パーマリンクとは?WordPressブログでの設定方法と手順について徹底解説

情報発信・ブログ運営ノウハウ

オイスイ(追水卓)です。
この記事ではWordPressブログのパーマリンクについて説明する内容となっています。

WordPressブログを運営していると
なにかと難しい専門用語が出てきて
取っつきにくい感じがあるかもしれません。

僕自身も最初にさわったときは
手順書に専門用語が次々出てきて
混乱した記憶があります。

パーマリンクもそのうちのひとつでしょう。

日常会話でパーマリンクなんて
言葉は出てきませんから
馴染みがなくて当然ですね。

ですが、このパーマリンクは
WordPressブログを運営していくうえで
非常に重要なものになっています。

なのでしっかりと理解しておくことは
欠かせないといえます。

ですが、パーマリンク自体は
決して複雑なものではなく
「ああ、そういうものか」くらいの
感じてすんなり頭に入るはず。

身構えなくても大丈夫なのでご安心を。

この記事では

  • そもそもWordPressブログのパーマリンクとはなにか知りたい
  • WordPressブログパーマリンクの設定方法を知りたい人
  • 最初にパーマリンクの設定がをする必要があるか知りたい

といった悩みや疑問のある人に向けて
情報発信しています。

ぜひこの機会にパーマリンクについて理解を深めて最適な設定をしてWordPressブログ運営に入りましょう。

WordPressブログのパーマリンクとは?

まずパーマリンクとはなにかについてお伝えします。

WordPressブログにおける
パーマリンクというのは
ページの場所を示すものです。

たとえていうなら
マンションがWordPressブログ本体で
各部屋がパーマリンクといった具合になります。

WordPressブログに記事を投稿すると
URL(ブログアドレス)がこのようになります。

この画像の場合「https:〜.com/」は
ドメインなどインターネット上で
WordPressブログの場所を示す住所です。

そして末尾についている「contact/」が
パーマリンクとして扱われます。

あなたがマンションに住んでいる
知人を訪ねるときにマンションの住所だけ
知っていても訪問することができないでしょう。

部屋番号まで聞いておかないと
たどり着けないですよね。

それと同じようにインターネットユーザーも
あなたのブログURL(アドレス)だけ
わかったとしても記事にたどり着くことが
できないわけです。

インターネット検索などを利用して訪問した人に記事の場所を伝える識別となるのがパーマリンクとなります。

このパーマリンクなのですが
WordPressブログをインストールした
初期状態の設定もできているのですが
望ましいものとはいえません。

そのため
WordPressブログ運営者は
真っ先にパーマリンクの設定を
適切なものに変更します。

余談ですが本来パーマリンクとは先頭の「https:」から末尾まで含めたすべてです。
ですがWordPressブログにおいてパーマリンクとして設定できる箇所は末尾だけとなっていますので、この記事では「パーマリンク=末尾の部分(記事の識別文字列部分・スラッグ)」として扱います。
本来(広い意味で)のパーマリンクとは異なることをご了承願ください。

WordPressブログのパーマリンク設定方法・手順の3ステップ

パーマリンクの設定を
次の3ステップで最適な
状態にしていきましょう。

【ステップ1】パーマリンクの最適設定に変更(全体設定)

一番重要な投稿記事の
パーマリンクの設定をしていきます。

初期状態ですと「基本」となっており
こちらで特に設定しなくても
自動的にランダムな文字列が割り当てられ
記事のパーマリンクとなります。

これでも問題ないといえば問題ないですが
各記事のパーマリンクは自分で変更できた
ほうが望ましいです。

この設定をすることにより
各記事のパーマリンクが自分の任意で
決めることができるようになりますので
やっておきましょう。

WordPressブログのダッシュボードから
「設定>パーマリンク設定」の順に進みます。

設定画面が開いたら「投稿名」に
変更したあと下へスクロールして
「変更を保存」ボタンを押下し確定しましょう。

この設定を実施することで
URL(パーマリンク)の箇所が
自由に変更できるようになります。

これでパーマリンクの最適設定は完了です。

【ステップ2】記事のパーマリンクを設定する(記事単位設定)

ここからは新規記事を追加したときの
パーマリンクの設定方法についてです。

先ほどの設定ではあくまで
記事投稿するときに任意の
パーマリンクにできるよう変更を
加えただけです。

そのため記事投稿するときに
各記事ごとにパーマリンクを
手直ししなければいけません。

上記の設定でも初期状態から
パーマリンクの設定がされていますが
記事タイトルがそのまま入る仕様です。

そのため画像のように日本語の
文字列がパーマリンクとして
設定されてしまう子になります。

あなたもインターネットで
情報収集をしているならお気づきかと思いますが
こういった日本語の入ったURLはあまり
みかけないかと思います。

ほとんどの場合はアルファベットですよね?

基本的に日本語での情報発信は
日本人向けにするので問題ないと言えば
問題ないのですが、

日本語ネイティブでない人が
あなたのブログに訪問して
情報を得るということも考えられます。

そんなときにパーマリンクに
日本語が入っていると
システムエラーなどで訪問できない
可能性も出てくるわけです。

なのでここはWordPressブログの
標準言語である英語のパーマリンクを
設定するのが望ましいといえます。

少なくとも英語で設定すれば
言語によってアクセス障害が
発生することは避けられるでしょう。

このようにタイトルに含まれる単語を
英語に変換して設定するのが望ましいです。

数字を使ったパーマリンクに修正しましょう。

【ステップ3】カテゴリー・タグのスラッグを変更(その他の設定)

カテゴリーやタグのスラッグの
変更も実施しておきましょう。

カテゴリーやタグは記事を
グループ化するものです。

WordPressブログの運営が
長くなると多種多様な記事が
投稿されていくことになります。

そうなるとカテゴリーやタグで
分類しないと「なにについての記事なのか?」が
読者にはわかりません。

読者にとってどこにどんな記事が
あるのかわからないというのは
使い勝手がよい状態とはいえないです。

そのためWordPressブログには
カテゴリーやタグという機能があり
分類できる仕組みがあります。

ただ、このカテゴリーやタグも
先ほどの記事パーマリンクと同じく
名称がそのまま設定されるので、

日本語のカテゴリーやタグを
追加するとその名称が使われて
しまうことになります。

なのでこちらも英語に修正しましょう。

WordPressブログのダッシュボードから
「投稿>カテゴリー」の順に進みます。

カテゴリーの設定ページを開くと
初期状態では「未分類」が設定
されているはずです。

カテゴリー名が「未分類」と
なっていますのでスラッグも
日本語の「未分類」となっていますから
英語に修正しましょう。

修正方法は「クイック編集」の
リンクをクリックして編集画面を
開きます。

編集画面を開いたら英語の
スラッグに修正してください。

修正が終わったら
「カテゴリーを変更」ボタンを押下して
修正作業を完了します。

これで設定は終わりです。

同様にタグについても実施していきましょう。
手順はカテゴリーと同一です。

【要注意事項】パーマリンクは記事投稿開始後の変更は非推奨

パーマリンクの設定は
必ず記事投稿する前の段階で
完了させるようにしましょう。

WordPressブログをインストールした
初期状態の「基本」の設定ですと
アルファベットと数字のパーマリンクになるので
公開する上での問題はないです。

しかし、先ほどの説明でも触れたように
ランダムな文字列が設定されるので
決してよいものとはいえません。

さらにあとから気づいて変更するとなると
すべてのパーマリンクが変わってしまいます。

そうなったときに困るのが外部からのリンク。
引用などでリンクが入っている記事だと、パーマリンクを修正することでリンク切れを起こす恐れが出てくるのです。

さらにSEO対策としての効果も
なくなってしまう可能性が高いので
一度決めたパーマリンクは変更しない
前提での運用が望ましいといえます。

そのため必ず初期設定をする段階で
パーマリンクの設定を終わらせて
おくようにしましょう。

なお、WordPressブログを開設したあとやるべき初期設定については下記の記事で紹介していますので合わせてご覧になってください。

パーマリンクはWordPressブログに投稿した記事の部屋番号に相当するもの(最後に)

ここまでパーマリンクについて
説明をしてきました。

説明をご覧になってわかると思いますが
パーマリンクという言葉自体は決して
難しいものではありません。

本文中のたとえでも触れたように
マンションの部屋番号のようなもの。

インターネット上に記事を公開したら
その場所を示す住所がなければなりません。

WordPressブログにはドメインを設定しますが
あくまでこれはWordPressブログ本体の住所。

マンション本体の住所と同じなので
それだけでは誰がどこに住んでいるかが
まったくわからないわけです。

そのためどこにどの記事があるかを
示すための識別としてパーマリンクを
設定する必要があります。

WordPressブログをインストールした
初期状態でもパーマリンクは自動設定
されるようになっていますが、

ランダムな文字列が割り当てられて
ウェブサイト運営として望ましい
パーマリンク設定とはいえません。

やはり記事に合わせて適切な
パーマリンクを設定したほうがよいです。

紹介した設定をあらかじめやっておけば、記事投稿前にパーマリンクを任意のものに修正することができるようになります。
投稿前に必ずパーマリンクを修正するようにしましょう。

また、
パーマリンクはあとから変更するのは
まったくおすすめできません。

引用などでリンクが入っているとき
あとからパーマリンクを変更すると
リンク切れを起こしてしまいます。

そうなるとせっかくあなたの書いた記事を
「有益だ」としてリンクを送ってくれているのに
それをムダにすることになるでしょう。

さらにSEO対策としての効果も
リンク切れによって消失するかもしれません。

あとからパーマリンクを変更することは
デメリットしかないわけです。

そのため必ず初期設定をする段階で
パーマリンクの設定を終わらせて
おくようにしましょう。

なお、WordPressブログを開設したあとやるべき初期設定については下記の記事で紹介していますので合わせてご覧になってください。

タイトルとURLをコピーしました