オイスイ(追水卓)です。
この記事ではブログアフィリエイトの記事のテンプレートを紹介します。
ブログ初心者だと文章作成に慣れていないことからどんな記事を書けばよいか悩むことになるかと思います。
仮に記事ネタが決まったとしてもどうやって文章構成をしたらよいかなど悩みは尽きないことでしょう。
僕も初心者の頃は記事作成に苦労しました。
ですが、ブログアフィリエイトもビジネスの一種です。ビジネスの成功法則に当てはめれば記事作成も難しいことではありません。
この記事では記事が書けず困っている初心者向けにサクサク文章が書ける魔法のテンプレートをお伝えします。
現時点であなたが
- 記事作成に時間がかかっている
- どんなアフィリエイト記事を書けばよいかわからない
- サクサク記事が書けるテンプレートが知りたい
といった悩みや疑問をお持ちならこのテンプレートが役立つでしょう。
ぜひこのテンプレートを使いこなして稼げるアフィリエイターになってくださいね。
わかりやすい文章の王道テンプレートの【PREP法】
ではさっそくわかりやすい文章が自然と書けてしまう魔法のテンプレートをご紹介します。その魔法の記事連プレートとはこちら。
この画像のような文章構成で作成していけばサクサクと文章を作っていくことができるでしょう。
このテンプレートは僕自身が現在進行形で使っているものです。そしてこのテンプレートに沿って作成した記事からは「わかやすいです」といった声をもらっているので実績はあります。安心してご利用くださいね!
このテンプレートなのですが実を言うと僕が考えたオリジナルのテンプレートというわけではありません。魔法のテンプレートの母体となっているのはPREP法と呼ばれるものなのです。
出典:PREP法 – Wikipedia
- P=Point(結論)
- R=Reason(理由)
- E=Example(事例、具体例)
- P=Point(結論を繰り返す)
ウィキペディアでも専用ページが作られるほどメジャーな文章作成方法だったりします。それをブログ記事風にアレンジしたのが僕の提唱しているテンプレートです。
PREP法はビジネス文章作成の基本を押さえたものになっています。
あなたもビジネス文章を書くときに「結論から」という話を一度くらいは教わっているはずです。メールのやりとりをするときは結論から書くことを意識してやっているのではないでしょうか?
ブログ記事作成もまったく同じ。
ブログアフィリエイトは商品を紹介して稼ぐビジネスではありますが、悩みや疑問を持っていない人は販売店に直行してあなたのブログ記事を読むなんてことはありません。
あなたのブログに訪問する人は「商品を購入したいが引っかかる部分もある」という人なのです。
なのであなたがブログ記事を通して読者に対してプレゼンテーションをして「購入して大丈夫ですよ!」とアプローチしていくことが求められます。
つまりブログアフィリエイトとは商品のプレゼンテーションでもあるのです。
そのためプレゼンテーションで活躍するPREP法がもの凄く有効になります。
ブログやアフィリエイトの文章作成術について調べてみると無数のテクニックが出てくることになるでしょう。専門の書籍もAmazonで探せば山ほど出てきます。
これらのテクニックはどれも著者が成果を上げているものなので使える方法であることは事実です。
しかし、初心者がこれらを全部使いこなすとなれば相当ハードルが高くなるでしょう。時間的な都合から考えても現実的とはいえません。
なので最低限押さえるべきポイントだけ押さえておけば問題ないです。その最低限押さえておくべきポイントとなるものを全部含んでいるのがPREP法による文章作成術。
初心者のうちはPREP法をマスターすればとりあえずOKです。
他のテクニックはブログ記事更新に慣れて「違ったアプローチがしたい」と思った段階で順次追加しても遅くありません。
まずはPREP法を徹底的に落とし込みあなたの血肉に変えて使いこなせるようにしていきましょう。
【PREP法1】冒頭(掴み)
ここからは僕が提唱する魔法のテンプレートの各パートの詳細について解説していきます。
まずはじめに「冒頭」です。
地味に重要なのが冒頭部分。
これはYouTube動画やテレビ番組を例にしたほうがわかりやすいかもしれませんね。
あなたがYouTube動画やテレビ番組をみはじめたとき、開始から30秒くらいの段階で「おもしろくないかも…」と思ったら別の動画やチャンネルに切り替えた経験はないでしょうか。
情報を受けとる側というのは冒頭部分がどうなっているかで「離れる or 留まる」の判断をしているのです。
ブログ記事では「この記事には探している答えはない」と判断されたときにブラウザバックされ離脱されることになります。
なので冒頭部分では読者を逃がさないための「掴み」をしっかりとする必要があるのです。
この冒頭部分の掴みができていないとどんなに素晴らしい記事を書いたとしても読まれる前にブラウザバックされ離脱するのであなたの書いた記事がムダになります。
こちらの記事でも触れているように質の高い記事というのは訪問者が求めている答えをドンピシャに返してるものです。なのでブログ記事作成において最重要になるのは「どんな結論を用意するか」です。
しかし、いくら理想的な回答を用意したとしても読まれなければそれは存在しないのと同じ。
なので読んでもらうための仕掛けとなる冒頭部分は地味に重要なのです。
掴みのポイント3選
読者が離脱せず読み進めてもらう冒頭部分を作るにはどうしたらよいか?これについては次の3つを含めた冒頭パートを作成すれば離脱を防ぐことができます。
- 記事を読むことでわかること
- 誰に向けて書いているのか?
- 読者に共感する
ブログ記事から読者が離れるとき背後には「自分には関係ない」という思考があります。
そのため冒頭部分では「これはあなたに関係ある話ですよ」と認識してもらう必要があるのです。最低でも上記の3つについて触れておくことが有効といえます。
冒頭部分でどんなことが書かれているかイメージすることができれば「これはなにか知りたいことがわかるかも」と思ってもらえる可能性が出てきますよね?
そう思ってもらうことができれば読者は離脱せずそのまま読み進めてくれることになるでしょう。
【補足】「読者に共感する」とは?
3番目の「読者に共感する」がどういった情報を盛り込めばよいかわからないかと思いますので補足します。
「読者に共感する」というのはざっくりといえば相手の立場を理解すると言うことです。
たとえば栄養ドリンクを紹介する記事を作成するとしたら、「毎日忙しく体がだるくて辛いですよね…」といった具合に相手の状況を想像して、
「あなたの悩み、わかりますよ」と訴えかけるテクニックになります。こうすることで読者は「この人は自分のことをわかってくれていそう」と考えてくれるはずです。
読者が「自分には関係ない」と判断する最大の原因となるのが他人事みたいな文章。
疲れた経験がなく栄養ドリンクを飲んだことがない人が「栄養ドリンクおすすめです!」といったところで説得力がないですよね?
「おすすめです」といいながらもどこか説得力がなく読者には「大丈夫かな」と逆に不安にさせてしまうことがあるのです。
ですが、逆に自分自身がもの凄い疲労に襲われて栄養ドリンクに助けられた経験があれば、現在進行形で疲れがピークになっていて「栄養ドリンクにも頼りたい」という人の気持ちを汲み取って共感できるでしょう。
そうなると「この人は栄養ドリンクで疲労回復に成功したんだ」と感じてもらえて記事を最後まで読んでくれる可能性が高まるのです。
なので、冒頭部分では「あなたのその悩みわかります」というメッセージを含めると効果的になります。
共感が生まれるとあなたの記事と読者の結びつきがよい強くなり読者を話さない結果となるのです。
目次(WordPressブログ機能で自動生成)
これはPREP法とは関係ないですがブログ記事を書くうえで重要なパーツになりますので紹介します。
冒頭が終わったらその段階で目次を挿入するようにしましょう。
冒頭部分で「どんな内容が書かれているのか?」について触れましたね。その状態で本文に入っていてもよいですが読者の利便性を考えたら目次があったほうが望ましいです。
実際に販売されている書籍の多くは「はじめに」のあとに目次がやってくるケースがあります。多くの人はこの構成に慣れているので冒頭部分が終わったら目次があったほうが見慣れた構成となり安心感を覚えるのです。
さらに目次があればこれから先どんな内容の文章が待っているか先に把握しておくこともできます。
たしかに冒頭部分で概要について触れますが全部に触れるとそれなりの文章量になりいつまでも本題に入れないという状況になってしまいます。
実はこれも離脱を生む原因だったりするのです。
なので冒頭部分での概要説明はできるだけ完結にしたほうが望ましいと言えます。
そうなると記事内で触れるものの一部しか紹介することができないので全体を見通すことができません。
ですが、冒頭部分が終わった段階で目次を用意すれば「こんなことが書かれているのか」が全部まるわかりになりますよね?
冒頭部分の次に目次を持ってくることでさらに読者を離脱させない仕掛けになるのです。
目次はプラグインで簡単導入可能
WordPressブログの目次はプラグインを使うことで簡単に導入することができます。
「Table of Contents Plus」というプラグインをインストールしたあと有効化するだけで目次の設置が可能です。
目次は「H2・H3」の見出し設定をしたものが一覧として自動的ピックアップされます。設置場所は最初の「H2」見出しの直上となりますので設置場所の設定も不要。
プラグインを導入すれば難しいこと考える必要なく導入できますのでぜひ活用してみてください。
【PREP法2】あなたの最終結論
目次の次はブログ記事で最も重要となる最終結論のパート。ビジネス文章では最初に結論を書くことが鉄則となっています。なので必ず目次のあとのパートでは結論を持ってくるようにしましょう。
ブログ記事の読者は「いち早く答えが知りたい」と考えているものです。
それなのに答えを出さずズルズルと説明から入っては読んでいる側からすると「じれったい」と感じてしまいます。
そうなると読んでいる途中で「答えはないかも」となってしまい離脱されてしまうことでしょう。
せっかく冒頭の掴みでうまくいったのに結論を先頭に持ってこなかったがために途中で離脱されては水の泡です。
なので必ず最初に結論を決めておきましょう。
記事作成で最初に結論を出すことにメリットあり
最初に結論を決めておくことはブログ記事作成にもメリットがあります。メリットとは記事の内容がブレないということ。
最初に結論を確定させておけばそのあとにくる文章というのは「結論が正しい」という前提で作成していくことになります。
そのため「最終結論」というゴールに向かって記事作成を進めていくことになるのでブレない記事になるのです。
結論を最初に出しておくことはブログ記事の骨格を確定させることと同じ。
- ゴールのないマラソン
- ゴールのあるマラソン
この2つを比較したらどちらが走りやすいか?
・・・・・・
考えるまでもなくゴールのあるマラソンですよね。
ゴールの場所が決まっていたらペース配分など戦略を立ててゴールまで走りきることができます。
ですが、ゴールが決まっていないとペース配分などがわからず闇雲に走ることになりがちです。
もちろん、ビジネスではときにはゴールのないマラソンを走らないといけない状況もあります。
しかし、ことブログ記事作成においてはあらかじめゴールを決めることができるのでわざわざゴールのないマラソンをする必要はありません。
初心者は「最初に結論を書く」ができておらず「なにがいいたいの?」という文章を書いているケースが多いです。
言いたいことがわからないと判断されたら即ブラウザバックされてしまう恐れがありますので、読者を離脱させないためにも結論を確定させ記事の骨格を頑丈なものにしましょう。
【PREP法3】最終結論の補足説明(理由・意見・解決策・具体例 etc)
最終鉄論が決まったらその結論を補足する内容を書いていきましょう。情報発信では「説得力」が重要になってきます。
たとえば結論を出したとしても「なぜその結論に至ったのか?」という部分がハッキリとしていないと説得力のある情報とはなりません。
「なんとなくそう思ったから」では説得力がない情報となってしまい、やはりここで離脱される原因を作ってしまいます。
そうならないためにもなぜその結論に至ったのかを明確にする根拠を述べていくようにします。説得力のある情報発信をするとき重要となるのは次の4要素。
- 理由
- 意見
- 解決策
- 具体例
たとえば「リンゴの甘さを決める要素」について説得力のある文章を作成するとしましょう。
もしこのとき
リンゴは植物なのだから年によって違って当然!
とひとことで終わらせてしまったら説得力がない文章になってしまいますよね?
むしろ読者からすると「そんなことはわかっている」と反発を買ってしまうかも知れません。
ですが、これを論理的に説明をしていくと次のようになります。
リンゴは収穫する年によって甘さに若干の違いがあるという衝撃的な事実がわかりました。 甘さが年によって違う理由は雨が関係しているとか。 雨が多い年というのはリンゴの内部に水分がたくさん入り果実自体は大きくなりやすいものの、水分によって糖分(密)が薄まり味の薄いリンゴに仕上がってしまうそうなのです。 ですが、雨の少ない年のリンゴは果実が引き締まって蜜が濃縮されるのでより甘いリンゴに仕上がるとのこと。 原理としてはカップラーメンの味調整が近いでしょうか。 濃い味に仕上げたければ目安の線より低い位置までお湯を注ぎます。逆に薄味がよければフタギリギリまでお湯を注ぐことになるでしょう。 リンゴの甘さもカップラーメンみたいに水分量で味の濃さが決まるようなのです。そのため年によって甘さに違いのあるリンゴができあがってしまうとのことでした。
これなら納得できる説明ですよね。
味の濃さを水分で調整するのはよくあること。
それと同じ原理でリンゴの甘さも決まるということが説明できているので読者も「なるほど」となることでしょう。
このように結論を出したら出しっぱなしではなくそれを裏付ける理由などが必要です。
なぜその結論に至ったのか?その理由をあなたの言葉で説明して、答えに説得力を持たせるのがこのパートの役割。
【PREP法4】最終結論の再確認・まとめ
最後に結論の再確認をする内容を盛り込んでいきましょう。この結論は最初に出した結論の再確認をするというものなので新しい結論を出す必要はありません。
むしろここで新しい結論を出してしまうと読者からすると「どっちが正しいの?」という混乱を招く結果になってしまいます。これではせっかく説得力のある文章作成をしてきたのに全部水の泡となってしまうわけです。
そのため必ず結論は揃えましょう。
自分の考えが論理破綻していないことをアピールするしていきます。
読者に対してアドバイスする最後のメッセージ
このパートはPREP法の最後のパートとなります。「まとめ」の役割もありますので最後に伝えたいメッセージを含めるのもありです。
おそらく本文中では触れる必要はないものの最後に伝えたいメッセージはなにかしらあるはず。もし伝えたいメッセージがあれば最後に付け加えておきましょう。
次に読んで欲しい関連記事への内部リンク
これは必須というわけではありませんが必要に応じて別の記事に誘導するのもアリです。
もし記事で説明してきたことで不足していると感じたことがあれば他の記事に誘導する内部リンクを用意すると効果的です。というのもSEO対策の観点からこの「誘導」は重要になるため。
ひとりの読者が複数の記事を読むことを「回遊」と表現します。そしてどれだけ回遊してくれたかを数値化したものが「回遊率」です。この「回遊率」が高ければ高いほどSEO対策効果があることがわかっています。
というのもGoogle検索は検索ユーザーの行動を追うことでブログ本体や記事の質の判断をしているところがあります。
そのため読者が「他の記事も読みたい」と別の記事に移動すればGoogle検索側は「このブログには有益な情報が多そうだ」と判断して高評価してくれるのです。
なのでひとりのブログ読者にたくさん記事を読んでもらい回遊率を高めていくとGoogle検索から高く評価されアクセス集めが有利になります。
また、このタイミングであなたのアフィリエイト記事に内部リンクして誘導するのもありです。
記事を最後まで読んで一段落した状態で「こんなおすすめ商品がありますよ」と誘導をすれば、読者は「なんだその商品は」と興味関心を持ってくれる可能性が高いといえます。
Google検索ではアフィリエイトリンクのある記事は評価を低くみている感じがありなかなか上位表示してくれません。場合によっては「質の低いブログ」と全否定されることもあるわけです。
ですが、最後にレビュー記事に誘導することで読者の回遊率を上げつつ売上が立つ記事に誘導できるので一石二鳥となります。
なので必要に応じてアフィリエイト記事への誘導も検討していきましょう。
ただし、闇雲にアフィリエイト記事へリンクを飛ばすのはおすすめできません。Google検索からも読者からも「売り込み色が強い」とネガティブな印象を与えてしまいます。できるだけ自然な感じでの誘導が望ましいので、アフィリエイト記事への内部リンクの多用は厳禁。
あとはテンプレートを使って数稽古(最後に)
ここまでブログ記事を作成するときに活用できる魔法のテンプレートについて紹介してきました。
魔法のテンプレートと表現しましたがビジネスの世界ではよく使われる文章構成のPREP法を使ったものです。
ハッキリ言って王道の文章作成術なので魔法でもなんてもありません^^;
ですが、PREP法については知らない人がほとんどだったのではないでしょうか?
僕自身もPREP法について知ったのはアフィリエイトをスタートしてから7年くらい経過した段階です。PREP法について知ったときは衝撃的でしたね。
「ビジネスの世界では結論から」というのもおそらくPREP法が土台になっているのでしょう。それくらい王道の記事構成になります。
裏ワザでもなんでもないので、逆に安心して使えるのではないかと思います。得体の知れないテクニックですと、「本当に大丈夫かな?」と疑問に感じることが多いはずなので。実績も十分ある文章術なのでマスターすれば思い通りに文章が書けるようになります。
ただし、これは僕も実感したのですがPREP法を知っていたとしても使いこなせるようになるまではそれなりに時間がかかるものです。
一定の数稽古をしないとマスターできません。
こちらの記事もでも触れているように文章がうまく書けるようになるためには相応の練習量が必要になってきます。
なのでPREP法の概要がわかりましたらあとはアウトプットをして自分の血肉にしていくようにしましょう。
それができればマスターしたも同然。
ライバルに差を付けてあなたは稼げるアフィリエイターになることができます。
なお、さらに踏み込んだブログ記事の書き方についてお知りになりたい場合は下記の記事を参考にしてみてください。
この記事では僕が実際に記事作成するときにやっていることをまとめています。
このテクニックを使えばあなたもブログ記事がスラスラ書けるようになることでしょう。ぜひ合わせて参考にしてみてください。