オイスイ(追水卓)です。
この記事ではタップするだけで稼げるアプリについてお伝えします。
僕はネットで稼ぐ方法についての
情報発信をしているほかに
ネット上にある副業などお金稼ぎ案件の
検証もしています。
そしてこれまで500件以上検証してきました。
そのなかでもとくに多いのが
今回の本題となる
「タップするだけで稼げるアプリ」
という触れ込みで募集されているもの。
日本ではスマートフォンの普及率が
8割を超えておりほとんどの人が
所有しています。
さらにスマホの性能が向上してきたことで
パソコンがなくても快適にインターネットを
使えるようになってきました。
それもあってパソコンを持っていない人も
増えてきている状況にあり、
副業実践の場がパソコンから
スマートフォンに移りつつあるように
思えています。
そのため毎年何千件と「タップするだけで稼げるアプリ」をうたう案件が登場しているのです。
では、
そういった手軽にできる
スマホ副業は果たして本当に
稼ぐことができるのか?
そんな疑問を持っている人が
僕のブログには集まっているようなので、
アプリを使った副業500件を検証した
結果をお伝えしていきます。
「タップするだけで稼げるアプリ」は存在するが…
まず、タップするだけで稼げる
アプリというものがそもそも
存在するのかどうか?
これについては存在すると
判断してもよいでしょう。
これらの記事でも説明しているように
ポイ活やアンケートモニターは
タップするだけでできる稼ぎ方です。
こちらは楽天カードのポータルサイトです。
このように広告をタップして
閲覧するだけで報酬が発生する
仕組みとなっています。
こういったアプリはすでに
複数存在していますので
タップするだけで稼げるアプリが
存在するのは間違いありません。
タップするだけで○万円稼げるアプリは存在しなかった
たしかにタップするだけで稼げるという
アプリは存在します。
ですが、何万円と大きく稼げるようになるかどうかというのは話が別。
稼げることは稼げますが大きく稼ぐことは無理でしょう。
先ほど紹介した記事でも
体験談を掲載していますが
僕は過去にポイ活をしており
そのときの月収は数千円でした。
しかもアンケート回答などは
1個につき15分から30分ほどかかります。
これだけの時間を使って回答して
もらえるポイント数は10とか50と雀の涙程度。
どう考えてもコンビニでアルバイトしたほうが割がよいですよね…
最初のうちは頑張ってやっていました
だんだん面倒になってきて辞めたのです。
ネットビジネスにおいて
「面倒だから辞めた」というのは
はっきりいってよくないこと。
しかし、アンケート回答は素早くやれば
大きく稼げるというものではありません。
アンケート数にも上限がありますので
早く終わるだけであって大きく稼げる
というわけではないのです。
僕はポイ活を実践してみて「これは稼げるようにならないだろうな…」と将来性がないことに気づき辞めました。
「タップするだけで稼げるアプリ」の裏目的
アンケートモニターなど
タップするだけで稼げるアプリが
存在するのは事実です。
ただ、こういったポイ活的な
アプリというのは全体からすると
数は少ないです。
冒頭でも触れたように僕はこれまで500件以上タップだけで稼げるとうたう案件を検証してきました。
そのうちの大半が胡散臭いモノだったわけです。
これだけ検証して稼げる案件に出会えないとなれば、未来永劫出てこないでしょうね…
要するにフィッシング詐欺サイト
誘導目的のダミー案件の疑いの
強い案件ばかりだったのです。
こういったダミー案件は
いったいどんなウラの目的があって
運営されているのか?
その闇を暴いていきましょう。
僕が500件検証してきたなかで詐欺の疑いのあるものは、最終的に次の5パターンに誘導されることが多いとわかりました。
もし話を進めていって、これらのどれかに当てはまったら身構えた方がよいでしょう。
- 手数料を詐取する目的
- ギフトカード詐取の疑い
- オプトインアフィリエイト報酬目的
- ポンジスキーム(配当金詐欺)案件
- 名簿業者が個人情報を不正入手する目的で運営
手数料を詐取する目的
裏目的で一番多いと感じているのが
手数料を詐取する目的の案件です。
最初は無料モニターといった
名目で募集しておきながら
最終的に有料のバックエンド商品を
セールスしてくるパターン。
無料モニター期間に稼ぐ体験を
することになるのですが
そのお金を引き出すことは
できません。
お金を引き出すには正規会員や
オンラインサロンへの入会が必要と
なにかしらの手数料を請求してきます。
他にもポイ活を装って募集し
「1億円当選しました!」と
ウソの当選情報を流し話をすり替えていき、
振込手数料として何十万円請求する
というパターンもありました。
このようにあの手この手と使い
手数料を詐取しようとしてきます。
ギフトカード詐取の疑い
現金を口座送金する詐欺もありますが
なかにはギフトカードでの支払いを
請求するパターンもあります。
なかでも多いのが
Appleギフトカードですね。
こちらの案件はアプリを使い
らくちんに稼げるとアピールして
募集していた案件。
ですが最終的に誘導された
LINEアカウントでAppleギフトカードを
請求されることになりました。
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オプトインアフィリエイト報酬目的
インターネットには
オプトインアフィリエイトいう
仕組みが用意されています。
このようにLINEアプリなどを使い
仕事を紹介するとして誘導。
誘導先には募集ページがあり
そこからメルマガや別のLINEアカウントを
登録できるようになっています。
もしここで誘導した人が
登録してくれたら紹介元となった
LINEアカウントの運営者に
紹介料が支払われる仕組みです。
このオプトインアフィリエイト
報酬獲得が目的の案件も多くあります。
こういった案件は登録してもらうことが
目的なので誇大広告などして
登録誘導してくるわけです。
運営業者には登録されたら
報酬が入りますから
ウソ偽りを使って誘導しても
なんら問題はないという考え。
このオプトインアフィリエイト
報酬獲得は一度登録すると
次々に登録案件を送ってきます。
そのなかにはフィッシング詐欺の
案件も混ざっているので要注意!
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ポンジスキーム(配当金詐欺)案件
架空の配当金など儲け話を
もちかけてお金を騙し取る行為を
ポンジスキームといいます。
ニュースなどでもポンジスキームを
やって逮捕される人があとを絶ちません。
僕としては組織的にやっていて
末端である受け子が逮捕されていると
考えています。
背後に黒幕がいるはずなので
今後もポンジスキームの案件は
増え続けるでしょう。
ポンジスキームも最初は
「タップするだけで稼げる」みたいな
手軽に稼げることをアピールして
募集をかけてきます。
ポンジスキームの話を信じて
お金を振り込んでしまったら最後。
いずれ口座のお金を持ち逃げ
されてしまうわけです。
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名簿業者が個人情報を不正入手する目的で運営
個人情報というのは
高く売れることが知られています。
それを知らしめたのが2014年に発生した
ベネッセの個人情報流出事件でしょう。
これは外部のエンジニアが
ベネッセーの顧客情報にアクセスして
盗みだし名簿業者に売っていたことが
わかっています。
名簿業者(めいぼぎょうしゃ)または名簿屋(めいぼや)とは、氏名・性別・生年月日・住所・電話番号・メールアドレス・クレジットカード番号といった、個人を特定できる情報(個人情報)をファイル(データベースまたは紙媒体の名簿など)として整理し、検索できるような状態にまとめた形にして販売する者。
出典:名簿業者 – Wikipedia
インターネット上には
個人情報を不正入手して
第三者に販売している
悪徳業者もいるわけですね。
こういった業者も
タップするだけで稼げるといった
うたい文句で募集して
「詳細な情報を知るには個人情報の
提供が必要」という誘導で
個人情報を盗み出そうとします。
LINEアカウントで
個人情報の提供を求めてきたら
要注意とお考えください。
通常、個人情報の提供を
求める場合はプライバシーポリシーなど
個人情報の扱いを明記しないといけません。
個人情報の扱いについて
なにも伝えず要求してきた場合は
第三者に転売することを目的に
収集している疑いが強いです。
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騙し取る(詐欺)手口
ここからはどういった手口で騙していくのかについてもう少し説明していきますね。
もし、タップするだけで稼げるアプリとうたう案件でこれから紹介するパターンが出てきたら要注意です。
【手口1】無料モニターという名目で募集
最初に無料モニターといった
具合に手軽に登録できることを
アピールします。
ビジネスをするにしても
金融投資(資産運用)をするにしても
初期費用は必要です。
そのため多くの人は
資金面でのハードルを感じている
ことが多々あります。
それを知っているので詐欺案件というのは「無料で大丈夫ですよ!」と安心させる触れ込みを使うのです。
【手口2】メルマガ登録・LINEを友達登録するよう誘導
ここから囲い込みがはじまります。
インターネット上では
主にメルマガ登録もしくは
LINEアカウントの友達登録に
誘導することが多いです。
募集ページをみて
興味を持った人は悪徳業者にとって
お金を騙し取りやすい候補となります。
興味を示しているわけですから
うまく洗脳すればお金をパッと
払ってくれますからね。
そのためいきなり詐欺を実践するのではなく見込みのある人物の選別をしていきます。
【手口3】プロモーション動画などで簡単に稼げるとアピール
登録誘導したら
メルマガやLINEを使って
欲求を掻き立てる演出を
繰り出していきます。
この手法はさまざまです。
メルマガやLINEを使って
「欲しい!」と思わせるのが
主流ではありますが、
最近は動画を使った
プロモーションによる
演出も増えてきています。
こちらの案件はAIが代わりに金融投資(資産運用)をしてくれるのでほったらかしでも稼げるというものでした。
実践者のやることは
スタートボタンを押すという
誰でもできることだけ。
このように動画を使って
説明をしていき
ときにはアプリの画面を見せるなどして
「信用できる!」と思い込ませるのです。
さらにすでに実践している人の
体験談などを織り交ぜて
信憑性を出す演出もしてきます。
この案件も含め
こういった体験談を語っている人は
調べても出てこないことが多く
本当に実在するのか怪しいです。
プロモーション動画の内容は誇大広告と判断せざるを得ない展開になることが多いといえますね。
【手口4】正規版アプリにする必要があると案内される
プロモーションは
プロダクトローンチという手法を使い
1週間程度繰り広げられることになります。
プロダクトローンチとは
最後に商品をセールスする前に
購入率を高めるための手を打つこと。
こういう儲け話は
いきなり教材や企画などを
セールスすると確実に怪しまれ
そっぽを向かれます。
そのため1週間から10日くらい
かけて徐々にやっていくのです。
プロモーション動画はだいたい
4話構成になっていことが多く
2日から3日おきに新しい動画が
公開されていきます。
動画の内容は欲求を掻き立てる
仕掛けが随所にあるので
見れば見るほど欲しくなって
いくわけです。
さらにリアリティを出すために体験版アプリの提供も同時にされます。
こういった稼げているように
思い込ませる演出もあるのです。
プロモーションが終盤にさしかかると
次のようなメールが届きます。
体験版アプリで稼いだお金を
引き出すには正規版のアプリを
入手する必要があるという案内です。
稼いだお金は一切受け取れないと
利用者を煽るわけですね。
体験版ではお金が受け取れないことを
説明したうえでバックエンド商品の
セールスを開始します。
請求してくる金額は
10万円から30万円が相場です。
高額な金額ではありますが
体験版アプリでは10日間で
100万円近く稼げていることがあります。
そのため「稼いだお金が手に入るから実質無料」みたいなアピールをしてお金を払うよう迫ってくるわけです。
さらに募集開始後はメルマガなどを使い
速報を流してきます。
募集人数は100人と少人数と
なっているので
応募が殺到しているということは
先着順から漏れる恐れがあるのです。
応募が殺到してサーバーが
ダウンしたなど話題になっていることを
アピールして焦らせるテクニックが使われます。
そして購入へ誘導していくわけです。
・・・・・・
こんな回りくどいことをしなくても、無料期間に稼げている金額から「参加費を天引きすればよいのでは?」と思いますが、そういった仕組みにはなっていません。
そうできないのは
結局のところ体験版アプリで
1円も稼げていない証拠です。
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【手口5】販売終了後は発起人・責任者と音信不通になる
プロモーションが終わり
バックエンド商品のセールスも
終わると音信不通になることが多いです。
ただし、
すぐに音信不通になるということは
あまりまりません。
正規版アプリを利用回してから
3ヶ月くらいはサポート対応をしてくれます。
これは逃走するための時間稼ぎとお考えください。
いきなり音信不通になっては
すぐに詐欺がバレてしまい
悪徳業者にとっても不都合です。
そうならないためにも
時間稼ぎのためのサポートを
展開することになります。
そして逃走する準備が整ったところで
完全に音信不通となる流れです。
この音信不通となった段階で
多くの人は詐欺と気づくことに
なるわけですが、
相手はすでに行方をくらましているので
どうにもなりません。
泣き寝入りすることになるのです…
ラクに稼げる方法はない(最後に)
https://www.j-cast.com/2018/01/20319120.html?p=all
今回はタップするだけで稼げると
うたうアプリについて500件以上
検証してきた結果をお伝えしてきました。
タップするだけで稼げるアプリは
存在しますが何万円と高額の報酬を
稼げる可能性はありません。
もし何万円と高額報酬のうたい文句で
募集されている案件はフィッシング詐欺など
なにかしら裏目的があります。
不用意に近づかない方がよいでしょう。
この結果を踏まえてあなたにお伝えしたいのは「ラクに稼げる方法はない」ということ。
ビジネスモデルについて解説している
記事でも触れていることですが
ビジネスにはお金の出所があります。
こういった胡散臭い儲け話は
お金の出所が明確化されておらず
怪しい雰囲気があるわけです。
これは僕の考えですがビジネスとは価値と価値の交換。
僕は定期的に整体院院に
通っているわけですが
もし自分で整体の施術ができるなら
自分でやりますから通う必要は
ありません。
ですが、
僕には知識もスキルもないので
お金を払いプロにお願いしているわけです。
要するに自分の持っていない
知識やスキルを他の持っている人に
お金を払って頼むという構造と
なっています。
さて、そうなると
果たしてタップするだけで
稼げるという話は本当に
存在するでしょうか?
タップするだけみたいな誰でもできる作業に何万円もの報酬を払って頼む人は居ないでしょう。
お金の出所が不明確なので
ビジネスモデルとして破綻しているのです。
僕はネットビジネスを10年以上
やってきていますが
これまで知識やスキルを必要とせず
稼げるようになる手法に出会えた
ことがありません。
「知識・スキル」と「お金」を
交換する仕組みになっているの
ですから当然のこと。
やはり自分でお金を稼ぎたいなら
知識やスキルは最低限必要です。
どんな稼ぎ方であっても
知識やスキルを必要とする前提で
探して取り組んで欲しいと思います。
そうすれば胡散臭い儲け話に騙されて大金を巻き上げられるような金銭トラブルは避けられるでしょう。
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