オイスイ(追水卓)です。
この記事では運任せの量産系
ノウハウがダメな理由を解説します。
ネットビジネスで稼ぐ方法は
さまざまある状態です。
僕はそのなかでブログとアフィリエイトを
組み合わせた稼ぎ方を推奨しているわけですが
このなかでもさまざまな稼ぎ方があります。
「ネットは稼げる」と知られるようになり
その後はブログやSNSや動画サイトが登場して
ネットビジネスの手法は多種多様になりました。
もちろん選択肢が増えるということは
よいことでもあります。
ブログを使った稼ぎ方は
どちらかというと顔出しなどせず
ヒッソリ稼ぎたい人向く方法です。
ですが
多くの人から注目されて
人気者になる稼ぎ方をしたいとなれば
YouTubeなど動画コンテンツのほうが
圧倒的に有利といえます。
ニュースを新聞で読む人と
テレビで見る人を比べたら
テレビの方が強いです。
映像コンテンツは注目されやすく
人気を出したければ動画のほうが
有利なのは間違いありません。
このように向き、不向きがあるため
どれを実践するかの選択が
非常に重要になってくるわけです。
さて、ここからが本題ですが
ネットビジネス手法のなかには
もはやビジネスと呼べないような
稼ぎ方も存在します。
どちらかといえば
ギャンブルに近い稼ぎ方です。
このノウハウを手にして
実践してしまうと
安定的に稼ぐことができず
どこかで撤退を余儀なく
されるかもしれません。
僕のコンセプトとしては
長期的に稼ぐことができて
自由気ままな人生を実現すること。
僕としてはギャンブルチックな稼ぎ方は
避けて欲しいと思っているのですね。
この記事ではそんな運任せな
稼ぎ方を実践しようとしてしている
もしくはすでに実践していたら
別の道を考えた方がよいという
注意喚起の内容になっています。
思い当たる節があれば
一度考え直してみてはどうでしょうか?
そんな思い出作成しています。
運任せの量産系ノウハウとはどんなものか?
まずはじめに運任せの
量産系ノウハウとはいったい
どんなものなのかについて
説明していきます。
「運任せ」とは
- 事の成り行きを天に任せること
- 成否は運命に任せて行うこと
といった説明がされることが多いです。
極端な例ではありますが
試験問題で選択式のものがあれば
サイコロを転がして出た目で
回答を選ぶという方法でしょうか。
僕は高校生時代に
数学の試験で解らない
問題があったときは
回答欄をすべて「2」で
埋めることをしたことがあります。
数学の場合、
2乗とか√2とか「2」が
正解になることが多いです。
それを狙ってやっていました^^;
はっきりいって考えて出した
答えではないので運任せの回答です。
こんなことをしても点数は
とれるかもしれませんが
実力は付きませんよね?
狙ってヒットは起こせない!運任せは仕方ない部分がある
ではビジネスに話を移しましょう。
たしかにビジネスは運によって
左右される場面が多いです。
社会現象になるほどの
大ヒットを狙って出すことはできません。
大ヒットの大半は運によって
成し遂げられたといっても過言ではないわけです。
実際にヒットソングを出した
アーティストも生まれた経緯を聞かれたとき
「ボツネタにするつもりだったけど出してみたら
売れちゃった」と笑い話にすることがあります。
ミュージシャンは芸術家なので
ビジネスとして捉えるのは適切ではないかも
しれませんが
売れるかどうかというのは
そのときどきの運に左右されることがあるので
多少なりギャンブルチックな側面があるのは
事実です。
運任せの量産だけでは大いに問題がある
ですが、
1から10まで全部運任せというのは
やはり問題があるといえます。
宝くじで高額当選をすることが
できれば一瞬にしてお金持ちに
なることができるでしょう。
それでしばらくは優雅な生活を
することが可能になります。
しかし、そんな優雅な生活も
長く続くことはありません。
お金はどんどん減っていくわけですから
いつか優雅な生活も終わる日が
やってくることになるのです。
もし、正しいビジネスの知識があり
長期恵贈して稼ぎ続けることができるなら
生活を維持し続けることができます。
そうではなく運任せの
稼ぎ方を実践していたら
安定的な収入が入りませんので
時間が経つにつれてキツく
なっていくでしょう。
ネットビジネスにはこういった
運任せの量産をするノウハウも
存在しています。
そして初心者を中心に
この運任せの量産ノウハウに
飛びつく傾向があるのですね。
ネットビジネスで運任せの量産が初心者に流行る理由とは?
僕はネットビジネスについて
相談をいろいろ受けるのですが
実践している手法を聞いてみると
運任せの量産ノウハウを実践している
ことが多いのですね。
運任せの量産ノウハウは
ここまで説明してきた通り
運次第で決まるところがあるので
成功できるかどうかは
誰にもわかりません。
成功するまでひたすら
やり続けてヒットを狙うしか
ないわけですね。
もちろんそういう稼ぎ方を
してもらっても成功できる可能性は
あるので続けてもらえばよいですが、
ネットビジネスは副業での実践者が多く
朝活や夜活やスキマ時間を捻出して
実践していることが多いといえます。
そうであれば急がば回れで
「勝つべくして勝つ」
ノウハウを実践してもらいたいのですが
そうなっていないのが現状。
なぜ時間のない初心者は運任せの
量産に走ってしまうのか?
運任せの量産が初心者に流行る理由は
次の3つのと考えています。
- ビジネス知識は最低限でよい
- お金のダメージが小さい
- 一攫千金を狙えて夢がある
【その1】ビジネス知識は最低限でよい
運任せの量産には
ビジネス知識は最低限でよいのが
メリットです。
ネットビジネスに参入した
当初の僕がそうだったのですが、
ビジネスには小難しい話が
たくさんあって
目が回ってしまいそうになります。
日本では自分でお金を稼ぐ
学校教育をしていませんので、
自分でお金を稼ぐとなれば
自分で書籍など購入して
勉強しなければいけません。
いまさら小難しいビジネス論を
勉強したくないという怠慢さもありました。
ネットビジネスは
副業ではじめる人も多いので、
難しいこと抜きにして
手っ取り早く稼ぎたいという
願望の人も多いようにみえます。
運任せの量産は偶然のヒットを
追いかけてひたすら
手を動かすだけなので単純作業です。
難しいことをしたくない
初心者の願望が運任せ量産に向かわせます。
【その2】一攫千金を狙えて夢がある
任せの量産をしていけば
大ヒットに巡り会うことがあります。
僕も過去に何気なく作った
アフィリエイトサイトが大ヒットして
1日で5万円稼げたことがありました。
運任せの量産は一攫千金が狙えるのです。
量産すればするほど大ヒットに
巡り会える確率が上がります。
運任せの量産をして
宝くじを大量購入して高額当選を目指す
稼ぎ方そのものなのです。
僕もそうだったので偉そうなこと言えませんが
未経験者や初心者は一攫千金という言葉に弱いので、
だんだん洗脳されるように
運任せの量産へと向かっていくことになります。
量産を否定しているわけではない
ここまで運任せの量産の
問題点を指摘してきたわけですが
量産を否定しているわけではありません。
「質は量からしか生まれない」
という言葉があります。
他にもブログ記事を
素早く量産するテクニックについての
情報発信もしています。
最初から高品質なモノを作ることは
よっぽど才能がある人でないと不可能です。
凡人が精度を磨こうと考えたら
失敗に失敗を重ねて改善しながら
徐々に完成形にたどり着く道しかありません。
高品質な商品を生み出す知識やスキルは
やはり数稽古で磨くしかないのです。
日本の学校教育では
自分でお金を稼ぐことを教えませんから
無知識の状態からスタートすることになります。
基礎を学んでいないのでどう考えても
失敗を避けて通ることはできません。
数稽古をして慣れさせて
稼ぐスキルを自分のモノにしていく
必要があるのです。
あなたも本業の勤続が長いなら
おわかりになるかと思います。
新入社員で仕事内容が
まったくわからなかったときは
初歩的な仕事であっても
何時間と使って終わらせたはず。
しかし、3年、5年、10年と
時間経過していけば
徐々に作業になれていき、
新人時代はもの凄く時間が
かかった作業であっても
朝飯前くらいの力量と時間で
終わらせることができていませんか?
数稽古していくことで
知識やスキルが磨かれて
作業速度が速くなるのも事実。
ビジネスはスピードも
重要になってくるので
練習して手数を打たないと
どうしようもない部分もあります。
あくまで量産というのは
この数稽古という目的で
やって欲しいなと思っているわけです。
「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」
というスタンスで闇雲に量産するというのは
僕の考えとは違います。
最初はヒットを出せるまでは
いろいろ試し打ちをしながら数稽古して
「なにがヒットするか」コツを掴み、
ヒットを出すことができたら
成功体験をベースに「質」を高める
方向へ進むのが正しいビジネスの流れとなります。
いつまでも質を無視して
量産にこだわっていることが
問題ということです。
完全な運任せの量産をしてよい
という話ではありません。
ビジネスとしてやっていくなら
うまくいく見込みがある前提で
やっていくことが必要になります。
ビジネスは一攫千金ではなく長期継続(最後に)
断言しますがビジネスに
一攫千金はありません。
一攫千金を狙う時点で
ビジネスではなくギャンブルです。
では、正しいビジネスとはどんなモノか?
「長期継続して信用や信頼を獲得する
ビジネススタイルになっていること」
と僕は考えています。
なぜ長期継続して信用や信頼を
獲得する必要があるのか?
これらの記事でも触れているように
ファンやリピーターを獲得するためです。
僕は創業100年以上の
小さな和菓子屋でアルバイトしていました。
日本には大手の和菓子メーカーがたくさなります。
そういった大手をやりあったら
確実に潰されてしまうような
小さな和菓子メーカーでした。
そんな弱い和菓子メーカーでも
潰れず生き残ってきた理由は
ファンやリピーターを
たくさん抱えているからなのです。
和菓子は手土産で選ばれることが
多いのでファンやリピーターを
付けることができれば
創業100年みたいな長期継続もできます。
このファンやリピーターを
付けるためには信用や信頼が欠かせません。
信用や信頼を失ったら
ファンやリピーターは
他へ逃げてしまいますからね。
ですからビジネスは信用や信頼が第一なのです。
一攫千金を乱発して
生き残っているのではありません。
長期継続して信用や信頼を獲得することで、
ファンやリピーターを付いて
安定的に稼ぎビジネスが継続できているのです。
一攫千金ではなく長期継続するには
どうするかを考えて行動するのが
正しいビジネスのカタチになります。
一見さんを集めることを目的とする
運任せの量産系ノウハウを実践するのではなく
自分と信頼関係を構築したうえで
ビジネスを展開していくノウハウの
実践をおすすめしたいですね。
そうしないと長続きしません。
僕自身も過去に運任せの量産系ノウハウを
実践して転落したことがあるので
なおさら強く主張したいですね。