eBay(イーベイ)とはどんなサービスか?メリット・デメリット・無在庫販売の可否を勉強してみた[詐欺を見抜く]

詐欺を見抜く基礎知識・予備知識

オイスイ(追水卓)です。

この記事ではeBay(イーベイ)について
勉強したことをお伝えしていこうと思います。

というのも最近eBay(イーベイ)を
使った稼ぎ方をみかけて
検証しようとしたのですが

eBay(イーベイ)が
どういったサービスか
さっぱりわからず検証することが
できなくなりました。

これは事前に
勉強する必要があるなと
考えてこの記事を執筆することに
なったという流れです。

ですからeBay(イーベイ)で
稼ぐことを奨励する内容では
ありません。

あくまでeBay(イーベイ)を
利用したビジネスをみかけたとき
それが本当に実践して安全かどうか
検証するための材料となる情報として
公開しているだけです。

もしあなたがeBay(イーベイ)を
扱ったビジネス案件をみかけて
「これどうなのかな?」と迷ったときは
参考になる情報のはずです。

その前提で読んでいただければ
役立つ情報になるかもしれません。

eBay(イーベイ)とはどんなサービスか?

まずeBay(イーベイ)とは
なにものかについて調べておく
必要があります。

僕もこれまでいろいろな
ビジネスをみてきましたが
得体の知れないサービスを
使うものも少なくありませんでした。

なかにポンジスキームのように
得体の知れない業者に資金提供する
みたいな話もありました。

正体不明の業者を使ったビジネスは
やっぱり怖いですよね。

ではeBay(イーベイ)は安全に
使うことができる業者なのか?

ここをハッキリさせておきましょう。

結論から申しますと
eBay(イーベイ)は安全な業者です。

eBay(イーベイ)には
ウィキペディアの日本語ページも
存在しており知名度ある
業者となっています。

eBay Inc.(イーベイ)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼに本社を置くアメリカ合衆国のグローバル電子商取引(EC)企業で、世界中で1.6億人、Sellerは2,500万人(個人・法人含む)とインターネットオークションでは世界最多の利用者を持つ。事業内容は自社ウェブサイト上で消費者間取引](C2C)および企業間取引(B2B)など個々間での取引を可能にするグローバルマーケットプレイスの運営である。

中略

日本国内での事業は大きく2つあり、イーベイ・ジャパン株式会社(法人番号:5010401066923)とeBay Japan合同会社の2社を設けている。イーベイ・ジャパン株式会社では、B2Bの越境販売支援事業を行っている。eBay Japan合同会社では、B2Cの国内総合ECモールQoo10を運営しているが、未だeBay.comのグローバルプラットフォームとはシステム連携を行っていないと見られている。

出典:eBay – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/EBay

創立は1995年とかれこれ
30年近い歴史があり
国外進出にも積極的に
行っているグローバル企業。

日本でも日本の法人が設立され
積極的に市場開拓をしようと
していることがわかります。

日本市場への進出は早かった
ようですが長らく日本語対応は
されておらず利用者は英語を
翻訳して使う前提でした。

それが2021年に日本語化対応し
さらにスマートフォンアプリも
リリースされたことで
さらに使いやすい状況と
なっているようです。

2021年8月18日、日本語版サービスが開始され、デスクトップやモバイルWeb、Android版アプリで提供しており、iOS版アプリは同年9月にリリースされる予定。

出典:eBay – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/EBay

日本語に対応して
さらにスマートフォンアプリも
用意されたとなれば気軽に
使うことができる環境が整っていると
いえるでしょう。

Google Play(アプリストア)で
アプリがダウンロードできるように
なっていました。

しかもダウンロード数は
1億以上となっています。

これだけの利用者がいるアプリなら
安全かつ安心して使えそうですね。

これまで検証してきた副業案件や
投資案件ではアプリのダウンロードと
案内しておきながらアプリストアから
ダウンロードできないケースが多々
あったので。

eBay(イーベイ)にはウソ偽りはありません。

ちなみに余談ですが
Googleの創業は1998年なので
eBay(イーベイ)のほうが3年ほど早い
ことになります。

Googleより歴史がある企業です。

eBay(イーベイ)を利用するメリット

eBay(イーベイ)の本部はアメリカで
さらにアメリカ以外でも幅広く活動する
グローバル企業です。

その幅広い販売網を利用することで
自分が売りたい商品を世界中の人に
知ってもらうことができる
サービスとなっています。

メルカリなど自分の商品を売る
プラットフォームはたくさんありますが
さすがに海外向けの販売(輸出)は
対応していません。

ですがeBay(イーベイ)なら
海外に向けた販売も可能となっています。

それがeBay(イーベイ)の強みでしょう。

その点を踏まえてeBay(イーベイ)を
利用するメリットは次の2つ。

他にもありますが
ヘビーユーザーでないと恩恵を受けられない
メリットだったので初心者でもわかる
メリットのみピックアップしました。

世界190カ国以上での販売が可能

先ほども触れたようにeBay(イーベイ)は
海外市場への進出に積極的な企業です。

2023年時点では190ヶ国以上での
市場が確立されているとされています。

出典:https://www.ebay.co.jp/about-ebay/

日本の外務省が国として承認しているのは
196ヶ国となっており日本を除く
195ヶ国に大使館を設置していると公表しています。

つまり190ヶ国以上というのは
ほぼすべての国がeBay(イーベイ)の
市場として確立されているということ。

さすがは1995年に創業したECサイト。

長い歴があるだけ幅広くビジネスを
しているといったところでしょうか。

これだけ広範囲の人に向けて
自分の商品を販売していくことが
できるのは大きなメリットですね。

正直いって他のフリマアプリや
フリマサイトではここまでの
海外進出はできていません。

全世界に自分の商品をアピールして
売っていきたいという場合には
最適な販売プラットフォームといえそうです。

安心できる決済方法Payoneer(ペイオニア)

海外に向けて商品を輸出するとなると
支払は円ではなくなります。

各国の通貨による支払いが前提となるので
煩わしいことになりますよね。

もし個人同士が直接やりとりを
することになればとんでもない
労力を必要とすることになりそうです。

ですがeBay(イーベイ)には
安心できる決済システムとして
Payoneer(ペイオニア)を
用意しています。

Payoneer(ペイオニア)は
馴染みのない決済サービスですが
どうやら日本での運営歴は
それなりにあるようです。

出典:https://twitter.com/payoneer_jp

Twitterには日本語版の
公式アカウントが用意されており
2013年より運営されています。

かれこれ10年近く運営されているようです。

出典:https://www.payoneer.com/ja/

GoogleやAdobeも決済システムとして
導入している
ことからも非常に信頼が
置かれていることがわかります。

eBay(イーベイ)の本部は
アメリカになるので
本来であればアメリカの
銀行口座を用意する必要があります。

ですがPayoneerを使えば
銀行口座を開設せず
振込先としてPayoneerを指定したら
OKとのこと。

さすがに
日本の銀行口座は必要ですが
社会人なら持っていないという
人はほとんどいないでしょう。

Payoneerにプールされている
売上を自分の口座に入金する
手続きだけでお金のやり取りが
完了する非常に便利なサービスが
使えるわけです。

eBay(イーベイ)にはどんなデメリットがあるか?

eBay(イーベイ)は主に海外に
向けて商品を販売(輸出)することに
なりますので越境ECならではの
デメリットもありました。

コミュニケーションは英語が前提

eBay(イーベイ)は海外に向けての
出品となりますので
当然ながら海外の購入者が出てくる
ことになります。

そうなるとコミュニケーション手段は
英語となるわけですね。

つまりeBay(イーベイ)を使う以上は
英語でのコミュニケーションが取れる
ようにしておく必要があるとのこと。

ただ、eBay(イーベイ)の
公式サイトによると中学生レベルの
英語ができれば問題ないとか。

出典:https://www.ebay.co.jp/about-cbt/cross-border-trading-english-skill/

利用者の68%が基礎会話レベルで
問題ないとしていますので
最低限の英語が理解できれば
問題ないといえそうです。

まあ、Google Chromeなど
最近のブラウザは標準で
翻訳機能が用意されていますので
そちらを使えば最悪日本語での
対応もできそうな感じがします。

ただ、経験者によると
発送トラブルなどが起きた場合は
少々厄介なことになるとか。

スタート直後は出品制限あり

出典:https://www.ebay.co.jp/knowledge/listing1/article39

これはアカウントを作成していないので
はっきりしたことがいえませんが
どうやら新規アカウントには出品可能枠に
制限があるようなのです。

調べた限りでは最初の数ヶ月は5品しか
出品することができないとか。

さらに出品できる商品の金額にも
上限があるようで最初から稼ぐことは
厳しいという情報もありました。

つまりeBay(イーベイ)を
長期間利用して運営業者に信頼してもらい
制限を徐々に解除してもらわないと
まともな転売ビジネスができないようです。

輸出業者がライバルになることもある

ヤフオク!もそうなのですが
個人の出品者に混ざって
小売店など業者が出品している
ケースがありますよね。

どうやらeBay(イーベイ)も
すでに業者が参入しており
個人の出品者と競争関係に
なっているようなのです。

小売業者などは大量に仕入れて
輸出することになるので
安く出品することが可能です。

そうなると個人のように
資金力がない実践者は
価格競争で不利になりますよね。

eBay(イーベイ)で商品検索したとき
自分の出品した商品と同じ商品を
他の業者が出していたとしたら
同じ検索結果に表示され比較される
ことになるでしょう。

当然ながら購入者は安い方を選びます。

そのため個人の出品者は
不利にならざるを得ないようです。

自分のハンドメイド商品など
なにかしらの独自の付加価値があれば
ライバルなしで出品できるので
このデメリットは出ないでしょう。

しかし転売のように既存の商品を
売って稼ぐとなればライバルの
存在は無視できません。

eBay(イーベイ)の利用者は
個人だけではないことも念頭に置き
出品していく必要がありそうです。

eBay(イーベイ)で無在庫販売はできるか?

eBay(イーベイ)では
無在庫販売ができるかどうかについても
調べてみることにしました。

輸出転売ビジネスには
在庫を持たず先に売っておいて
あとから仕入れる無在庫転売が
幅広く行われています。

ただ、こういった無在庫の
商品販売は禁止されていることが
多いわけですね。

小売店などでは「お取り寄せ」の
商品があるので一見すると
無在庫販売もできそうな感じですが
フリマアプリなど個人での利用は
禁止されていることが多いといえます。

僕の調べた範囲では

  • メルカリ
  • ヤフオク!
  • PayPayフリマ
  • 楽天ラクマ
  • ジモティー

では無在庫販売を認めていません。

無在庫販売は注文が
入った段階で仕入れをするので
場合によっては在庫切れで仕入れが
できない恐れもあるのです。

そうなると出品者が
一方的な理由でキャンセルする
ことになるわけですが
このとき十分な説明ができないと
トラブルに発展します。

そのため運営業者は
トラブル防止のため手元に
商品がある前提で利用することを
呼びかけているわけです。

ただ、ネットビジネス案件では
無在庫転売(無在庫販売)を
奨励する案件も少なくありません。

無在庫転売(無在庫販売)は
在庫を持たなくてよいので
金銭的リスクがなく安全だからです。

そのためやたら無在庫転売を
推している側面があります。

ですからeBay(イーベイ)で
無在庫販売をやってよいのかどうか
事前にチェックしておくことが
欠かせなくなります。

在庫を抱えるリスクがないとはいえ
利用規約を破って実践するのは
それはそれでリスクがあるでしょう。

eBay(イーベイ)は
どうなっているのでしょうか?

出典:https://www.ebay.com/help/selling/posting-items/setting-postage-options/drop-shipping?id=4176

eBay(イーベイ)では
無在庫転売(無在庫販売)を
原則禁止しています。

注文が入ったあとに
小売業者などで商品を購入し
配送先を相手に設定するといった
ことは禁止としているわけです。

この部分からやはり
在庫が手元にある前提での
利用がよいといえるでしょう。

とはいえeBay(イーベイ)を
使った無在庫転売(無在庫販売)の
実践者は非常に多いです。

実践者情報によると
無在庫転売(無在庫販売)をしていても
垢バンになった人はいないとか。

そのため無在庫転売(無在庫販売)を
「黙認しているのでは?」という
憶測までたっているのですね。

先ほどのデメリットでも
触れていることですが
eBay(イーベイ)は輸出業者(企業)も
利用しています。

そしてドロップシッピングのように
無在庫で販売することを許可している
卸売業者も存在するわけです。

そういった業者と提携しているかどうか
eBay(イーベイ)側も判断が難しいという
理由から見逃しているところはあるでしょう。

ですが利用規約としては
禁止となっていますので
リスクがないとは言い切りません。

メルカリなどの
フリマアプリ(フリマサイト)に比べると
規約は緩いといえそうです。

eBay(イーベイ)は安全に使えるサービス(最後に)

eBay(イーベイ)について
自分なりに理解を深めるため
勉強したことをアウトプット
してみました。

ざっくりと調べて書いただけなので
細部が違っていることがあるかも
しれません。

それに僕自身はeBay(イーベイ)を
使ったことがあるわけではないので
正確な情報が発信できているかどうか
怪しい部分もあります。

ですがeBay(イーベイ)を使った
ビジネスをみかけたときに
実践して安全かどうかを判断するには
十分な情報発信ができていると
考えています。

すくなくともeBay(イーベイ)自体は
アメリカで1995年に創業した老舗企業で
安全性は十分ある
といえるでしょう。

さらに決済システムとして
Payoneerを導入
しており
外貨による支払も煩わしくなく
できるメリットがあるとわかりました。

GoogleやAdobeも
決済システムとして導入しているので
信頼置かれていることがわかります。

ただ越境ECなので英語でのやりとりが
中心となりますので言語の壁はありそうな
感じがしました。

「英語は苦手」という人にとっては
ハードルが高いかも知れません。

あとは無在庫転売は原則的にできない
という注意点があることでしょうか。

実践している人は多数いて
垢バンされたことはないと情報発信
されているので大丈夫そうな感じはしますが
利用規約に触れているので個人的には
積極的におすすめはできないですね。

また新規アカウントは信頼性がなく
出品できる点数や金額に制限があることも
わかりました。

よって一瞬で億万長者になる
一攫千金は無理(不可能)です。

もしeBayを使って初月から
何百万円稼げるみたいな案件があれば
怪しいと思った方がよいでしょうね。

eBay(イーベイ)でビジネスをするなら
やはり地道にコツコツやって運営者に
信頼してもらい制限を解除してもらう
ことが必要になってきます。

信頼関係を構築してビジネス展開を
するのは基本中の基本です。

個人的にeBay(イーベイ)の
輸出ビジネスは王道ビジネスかなと
いう印象を受けましたね。

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