オイスイ(追水卓)です。
この記事ではブログで成功する人は知っている記事を書くとき気をつけるポイントを5つ紹介していきます。
- 未経験者でブログ記事が書けるかどうか自信がない
- 一生懸命ブログ記事を書いているが成果が出ない
- 読者の信頼獲得できる記事の書き方が知りたい
こういった悩みや疑問を抱えているのであれば
参考になる内容となっています。
さて、ブログを使った稼ぎ方について
知識のある人だと「SEO対策」という
言葉を耳にして実践していることでしょう。
僕も2012年にブログアフィリエイトに
参入してからSEO対策については
いろいろと勉強して実践してきました。
そのため初心者ブロガーを中心に
「SEO対策を制する者がブログを制する」
みたいな認識が広まっている感があります。
たしかに
ブログへの読者集めにはSEO対策は欠かせないこと。
重要なことは間違いないのですが
実は「稼ぐために最重要ではない」
ことを知っておく必要があります。
いくらSEO対策をばっちしして
集客ができたとしても
商品が売れないことは珍しくありません。
既読スルーみたいなことになってしまえば稼げないわけです。
ブログで成功する人はSEO対策を
意識した記事執筆もしていますが、
それよりもっと重要なことを
意識して書いていたりします。
その重要なことは
わかりやすい文章
であること。
僕たちは検索エンジンに商品を売って
稼いでいくわけではありません。
商品を購入してくれるのは
ブログに訪問してくれた読者です。
そのことを念頭に置いてやらないと
取り返しの付かないことになります。
いまやSEO対策の教材は山ほどありますので
こういった教材を買いあさるノウハウコレクターに
なってしまう恐れがあるのです。
ブログで稼ぎたいなら
「読まれる記事」を書くことが大前提。
SEO対策をして
上位表示を目指して
たくさん集客するというのは
二の次でかまいません。
初心者ブロガーはここを履き違えている感じがありますので心当たりがあれば、今日から軌道修正してくださいね。
ここからは僕が実践している
読まれる記事を書くときに意識する
ポイントを5つ紹介します。
【ポイント1】冒頭部分で記事の内容を伝える
「読まれる記事を書きましょう」と言った手前、こういう話をするのもなんですが、インターネットユーザーは忙しいので文章を一字一句読んでくれていません…
インターネットユーザーは
基本的に単語を拾うだけの
飛ばし読みしかしていないのが現実です。
場合によっては冒頭部分だけみて
「自分には必要ない」と判断すれば
すぐにブラウザバックしてしまいます。
ブログ運営をするとアクセス解析を
設置して読者の動向をチェックするように
なりますが、
このときにページを閲覧していた時間が
5秒とか10秒と言った超短時間であることも
珍しくありません。
書く側は何時間もかけて
一生懸命書いているわけですが
読み手はこんな感じ…
これくらいインターネットユーザーは
パパッと行動しているのですね。
このことから冒頭の掴みがもの凄く重要になってきます!
「掴み」を意識するときに
ポイントとなるのが
- どんな人に向けた記事なのか?
- どんなことがわかるのか?
の2つです。
インターネットを使い情報収集している人は
なにかしらの悩みや解決したい問題があるため。
極端な話、
その答えを知ることができれば
なんでもよいわけですね。
ここでもし冒頭部分で記事を読むことで
悩みや問題が解決したないとわかれば、
高確率で「自分には必要ない」となってしまい
ブラウザバックされることでしょう。
ページが重くて3秒以上真っ白画面が
続いた場合は読む前にブラウザバックする
という調査結果もあるくらい。
最近はスマートフォンの普及で
いつでもどこでもウェブブラウジングが
できるようになりました。
当然ながら移動中のようなスキマ時間で
検索している人もいるわけです。
そのような人ですと
冒頭部分を読んだだけで離脱する
なんてことは珍しくありませんから
冒頭の掴みが非常に重要なのです。
読者が離脱する理由はほとんどが
「自分には必要ない」と判断すること。
もちろん探している情報が本当に
ないなら仕方がありませんが、
答えが書かれているのに
冒頭部分にはそれを伝える内容がなく
「自分には必要ない」と判断されたら
ただの機会損失ですよね?
そうならないためにも
- どんな人に向けた記事なのか?
- どんなことがわかるのか?
最低でもこの2点を提示してあげて
「あなたの求める答えがありますよ!」
と教えてあげる工夫が必要になります。
ここで「答えがあるかも」と思ってもらえたら
ブラウザバックせず読み進めてくれるのです。
【ポイント2】専門用語を使いすぎず読者目線で書く
ブログの訪問者は「なんか難しそう」と
直感的に感じてしまったら
すぐにブラウザバックしてしまいます。
これはあなたも経験がないでしょうか?
開いた瞬間に論文みたいな堅苦しい文章が出てきたら「うわっ」となって自然とブラウザバックしたことが。
勉強熱心な人であれば
専門用語が出てきたら
自分で調べて読み込もうとします。
ですが、
インターネットで情報を収集している人は
先ほども触れたようにパパッと行動する人が
中心です。
専門用語を調べてまで読もうなんて人は
なかなかいません。
この流れになってしまわないためには
専門用語を極力使わないようにして
書くことがポイントになります。
極端にいえば小学生でも理解できる
レベルの文章を目指すということ。
情報発信をする側になると
ある程度知識があるので
無意識に難しい言葉を使ってしまいがちです。
あなたは経験者なので知識があるため
理解できるかも知れませんが、
他の人は予備知識がまったくなく
読めないなんてこともよくあります。
そのため小学校の先生が授業をする
ような感じで難しい言葉や表現は、
「身近な例に置き換えて説明できないか?」
といったことを意識する必要があるのです。
僕たちのようにブログを使って情報発信する仕事というのは、その道の熟練者を相手にしているわけではありません。
部活の後輩のような経験がまったくない未経験者や経験が乏しい初心者です。
そういった人に向けて書いていることを
想定して記事作成することが欠かせません。
【ポイント3】メリットとデメリットの両面提示する
僕はアフィリエイトを10年以上
実践してきて実感したのですが、
アフィリエイトできる商品の
ほとんどは胡散臭いモノです。
というのも
無名な商品をインフルエンサーなどに
紹介してもらい知名度を上げてもらう
という意図があるため。
アフィリエイトプログラムには
無名のサプリメントや化粧品が多いです。
こういった商品はたいてい
「これって本当に大丈夫?安全性は?副作用は?」
みたいな疑問を持たれてしまいます。
実績がないので仕方がありませんよね…
また、僕がイチオシしている
情報商材もまったく同じ状況。
これは昔からあるのですが
情報商材を悪用した詐欺事件は
あとを絶ちません。
「売れればOK」という
販売者にしか得がない商品が
大量に出まわっているのも事実。
僕はそういった胡散臭い儲け話の検証を500件以上してきたので間違いありません。
最近は逮捕者も出てニュースになる機会も
増えてきたことから「悪の権化」みたいな
扱われ方もしているくらいです。
とはいえアフィリエイトプログラムには
胡散臭い商品ばかりではありません。
ちゃんとした商品もあります。
こちらの記事でも触れているように
アフィリエイト自体は将来性がある
と調査結果も出ていますからね。
ただ、胡散臭いというイメージが
どうしてもつきまとってしまうので
商品を売るためには一工夫必要なのも事実。
ここで重要になるのがあなたの信頼性。
仮に商品が胡散臭いと思われていたとしても
あなたが信頼できる存在であれば読者は、
「○○さんのオススメなら大丈夫だろう」と
安心してくれるわけです。
つまり信頼獲得できる記事を用意して
いくことがブログで成功する人になれるか
どうかを大きく左右します。
そのテクニックをいろいろありますが
初心者でもできるものといえば
メリットとデメリットの両方を伝える
「両面提示」です。
アフィリエイトを使って稼ぎたい
ブロガーの多くは「売りたい」の一心で
よいことばかりしか書かない傾向にあります。
「悪いこと書いたら売れないのでは?」と思ってしまうので仕方がないことでしょう。
ですが、
世の中に完璧なものが存在しないという
ことは誰だって知っているはず。
もし完璧な商品が出てきたなら
技術進歩は完全に止まりますからね。
リニューアル商品が出るということは
なにかしらのデメリットを抱えたまま
世に出ているということなのです。
それによいことばかり書いているモノって
逆に怪しく感じないでしょうか?
直感的に「なにか隠している」と
警戒心を持つはずです。
日本人は新しいものに
すぐ飛びつこうとせず疑うところから
スタートする人が大半。
その特性を活かしてあえてデメリットに
触れる内容を入れてみましょう。
あえてデメリットを言及することで読者は「この人は正直にレビューしているかも」と好印象や信頼度を獲得できるわけです。
この両面提示については
レビュー系のYouTuberが参考になるでしょう。
レビューしているYouTuberは
必ずメリットとデメリットの両面提示を
やっています。
それで信頼を獲得しているのです。
デメリットに言及するのは不安があるかもしれませんが、非常に効果的なのでやってみてくださいね。
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【ポイント4】失敗や挫折を赤裸々に語る
失敗や挫折を赤裸々に語るというのも
重要なポイントになります。
これも先ほどの両面提示と同じなのですが
「最初からうまくいくことはない」と
誰もが認識していることです。
あなたも会社員として働いた経験が
あるならお分かりだと思いますが、
新入社員のときからバリバリ会社の
売上に貢献したなんてことはありませんよね?
むしろ失敗だらけで上司や先輩から
注意を受けて仕事を覚えていったはず。
つまり誰しもが失敗経験を重ねて
最終的に成功を掴んでいるわけです。
あなたがブログで情報発信をする
テーマでも最初は失敗続きだったはず。
その失敗経験を赤裸々に語ることも
信頼関係を構築するうえで重要です。
逆に成功体験を自慢するような内容で
終わってしまうと「自慢したいだけだろ」とか
「特別な才能があったからでしょ?」といった
印象を持たれてしまい素通りされます。
成功体験ばかりひけらかすと
逆に怪しく思われてしまうわけです。
失敗体験を公言することは
恥ずかしいと思うかも知れませんが、
リアリティを出して信頼関係を
獲得していくためには
赤裸々に語った方が得策となります。
いまや世界的成功者である
ユニクロ創業者柳井正さんも
自身の失敗体験談を公表しています。
この「一勝九敗」を読めば
柳井正さんが凡人から成り上がったことが
わかりますし身近にも感じるでしょう。
なぜならどんな人でも小さな
成功体験はあるはず。
その成功体験を掴むまでに
数々の失敗をしてきているでしょう。
柳井正さんも同じように失敗に失敗を重ねて成功してきた人なので「共感」できるからです。
そして凡人でも成り上がれるのだと勇気をくれます。
身近にも感じられる存在かどうかで信頼獲得できるかが決まるといっても過言ではありません。
【ポイント5】上から目線になっていないか?
これは僕が過去にメンターの添削を受けたときによく指摘されたことです…
どうやら文章が上から目線となっていて、読者に悪い印象を与えているというものでした。
世の中にはいろいろな人がいます。
なかには上から目線でグイグイ来てほしい
という人もいるでしょう。
実際に物申す系YouTuberのなかには
上から目線で語りかけるような人もいて
多くの人から支持されていたりします。
そのため上から目線の情報発信が
間違っているとは言い切れません。
ただし、上から目線で物申すを
やっている人はすでに社会的地位が
ある人が多くないでしょうか?
YouTuerならチャンネル登録者が
100万人以上いるなどなにかしら
社会的ステータスがあったりします。
ですが、僕たちのような
無名の凡人というのはそういう
ステータスがまったくありません。
そうなると読者からすると
「何処の馬の骨か知れない奴が
偉そうに言いやがって」と
心理的反発を生んでしまうのです。
ただでさえ無名で読者が少ないのに
その少ない読者に悪印象を持たれたら
もはや致命的。
そのため最初のうちは
できるだけ謙虚に情報発信するほうが
無難だといえます。
それに過激な発言を繰り返していれば
過激な発言が好きな人が集まってきて
あなた自身がおかしな方向に向かって
しまう可能性もあるのです。
いわゆるバカッターと呼ばれる人は
自発的というよりは
周囲から唆されてやっていることが多いといえます。
つまりあなたを利用して
炎上を企てようとする悪意ある人物が
近寄ってくる危険性もあるのですね。
ブログ運営において読者は重要ですが
こういう迷惑行為を斡旋しているような
人は招かざる客です。
変なトラブルに巻き込まれないためにも
謙虚な姿勢で情報発信するようにしましょう。
ちなみに上から目線で情報発信しているか
どうかは第三者のチェックがないと気づかないもの。
実際に僕も添削を受けてようやく
自分の悪いクセに気づきましたからね。
ですからフィードバックを受ける
環境を作っておくことも大切です。
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ブログで成功する人はSEO対策より「読まれる記事」重視
僕もかれこれ10年以上ネットビジネスをして
その大部分をSEO対策と付き合ってきました。
それもあってSEO対策ばかり注目して
教材を購入するなどしていろいろ学んできたわけです。
しかし、
お金を払うのは検索エンジンではなく人。
「誰がお金を払ってくれるのか?」の部分を
しっかりと考えて実践していかないと
思うように稼ぐことができません。
これはブログを使った収益化を
教えている側の問題でもありますが、
どうもSEO対策ばかり目が行って
読者を無視している感じが否めません。
たしかにSEO対策をして検索結果で
上位表示させて読者を集めることは
重要になってきます。
集客ができなければビジネスの
スタートラインにすら立てませんからね。
そのためSEO対策をして集客をしていく
ことは重要なのは間違いないのですが、
集めた人の質によって
稼げるかどうかが決まるのも事実です。
記事を読んでくれないような人を
SEO対策して集めていっても
まったく売上に繋がらないでしょう。
これでは単にウィンドウショッピングの人を
集めているだけに過ぎません。
お店を経営していて
ウィンドウショッピングの人しか
来ないような状況だったら
普通はなにかしらの改善策をしますよね?
ですから集めた人に
すぐブラウザバックされてしまわないよう
読んでもらえるような工夫が必要です。
この記事では即ブラウザバックされないようにするために必要なポイントを5つ紹介してきました。
この5つが全部というわけではありませんが
少なくともこの5つを気をつけていれば
すぐブラウザバックされることは防げるはず。
現時点で足りない部分があるとお考えなら
反映して様子をみてください。
効果はあるはずです。
また、この注意点を踏まえたうえで
ブログ記事を書くコツを
紹介している記事もありますので
こちらも参考にしてみてください。