アリババを使った中国輸入転売とは?どんな稼ぎ方なのか注意点やリスクについて勉強してみた[詐欺を見抜く]

詐欺を見抜く基礎知識・予備知識
出典:https://www.alibaba.co.jp/

オイスイ(追水卓)です。

最近検証した案件に
アリババを使った中国輸入転売
ネットビジネス案件をみかけました。

僕は中国輸入転売をやったことがなく
経験がなく検証しきれなかった
部分があるので勉強しようと
思って作成したのがこの記事です。

せっかく勉強するので
アウトプットついでに記事にする
ことにしました。

この記事はあくまで転売案件を
検証するために自分なりに
勉強したことをまとめたものです。

アリババを中国輸入転売の実践を
おすすめするというスタンスでは
ありませんのでご注意ください。

僕が実践することを前提にして
調べたわけではないので
内容としてはざっくりしていることを
ご留意いただきご覧になって
いただければと思います。

アリババ(中国)輸入転売とは

まずはじめにアリババを使った
中国輸入転売とはどんなものかについて
ざっくりと調べてみました。

キーとなるアリババですが
どうやら中国版のAmazon
呼ばれていることがわかりました。

Amazonのようにありとあらゆる商品が
出まわっており中国最大のECサイトとして
利用されているようですね。

アリババグループ(簡体字中国語: 阿里巴巴集团、英語: Alibaba Group Holding Limited)は、中華人民共和国を代表する世界的なテクノロジー企業であり、持株会社。本社は浙江省杭州市。日本のソフトバンクグループが筆頭株主であり、同社の持分適用会社であったが、2022年に株式の一部を売却したことによりソフトバンクグループの持分適用会社から外れた。

1999年の創立以来、企業間電子商取引(B2B)のオンライン・マーケット (www.alibaba.com、china.alibaba.com、www.alibaba.co.jp)を運営しており、240あまりの国家・地域にて5340万以上の会員のほか、5つの子会社を保有している。

日本ではアリババグループ、もしくはアリババとして報道されることが多い。

アリババグループ – Wikipedia

ソフトバンクが筆頭株主という
ことからもわかるように
しっかりと実在する企業です。

中国と聞くと「大丈夫かな」と
警戒したくなりますが
得体の知れない業者ではないので
その点は安心できそうな感じがあります。

そしてこのアリババなのですが
B to Bのビジネス展開をしており
基本的に対企業向けのサービスを
展開しているとのこと。

そのため基本的には個人で利用する
ことはできなくなっているようなのですね。

ですが、中国輸入転売を実践している
人がいることからもわかるように
個人でも仕入れに使うことは可能。

というのもアリババには個人向けの
サービスをする「アリエクスプレス」が
存在します。

出典:https://ja.aliexpress.com/

AliExpress(アリエクスプレス、中国語:全球速売通)は、2010年に開設された国際的な消費者へ向けたオンラインマーケットプレイス(越境EC)サイト。中華人民共和国のアリババグループにより運営されている。世界で最も携帯用ショッピングアプリがダウンロードされているサイトの一つとなる。

AliExpress – Wikipedia

このアリエクスプレスでアカウントを
作成すれば日本語サイトにアクセスでき
中国語がわからなくても商品の仕入れが
容易にできるとのことです。

海外から商品を仕入れるとなると
ハードルとなるのが言語。

「英語が話せないから…」といった
理由で海外輸入転売や輸出転売が
実践できないという人も少ないないと思います。

アリエクスプレスは日本語に対応しており
日本円での決済にも対応しているので
はじめて中国から商品を個人輸入する
場合でも安心して使えるようです。

出典:https://ja.aliexpress.com/

それもあって転売実践者だけでなく
中華ガジェット好きもAmazonなどに
出品している業者から購入せず
アリエクスプレスで個人輸入する
ケースが多いとか。

なぜアリババ(中国)から輸入する必要があるのか?

中国輸入転売をしている人の多くは
アリババを利用しているとされています。

なぜアリババを利用するのか?

アリババ仕入れは低コスト(原価が安い)

アリババを仕入れ先として使う
最大の理由は安いからだそうです。

転売ビジネスは商品を安く仕入れて
高く販売して差額の利益を得る
非常にシンプルなビジネスモデル。

そのため仕入れにかかるコストを
下げれば下げるほど儲けが
大きくなり稼げることになります。

この仕入れでアリババを使えば
非常に低コストで商品仕入れを
することができるようです。

僕もアリエクスプレスで
いろいろと商品の価格をチェックしましたが
たしかにとんでもなく安いことがわかりました。

出典:https://ja.aliexpress.com/

50%OFFで販売されているような
商品がゴロゴロあるわけです。

なかには99%OFFみたいな
信じられないものまでありました。

このように仕入れコストを
抑えることができるので
アリババが重宝されているようです。

オリジナル(OEM)商品を作って販売できる

ただ、最近は中国輸入転売の
実践者が増えたことによって
競争が激しくなっているとか。

そのため単純に仕入れて販売するだけでは
ライバルとの差別化ができず苦戦することに
なるとのこと。

まあ、転売ビジネスでライバルとの
差別化する部分となれば価格面くらい。

価格を下げれば自分が取れる
利益が下がることになるので
ある意味自分で自分の首を絞める
行為になりますよね。

そのため売っても儲からない
という状況になりつつあるらしいのです。

そこで最近トレンドになっているのが
OEMを使った独自ブランドの商品。

アリババはB to Bビジネスが中心なので
メーカーなどアリババを利用しているため
交渉して独自ブランドの商品を作って
もらうことが可能らしいです。

Amazonでロゴマークだけ違っていて
モノとしてはまったく同じというものを
何度かみかけたことがあります。

そういったものは中国輸入転売業者の
オリジナルブランド(OEM)商品
だったりするようです。

つまり単純に安く売るだけでなく
こうした付加価値を付けて売ることも
できるのでアリババは重宝されているとか。

アリババ(中国)輸入転売の注意点

アリババ(中国)輸入転売の
注意点についても調べてみました。

調べてみたところ
やはりといいますから
海外からの仕入れによるハードルが
なにかと立ちはだかることになりそうです。

関税対策として少量仕入れをする

中国から商品を仕入れることになるので
関税に気をつけておかないといけないようですね。

僕も過去に海外からサプリメントを
個人輸入したことがありました。

そのときに関税の都合で購入できる個数に
制限がかかっている事例があったのです。

また購入する合計額にも上限の
設定がありました。

これについては先ほど紹介した
アリエクスプレスのルールに従って
仕入れをすれば関税のトラブルは
回避することが可能だそうです。

ただ、アリエクスプレスはあくまで
個人向けのサービスとなっているので
業者による大量仕入れには対応
していないとか。

中国輸入転売は安く仕入れることが
できるのがメリットですが
自分が商品を販売するときも
相応の価格設定となってしまいます。

そのため大きく稼ぐためには
大量に仕入れて大量に販売することが
欠かせなくなるとか。

このときに関税の壁が立ちはだかる
ことになってしまうようです。

そういう背景から最初のうちは
1つの商品を大量仕入れはせず
商品の種類を増やして出品して
なにが売れるかなどリサーチしながら
進めることになるとわかりました。

発注から到着までの期間に気をつける

中国から商品を仕入れる場合は
最大1ヶ月くらいかかることも
頭に入れておかないといけないようです。

日本に商品を輸送するときに
選択肢は2つあるようです。

  • 航空機
  • 船舶

どちらを選ぶかによって
到着までの日数が大きく変わって
くることになるそうです。

この2つの選択肢で早いのは
いうまでもなく航空機。

航空機を使った輸送をすれば
最短3日ほどで到着することになります。

僕も過去にサプリメントの
個人輸入をしたときは
3日くらいで届きましたね。

そのため急いで仕入れをしたいときは
航空機を使うことになるでしょう。

ただし、航空機を使った輸送は
送料がそれなりにかかってくるので
仕入れコストは高くなります。

転売は仕入れコストが少なければ
少ないほど自分の取れる利益が
大きくなるので船舶を使った
輸送での仕入れよりは不利です。

逆に船舶を使った仕入れは
コスト面では圧倒的に有利ですが
先ほども触れたように最大1ヶ月は
かかることになるとか。

商品によっては売れるシーズンが
あるものがありますよね。

いくら売れる商品であっても
シーズンを外してしまうと
思うように売れず不良在庫として
残ってしまうことがあるわけです。

そのため船舶を使った仕入れは
売れる時期などを見計らって
逆算して発注をかけるなど
一工夫が必要とのこと。

中国の大型連休に注意

中国輸入転売をするうえで
注意しないといけないのが
中国の大型連休です。

中国の大型連休で有名なのが旧正月。

この時期になると中国人観光客が
増えてニュースなどでも話題になりますね。

こういった大型連休は
日本ゴールデンウィークなどと
同じように物流がストップしますので
仕入れに影響が出てきます。

中国輸入転売をするときは
中国の祝日なども把握しておくことが
欠かせないようです。

輸入禁止のものを仕入れてはいけない

日本の法律で販売が禁止されている
商品を輸入してしまわないよう
注意する必要もあるようです。

これについてはアリエクスプレスを
使うことで回避することができるとのこと。

日本語サイトでは日本で購入してOKな
商品しか販売されていません。

そのため輸入禁止の商品を間違って
仕入れてしまうことは避けられると
思われます。

中国輸入転売で大きく稼ぐには
大量に仕入れる必要が出てきますし
ライバルの差別化として
アリエクスプレスにない商品を
扱うことも欠かせないとか。

そうなるとアリババ本体で
現地の業者と直接交渉をするなど
一歩踏み込んだことをしないと
いけなくなるそうです。

そのときに輸入禁止の商品を
仕入れてしまうと面倒なことに
なってしまうでしょう。

売り続けて信頼を作ることが欠かせない

これは仕入れではなく
メルカリやヤフオク!などで
販売するときの注意点。

これはヤフオク!やメルカリなどを
利用したことがあればわかると思いますが
販売者の評価は重要になります。

評価の低い販売者は信頼されていないので
売れにくい傾向にあるわけですね。

そうなると価格を下げて
購入してもらいやすい状況を作るなど
身銭を切る努力が必要になるとのこと。

ですが販売実績を積み上げて
評価を高くしていくと
「高くても信頼できる人から」
という購入者を獲得していく
ことが可能になるようです。

そうすればライバルよりも多少値段が
高くても売れるようになるので
転売ビジネスを有利に進めることが
できるとのことでした。

そのため売り続けて信頼を獲得できるよう
努力することが欠かせないとのこと。

僕もビジネスをかれこれ10年やっていますが
最終的にものをいうのは信頼関係。

転売ビジネスであっても
この信頼関係の土台が重要というのは
変わらないようですね。

アリババ(中国)輸入転売のリスク

続いてアリババ(中国)輸入転売の
リスクについて勉強してみました。

こちらについても海外から商品を
仕入れるということに関連する
リスクがあるようです。

商品の画像と実物が違う

アリババを使って仕入れをすると
品質の悪いものを仕入れてしまう
リスクがあるそうです。

これは中華系ガジェットの
YouTube動画をアップロード
している人の動画をみると
よくあるのですが

写真に写っているものと
実際に届いたものが全然違う
みたいなことがあるとのこと。

輸送中のトラブルが多い

これも中華系ガジェットを
レビューしている人にあるあるですが
輸送中に破損するというトラブルです。

箱が壊れた状態で届くのは
いつものことらしいですが
ヒドいときは中身も破損して
届くこともあるとか。

安いからには安いなりの
リスクというものがあると
認識しておく必要があると
注意喚起されていました。

中華系ガジェットをレビューしている
人には破損して届くことも考慮して
複数買いするなんて人もいましたね。

関税があるので大量に仕入れることは
なかなか難しいですが
輸送中の破損トラブルを考えた
仕入れをする必要がありそうです。

国際情勢の影響を受けやすい

海外との輸出や輸入は国際情勢に
大きく左右されることも把握して
置く必要がありそうです。

直近ですとコロナ騒動のときに
国際物流が完全にストップする
自体に陥りました。

日本で売られている商品には
メイドインチャイナも多いので
そういった商品を中心に
品切れが相次ぐことになったのは
記憶に新しいはず。

他にもテロや戦争といったことが
起こっても国際物流はストップするので
仕入れに大きく影響することに
なるとのこと。

そのため中国から輸入をする場合は
日本国内だけでなく中国の情勢にも
目を見張っておくことが必要とか。

未経験者にはハードルが高いかも(まとめ)

アリババを使った中国輸入転売について
勉強したことをまとめてみました。

ブックオフなどで仕入れて
Amazonで販売するような転売と違い
海外から輸入することによる
注意点やリスクがあることがわかりました。

ごくたまに初心者向けに
中国輸入転売を実践する
オファーをみかけたりしますが
調べた限りではどうかなと思った次第。

日本向けにサービスをしている
アリエクスプレスを使えば
関税や輸入禁止といったトラブルは
避けられそうですがハードルは
高そうな感じがありますね。

僕としてはまず不要品を売るなど
転売の基礎的な流れを学び
国内で仕入れから発送まで
完結する転売を実践して
それからやるのがベターかなと。

僕は転売については完全に
素人なのですが
調べた限りでは「やってみよう」とは
思えませんでしたね。

初心者がいきなりやるビジネスの
スタイルではないような気がします。

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