【ブラックハットSEO対策】ブログ運営で使ってはいけないNGテクニック5選

情報発信・ブログ運営ノウハウ

オイスイ(追水卓)です。
この記事ではブログ運営で使ってはいけないテクニックについて紹介していきたいと思います。

ビジネスは集客からスタートすることから
ブログを使った情報発信をしてお金を
稼ぐためにはブログに読者を集めることが
欠かせません。

ブログへの集客は主にGoogle検索を
使っている人になりますので
Google検索で目立つ場所に出るように
しなければいけないわけです。

この記事を修正執筆している2023年現在においては読者集めはブログを地道に更新してGoogle検索で目立たせ集めていくのが最適な方法とされています。

しかし、地道な更新で集客をしようとすると
記事数を300記事以上書く必要が出てきたり
運営期間を1年以上にするなど長期間かつ
作業量もそれなりに必要です。

僕として本腰をいれてネットビジネスを
するのであれば怯まずやって欲しいことですが
多くの人はなかなかそうはいきません。

やはり手っ取り早く稼げるようになりたいですよね…
手っ取り早く稼ぎたい人に人気のある手法がブラックハットSEO対策。

このブラックハットSEO対策をすると
記事数を300にするとか1年運営するなど
面倒なことをせずGoogle検索から集客する
ことが可能になってしまうわけです。

まさに裏技的なテクニックといえるでしょう。

僕がインターネットビジネスに参入した
2012年当時はこのブラックハットSEO対策
全盛期で幅広く実施されていました。

ですが、Google検索を運営している
Google社はブラックハットSEO対策を
スパム行為とみなしてペナルティを
定期的に与えているわけですね。

違法行為には該当しませんがGoogle検索の利用規約に接触する行為であることは間違いありません。

もしブラックハットSEO対策が
Google社にバレるとGoogle検索結果に
まったく出ない状況になる
重いペナルティを受けることになるのです。

こうなってしまったら地道に
運営してきたブログが水の泡と
なってしまうわけですね…

ブラックハットSEOは非常に
リスクが高いため僕はおすすめしていません。

この記事ではどういったものが
ブラックハットSEO対策になり
やってはいけないのか解説します。

なおブラックハットSEOとはどんなものかは下記の記事にて解説しています。

こちらの記事を先にご覧になってから
読み進めるとより理解が深まるはずですので
ご参考になさってください。

【実践NGテク1】有料リンク・自作自演リンク

ブラックハットSEOの筆頭とも言える手法で現在でも実施されているのが有料リンク・自作自演リンク。
この裏技的な順位の上げ方を知られるきっかけになったのはGoogle公式サイトに記載されている「ある情報」でした。

日本語版Google公式サイトに
「Google が掲げる 10 の事実」
というのがあります。

この「Google が掲げる 10 の事実」の
4番目には次のように書かれているわけです。

4. ウェブ上の民主主義は機能する。
Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。Google では、200 以上の要素と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。また Google では、多くのプログラマーの力の結集によって技術革新が進むオープンソース ソフトウェア開発にも力を入れています。

出典:Google について | Google – Google

他のサイトから受けている
リンクを検索順を決める
基準にしていると宣言している内容。

これに目を付け有料リンクや自作自演リンクを実践する人が爆発的に増えたということです。

リンクという投票をたくさん
受けているサイトは情報の質が高く
参考にされたり引用されたりします。

これを客観的に見たら
「質の高いサイト」とみえるのは
自然なこと。

Google検索エンジンの
検索結果順位はアルゴリズム
(自動プログラム)によって
自動判断されていますが、

アルゴリズムが各サイトの
内容を把握するのは技術的に
難しいところがあります。

もしこれを実現しようとしたら世界各国の言語をすべて解析するとんでもなく膨大なプログラムを必要とすることになりますからね。

いくらエリート集団揃いの
Google社であってもさすがに
手におえるようなことではないです。

そのためサイトが
インターネット上でどのように
扱われているかを解析して順位を
決めるわけですね。

このGoogle検索エンジン順位決定の穴を突いて検索順位を上昇させるための施策が有料リンク・自作自演リンク。

自分の所有するウェブサイトの
リンク数を増やすことなら
自分で運営しているブログなどから
リンクを送れば水増しすることが
可能となります。

そのためリンクを送るためだけの
サイトを大量につくり
順位を上げたいサイトにリンクを
送り順位を意図的に操作する方法が
幅広く知られ実施される結果に
なってしまったのです。

そして有料リンク・自作自演リンクで
リンク数を水増ししたウェブサイトは
期待通り順位を上げることになりました。

こうして有料リンク・自作自演リンクは
ブラックハットSEO対策の筆頭と
なっていくことになっていったのです。

ちなみに「有料リンク」というのはお金を払ってリンクを自分のウェブサイトに送ってもらうという行為になります。
最近はあまりみなくなりましたが僕がインターネットビジネスに参入した2012年当時はブログを何百と運営して「100リンクいくら」という商売をしている業者がいました。

こういった業者からお金を払って
リンクを購入することをGoogleは
有料リンクと定義づけています。

もし「あなたのサイトの順位を上げます」
という触れ込みの募集案件で
内容がリンクを水増しするものであったら
手を出さないようにしましょう。

最悪の場合はペナルティを受け
Google検索結果にまったく出ない
状況になる
かもしれません

【実践NGテク2】中古ドメイン活用・ドメインパワー偽装

「有料リンク・自作自演リンク」と同じくらいブラックハットSEO対策で定番なのが中古ドメインを活用したドメインパワーの偽装方法です。

中古ドメインとは
過去に他の人が運営していた
ドメインを取得して運用する
ブラックハットSEOになります。

最近、中古ドメインを巡って
大きなニュースがありました。

ファミリーマートに統合され、2018年11月に営業を終えたコンビニ「サークルK・サンクス」の公式サイトで使われていた中古ドメイン「circleksunkus.jp」が、6月18日午後8時30分ごろ、ネットオークションで競り落とされた。落札額は6000万300円。

出典:「サークルK・サンクス」公式サイトの中古ドメイン、約6000万円で落札される

サークルK・サンクスは
ファミリーマートに統合されたことによって
それまで所有していた「circleksunkus.jp」を
更新せず利用を終了しました。

公式サイトで使われていた
ドメイン「circleksunkus.jp」が
6000万円で落札され無関係な
第三者の手に渡ったのです。

サークルK・サンクスの
公式サイトですから
しっかりとした運営がされており
Google検索エンジンも高く
評価しているドメインとなります。

キャンペーンなどを発表すると
大手ニュースサイトからもリンクが
付きますのでリンクによる評価も高いです。

Google社はドメインの運営者が変わると評価をリセットすると以前発表したことがありますが、現実にはリセットされておらず引き継がれています。

「circleksunkus.jp」のインデックスを
調べてみるとサークルK・サンクス時代の
情報が残ったままになっており
検索結果にも引っかかる状態です。

「circleksunkus.jp」ドメインを使い
ペラサイトのような情報量の
少ないウェブサイトを公開したら
瞬時に上位表示する可能性があるでしょう。

通常ですとGoogleは信頼できる
ウェブサイトしか検索結果に
出そうとしませんので
地道な更新をして信頼できる
ドメインであることをアピールする
作業が必要です。

しかし、
中古ドメインを使うことで
過去の運営歴やリンク数を
引き継ぐことができるので、

新規ドメインに比べて
短期間でGoogle検索結果の上位を
獲得できることがあります。

SEO界隈ではドメインの信頼度をドメインパワーと呼称することが多いです。
ドメインパワーの高いウェブサイトはGoogleからの信頼が厚く上位表示しやすい傾向になるのですね。

そして企業や自治体などが
運営するようなドメインは
社会的信頼が高いのでGoogle検索結果でも
優遇しており上位に出やすいといえます。

つまり企業や自治体の運営していて
使わなくなったドメインは
ドメインパワーが高いまま手放され
取得した人はその効果を引き継ぐことが
可能なのです。

出典:自治体管理ドメイン悪用が相次ぎ発覚、「使い捨て感覚」脱せずアダルト転用も
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00989/120900041/

自治体が利用を終了して
手放したドメインは不適切なサイトに
再利用されているというニュースが
出るほど中古ドメインを活用した
ブラックハットSEOは使われているわけです。

このようにGoogleが順位決めに
使うとされているドメインパワーを
偽装できることからブラックハットSEOでは
中古ドメインが重宝されます。

インターネット上には中古ドメインを販売する業者が複数存在しています。
業者が存在するということは当然ながら利益が出ているということ。

ですから一定数ブラックハットSEO対策を
推奨して中古ドメインの取得をおすすめ
している人がいるのは間違いありません。

ですが中古ドメインの利用はリスクがあり
最悪の場合はペナルティを受けて
Google検索結果にまったく出ないことに
なることもあります。

少なくとも僕の教えている
ブログ資産構築方法では中古ドメインの
活用は非推奨です。

なお
ドメインとはどんなものかは
下記の記事にて解説していますので
参考になさってみてください。

関連記事

【実践NGテク3】キーワード詰め込み・ワードサラダ(自動記事作成ツール)

Google検索アルゴリズムが未熟だったころはキーワードの含有率で評価しているとされていました。
そのため「上位表示させたいキーワードを文章内に5%程度含むとよい」とされていたわけです。

キーワードを詰め込むことで
上位表示させることができたので
内容よりもキーワードの含有率を
意識したSEO対策
が流行ったことも
ありました。

2016年に話題となった
健康情報サイト「WELQ」問題は
キーワード詰め込みのブラックハットSEOで
成功した事例と言えるでしょう。

在宅ワークを希望している
主婦などが執筆していたことが
明らかにされていますが、

その指示書にはキーワードの
含有率についての記述もあったようです。

キーワードの含有率を意識して
作成された記事を1日100記事ペースで
追加して上位表示させることに
成功していました。

まさにキーワード詰め込み
成功していたウェブサイトなので
キーワード詰め込みの有効性は
証明されていたといえるでしょう。

このキーワード詰め込みテクニックもGoogleは公式に禁止しています。

無関係なキーワード

「キーワードの乱用」とは、Google の検索結果でのサイトのランキングを操作する目的で、ウェブページにキーワードや数字を詰め込むことです。キーワードの乱用では、(自然な文章としてではなく)リストやグループの形式を使ったり、関連性のない場所でキーワードが記載されたりする傾向があります。ページにキーワードや数字を詰め込むと、ユーザー エクスペリエンスが低下し、サイトのランキングに悪影響が及ぶ可能性もあります。文脈に合ったキーワードを適切に使用した、情報に富んだ有用なコンテンツを作成することに焦点を合わせてサイトを運営してください。

キーワードの乱用の例としては、次のようなものが挙げられます。

実質的な付加価値のない電話番号の羅列。
ウェブページが特定の市町村や都道府県に関する検索結果の上位に掲載されるようにするために市町村名や都道府県名を羅列したテキストのブロック。
同じ単語や語句を不自然に感じられるほどに繰り返すこと。

例:
当店では、カスタムメイド葉巻ケースを販売しています。当店のカスタムメイド葉巻ケースは手作りです。カスタムメイド葉巻ケースの購入をお考えでしたら、当店のカスタムメイド葉巻ケース担当者まで custom.cigar.humidors@example.com 宛てにお問い合わせください。

出典:キーワードスタッフィング(詰め込み) | Google検索セントラル
出典:キーワードスタッフィング(詰め込み) | Google検索セントラル

このようにGoogleが公式サイトで
声明文を出すことになった背景として
考えられるのが自動作成ツールによる
ワードサラダ問題。

最近はあまりみなくなりましたがかつてはブログ記事をボタンクリックで何千と自動作成できるツールが大量に出まわっていました。
そして多くの情報発信者や先ほど触れた有料リンク業者が使っていたわけです。

僕もブラックハットSEO対策を
していたことがあり自動記事作成ツールを
使っていました。

そのツールの仕組みはこうです。

たまには遠出もいいかなと思った際は、【キーワード】を利用することが一番多いのですが、【キーワード】が下がっているのもあってか、【キーワード】を利用する人がいつにもまして増えています。【キーワード】は、いかにも遠出らしい気がしますし、【キーワード】だったら気分転換にもなり一石二鳥ではないでしょうか。【キーワード】もおいしくて話もはずみますし、【キーワード】ファンという方にもおすすめです。【キーワード】も個人的には心惹かれますが、【キーワード】も変わらぬ人気です。【キーワード】は何度行っても同じことがないので楽しいと思います。

自動記事作成ツールは
主語のような名詞の入る部分が
穴抜きとなっており、

指定したキーワードが
穴抜き部分に入ることで
文章を自動作成する
仕組みになっています。

ここでは例として「紅茶」というキーワードで上位表示させるとして穴抜き部分に「紅茶」を含めた記事を自動作成してみることにしましょう。

たまには遠出もいいかなと思った際は、紅茶を利用することが一番多いのですが、紅茶が下がっているのもあってか、紅茶を利用する人がいつにもまして増えています。紅茶は、いかにも遠出らしい気がしますし、紅茶だったら気分転換にもなり一石二鳥ではないでしょうか。紅茶もおいしくて話もはずみますし、紅茶ファンという方にもおすすめです。紅茶も個人的には心惹かれますが、紅茶も変わらぬ人気です。紅茶は何度行っても同じことがないので楽しいと思います。

このような文章が自動生成される
ことになります。

文法的には正しいので
読めなくはないですが
違和感を覚える文章ですよね。

こういった文法的には正しくても意味が破綻している文章をワードサラダといったりします。

コンピューティングにて

検索エンジンの検索結果やブログ、迷惑メールに多く見られる。

検索エンジンやメールのスパムフィルタを回避して、閲覧者を特定のウェブサイトに誘導することを目的としている。 誘導先のサイトは、アドセンスやアフィリエイト収益のみを目的としたサイトや、アダルト・違法サイト、閲覧者をウイルスに感染させることを目的としたサイトが多い。過去に著名人や企業が保有しており、所有権が失効したドメインを悪用したケースも存在する。

ワードサラダは多くの場合、検索エンジンの検索結果やRSSなどのウェブ上に存在する文章を元に、形態素解析・構文解析を使用して自動生成される。 このため、例えば「昨年は山に登ったので、今年は海に行きました。」と「今年はプールで泳いだので、来年は海で泳ぎます。」の2文から、「今年は山で泳いだので、来年はプールで行きました。」のような支離滅裂の文章ができる。 コンピュータが文章の意味情報を完全に理解することは難しい(自然言語処理#処理内容とその限界)ため、自然文とワードサラダを判別することは困難であった。2010年頃には検索エンジンスパムの手法としてよく用いられていたが、googleが2011年2月に検索アルゴリズムを改良(通称 パンダアップデート)したことから、その多くが排除されるようになった。そのため、検索エンジンスパムの手段としては有効ではなくなった。

出典:ワードサラダ – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%80

自動記事作成ツールを使った
ワードサラダ文章がインターネット上に
大量投稿されることになり、

Google検索ではまともな情報を
得ることができない状況になって
しまったわけです。

自分で調べろということを「ググれカス」という慣例がかつてはありましたが、ワードサラダ文章のウェブサイトがGoogle検索で大量ヒットすることになり「ググってもカス」なんて言葉も生まれたくらいです。

ちなみに
現在では自動記事作成ツールは
ほとんど効果を発揮しなくなっています。

ワードサラダのウィキペディア説明にも
あるように検索アルゴリズムを改良によって
ワードサラダの検閲ができる
ようになり
検索結果から排除されることになりました。

僕はGoogleのエンジニアではないので
なんともいえないのですが
自動記事作成ツールは単語が違うだけで
似たような文章を大量に作ります。

インターネット上に公開されている
記事を比較して一致率をみたうえで
ワードサラダの判断しているのだと
推測しています。

関連記事

【実践NGテク4】隠しテキスト・隠しリンク(白背景に白地で隠蔽)

アフィリエイトで商品を販売するときによく使われたテクニックが隠しテキスト。
そして最初に紹介した有料リンク・自作自演リンクを隠蔽する目的で使われていたのが隠しリンクです。

アフィリエイトでは
売れるキーワードで集客して
商品をセールスしていくというのが
鉄板の手法としてありました。

そのなかでも「商品名+最安値」
というのは売れるキーワードの
代表選手だったわけですね。

実際に「商品名+最安値」で
検索している人は最安値で買える場所を
探している探しているわけですから
「最安値の店舗はこちら」と誘導するだけで
売れてしまうわけです。

ですが、SEO対策の視点からすると
これは問題となります。

「最安値の店舗はこちら」では
情報量が不足しすぎていて
Google検索アルゴリズムは
「質が低い」と判断して上位表示する
ことができないわけです。

つまり最適な情報提供をしているのにも
かかわらずGoogle検索結果に出ないので
集客ができないという状況になってしまいます。

そこで

  • 必要な情報は最小限に
  • SEO対策のため文字数水増し

の2つを実現するために使われたのが
隠しテキストでした。

自動記事作成ツールで生成した文章を
まず用意します。

たまには遠出もいいかなと思った際は、紅茶を利用することが一番多いのですが、紅茶が下がっているのもあってか、紅茶を利用する人がいつにもまして増えています。紅茶は、いかにも遠出らしい気がしますし、紅茶だったら気分転換にもなり一石二鳥ではないでしょうか。紅茶もおいしくて話もはずみますし、紅茶ファンという方にもおすすめです。紅茶も個人的には心惹かれますが、紅茶も変わらぬ人気です。紅茶は何度行っても同じことがないので楽しいと思います。

そしてその文章を
背景と同色にして隠蔽します。

たまには遠出もいいかなと思った際は、紅茶を利用することが一番多いのですが、紅茶が下がっているのもあってか、紅茶を利用する人がいつにもまして増えています。

紅茶は、いかにも遠出らしい気がしますし、紅茶だったら気分転換にもなり一石二鳥ではないでしょうか。紅茶もおいしくて話もはずみますし、紅茶ファンという方にもおすすめです。紅茶も個人的には心惹かれますが、紅茶も変わらぬ人気です。紅茶は何度行っても同じことがないので楽しいと思います。

ドラッグすると文字が浮かび上がります

こうすることで一見すると必要最低限の情報しかないようにみえますが、背景と同化した文章が隠されているのです。

実際にドラッグしてみると
文字が浮き出てくることになるでしょう。

こうして文字を隠蔽してSEO対策をする
隠しテキストが流行ることになったわけです。

隠しリンクというのは
「有料リンク・自作自演リンク」と
あわせて使われるテクニックです。

ブラックハットSEO対策の
自作自演リンクは1つのウェブサイトから
何十本から何百本とリンクが出て
不自然なページになりやすいです。

リンクはたいてい青系の文字色になるので
同じように青系背景にリンクを重ねて
見えにくくして隠蔽する方法になります。

これは隠しリンクの例(トップページへ移動します)

こうするときで一見すると普通のページであっても実は青色部分には何百本の自作自演リンクが隠されているという状況を作り出せたわけです。
人間の目を誤魔化しつつGoogle検索アルゴリズムの抜け穴を突くのが「隠しテキスト・隠しリンク」というブラックハットSEO対策になります。

【実践NGテク5】スパムコメント・マルチポスト(リンク付きコメント)

スパムコメント・マルチポストをしてリンク付きコメントを大量投稿するというテクニックがあります。

これはブラックハットSEO対策と
分類してよいかわかりませんが、

アクセスを手っ取り早く集めて
ドメインパワーを上げようとする
行為なのでブラックハットSEOとして
扱ってもよいでしょう。

WordPressブログを運営していると
高確率で英語のスパムコメントが付きます。

こういったものです。
なんとなく気持ち悪いですよね。
これがスパムコメント・マルチポストです。

画像をご覧になると
わかりますがコメントないにリンクが
掲載されていますよね。

このコメントは自動的に
コメントを付けるツールが
使われており

Google検索をして上位表示されている
WordPressブログがあれば
リンク付きコメント欄に無差別投稿する
というスパム行為です。

目的は自サイトへの誘導。
Google検索で上位表示しているウェブサイトは訪問者が多い傾向にあるため、その記事にリンク付きコメントを投稿することで自サイトへ誘導して手っ取り早くアクセスを集めることができるようになるわけです。

ちなみにWordPressブログが
狙い撃ちされるのはシェアの多さが
原因となっています。

インターネット上に公開されている
ウェブサイトの43%がWordPressで
構築されているとされています。

つまり上位表示しているウェブサイトも
WordPressで構築されている可能性が
高いことから自動コメント投稿ツールを
動かせば効率よくコメントを付けていく
ことができるというわけです。

ちなみにコメントと投稿すると
投稿者の情報が運営者に筒抜けと
なってしまいます。

ここから誰がコメントを投稿したか
突き止めることが可能です。

もしあなたが他の運営者のWordPressブログにリンク付きのコメントを投稿してまわれば相手に自分の情報が知られることになるでしょう。

同一内容を掲示板・SNS・ブログの
コメント欄など不特定多数の箇所に
投稿する行為をマルチポストと呼び
迷惑行為の一種とされています。

Googleから評価されないどころか
インターネットユーザーからも
迷惑扱いされ自身の評価を下げる
行為であることも覚えておきましょう。

場合によっては迷惑行為として
訴えられることもありますので
誘導目的のコメント回りは
しないようにしてください。

まとめ

ブログ運営で使ってはいけない
テクニックは次の5つです。

  • 有料リンク・自作自演リンク
  • 中古ドメイン活用・ドメインパワー偽装
  • キーワード詰め込み・ワードサラダ(自動記事作成ツール)
  • 隠しテキスト・隠しリンク(白背景に白地で隠蔽)
  • スパムコメント・マルチポスト(リンク付きコメント)

これらはGoogleが実践を非推奨と
しているテクニックであり
もしやっていることがバレたら
検索結果に出ない重いペナルティを
受けることになるでしょう。

手間暇かけて育ててきた
ブログが水の泡になってしまう
非常にリスクが高い行為となっています。

実践しないようにしてください。

たしかにこのテクニックが
うまくいけば短期間で集客できて
あっという間に稼ぐことができる
ようになるでしょう。

「有料リンク・自作自演リンク」と
「中古ドメイン活用・ドメインパワー偽装」は
今でも実施されているブラックハットSEO対策。

業者にお金を払ってやってもらっている
人もいるくらいです。

業者もそれで利益が出ているので
儲かっていることは間違いないでしょう。

しかし、個人的にはリスクのほうが
大きいと考えているので非推奨です。

【追記】2023年10月現在のSEO界隈は非常に不安定

2023年10月現在のSEO界隈は非常に不安定な状態です。

その原因を作ったのは間違いなく
ChatGPTの登場でしょう。

ChatGPTは指示を出すだけで
ネット上から情報をかき集めて
最適なカタチに加工して指示者に
返す仕組みです。

ためしにChatGPTに対して「おすすめの副業を教えて」と打ち込み送信してみました。

すると次のように回答が返ってくることになったのです。

出典:https://openai.com/blog/chatgpt

おすすめの副業を教えて

副業としておすすめの仕事は、あなたのスキル、興味、時間、そして経験に基づいて異なりますが、以下のいくつかの選択肢をご紹介します。

  1. オンライン講師 オンライン講師として、英語、プログラミング、デザイン、音楽、ダンスなどの専門知識を生かし、スキルを教えることができます。オンラインプラットフォームを通じて、生徒とビデオチャットを行い、レッスンを提供することができます。
  2. フリーランスライター フリーランスライターとして、ブログ記事、ニュース記事、広告コピー、メールニュースレター、ウェブコンテンツなどを作成することができます。クライアントからの指示に従って記事を書くだけでなく、独自のアイデアを提供することもできます。
  3. ウェブサイトの制作 ウェブサイトの制作には、ウェブデザイナー、ウェブデベロッパー、SEOスペシャリスト、コンテンツライターなど、さまざまな役割があります。あなたのスキルに基づいて、ウェブサイト制作における自分の役割を見つけることができます。
  4. データ入力およびオンラインアシスタント オンラインアシスタントとして、スプレッドシート、データベース、カレンダーの管理、スケジュール調整、メールの管理、顧客対応などのタスクを引き受けることができます。
  5. フリーランスのグラフィックデザイナー フリーランスのグラフィックデザイナーとして、ロゴ、ポスター、ウェブバナー、パンフレット、パッケージデザインなどのクライアントからの依頼に応じたデザイン作成を行うことができます。

以上のような副業は、スキル、興味、時間、そして経験に応じて選ぶことができます。自分に合った仕事を見つけて、余暇を利用して収入を増やすことができます。

出典:https://openai.com/blog/chatgpt

当たり障りのない回答だなと思ったわけですが、これは人間が書いた文章ではなくAIが書いた文章となれば話は別。

このレベルの文章が自動生成される状況になっているわけですね。

これはGoogle検索にとっては脅威でしかないでしょう。

Google社はGoogle検索エンジンを運営し
そこに広告を掲載することで
広告収入を得て大きくなってきた企業。

そのビジネスモデルは
徐々に瓦解していたわけですが、

ChatGPTの登場により
崩壊に近い状況になったのです。

ChatGPTはGoogle検索を使わず情報収集することができるので、Google検索の広告効果が下がります。
そうなれば広告主は逃げていくことになるので、Google社の広告収入は下がる一方。
つまり今Google社はChatGPTを超える利便性ある検索エンジンに仕上げることが求められているわけです。

なのでアルゴリズムのアップデートは
頻繁に実施して順位の入れ替わりも
激しい状況にあります。

ネット情報収集の派遣を取り戻すために
必死になっているのでいろいろ手を打って
試している状況なのです。

ですから、SEO界隈は順位が安定せず
右往左往するハメになっています。

ですが、Google社がこうした
テコ入れをする背景には
「検索者の利便性の追求」があります。

「ChatGPTよりGoogle検索だよね」という状況を作りたいわけです。

そうなると僕たち情報発信者がすべきことは
価値ある情報を発信し続けること。

こちらの記事で解説していること
以外にありません。

これからどんどんブラックハットSEO対策の
ような小細工は通用しなくなるでしょう。

Google社は打倒ChatGPTを掲げて
本格的に動いていくはずです。

SEO対策で集客を考えるなら
価値ある情報発信に専念すればOKです。

ネット上には小手先のテクニック
ノウハウがいまでもたくさんありますが、

そんなものにお金を使うくらいなら
価値ある情報発信ができるインプットに
お金を使うべきです。

価値ある情報発信の重要度が増しただけで
やることは変わりません。

ブラックハットSEO対策なんて小細工は無視して価値ある情報発信に専念するようにしましょう。

ちなみに予告されていた
2023年10月のコアアップデートで
僕はよい方向に影響を受けたようです。

検索結果に表示される回数が
激増することになりました。

コツコツ記事を増やし続けたことがよい方向に働いたのでしょう。

なお、ほったらかしで稼げると豪語してブログ更新を完全にストップしていた人たちは大打撃を受けることになったようです。
思い出したように記事を更新していましたね。

こう慌てふためかないためには日々精進することは大切です。

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