ブログアフィリエイトの基礎知識ビッグキーワードとは?ロングテール狙いのニッチキーワードとなにが違う?

情報発信・ブログ運営ノウハウ

オイスイ(追水卓)です。
この記事ではブログアフィリエイトをするうえで基礎知識となるビッグキーワードについて解説しています。

ブログ運営をするときに
SEO対策をかねたキーワード選定をして
記事を書いていくことになるのですが、

検索キーワードは大きくわけると

  • ビッグキーワード
  • ニッチキーワード(ロングテールキーワード)

の2種類に分類することができるわけです。

あなたもブログ運営初心者なら
一度くらいは耳にしたことがある
言葉かと思います。

言葉自体は知っていても
その意味までは把握していないという
初心者ブロガーも多いようで、

「ブログ記事を書いているのに
アクセスが全然増えてくれません…」といった
お悩み相談を受けることも多いです。

話を聞いているとビッグキーワードと
ニッチキーワードの違いがわかっておらず
アクセス集めがうまくいっていないように
感じることが多くあります。

なので、この記事では初心者ブロガーや
駆け出しアフィリエイターに向けて、

ビッグキーワードとニッチキーワードの
違いについて解説することにしました。

もしあなたが

  • ブログ記事を書いているがアクセスが集まらない
  • 書いた記事が上位表示せず本当に稼げるようになるか心配
  • ビッグキーワードとニッチキーワードの違いが知りたい

といった疑問や悩みをお持ちであれば
この記事の内容は参考になるはずです。

この知識があるかどうかでブログ運営が
効率化されて稼げるようになるまでの
期間が短縮されるかもしれません。

ビッグキーワードとニッチキーワードの違いを知って、今後のブログ運営をスムーズにしていくようにしましょう。

アフィリエイトの基礎知識ビッグキーワードの意味とは?

一般的にアフィリエイターの間では
ライバルが多く上位表示が難しい
人気のキーワードをビッグキーワード
と呼びます。

具体的にどのような
キーワードがビッグキーワードと
呼ばれているのかというと

  • ダイエット
  • エステ
  • レーシック
  • FX
  • 仮想通貨
  • 不動産投資
  • クレジットカード

などが挙げられます。

たとえば「ダイエット」を
Google社が提供している
キーワードプランナー
調べてみることにしましょう。

Googleキーワードプランナーとは、Google検索結果に広告を掲載するときの課金目安となる情報を得るためのツール。
入札単価やキーワードごとの月間検索数(検索ボリューム)などを調査できるGoogle公式の無料ツールです。
アフィリエイターは「月間検索数(検索ボリューム)」を知ることでキーワードがビッグキーワードなのかどうか調べることができます。

「ダイエット」は月間10万回から100万回もの
検索回数を記録しているようです。

もし「ダイエット」で上位表示したら
月間100万アクセスを作れる可能性が
出てくることになります。

1記事で100万アクセス取れるとなれば
とんでもないことです。

「ダイエット」は検索者が多く
需要も大きいビッグキーワードである
ことが判明しました。

このように毎月100万回近い検索数を
誇るキーワードがビッグキーワードとなります。

ビッグキーワードは上位表示できれば
アクセスが数多く集まるため
アフィリエイト報酬を稼ぎやすいのです。

しかし、
その分ライバルが非常に多く
非常に強い傾向にあるため、

初心者のアフィリエイターが扱うのは
無謀なキーワードです。

初心者はビッグキーワードをみかけたら避けた方がよいです。
100%勝ち目がありません…
勝てないとわかっている戦いにあえて挑む理由はないです。
他のキーワードで記事作成したほうが有意義な時間の使い方になるでしょう。

ニッチキーワード(ロングテール狙い)の意味とは?

では逆にニッチキーワードとは
いったいどんなものか。

ニッチキーワードはビッグキーワードとは対照的に検索需要の小さいものになります。

ビジネスシーンではよく
ニッチ産業という言葉が使われます。

これは日本語ではスキマ産業とも言われ
需要は大きくないけれど一定の需要があるので
狙い目というときに使われるものです。

顧客の需要があるにもかかわらず規模が小さく,商品の供給・提供がなかった市場や潜在的需要を掘り起こす産業。すきま産業,ニッチ市場,ニッチマーケットともいう。大企業が関心をもっていない,あるいは対応できない領域において,独自の高度な技術・知識,常識にとらわれない柔軟さをもち,小口の需要にも迅速に対応するといったビジネスモデルを構築することにより,高収益をあげる中小企業やベンチャー企業が多い。政府はニッチ分野における中小企業,ベンチャー企業の事業展開を積極的に進めている。「ベンチャー企業成長促進事業(実力評価事業)」はその一例で,中小企業,ベンチャー企業が有する技術力,知的財産,経営戦略を外部機関が評価し,その結果を公表することで資金調達の円滑化,販路拡大を支援している。

出典:ニッチ産業(ニッチサンギョウ)とは? 意味や使い方 – コトバンク

日本企業のほとんどは
ニッチ産業の分野で成功している
事実があったりします。

日本製品の特徴と言ったら
世界的にみても高品質で
安心感が高いことで有名です。

ただ、値段が高いことから
爆発的に売れることはなかなかありません。

プレイステーションや
トヨタ自動車みたいに
世界の需要を席巻したようなものも
なくはないですが稀。

ほとんどは「安心安全をお金で買いたい」
ニッチな需要を狙ったものとなっています。

海外メーカーの製品であっても日本製の部品が多数使われていることも多いです。
製品コンセプトがよくても中身の部品が粗悪ならお話しになりません。
部品産業はまさにニッチ産業の代表例といえるでしょう。

それぞれの市場は小さいながらも
小さい市場を束ねていくと大きな需要になる。

それがニッチ産業の特徴です。

これをブログ運営に当てはめるとどうか?

ビッグキーワードの代表例としては
先ほども触れたように

  • ダイエット
  • エステ
  • レーシック
  • FX
  • 仮想通貨
  • 不動産投資
  • クレジットカード

こういったものがあります。

月間検索数が100万くらいあって
毎月膨大な人が検索しているキーワードです。

それに対してニッチキーワードは
検索数はそこまで多くないものの
一定の需要のあるキーワード。

月間検索ボリュームが10から100といった
1日1回検索があるかどうかというものが
ニッチキーワードになります。

こういったキーワードは検索数自体は
決して多くないものの画像で示しているように
具体性があります。

単に「ダイエット」といっても
ダイエットのなにについて知りたいのか
まったくわかりませんよね。

しかし、検索語が2語・3語・4語と
増えてくるとより明確になってきます。

3語目や4語目には目的や対象の
言葉が入ってくることが多いです。

画像の事例ですと「男・顔・何歩・タンパク質・水を飲む」といったものが候補としてありますね。

単にダイエットだけでは検索者の
意図が見えませんが、

キーワード数が増えることで
「どうしたいのか?」が明確になります。

「ダイエット なぜ タンパク質」であればダイエットするときにプロテインなどタンパク質を取るとよいか疑問にになり調べていることがわかりますね。

検索数は少ないものの
タンパク質の必要性について
疑問に感じている人が一定数いるので
小さなアクセスを拾っていくことが
できるわけです。

そしてニッチキーワードで
記事を量産していけば
「塵も積もれば山となる」
いつか大きなアクセス数を
とることができるようになります。

初心者がいきなりビッグキーワードで
大量アクセスを集めることは無謀ですが、

ニッチキーワードで記事を量産して
コツコツ増やしていくなら現実的な戦術。

スキマを狙って攻め込むのが
ニッチキーワードを狙った
ブログ運営となります。

さらに詳しくことは
ロングテールキーワードSEO対策の
記事が別にありますのでそちらを
ご覧ください。

関連記事

アフィリエイトでビッグキーワードを扱うメリット・デメリット

ビッグキーワードを扱うときメリットや魅力

ビッグキーワードを使う最大の魅力というのは膨大なアクセスを集めることができること。

そして広告主から直接オファーが
やってくる可能性もあることです。

ビッグキーワードで上位表示すれば
先ほども紹介したように月間100万人という
膨大なアクセスを集めることができます。

そうなるとアフィリエイトしている
商品の売れる可能性が上がりますので
大きく稼げるわけです。

過去にはビッグキーワードで上位表示して
毎月1000万円もの収益を上げている人も
いたくらい。

企業アフィリエイターですと
これくらいの売上を作らないと経営して
いけません。

それだけのポテンシャルを秘めた
キーワードなワケです。

さらにビッグキーワードで
上位表示することによって
直接オファーをもらうこともできたりします。

アフィリエイトですと通常は
ASPを介して広告を取得し掲載する
ことになりますが、

ビッグキーワードで上位表示することに
成功するとASPを介さず直接
広告掲載のオファーをもらうことが
できるようになります。

「ブログに広告を出していただけたら
毎月10万円払いますよ」みたいな話が
飛んでくるのです。

交通広告や街の看板みたいな収入を得ることができるようになります。

アフィリエイトは成果報酬型なので
商品が売れないと売上になりません。

ですが、こちらは広告掲載料なので
売れるかどうかに関係なく毎月収入が
入るようになるのです。

なのでおいしい不労所得を実現できる
メリットがあります。

出典:https://wine-good.jp/

その代表例ともいえるのが
株式会社ウェブライダーの運営する
「美味しいワイン」です。

株式会社ウェブライダーはWordPressテーマの「賢威」を販売していることでアフィリエイターやブロガーの間では知られた存在です。

このサイトは「美味しい ワイン」など
複数のキーワードで1位を獲得しており
Google検索から高く評価されていることが
わかります。

キーワードの月間検索ボリュームは
「1000〜1万」と月間100万回みたいな
膨大さはないものの、

ワインをメインキーワードにした
キーワードはどれも「1000〜1万」なので
ビッグキーワードなのは間違いないこと。

ダイエットみたいな万人が検索するようなキーワードでないので、これだけ検索数があれば十分ビッグキーワードです。

そしてビッグキーワードで
1位を乱発した結果

出典:https://wine-good.jp/sponsor/

サントリーとスポンサー契約を
結ぶことに成功しています。

サントリーがスポンサーとなれば
膨大な広告費の支払いが行われていることは
容易に想像がつきます。

ビッグキーワードを扱い
上位表示に成功すると
1ブログで億単位のお金を
動かせるようになるわけです。

このスポンサー契約があってステマ問題に発展したのも事実。
決して明るいことだけではありませんが、ビジネスでみたら大きく稼げるのは間違いないです。

ビッグキーワードを扱うときのデメリットや使用上の注意点

ビッグキーワードのデメリットは
順位変動が激しいことです。

ビッグキーワードで上位表示できれば
月収1000万円も夢ではありません。

なので大きく稼げることは事実ですが
当然狙っているライバルの数も
他のキーワードと比にならないほど多いです。

ニッチキーワードであればライバル数は
5から20くらいですが、

ビッグキーワードともなれば
ライバル数は100以上となるでしょう。

そんなたくさんのライバルが
1位表示を狙ってしのぎを削ることに
なるわけです。

Google検索は「最適な情報はどれか?」を
常に調整しながら探っています。

そのため今日1位表示できても
1週間後には落ちているなんてことは
珍しくありません。

この順位変動に振り回されることになるのでビッグキーワードを扱うからにはストレスフルな状況になることを覚悟しないといけないわけです。

もしこの順位変動で1つ落ちたとか
小規模な変動なら再び上位表示することが
できる可能性があります。

ですが、もし圏外(100位以下)にまで
飛んでいったらリカバリーは難しでしょう。

再び上位表示する可能性は極めて低くブログ自体が崩壊することになるのです。
もし崩壊したら精神的に病むでしょう…
過去に精神的に病んで引退した人がいました。

なので僕からするとビッグキーワード狙いの
稼ぎ方はギャンブルチックです。

ネットビジネスはストレスフリーな
人生を実現するために実践しようと思っている
人が多いでしょう。

僕自身もストレスフリーな人生を実現するために
これまでやってきました。

しかし、ビッグキーワードを扱い
上位表示を目指した時点で
ストレスフリーな人生はないでしょう。

常に順位変動に怯えながら
毎日を過ごすことになるはずです。

過去に僕もビッグキーワード狙いをして
上位表示させることに成功しましたが
順位が気になりストレスフルでした。

大きく稼げるポテンシャルはありますが
ストレスフルなビジネスライフをするようでは
フリーランスを選ぶ意味がありません。

僕は自由気ままな人生を実現することを優先しているので、プレッシャーに押しつぶされる可能性があるビッグキーワードで上位表示することは考えていません。
初心者におすすめもしていないです。
順位変動の影響を受けにくくアクセスも、そこそこ取れるミドルキーワードでの上位表示を目指すに留めています。

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ロングテール狙いのニッチキーワードを使うメリット・デメリット

ではビッグキーワードとは逆の
ニッチキーワード(ロングテール狙い)の
メリットとデメリットはどこにあるか?

これについてはビッグキーワードの
メリット・デメリットの裏返しです。

ニッチキーワードはビッグキーワードに
比べるとライバルが少ないため、

初心者のアフィリエイターでも
ブログ記事を書けば上位表示しやすい
というメリットがあります。

ビッグキーワードのように
強豪がひしめき合っている
わけではありません。

そのため比較的順位変動が
起こりにくく安定性はある
キーワードとなっています。

僕としては安定的に稼げるようになることが理想と考えていますので、ニッチキーワードを使ったロングテール狙いは高い安定性を実現するのでおすすめです。

ですが、安定性が高いということは
爆発力に欠けるということでもあります。

ニッチキーワードの場合は
ビッグキーワードに比べると
検索する人が少なく、

アクセス数を集めにくいという
デメリットがあるわけです。

あなたもネットビジネスに興味を
持つキッカケとなったのは、

1年で月収1000万円を実現したみたいな
飛び抜けた実績を挙げているインフルエンサーの
影響を受けてのことかと思います。

しかし、ビッグキーワードを狙わない
ロングテールキーワード戦法では
このような大当たりは期待できません。

小さなアクセスを拾って大きな
アクセス数にしていく
「塵も積もれば山となる」作戦なので
夢はない稼ぎ方といえるでしょう。

夢のない稼ぎ方ではありますが、一発屋で終わるようなギャンブルチックなビッグキーワードを狙うよりは現実的です。
あなたが宝くじの高額当選を狙うような1回限りの成功を夢見ているならビッグキーワード狙いでもよいですが、生涯お金の不安から解放され自由気ままでストレスのない生活を実現したいならロングテール狙いのニッチキーワードでブログ記事作成をして運営するほうが向いています。

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初心者アフィリエイターはロングテールのニッチキーワードで上位表示を狙っていこう(最後に)

ビッグキーワードとニッチキーワードの
違いについて紹介してきました。

ビッグキーワードにも
ニッチキーワードにも
それぞれメリットデメリットはあります。

ですが、初心者がどちらを
優先してやればよいかは
明確な答えが出ています。

初心者がアフィリエイトで挫折しないためには、ニッチキーワードを狙う以外に選択肢はありません!

なぜなら、
最初からビッグキーワードを目指すと
ライバルが多く競争が激しいため、

どれだけ数多くのサイトやブログを作っても
狙ったキーワードで上位表示されない可能性が
非常に高いです。

よっぽどセンスがあって
ライバルがまったく狙っていない
ビッグキーワードを引き当てでも
しない限りむりです。

しかも最近は企業のように
マーケティングをがちでやっているような
アフィリエイターやメディア運営者も
山ほどいる状況。

これでライバル不在のビッグキーワードなんて探し出すことは不可能といってもよいでしょう。

あなた自身が社会的な影響力を持ち
多くの人を扇動できる立場にあり
自分でビッグキーワードを作り出せる
状況でもない限り無理です。

ましてやツールで探した
ビッグキーワードなんて
ライバルが皆こぞってやってますから、

初心者かつ後発組のあなたが
いまから参入したところで
アクセスがまったく集まらない
結果となることは目に見えています。

初心者のアフィリエイターは
まず最初にニッチキーワードで
上位表示を狙いながら、

総数は少なくても確実にブログへの
アクセスを集める経験をしていきましょう。

ピラミッドのように下を固めて
徐々に上を目指すイメージです。

そして、
「どんなキーワードが上位表示しやすく
どのようなキーワードが実際に
アクセスを集めるのか?」という
学びを得ながらの実践して知識とスキルを磨きましょう。

データと経験を蓄積しながら
徐々に人気のキーワードでも
上位表示を目指していくのが最善です。

ただ、個人的にはビッグキーワードで上位表示すると順位変動に怯えてプレッシャーに押しつぶされることになるでしょう。
とてもストレスフリーな人生になりませんから、ビッグキーワード狙いは経験を積んだあとでも非推奨です。
アクセスはそこそこあり稼げるミドルキーワード狙いが理想と思っています。

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