ブログ運営ではやってはいけないスパム行為とは?Google検索エンジンが定義するスパム行為を基準に解説

情報発信・ブログ運営ノウハウ

オイスイ(追水卓)です。

この記事ではブログ運営で気をつけたい
スパム行為についてお伝えします。

スパム行為についてはまっとうな
ブログ運営や情報発信をしていたら
それほど気にする必要はないことかも
しれません。

ですが情報発信はお金を稼ぐ目的で
実践している人が多いのも事実。

人間はお金が絡むと焦りから
本来取らないような行動を
してしまいがちです。

知らず知らずスパム行為をしている
ことがあるわけですね。

このスパム行為はやってしまうと
あとで取り返しの付かないことにも
なりかねないリスクある行為。

ぜひこの記事を参考にして
スパム行為をしないようご注意ください。

Google検索エンジンにおけるスパム行為とは

まずはじめにスパム行為とはどんなものか?

スパムというと知らない人からすると
肉の缶詰を思い浮かべるかもしれませんね。

最近親のスマートフォンに
フィッシング詐欺のSMSが届きました。

これはAndroidOSがスパム判定をして
ブロックしたわけです。

その通知がホーム画面に出ており親は
「なんかスパムって出てるんだけど」
と相談してきました。

僕としてはスパムは聞き慣れた言葉なので
なんの違和感もなかったのですが
スパムについて知識がないとやはり
缶詰を想像するみたいですね。

親も「スパムを使った料理の
レシピを送ってくれたのかと思った」
みたいなことを言っていました^^;

話が脱線していきそうなので
戻していきますが
ここで解説するスパム行為とは
缶詰のスパムのことではありません。

率直にいえばネット上の迷惑行為など
悪質行為全般とお考えになってよいです。

この記事はブログ運営における
スパム行為をベースに解説するので
集客口となるGoogle検索を基準とした
スパム行為の解説をします。

Google 検索は、オープンウェブで有益な情報を見つけるのに便利なツールですが、残念なことに、すべてのウェブページが善意で作成されているわけではありません。ユーザーを騙す意図が明確に見て取れるページは少なくありません。そして、これらに日々立ち向かうのも私たちの仕事です。ユーザーの安全を確保し、有害なコンテンツや悪意のある行動から検索エクスペリエンスを保護するために、Google 検索は、2020 年も数多くのイノベーションに取り組んできました。

出典:2020 年の Google の検索スパム対策 Google 検索セントラル ブログ Google Developers

Google検索エンジンにおけるスパム行為とは
「ユーザーを騙す意図」と定義しており

こうした行為をしているウェブサイトを
スパムサイトと判断するようにしていると
明言しています。

そしてGoogle検索はこうした悪意のある
ウェブサイトからGoogle検索ユーザーを
保護する取り組みをしているとも紹介しています。

Google では、2020 年にスパム以外の不正行為からユーザーを保護するための取り組みも強化しました。こうした不正行為の多くは、深刻な経済的、人的損害を引き起こす可能性があります。

2020 年の大きな進展は、保護活動の範囲を広げ、オンライン詐欺や不正行為からもより多くのユーザーを保護したことでした。オンライン詐欺にはさまざまな形があり、悪影響を及ぼす手段も従来のウェブスパムより増えています。たとえば詐欺行為の多くは、人気のあるサービスや商品のカスタマー サポートの電話番号を偽装し、ユーザーに電話をかけさせて銀行振込やギフトカードで支払いを行うよう仕向けます。このタイプの詐欺は一般に「カスタマー サポート詐欺」や「テクニカル サポート詐欺」と呼ばれ、何十万ものユーザーから報告されており、詐欺に遭った場合は何百ドルもの損害を被る可能性があります。

出典:2020 年の Google の検索スパム対策 Google 検索セントラル ブログ Google Developers

最近ではギフトカードなどを
要求する詐欺行為が横行しているのは
ニュースなどでもご覧になったことが
あるはずです。

最近の手口ですとAppleギフトカードを
購入してギフト番号を教えるよう
要求してくる詐欺行為になりますね。

僕のブログにもAppleギフトカードを
請求され騙し取られたという報告が
複数寄せられています。

また次のようなページが
突然表示されたことはないでしょうか?

これもフィッシング詐欺の一種。

当選詐欺ともいわれたりしますね。

当選金を支払うから口座情報など
個人情報を教えたうえで手数料を支払うよう
迫ってくる詐欺行為です。

こういった詐欺は最近ですと
LINEメッセージやメールで届くことが
多いのですが、

Google検索をして開いたページに
フィッシング詐欺の仕掛けが組み込まれており
ギフトカードなど騙し取られるケースも
少なくありません。

こうしたGoogle検索ユーザーを
騙す悪質なウェブサイトに対して
常に目を光らせ対策をしている

Google社はアピールしているわけです。

細かくスパム行為を説明すると
多種多様な手口があるので
全部を説明しきることはできません。

ですがGoogle検索エンジンにおける
スパム行為というのは検索している人を
騙して害を与える行為全般と説明しているように
ネット上の迷惑行為など
悪質行為全般とお考えになってよいです。

ブログ運営で気をつけたいスパム行為とは

Google検索エンジンが定義する
スパム行為というのは説明してきた通り
詐欺行為が主です。

そのため
「普通にブログ運営してたら関係ないのでは?」
と思われるかも知れません。

たしかに情報発信ビジネスをする人で
相手の個人情報や金銭を意図的に騙し取ろうと
いう目的でやる人はいないでしょう。

ギフトカードで支払を迫るような
行為もしないはずです。

ではなぜ僕がこの記事を作成して
スパム行為に対して注意喚起をしているのか?

あくまで詐欺行為というのは
スパム行為の代表例であって
それ以外にもスパム行為と
みなしているものがあるのですね。

ブログ運営においてGoogle検索エンジンから
スパム行為と判定される要素としてあげられるのが
ブラックハットSEO対策です。

先ほど触れたように
Google検索エンジンではスパム行為を
「ユーザーを騙す意図」と定義しています。

つまり詐欺に限らず利用者を
騙す行為は全部スパムとしているわけですね。

情報発信において一番わかりやすい例は
デマ情報の拡散でしょう。

デマ情報は金銭や個人情報を
要求する情報発信ではありませんが
「騙す行為」には該当しますよね。

つまりブログ運営をして
情報発信をしていてもデマ情報を
意図的に流すなどスパム行為に
該当するものが存在するのです。

Google検索はそういった
検索ユーザーに害のあるウェブサイトを
排除するよう改良を加えています。

そして検索ユーザーに対して
価値ある情報を検索結果に出そうと
しているわけですね。

しかし、先ほど触れた
ブラックハットSEO対策を実施すると
価値のない情報を発信するウェブサイトでも
Google検索結果に目立つ場所に出すことが
できてしまいます。

Google検索をして目立つ位置に
表示されたら多くの人が訪れる
ことになるでしょう。

今回はスパム行為について説明する
記事になっているので
Google検索で「スパム行為」と
検索したとしましょう。

多くの人は検索語に
最初に開いたページの一番上から
順にサイトにアクセスしていく
行動をすることになるでしょう。

Google検索エンジンは
より関連性が高く有益と
判断したウェブサイトを
上から順に並べて表示する仕組みです。

ですから1ページ目の1番上に
出ているウェブサイトはGoogleが
最も高く評価しているウェブサイトや
ウェブページとなっています。

しかし、ブラックハットSEO対策を
使うことによってGoogle検索エンジンを
騙して意図的に高評価を獲得して
1ページ目の一番上に出すことが
できてしまうわけです。

これはGoogle検索エンジンを
騙す行為であると同時に
検索ユーザーに誤った情報を
伝えることにもなります。

Google社のいう
「ユーザーを騙す意図」に
該当することになりますよね。

情報発信ビジネスは大前提として
価値ある情報を発信していくことです。

そのため真剣に取り組んでいれば
スパム行為をすることはないでしょう。

ですが、情報発信はお金儲けが
目的で実践することになるはず。

お金が絡むとどうしても
早く稼ぎたいと焦ってしまうわけです。

そうなったときに価値のない情報を
上位表示させてアクセスを集め
収益を伸ばしたくなることでしょう。

こうして知らず知らず
ブラックハットSEO対策をやってしまって
いることがある
です。

そのためこうしてブログ運営における
スパム行為を注意喚起する記事を作成しました。

気をつけたいスパム行為5選(ブラックハットSEO対策)

ブログ運営における気をつけたい
スパム行為のブラックハットSEO対策に
ついては下記の記事にて詳しく説明しています。

知識を深めるためにもぜひ
参考になさってみてください。

そちらの記事で詳しく説明していますので
ここでは重要な箇所の抜粋のみ紹介します。

【スパム行為1】有料リンク・自作自演リンク

Google検索では引用などで
外部のウェブサイトからリンクを
たくさんもらっているウェブサイトを
高評価すると宣言しています。

そのため自分で無料ブログなどを
大量開設してリンクを送り
あたかもたくさん引用されているよう
偽装することができるわけです。

Google検索エンジンではこうした
自作自演のリンク行為をスパム行為と
みなしています。

【スパム行為2】中古ドメイン活用・ドメインパワー偽装

ブログを開設にあたり
住所に当たる「ドメイン」を
取得しないといけません。

情報発信ビジネスにおいては
自分だけのオリジナルドメインを
取得することになるので
基本的に新規ドメインとなりますが
過去に利用さていたドメインを
取得して運営することもできます。

出典:自治体管理ドメイン悪用が相次ぎ発覚、「使い捨て感覚」脱せずアダルト転用も
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00989/120900041/

過去に自治体など
社会的影響力のある組織が
運営していたウェブサイトの
ドメインが無関係な人物に取得され
アダルトサイトなどに再利用されているという
ニュースが出たことがあります。

こういった具合に中古のドメインを
取得することも可能なのです。

Google検索では運営歴も
価値判断の基準にしているとされています。

日本でも運営歴の長い老舗は
信頼される傾向にありますよね。

ですから新規のドメインよりも
運営歴の長いドメインのほうが
Google検索結果で上位に出やすいわけです。

そのため新規ドメインを取得したら
継続的な更新が必要になるのですが
中古ドメインを取得すれば運営歴を
引き継ぐことができます。

つまり本当は運営歴1年未満であっても
前のドメイン利用者が10年運営していた
履歴があれば10年運営されている
ウェブサイトを装うことが可能なのです。

偽装する行為になりますので
Google検索を騙すことになります。

そのためスパム行為と判断されているのです。

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【スパム行為3】キーワード詰め込み・ワードサラダ(自動記事作成ツール)

Google検索エンジンでは
関連性の高さをはかる指標として
キーワードがどれくらい入っているかを
みている部分があります。

そのためキーワードの詰め込みをして
意図的に関連性が高いと誤認させる
テクニックもあるわけです。

これもGoogle検索ではスパム行為と
しています。

無関係なキーワード

「キーワードの乱用」とは、Google の検索結果でのサイトのランキングを操作する目的で、ウェブページにキーワードや数字を詰め込むことです。キーワードの乱用では、(自然な文章としてではなく)リストやグループの形式を使ったり、関連性のない場所でキーワードが記載されたりする傾向があります。ページにキーワードや数字を詰め込むと、ユーザー エクスペリエンスが低下し、サイトのランキングに悪影響が及ぶ可能性もあります。文脈に合ったキーワードを適切に使用した、情報に富んだ有用なコンテンツを作成することに焦点を合わせてサイトを運営してください。

【中略】

例:
当店では、カスタムメイド葉巻ケースを販売しています。当店のカスタムメイド葉巻ケースは手作りです。カスタムメイド葉巻ケースの購入をお考えでしたら、当店のカスタムメイド葉巻ケース担当者まで custom.cigar.humidors@example.com 宛てにお問い合わせください。

出典:キーワードスタッフィング(詰め込み) | Google検索セントラル

こういった具合に
特定のキーワードを詰め込み
関連性の高さを演出するのは
NGとしているのです。

もちろん関連性の高さを
アピールするためには
上位表示させたいキーワードを
本文中に含めることは欠かせません。

しかし不自然なほど詰め込むのは
スパム行為として扱われます。

また、自動記事作成ツールを使った
記事を投稿するのもこの詰め込みに
該当する可能性があります。

自動記事作成ツールは
指定したキーワードを含む文章を
自動作成するというもの。

不自然にキーワードの量が多い
文章になりがちなのでスパム行為
扱いされるリスクが上がることに
なるでしょう。

関連記事

【スパム行為4】隠しテキスト・隠しリンク(白背景に白地で隠蔽)

これは先ほど触れた
「キーワード詰め込み」と
合わせて使われることが多い
テクニックになります。

キーワードを詰め込んだ
文章というのはどうしても
不自然になりがちです。

これでGoogle検索を騙すことはできますが
実際にアクセスした人が文章を読んだときに
違和感を与えるのは事実。

Google検索は訪問者の行動もみており
もし訪問した人が数秒でブラウザバック
するような行動をしたら「価値がない」と
判断できる仕組みも用意しています。

ですからキーワード詰め込みによる
違和感をなくすためにわざと文字を
隠すテクニックがあるのです。

たまには遠出もいいかなと思った際は、紅茶を利用することが一番多いのですが、紅茶が下がっているのもあってか、紅茶を利用する人がいつにもまして増えています。

紅茶は、いかにも遠出らしい気がしますし、紅茶だったら気分転換にもなり一石二鳥ではないでしょうか。紅茶もおいしくて話もはずみますし、紅茶ファンという方にもおすすめです。紅茶も個人的には心惹かれますが、紅茶も変わらぬ人気です。紅茶は何度行っても同じことがないので楽しいと思います。

ドラッグすると文字が浮かび上がります

こういった具合に背景色と
文字色を同じにすると隠せますよね。

Google検索エンジンは
背景色と文字色が同じかどうかは
見抜ける仕組みがあるので
スパム行為と判断されることになるでしょう。

【スパム行為5】スパムコメント・マルチポスト(リンク付きコメント)

これはGoogle検索のスパムというより
単純な他の運営者に対する迷惑行為です。

ブログ運営をしていると
こうしたリンク付きの
コメントがつくことになるでしょう。

こうした行為もスパムです。

Google検索をして上位に出た
ブログなどのコメント欄に
自分のウェブサイトのURLを
掲載したコメントを投稿して
リンク数水増しとアクセスの
横取りをしようとする行為になります。

相手に迷惑がかかる行為なので
宣伝目的のコメントまわりはやめましょう。

場合によっては相手に
スパム行為をしている運営者と
通報されてペナルティを受けることに
なるかもしれません。

スパム行為をするとペナルティを受ける

では、スパム行為をすると
どんなことが起こるのか?

Google検索がスパム行為をしていると
判断した場合はそのウェブサイトに
なにかしらのペナルティが与えられる
ことになるでしょう。

実は僕自身が過去に実践していた
稼ぎ方がスパム判定を受けて
ペナルティを食らったことがあるのです。

それはトレンドアフィリエイトを
実践していたときのこと。

このように「実質のないコンテンツ」
いう警告とペナルティを受けることになりました。

このペナルティを受けたことによって
僕の運営していたブログは
Google検索結果の目立つ場所に
出なくなったわけです。

検索結果の3ページ目より
上に出ることがなくなりアクセスが
激減することになりました。

これらの記事でも触れていますが
ブログのアクセスは基本的に
Google検索者を相手にしていきます。

そのためGoogle検索結果で
目立つ場所に出なくなるというのは
致命的なこと。

このペナルティを受けたあと
もともと2500アクセスくらいあったのが
激減して数十アクセスまで落ちたのです。

まったく人が集まらず
読まれないブログになってしまいました。

ビジネスは集客ができなければ
成り立ちません。

お金を払ってくれる人を
集めることができなければ
稼げないのはおわかりかと思います。

ですからGoogle検索から
ペナルティを受けるというのは
致命傷を負うことに等しいのです。

ブラックハットSEO対策のような
行為は手っ取り早くGoogleから評価され
目立つ位置に出すことができるでしょう。

しかし、その行為がバレると
不正行為および迷惑行為をしていると
扱われ検索結果から排除されることに
なってしまいます。

こうしたリスクがありますので
ブログ運営のスパム行為はやらないように
しましょう。

スパム行為に気をつけたブログ運営を(最後に)

スパム行為とはどんなものかに
ついて紹介してきました。

冒頭でも触れたように
普通に情報発信をしていれば
スパム行為をするようなことには
ならないでしょう。

ですが情報発信はお金を稼ぐ
目的でやっていくことになるはず。

そうなると早く稼ぎたいが一心で
不正行為などに手を出してしまいがちです。

ブラックハットSEO対策をすれば
Google検索を騙して短期間で
高評価を獲得してGoogle検索結果の
目立つ場所に出せます。

ですからどうしてもこうした
裏技的なことをやりたくなってしまう
ことになるでしょう。

しかしこうした不正行為をすると
バレたときの罰則も痛いです。

Google検索結果にほぼ出ない
状況になってしまうでしょう。

ブログ運営においてGoogle検索から
集客できなくなるのは致命傷です。

なんとしてでも避けたいことになります。

ただ、騙す意図なく有益な
情報発信を心がけていれば
スパム行為をするようなことは
ないでしょう。

焦らず実践していれば避けれること。

スパム行為は効果もありますが
リスクもそれなりに大きいです。

僕としてはおすすめできない
テクニックになりますので
安易に実践しないほうがよいといえます。

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