ステップメールで自動化する構築手順と運用の注意点について解説

自動化・仕組み構築

オイスイ(追水卓)です。
この記事ではステップメールの作成手順と運用するときの注意点について、僕なりの見解をお伝えしていきます。

この記事は

  • ステップメールの作成手順の概要について知りたい
  • ステップメール作成でなにから手を付けたらよいか見当が付かない
  • ステップメールを作成し運用しているが思うように成果が出ない

といった疑問をお持ちの人にとって
突破口になるかもしれません。

ステップメール作成は事前準備が大切

@ステップメールを作成して運用し、うまく成果に繋げることができるかどうかのカギを握っているのは事前準備にあります。

こちらの記事でも触れていますが
ステップメールというのは
徐々に情報を開示していき
購買意欲を高める手法です。

そしてステップメールは
7通から10通で構成することが多く、

この送るステップメールが
ひとつの物語として完結している
ことが大前提になります。

情報発信ビジネスというのは
どちらかというとビジネス文書に近く
読者の知りたい「結論」を伝えれば
他の内容はあまり重視されません。

ですがステップメールは
少々状況が異なります。

というのもステップメールは
最後のメールで商品をセースルする
ことが大前提にあります。

小説で言うクライマックスで
一番盛り上がる部分になるのです。

ステップメールは徐々に情報開示して
読者の購買意欲を徐々に高めていき、

最後のクライマックスで購買意欲が
最高潮に達するように作らないといけません。

このストーリー性を当てずっぽうで
作ることができるとしたら
その人は間違いない天才でしょう。

この記事を読んでいるあなたは
きっと自分を「凡人」と認識しているはず。

そうであれば当てずっぽうで作った
ステップメールから商品が飛ぶように
売れる状況は作れないでしょう。

凡人がステップメールを使い
爆発的に商品を売っていくためには
事前準備が非常に重要になります。

事前準備を疎かにするかどうかで
すべてが決まるといっても過言ではありません!

僕自身がステップメールを構築して事前準備の重要性を痛いほど突きつけられることになりました。
事前準備がしっかりとしていないと、まったく効果のないステップメールに仕上がってしまいます…

ステップメールのざっくりとした作成手順

ここからはステップメールの
構築手順について紹介していきます。

先ほども触れたように
ステップメールが最大限効果を発揮して
成果に繋がるかどうかは
事前準備がものをいうといっても
過言ではありません。

さらにステップメールは
最後にセールスする商品が
どんなものかによって
アプローチ方法も違ってきます。

そのためある程度応用力がないと
使いこなせない手法でもあるわけです。

応用力については基礎(事前準備)がしっかりとできていれば、あとから分析・検証して修正していけばなんとでもなります。
ということで作成手順については準備段階に主軸を置きお伝えすることにしました。

事前準備など基礎的な部分のみの説明になります。

【手順1】配信目的を明確にする

ステップメールを配信するときは
目的を明確にしておく必要があります。

ステップメールは7通から10通を
1つのシナリオとして構成します。

それぞれのメールがどういった目的を
持って情報発信するのかを明確に
しておくところからスタートしましょう。

この目的を明確にする作業をしないと、何通のメールを送ればよいかが決まりません。
場合によっては似たような内容を何度も送って読者に「また同じ内容」みたいな印象を持たれる恐れがあります。

ステップメールは「早く続きが読みたい」という
ジラしが重要になってきますので
読者を飽きさせないよう目的を明確に
してから作成作業に入るようにしましょう。

【手順2】ターゲットを明確にする

作成作業に入る前にもうひとつ
明確にしておきたいのがターゲット。

ステップメールでは
最終的に商品をアフィリエイト(セールス)
することからターゲットは商品を購入しそうな
人となります。

では、いったいその商品を
購入しそうな人とはいったどんな
人なのか?

この人物像を明確にしておくことも
非常に重要なことです。

たとえば
最後にFXの口座開設の案件を
セースルする前提としましょう。

金融投資(資産運用)に
興味を持っている人は
本業や家事が忙しく
副業をする時間がない人が
多い傾向にあります。

ですから、FX口座開設の
案件をアフィリエイトするとしたら
FXに興味を示しそうな「時間のない人」が
ターゲットとして浮上します。

このように購入してくれそうな人は
誰なのかをあらかじめ明確にしておく
必要があるわけです。

もしこの作業をしていないと
読者は途中で「自分には関係ないかも」と
読むのを辞めてしまう恐れがあります。

ターゲットを明確にして常にターゲットに向けて情報を発信するようにシナリオを作っていきましょう。

【手順3】読者が求める情報を想定する

ステップメールを配信する
目的やターゲットが明確になれば
どんなシナリオを構築すればよいか
徐々に明らかになってくるでしょう。

目的やターゲットが明確に
なった段階でステップメールの
読者が求める情報を想定します。

ステップメールのゴールは
最後にセールスする商品の
購入率を最大にすることです。

そのためステップメールを通して
読者が現時点で疑問に感じていることや
悩んでいることを解決する情報を
詰め込んでいかないといけません。

もし疑問や悩みが晴れないまま
商品セールスまでいってしまうと
「この商品購入して大丈夫なのか?」と
迷わせてしまうことになるでしょう。

迷いが出た時点でステップメールによる
自動化がうまくいっているとはいえません。

目的やターゲットからどういった情報をステップメールとして配信していけばよいかを事前に考えておくことも重要になります。

【手順4】シナリオの構成を考える

ここでは

  • ストーリー
  • タイミング

この2つについて見当していくことになります。

どんなことにも当てはまることですが
最初は「基礎」からスタートして
経験を積みながら知識やスキルを習得し
最終的に「応用」ができるように
なっていきますよね?

ステップメールのシナリオ構築も
同じ流れ(ストーリー)が望ましいです。

アフィリエイトする商品の
セールスページというのは
専門用語などが多々使われていて

まったく知識のない人が
読んだらさっぱりわからない
なんてことにもなります。

それでは読んでいる人は
理解不能状態になっていますから
とても購入ボタンを押そうとは
思いませんよね。

ステップメールではセールスページの内容を自身でも把握できるように教育をしていくわけです。

基礎的な知識を付けてもらい
購入しやすい環境を
ステップメールを通して
作ってあげることになります。

繰り返しになりますが
読者に「難しそう」とか
「自分には関係ない」と思われて
しまったらステップメールが
読まれなくなってしまいます。

最後まで読まれなければ
アフィリエイトする商品が
売れることもありませんから
避けなければいけないこと。

ですから最初のうちは
できるだけ平易な言葉を使って
興味関心を惹き付けることに注力し、

徐々に話が進むにつれて
専門用語などを出して
知識を付けてもらうという
ストーリーにするのが理想です。

どのタイミングでどの情報を出すかをしっかりと見当してストーリーを作るにしましょう。

【手順5】シナリオ構成に沿ってメール執筆

シナリオの構成が決まれば
あとはそれに従って作成するだけ。

このときできるだけ
ターゲットを思い浮かべながら
書くようにしましょう。

文章の執筆作業は
一人で黙々とやるとで
読み手のことを考えず
やってしまうことがあります。

読み手のことを考えず
書いた文章は違和感を覚えられやすく
やはり読むのを辞めてしまう
原因となるわけです。

そのため読者に対して
語りかけるような感じの文章で
作っていくのがコツになります。

ベタなテクニックではありますが「あなた」を使うと読者に向けた文章が自然とできてきます。
「あなた」を使うことで読者は「自分に向けて発信しているんだ」と思ってもらえ当事者意識が芽生えるのです。

【手順6】配信設定間隔など設定

文章執筆が完了したら
メルマガスタンドに
ステップメールを設定していきます。

ステップメールは登録日を起点として

  • 初日
  • 1日後
  • 2日目後
  • 10日目後

といった具合に人それぞれの
タイミングで配信していくことになります。

ステップメールに対応している
メルマガスタンドでは
このスタイルの配信方法に対応している
ことがほとんど。

そのためマニュアルなどをみて
各自設定するようにしてください。

ステップメールは一般的に1日おきに1通ずつ流すのがよいでしょう。
1日に何通も送ると相手の印象を悪くする恐れがあります。
また送信時間については20時から21時がよいですね。
この時間帯は夕食を終えて一息ついている人が多いため読まれやすいです。

送る通数や時間も
最後まで読まれるかどうか
影響してくることが多いので
読者を意識して
設定するようにしてください。

もし判断がつかない場合は
ライバルがやっていることを
マネしてみるとよいでしょう。

個人的におすすめなのが
YouTuberの生配信。

あなたが発信する情報と
同じジャンルの人を探して
いつ生放送をしているか
チェックしてみましょう。
※動画アップロード時間のチェックも有効

生配信をしている人は
視聴者が一番集まる時間帯を
狙ってやっているので、

同じ時間帯にステップメールを
流せばスルーされる恐れが
グンと減ること間違いなし。

読み手を想定してここまで
やってきているはずなので
問題なくできるかと思います。

ステップメール読者の「反応分析」を必ずやること

ステップメールについては
構築して運用を開始したら
それでOKというわけではありません。

最初に構築したステップメールからは思うような成果が出ない残念な結果になることが多いです…

未経験者がいきなり成功する
ということは滅多に起こりませんから
ステップメールでも同様なことが
起こってしまいます。

ステップメールに対応している
メルマガスタンドですと
開封率の確認ができることが多いです。

ステップメールを送るも
途中から開封すらされず
スルーされているなんて
現実に直面することも少なくありません。

ステップメールの構築は
アフィリエイトの自動化です。

ですが途中で読むのを辞められたら
もはや自動的に稼ぐことは不可能。

この事態を改善することが必要です。

もし特定の通数目で開封率が
ガクンと下がっているでしたら

  • 読みたくなくなる表現はないか
  • 配信の間隔を広げてみる
  • ステップメールのタイトルを見直してみる

といった改善点を探して
修正をしていきましょう。

そして運用をしながら
どう変化したかをチェックしていきます。

最初からスムーズに
ことが進めばいうことないですが
やはり経験の浅さが理由で
最初は失敗するもの。

その失敗を改善していくのも
ステップメール運用では欠かせません。

面倒な作業かもしれませんが、

これを愚直にやっていけばアフィリエイトの自動化は目の前です。

ステップメール読者の「反応分析」を必ずやるようにしましょうね!

目的やターゲットがブレるとうまくいかない(最後に)

ステップメールはただ組めば爆発的に売れるようになるというものではありません!
事前準備をいかにしっかりするかがカギを握ってきます。

ステップメールを使ったアフィリエイトは
ブログなどの情報発信とは違って
ストーリー性が求められる情報発信です。

そのため小説のようにクライマックスで
盛り上がりの最高潮の状況を演出する
必要があります。

ストーリー性が必要になるので
事前にどういった構成にするのかを
明確にしないとチグハグとなり
違和感しか残らないステップメールと
なってしまうでしょう。

読み手も違和感を覚えると
徐々に距離を置きたくなるので
最悪の場合は読まれずスルーされる
なんて展開にもなりかねません。

ステップメールは最後まで
食い入るように読んでもらってこそ
効果を発揮するものです。

食い入るように読んでもらうには
読み手に「自分のことだ」と
当事者意識を芽生えさせないといけません。

このときステップメールを作り
配信する目的やターゲットが明確でないと
「自分には関係ないかも」と離脱される
恐れが出てきてしまいます。

最低限、
ステップメールを配信する目的と
ターゲットは明確にしておきましょう。

事前準備は本当に重要になりますので
疎かにせず実践するようにしてください。

こういった話をすると「情報発信は難しい」とか「アフィリエイトは難しい」というイメージを持ってしまったかも知れませんね…

たしかにステップメールを使った
メルマガアフィリエイトというのは
数あるアフィリエイトのなかでは
知識やスキルを必要とする方です。

難易度が高めとなっているのは
間違いありません。

ですが、
どちらかというとステップメールを
使って自動的に稼ぐという方法は
アフィリエイトをある程度経験した人。

つまり初心者がいきなりやる
アフィリエイト手法ではありません。

ステップメールを使ったアフィリエイトを
展開するのはブログなどのアフィリエイトで
ある程度成果を出すことができ、

さらに売上を伸ばしていこうとする
段階で導入を検討するものです。

そのため、あなたが初心者なら
ステップメールを使った稼ぎ方が
難しいと思ってもまったく問題ないです。

まずはブログなど初心者でも取っつきやすい
アフィリエイト手法を実践して「ゼロ→イチ」を
体験して、

そこからさらに発展させて
大きく稼ごうとした段階で
導入を検討すればよいだけのこと。

ブログ記事は1記事完結なので
前後のつながりとか考えなくてよいですが

ステップメールは1通目から最後の
メールまでを1本の線で繋ぐ必要があり
どちらかというと上級者向け。

天才でもない限りステップメールを
スラスラ作れることはありません。

経験豊富でないとなかなか難しいでしょう。

まずはブログによる情報発信などで経験を積んでいくことに注力してください。

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