ブログオワコン気にするな!動画の情報発信にないブログの強みとは?

情報発信・ブログ運営ノウハウ

オイスイです。

この記事ではインターネット上に
出まわっている「ブログはオワコン」という
風潮に対して僕なりの考え
お伝えできればなと思って作成しました。

現時点で僕はブログにて
稼ぐノウハウなどを情報発信をしていて
さらにブログで稼ぐことを推奨しています。

そういうこともあって
「ブログはオワコンといわれていますが
本当に稼げるのですか」
と質問を受けること多いです。

たしかに「ブログはオワコン」
という風潮が強いなかで
流れに逆らい「ブログ運営しましょう」
といっている僕には違和感を
覚えるのは当然でしょうね。

結論申しますと
僕はブログを使って情報発信をして
収益化していますから
当然ながらオワコンとは考えていません。

ブログを生かすも殺すも
使い方次第だと考えています。

この記事では「ブログはオワコンでは?」と
考えている情報発信未経験者や初心者向けに
ブログはオワコンではない理由を解説し
さらに10年先でも使えるメディアにする
方法についても触れていきます。

「ブログはオワコン」の風潮ができた3つの理由

なぜ「ブログはオワコン」と
いわれるようになってしまったのか?

僕がブログをおすすめする
理由を説明するには
この事実関係をはっきり
させておく必要があります。

未経験者・初心者には
難しい話になるかもしれませんが
「そういうことがあったのか」と
頭の片隅に知識として置いておいて
欲しいなと思います。

「ブログはオワコン」の風潮ができた
理由は次の3つが原因でしょう。

  1. SEOでの集客難易度が高まりアクセスが安定しない
  2. Google AdSense広告が衰退気味
  3. YouTubeなど動画コンテンツの台頭

「ブログはオワコン」という風潮が
ではじめたのは2018年。

2017年12月6日に実施された
Google検索アルゴリズム変更
「通称:医療・健康アップデート」
あとからオワコン説が
強くなったように感じます。

この医療・健康アップデートとは
いったいどんなものなのか?

ざっくりいうと
医療や健康に関係する情報は
クリニックや製薬会社など
医療関係業種のウェブサイトを
優先してGoogle検索結果に出す方針に
変更するものでした。

従来であれば民間療法を
紹介する医療関係者以外の
ウェブサイトも検索結果に出ていたのですが、

医療・健康アップデートにより
個人が発信する医療・健康情報は
姿を消し企業や団体が運営する
ウェブサイトばかりとなったわけですね。

この流れは医療・健康ジャンルから
他のジャンルにも拡大され、

2021年現在は多くのジャンルで
企業や団体が運営するウェブサイトが
優先して検索結果に出るようになっています。

検索結果で上位表示させるための
SEO対策をしても個人のウェブサイトが
効果を発揮することは少なく
Google検索からの集客(SEO集客)が
難しい状況となりました。

これが「ブログはオワコン」の風潮を
決定づけた出来事だといえます。

他にもブログの収益化でよく使われている
「Google AdSense広告」の報酬が
下がり稼げなくなったり、

YouTubeなど動画コンテンツが
台頭して話題を持って行かれたことも
オワコン説が強まった理由です。

こうしたGoogle検索エンジンの
都合や人の行動によって
「ブログはオワコン」の風潮が
できたと考えています。

有名ブロガーも「ブログはオワコン」に言及して流れが加速

「ブログはオワコン」の流れを
加速させたのは有名ブロガーの
イケダハヤトさんのツイートでしょう。

このツイートは
2018年11月6日に投稿されたモノで、

2017年12月6日に実施された
Google検索アルゴリズム変更
「医療・健康アップデート」からほぼ1年後。

このころには多くのジャンルで
「SEOは企業が有利」という
状況になっていて、

SEO集客の難易度が上がった
背景があっての発言だと思われます。

要するにGoogle検索をしても
個人のブログはほとんど表示されず
企業が運営するメディアばかりが
表示されるようになったわけです。

これについては僕自身も
Google検索を使っていて
実感しています。

本当に個人運営のブログが
検索結果に出なくなったなと。

そして、あとを追うように
有名ブロガーのマナブさん
オワコンに言及しました。

「ブログがオワコンではなく、
SEOがオワコン」と言及しており
ブログオワコン説は否定しているのですが、

マナブさんはYouTubeでの
活動の方が活発でブログの更新頻度は
減らしているのが実情。

この状況をみてしまうと
「実はオワコンと思っているのでは」と
考えてしまいますよね…

ブログ関連のインフルエンサーである
2人が動画メイン情報発信にシフトしているで
「ブログはオワコン」を加速させる
裏付けとなってしまっています。

「ブログはオワコン」ならブログは全滅しているはずだが?

こうした出来事が重なって
「ブログはオワコン」の風潮が
できたわけですが、

もしオワコンになっているなら
ブログは全滅しているはずですね。

実際にブログは全滅しているのか?

2021年10月現在ブログは
健在しており多くの人が
運営を継続しています。

さらにブログをより
手軽に使えるようにした
「無料ブログサービス」も健在です。

無料ブログの定番「アメブロ」は利用者数を伸ばしている

無料ブログサービス
「アメブロ」は2019年時点で
利用者を伸ばしています。

イケダハヤトさんが
「ブログはオワコン」と
発言したのは2018年ですが

オワコン風潮と裏腹に2019年も
利用者を増やしているのですね。

アメブロは衰退している
傾向をみせず、2021年現在も
サービスを継続しています。

近年、「Twitter」、「Instagram」、「Tiktok」などの海外発のSNSが台頭するなか、2019年8月時点での「Ameba」の利用者数は6,500万人を突破し、日本国民の2人に1人が登録しているサービスへと成長し、今もなお、日々多くの方々にお使いいただいております。

出典:「Ameba」がサービス開始から15周年を迎え、会員数6,500万人を突破、日本人口のおよそ半分に到達 「Amebaブログ」での累計記事投稿数は25億件超 | 株式会社サイバーエージェント

イケダハヤトさん・マナブさん両者ともブログ運営は継続

オワコン説の発端となった
イケダハヤトさんですら
ブログを閉鎖していません。

下記画像のように2021年10月にも
記事を投稿しています。

本当に「ブログはオワコン」と
考えているなら新規記事投稿しないでしょう。

マナブさんも更新頻度は大幅に落ちているものの、
2021年に新規記事投稿していることが確認できます。

出典:イケハヤ大学【ブログ版】
https://www.ikedahayato.com/

出典:manablog
https://manablog.org/

イケダハヤトさん・マナブさん両者ともブログ運営は継続しています。
動画メインとなっているので更新頻度は落ちていますが、
閉鎖したわけではなく現役稼働中です。

動画の情報発信にないブログの強みとは?

ブログオワコン説の
発端となったイケダハヤトさんは
ブログを捨てていませんし、

有名ブロガーのマナブさんも
ブログ運営を続けています。

なぜ「ブログはオワコン」と
認め動画による情報発信に
シフトしたあとも閉鎖しないのか?

それはブログの強みを理解しており
捨てることはデメリットと考えているからでしょう。

動画の情報発信にないブログの強みとはなにか?

活字メインの情報発信であることです。

このわかりやすい例となるのが
テレビと新聞の関係でしょう。

今ではインターネットの登場で
状況がかわっていますが
かつては情報収集をするには
テレビが圧倒的主流でした。

テレビは文字だけでなく
映像や音声と言った複数の
情報手段で伝えることができる
優れた伝達手段です。

これにより新聞で情報を得ている人が
テレビで情報を得る方向にシフトしたのは
いうまでもありません。

ですがテレビが登場したあとも
新聞はなくなっていませんよね。

これはテレビ番組が新聞記事をベースに
番組制作しているという理由もありますが、

テレビ(映像)が知るきっかけとなり
詳しい情報を新聞(活字)から読み取る
使い分けている人が多いのもあります。

「YouTube動画とブログ」は
「テレビと新聞」の関係に
近く完全な上位互換ではありません。

そしてお互いの弱点を
補いながら共存できるのです。

実際にYouTube動画投稿している人でも
並行してブログ運営していることが珍しくありません。

  • YouTube動画で知るきっかけ(アピール目的)
  • ブログで詳しい情報を得てもらう(説明目的)

二段階構造になっているのです。

動画は視聴されやすいメディアですが、
流し見されることが多く
情報が正確に伝わないことも珍しくありません。

断片的にしか情報が伝わっていないので
誤解を招き炎上することがしばしば起こるのです。

YouTubeに限らずテレビ番組の
放送事故で炎上するのも
同じ理由といえるでしょう。

映像は軽い情報を使えるには最適ですが
より深い情報を伝えるのは苦手なのです。

対してブログは
活字ですから集中力を発揮して
熟読してもらえる傾向にあり、

情報を深く正しく理解してもらえる
可能性が高く説明不足と判断した場合は
追記や修正も容易にできます。

動画は勢いがあり「あなたにオススメ」で
アピールしやすいので集客力はブログよりも
圧倒的に高いですが、

深い情報を伝えるのは苦手で
活字が使えるブログのほうが有利といえます。

そのため動画で概要説明だけして
詳細はブログで紹介する
二段階構造にしている人が多いわけです。

商品紹介はブログの方が強い

参考:manablog
https://manablog.org/

マナブさん動画主体の
情報発信をされていますが
自分の開発した商品の詳細を
ブログで紹介しています。

商品紹介は購入してもらうことが
ゴールになるので価値を深く
理解してもらう必要があります。

YouTube動画は1回見たら
終わりという人が多く
テレビCMのように何度も流して
繰り返し見せることは難しいです。

その弱点に対してブログ記事を使い
補完することでデメリットを打ち消しています。

ブログ記事であればスマートフォンを
使って隙間時間にみてもらうことが可能なので
正確に商品情報を使えることが可能です。

正確に情報を伝えようとしたら
活字を使って読んでもらうことが一番なのです。

稼ぐ以外にもブログ運営するメリットがある

「ブログはオワコン」といっている人は
「稼ぎにくくなった」という
側面だけみていっているように感じます。

しかし、ブログは稼ぐためにある
メディアではありません。

ブログの役割は情報発信であり
収益化は一側面でしかないのです。

情報発信に焦点を合わせれば
ブログ運営するメリットがまだまだあります。

稼ぐ以外でブログ運営するメリットは次の5つ。

  1. ブログ運営で文章作成スキルが高まる
  2. Google検索を使いこなせるようになる
  3. 世の中の情報需要を知るスキルが身に付く
  4. コミュニケーション能力の底上げ
  5. 自分をアピールするネット上の履歴書になる

自分のビジネススキル向上や
アピールの場所として使う方法があります。

ビジネスではメール作成や資料作成など
活字を使う場面が多いです。

ブログは文字中心での情報発信ですから
文章作成スキルが向上したら
伝わりやすい文章作成ができるようになるなど
あらゆるビジネスシーンで活躍させることができます。

さらに「ネット上の履歴書」
という使い方も可能です。

最近はSNSなど個人でメディアを
持ち情報発信する人が増えているので
応募履歴書の他にSNSやブログも
採用基準に入れている企業が増えてきています。

文字情報を大量に詰め込めるブログは
「ネット上の履歴書」作成に最適なメディアなのです。

ブログで稼ぐという一面をみたら
オワコンという意見もわからなくないですが
情報発信メディアとして考えたときブログの
重要度は今後も上がっていくと考えています。

「ブログはオワコン」という風潮を鵜呑みにして
ブログ運営しないデメリットのほうが大きいといえるでしょう。

まとめ

「ブログはオワコン」の風潮ができたのは
次の3つの理由が考えられます。

  1. SEOでの集客難易度が高まりアクセスが安定しない
  2. Google AdSense広告が衰退気味
  3. YouTubeなど動画コンテンツの台頭

とくにSEO集客が難しくなってから
「ブログはオワコン」の風潮が
強くなったように感じますね。

もし「ブログはオワコン」なら
今頃ブログは全滅しているはずですが
どうでしょうか?

無料ブログ最大手のアメブロは
サービスを継続していますし
ブログオワコン説を広めた
イケダハヤトさんもブログを捨てていません。

「ブログはオワコン」という風潮を
鵜呑みにしてブログ運営しないデメリットのほうが
大きいといえるでしょう。

ブログは稼ぐ以外にもブログ運営するメリットがあります。

  1. ブログ運営で文章作成スキルが高まる
  2. Google検索を使いこなせるようになる
  3. 世の中の情報需要を知るスキルが身に付く
  4. コミュニケーション能力の底上げ
  5. 自分をアピールするネット上の履歴書になる

本業でブログ運営スキルや
情報発信を活かせる場面も出てくるでしょう。

「ブーム・オワコン」に振り回されてはいけません。

オワコンとは「ブームが去った・主力から降りた」
というだけで役割自体が終わったわけではないのです。

オワコンといわれようが
気にせず運用して問題ありません。

むしろ積極的にブログを使って
情報発信していくことをオススメします。

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