、

新しく用意した中身スカスカな
高額オンライン塾や情報商材を
販売し再び荒稼ぎするのです。

心理テクニックをベースに手を替え品を
替えを繰り返せばお金に困ることはありません。

これが情報販売を使った悪徳商法の舞台裏になります。

悲しいことに悪い稼ぎ方も
テンプレート化していて
ほとんどがグレーゾーンで
逃げ切れているので次から次へと
悪徳商法が出てくるわけですね。

中身スカスカな高額オンライン塾や情報商材を根絶させようとしたら本格的な法整備が必要になると思いますが、最終的にイタチごっこになり結局は根絶できずとなる可能性が高いです。

ですから
消費者庁も注意喚起をするだけで
とくに具体的に動いていません。

中身スカスカな高額塾やオンラインサロンはボロ儲けできるから消えない(最後に)

高額オンライン塾や情報商材の
販売はネットビジネスのなかで
一番稼げる「情報販売」に分類されます。

高額で売れるにもかかわらず製造コストや維持費がほとんどかからず利益率が圧倒的に高いので一攫千金を狙えることから選ばれやすいです。

さらに日本人の多くが知らない
「お金を稼ぐ」をテーマにすることで
赤子の手をひねるように騙して荒稼ぎできます。

簡単に釣ることができるので
洗脳してお金を払わせることは
難しくない社会状況を悪用しているわけです。

学校教育でちゃんとお金に対する
教育をしていれば防げることですが、

残念ながら終身雇用の価値観から
就職することを前提にした教育なので
騙される人があとを絶ちません。

もし騙される人が出なければ
こういった悪徳商法は淘汰されますが、

ラクに稼ぎたいという人がいて
需要があるので中身スカスカな
高額塾やオンラインサロンが絶えない
というのが現状でしょう。

しかも一攫千金も狙えますからね…

1本売れば数十万円の売上が立つのであっという間に数百万円から数千間円を手にすることができてしまうのも中身スカスカ商品が乱立することを後押ししています。

一度悪徳商法で味を占めた人は
抜け出せず繰り返し
一攫千金を夢見る人が次々と
参入している状態です。

こうして中身スカスカな高額オンライン塾や
情報商材は途絶えることなく出続けています。

これが情報を使った悪徳商法の舞台裏です。

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