オイスイ(追水卓)です。
この記事ではプライバシーポリシーについてお伝えしようと思います。
最近は「プライバシーの侵害」が
たびたび話題になることがありますよね。
とくにスマートフォンが普及してからは
GoogleなりAppleなりが
「裏でプライバシー情報を
インターネット送信して収集している」
みたいな話がでます。
実はネットビジネスをする
うえでプライバシーというのはとても
重要な意味を持ち実践者は把握しておかないと
いけないことなのです。
正直いいますと僕はこのプライバシーポリシーというものがどういったものかをしっかりと把握していませんでした。
なんとなくネットビジネスをしている
人はブログに掲載しているから
自分も掲載した方がよいかなという
認識だけで記載していたのですね。
ですが副業案件を検証しているブログで
「プライバシーポリシーがないから
個人情報流出の危険性がある」といった
指摘をしているのをみて
プライバシーポリシーってどういう
意味だろうと思いました。
プライバシーはITジャンルを含めて
幅広い範囲で重要になりますので
「なんとなく」ではダメだと思い
勉強してみることにしたのです。
もしあなたがネットビジネスに
興味を持ってブログなりSNSなどで
メディアを運営することになった場合、
そしてインターネット上でみかける
怪しい儲け話が事実かどうかを
見極める上でもプライバシーポリシーは
重要な意味を持つことがわかりました。
僕は法律の専門家でもないですし
この記事を書くまでプライバシーポリシーが
どういったものか把握していませんでした。
そのためこの記事で書いている内容が
全部正しいとは限りません。
ですが僕の解釈でおおよそ当たっているのではないかと考えていおりますので参考にしていただければと思います。
また、プライバシーについては
弁護士事務所のウェブサイトなど
幅広く説明されていますので
専門的なことはそちらで学べますの
各自ご覧になってください。
この記事ではネットビジネスに特化して
- メディア運営する上でのプライバシーの扱い
- 怪しい儲け話はプライバシーを蔑ろにしている
という話題を中心にお伝えします。
プライバシーポリシーとは
プライバシーポリシーとはどんなものか?
固い言葉を使って言うと
「個人情報の取扱い方法やプライバシーに
どのように配慮しているかを示すための指針」
となります。
プライバシーポリシーとは個人情報保護のための方針のことで、特にWeb業界で多く用いられます。プライバシーポリシーは個人情報保護法に基づいて作成されますが、「プライバシーポリシー」という言葉は法律用語ではありません。
プライバシーポリシーを簡単にいうと、「個人情報の取扱い方法やプライバシーにどのように配慮しているかを示すための指針」です。
出典:https://biz.moneyforward.com/contract/basic/1237/
個人情報保護法の規定に沿う必要があるため、たびたび改正される法律の内容を常に把握しておかなければなりません。
プライバシーという言葉は
私生活や秘密事と一緒に
使われることが多いといえます。
秘密にしていることを探られることを「プライバシーの侵害」なんて言ったりしますよね。
要するに自分以外の他者が
踏み込んではいけない領域の
境界線を意味するのがプライバシー
ということになるわけです。
さて、このプライバシーなのですが
ここ最近は頻繁に耳にする言葉に
なったといえますね。
その背景にあるのは冒頭でも触れた
スマートフォンの普及が理由でしょう。
スマートフォンに搭載するOSを
提供しているApple(iPhone)や
Google(Android)はスマートフォンの
操作履歴情報を収集しているとたびたび
話題になります。
最近のスマートフォンは
GPSが搭載されており
自分の現在位置をがまるわかりです。
これはカーナビなどナビゲーションで
使う場合は便利なのですが、
人に知られたくない場所に行っている場合
位置を特定されるというのは不都合。
たとえば通っている病院がGPS情報によって特定されてある日突然保険のセールスがやってきたら驚きますよね…
「なぜ持病のこと知っているの?」と。
またアプリストアから
どんなアプリをダウンロードしているかで
そのユーザーがどんなことに興味を
示しやすいか傾向を掴むことも可能。
さらに最近はスマートウォッチを
普及させてさらに細かい健康状態や
行動状況を把握しようとする動きもあります。
このようにプライバシー情報を
収集することで顧客のニーズを
知ることができてビジネスチャンスを
掴むことができるわけです。
それもあってGoogleやAppleは
スマートフォンを普及させることに
必死になっている面があります。
※公式には否定していますが…
このように誰にだって知られたくない
情報がひとつやふたつはあるもの。
ですが、肌身離さず持っているスマートフォンが秘密にしたい情報をGoogleなりAppleなりに送信しているとしたら不気味ですよね…
プライバシーポリシーとは
「ユーザーの秘密は守りますよ」という
ことを意思表示するためのものです。
個人情報との違い
プライバシーポリシーの説明文を読むと
高確率で「個人情報」という言葉が
出てきます。
先ほど引用したマネーフォワードの
記事でも「個人情報」という言葉を
使って説明していますね。
ではプライバシーと個人情報はどういった違いがあるのか?
これについては政府広報オンラインで
解説されていますので引用します。
個人情報保護法において「個人情報」とは、生存する個人に関する情報で、氏名、生年月日、住所、顔写真などにより特定の個人を識別できる情報をいいます。
これには、他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものも含まれます。例えば、生年月日や電話番号などは、それ単体では特定の個人を識別できないような情報ですが、氏名などと組み合わせることで特定の個人を識別できるため、個人情報に該当する場合があります。
また、メールアドレスについてもユーザー名やドメイン名から特定の個人を識別することができる場合は、それ自体が単体で、個人情報に該当します。このほか、番号、記号、符号などで、その情報単体から特定の個人を識別できる情報で、政令・規則で定められたものを「個人識別符号」といい、個人識別符号が含まれる情報は個人情報となります。
出典:https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201703/1.html
個人情報とはざっくりというと
その人本人のステータスを表すもの
と考えて差し支えないでしょう。
紹介されている「氏名、生年月日、住所、顔写真」の4つの情報が揃えば、ほぼほぼ誰かを特定することができますよね。
このように特定個人を識別できる
情報を個人情報として定義しています。
ではプライバシーはどうか?
プライバシーとは個人情報の
外枠となっており
「氏名、生年月日、住所、顔写真」
といったステータス情報に加えて
行動や価値観といったものも
含まれてきます。
つまり個人を特定できる情報でなくても秘密にしておきたい情報は全部プライバシーの範疇になるということです。
たとえばAmazonのウェブサイトを
みていると「あなたにおすすめ」
と購入履歴などからおすすめできそうな
商品の候補を表示してきますね。
たしかにこれらは自分の
行動履歴などからおすすめ商品を
紹介しているのでプライバシーの
範囲内に入ります。
しかし、これらの商品は
自分だけが購入したわけではなく
他の人も購入しているわけですから
オススメ商品情報だけでは
購入者本人を特定することはできないわけです。
ここにAmazonに登録しているアカウントや
発送情報(住所)などを含めてようやく
本人を特定することが可能になります。
ですが、どんな商品を購入したかは
やはり他人には知られたくないもの。
アダルトビデオの購入履歴とかぜったいにバレたくないですよね^^;
このように個人の特定はできないものの
秘密にしておきたい個人の行動や
価値観の情報がプライバシーとなります。
そしてネットビジネス実践において
最も注意しないといけない個人情報が
メールアドレスです。
メールアドレスもしっかりと個人情報に
該当しますので取り扱いには細心の注意を
払わないといけません。
この記事では主にメールアドレスについての
プライバシーがメインとなります。
個人情報保護法とはザックリと
個人情報については個人情報保護法という
法律が制定されており厳密に管理することが
義務づけられています。
この個人情報保護法については
制定後は中学校の社会科で
習うことになるので名前を知っている
という人もいるでしょう。
この個人情報保護法についても自分でビジネスをしていくうえでは知って置くべき知識になってくるのでお伝えしておこうと思います。
個人情報保護法とは先ほども
触れた個人情報を扱うときに
注意しないといけないことや
禁止されていることなどを
取り決めている法律です。
最近はインターネット通販の
普及やNetflixなどのような
オンライン会員サービスにより
個人情報収集の機会が増えました。
こうした収集された個人情報は
プライバシーの範囲内に入りますので
第三者には秘密にしないといけません。
取得した個人情報をどのように
管理するかを明確にしているのが
個人情報保護法になります。
政府広報オンラインでは
扱い法について次のように説明していました。
(1)個人情報を取得・利用するとき
個人情報を取り扱うに当たっては、どのような目的で個人情報を利用するのか具体的に特定する必要があります。
個人情報の利用目的は、あらかじめホームページ等により公表するか、本人に知らせなければなりません。
個人情報は、違法又は不当な行為を助長し、又は誘発するおそれがある方法により利用してはなりません。
「要配慮個人情報」を取得するときはあらかじめ本人の同意が必要です。
取得した個人情報は、利用目的の範囲で利用しなければなりません。
取得している個人情報を、特定した利用目的の範囲外のことに利用する場合、あらかじめ本人の同意が必要です。
(2)個人データを保管・管理するとき
個人データの漏えい等が生じないように、安全に管理するために必要な措置を講じなければなりません。
(例) 紙で管理している場合:鍵のかかるキャビネットに保管する
パソコンで保管している場合:ファイルにパスワードを設定する
セキュリティ対策ソフトを導入する など紙で管理している場合は、鍵のかかるキャビネットに保管する パソコンで保管している場合はセキュリティ対策ソフトを導入し、ファイルにパスワードを設定
従業者や委託先においても、個人データの安全管理が図られるよう、必要かつ適切な監督を行わなければなりません。
出典:https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201703/1.html
個人データの漏えい等が発生し、個人の権利利益を害するおそれが大きい場合は、個人情報保護委員会に報告し、本人に通知する義務があります。
ビジネスで個人情報を取得した場合は
この個人情報保護法の規定に従って
情報を管理しないといけません。
もしこの義務を怠って個人情報の漏洩が起こった場合はニュースなどでも定期的に話題になるように責任問題に発展することになるわけですね。
さらに個人情報を収集する場合は
その利用目的を明確に伝える必要があり
この利用目的の範囲を超えた
利用をすることは禁止となっています。
個人情報の漏洩に気をつけるだけでなく
収集する目的を明確にするなど
個人情報を提供してもらう前から
守るべき規則が存在するわけですね。
僕はこれまで100件以上の副業案件の
募集ページを検証してきて
事前アンケートと称して電話番号や
メールアドレスを入力させる案件も
ありました。
そういった案件はアンケートページで
プライバシーポリシーや
個人情報の取り扱いに関する通知を
していない事例もあったわけです。
そういったプライバシーに配慮がみられない
副業案件は個人情報の漏洩リスクが高いと
いえますので非推奨にしてきました。
このプライバシーポリシーがあるかどうかで
募集している業者がまっとうな業者なのか
どうかを判断することもできたりします。
アフィリエイトはプライバシーが関係する
プライバシーポリシーというものが
どういったものかがだいたいわかって
いただけたのかなと思います。
ここからはネットビジネスではプライバシーポリシーがどう関係してくるかより具体的な内容に踏み込んでみていくことにしましょう。
インターネットを使ったビジネスに
おいてはこのプライバシーポリシーが
非常に重要になってきます。
たとえば僕が実践することを
推奨しており稼ぎ方を教えている
アフィリエイトではもはや
プライバシーポリシーは切っても
切り離せない関係です。
アフィリエイトがどういった仕組みかは上記の記事にて説明していますので、もしわからないようでしたら先にご覧になることをオススメします。
アフィリエイトとはASPが
用意している広告を自分の運営する
ブログなどに掲載して紹介し、
その記事を読んだユーザーが
ブログから販売ページへ移動して
商品を購入した場合に報酬が発生する
ビジネスモデルとなっていますね。
この仕組みからバッチリ
インターネットユーザーの行動を
監視していることになるわけです。
ASPはどのアフィリエイターの
メディアから商品が売れたのか
把握できないと報酬を支払うことが
できません。
そのため特殊なリンクタグを
用意して掲載しているメディアから
購入者情報を収集しています。
その情報収集の仕組みが組み込まれた
リンクタグを自分のブログに掲載する
わけですからプライバシー情報を
ASPに対して提供していることになるわけです。
これらは全部ASP側が用意してくれているので
アフィリエイターはタグを取得してブログなどに
掲載するだけの作業でOKとなっています。
そのことから自分がプライバシー情報を
送信しているという意識のないアフィリエイターが
ほとんどといえるでしょう。
しかし、ASPが発行しているリンクタグを使っている時点でプライバシー情報を収集し送信していることに加担しているのは間違いのないことです。
そしてこのプライバシー情報の送信が
なければASPはどのアフィリエイターに
報酬を支払ったらよいか特定することが
できません。
このアフィリエイトの仕組みから
プライバシーポリシーとの関係は
切っても切り離せない状態となっているわけです。
関連記事
プライバシーポリシーの記載は実質義務
ではプライバシーポリシーの意思表示を
することは義務になっているのかどうか?
これについては義務にはなっていません。
ですからプライバシーポリシーを
自分の運営するメディアに記載していない
としても違反行為にはならないです。
ただし、
ここからが重要なのですが
先ほども触れたようにプライバシーは
個人情報を内包しています。
そして個人情報については2005年より個人情報保護法という
法律によって厳密に管理されるようになりました。
個人情報保護法は法律なので
守る義務があります。
つまりプライバシーポリシーの
なかには個人情報保護法を
含んでいるわけですから
実質的に義務と言っても差し支えないのが
実情といえるでしょう。
ですからアフィリエイトなど自分のメディアを運営してビジネス活動をしている場合、プライバシーポリシーの意思表示をしていないということは「個人情報保護法を守る気がない」というネガティブな受け取られ方をされても仕方がないのです。
ビジネスは信頼関係ありきな部分があるので
プライバシーを蔑ろにしていると思われるのは
ビジネスをしていくうえでは
大きなマイナス要因となります。
よって
アフィリエイト活動をするのであれば
プライバシーポリシーを意識した運営を
していることをメディアで明示しないと
信用獲得に影響が出てくることになるでしょう。
もしなにも意思表示をしていない場合は
「プライバシーを軽視している」といった
間違った受け取られ方をされないように
手を打っておく必要があるのです。
プライバシーポリシーはコピペでOK
このプライバシーポリシーの記載なのですが
実はコピペでOKとなっています。
プライバシーポリシーを自作しないと
いけないと聞いて怯んでしまったかも
しれませんがコピペでOKなのでご安心ください。
これについては事例をみていただいたほうが
手っ取り早いと思います。
上記の記事が僕のブログで掲載している
プライバシーポリシーです。
実はこのプライバシーポリシーの文章はWordPressブログのテーマにあらかじめ用意されていたものをそのまま使っています。
自分で作成したわけではありません。
ネットビジネスで使うメディアで
収集しているプライバシー情報は
ある程度パターンが決まっているので
それを全部含んだ文章をコピペすれば
遵守している意思表示ができるわけです。
そして最近の
WordPressのテーマ(テンプレート)は
有料・無料問わず多くの場合は
プライバシーポリシーについての
記載をあらかじめ用意しているケースがほとんど。
もちろんメディアは営利目的での
運営が前提でないことも多いことから
プライバシーポリシーの表示は任意です。
僕の使っているWordPressテーマも
初期状態では非表示となっていましたので
自分で表示設定をしています。
そのため表示設定をする必要はありますが
文章については最初から用意されていることが
多いのでそのまま使ってOKです。
もしなければ「プライバシーポリシー コピペOK」で検索するとひながたがたくさん出てきますのでお好きなものを選んで掲載しましょう。
怪しい副業案件にはプライバシーポリシーがない場合が多い
ここまでは自分がインターネット上で
メディアを運営して情報発信をして
ビジネスをしていく前提でのお話しでした。
インターネットを使ったビジネスでは情報の読者情報をブログやSNSが裏で収集しているのでプライバシーポリシーの明記をしていないと信用を落とすリスクがあるので表示しましょうという内容でしたね。
ここからは趣旨を変えて
逆に自分がメディアを閲覧する側に
立ったときにプライバシーポリシーを
どう捉えるかの話になります。
このブログ内の記事をすでに
ご覧になっていればわかると思いますが
僕はインターネット上に存在する
さまざまな副業案件(儲け話)を登録して
検証をしてきました。
そういった案件はこのような
メールアドレスの入力フォームを
用意しているケースも多く
プライバシー情報の収集をしているわけです。
この送信したプリバシー情報が
どう扱われているかをあらかじめ
わかる範囲で把握しておかないと
いけません。
先ほども触れたように
プライバシーには個人情報も含まれており
個人情報は個人情報保護法によって
守られているのが現状です。
このプライバシーポリシーの
記載がないウェブサイトは
この個人情報保護法を守る意思がない
可能性もあるわけですね。
プライバシーポリシーの掲載位置
プライバシーポリシーは
ページの一番下に掲載することが
多いといえます。
※僕も一番下に掲載しています
そしてプライバシーポリシーは
専用ページを用意して記載するのが
一般的となっているので
リンク形式になっていることがほとんど。
ですからプライバシーポリシーの
記載があるかどうかをチェックするには
まずページの一番下へ移動して
プライバシーポリシーの記載があるページへの
リンクがあるかどうかをチェックします。
こちらの案件では一番下に
「特定商取引法に基づく表記」に加えて
プライバシーポリシーがありますね。
このようにプライバシーポリシーの
ページへのリンクがあれば
プライバシーへの配慮をしっかりと
考えている意思表示として捉えてもらって
差し支えないでしょう。
ただ、僕がこれまで検証してきた副業案件にはこのプライバシーポリシーが記載されていないケースもありました。
こういう場合は収集した個人情報などを
無断で他人に譲渡したり売ったりしている
悪質業者である可能性があります。
もし副業案件の募集ページをみて
一番下にプライバシーポリシーの記載がある
ページへのリンクがない場合は個人情報の
提供を控えた方が賢明です。
「利用規約」内に記載されている場合あり
プライバシーポリシーは「利用規約」の
内部に明記されていることもあります。
この場合は主に個人情報を入力する
ページに多いパターンですね。
このように入力フォームページに
「利用規約」へのリンクが用意されており
なかをみてみるとプライバシーに関する声明
として個人情報の取り扱いの明記がされている
こともあります。
利用規約の場合はこれに加えて「同意する」のチェックボックスが用意されておりプライバシーポリシーを含めた声明に同意できるかの確認も求めてくることが多いです。
法律関係では「言った・言ってない」といった論争に発展することが多いのでこうした同意のチェックボックスを用意して証拠を残すようにするわけですね。
逆に個人情報の送信ボタン付近に
利用規約や同意のチェックボックスが
ない場合は要注意案件とみてよいでしょう。
プライバシー情報の扱いをどうするかが
まったく不明確なので安心して情報提供
できる相手と判断するのは難しいです。
メールアドレスの無断売買が横行している
僕はこれまで100件以上の副業案件や
投資案件の検証をしてきており
こられは登録して内部調査してるので
メールアドレスの登録も多数しています。
そのなかには収集したメールアドレスを
無断で第三者に提供している悪質な
業者がいることもわかりました。
僕のメールボックスにはこのように毎日大量のメールが届くわけですが、このなかには登録した覚えのないメルマガも含まれています。
つまり自分の意思とは関係なく
違法な手段で手にしたメールアドレスを
自分のメルマガにインポートして
無断送信しているというわけです。
あなたのところにも
唐突に「当選しました!」
といったフィッシング詐欺っぽい
メールが届いたことはないでしょうか?
こういったメールが届いた場合はあなたのメールアドレスが流出して悪質な業者によって手にされ悪用されている危険性があるのです…
個人情報を無断販売する名簿業者がいる
収集した個人情報を
第三者に向けて販売している
業者を名簿業者といいます。
これはウィキペディアでも
ページが作られているほど
有名な存在となっています。
名簿業者(めいぼぎょうしゃ)または名簿屋(めいぼや)とは、氏名・性別・生年月日・住所・電話番号・メールアドレス・クレジットカード番号といった、個人を特定できる情報(個人情報)をファイル(データベースまたは紙媒体の名簿など)として整理し、検索できるような状態にまとめた形にして販売する者。
出典:名簿業者 – Wikipedia
ニュースでもたびたび
「個人情報が流出した」といった
ことが話題になりますよね。
これの多くは悪意のある人物が
セキュリティを破って内部に侵入して
個人情報を盗み出すという手口です。
しかし、稀にこの名簿業者によって
個人情報が流出するというケースが
あるわけですね。
代表的なのは
「ベネッセ個人情報流出事件」
でしょうか。
ソフトウェア開発会社の
ジャストシステムがベネッセから
入手した個人情報(メールアドレス)を
無断で使いダイレクトメールを送信した
ことが大きな話題となりました。
このようにメールアドレスを
勝手に他人に売っている業者がいるのは
紛れもない事実です。
メルマガ運営で知って起きたいオプトイン規制
もしあなたがこれから
情報発信ビジネスをしてメルマガ配信を
することになったら「オプトイン」について
理解を深めておく必要があります。
このオプトイン規制とはどういった
意味かについては
下記の記事にして触れていますので先に
ご覧になることをおすすめします。
メルマガ登録においてオプトインとは自分の意思で登録するということです。
副業募集で使われるメルマガ登録フォームは
このように簡素なものとなっていることが
多く他人のメールアドレスを勝手に登録する
ことが普通にできてしまいます。
そのため自分が所有しているメールアドレス
以外でも登録することができてしまいますので
「なりすまし登録」ができるわけですね。
そして無断で登録されたメールアドレスには
メルマガが送信されるようになるので
このように登録した覚えのない
迷惑ーメル(不正メルマガ)が
大量に届くようになるわけです。
そういったこともあって
メルマガへのメールアドレス登録には
「特定電子メール法」という法律で
「オプトイン規制」という項目を設けて
制限しています。
堅苦しい内容でわかりにくいかもしれませんが、要するに同意を得られていない相手に対してメルマガの送信をしてはいけないということです。
メルマガの場合この同意の取得は
「メールドレスの登録」にあたります。
もしメルマガを購読する意思があり
自分で登録するということは当然ながら
メルマガの受信に同意することですよね。
ですから同意書を書くといったことなく
メールアドレスの登録行為だけで
同意したことが成立することになるのです。
よって読者が本人の意思でメールアドレスを
フォームに入力して購読を開始した場合は
このオプトイン規制に引っかかることなく
問題なしとなります。
しかし、
先ほどのベネッセ個人情報流出事件では
顧客はジャストシステムのメルマガ購読に
同意したわけではないのに
勝手に送られてくるようになったわけですから
オプトイン規制の違反となるわけです。
売買したメールアドレスに
メルマガ送信する行為はオプトインに反する
違法となります。
あなたはそんなことをしないと思いますが、名簿業者などからメールアドレスを購入して無断登録するといったことをしようとお考えなら本当にやめてください。
プライバシーの侵害に該当しますし
個人情報流出になりますので個人情報保護の
違反にも該当してさまざまな法律に違反する
ことになってしまいます。
ビジネスは社会的信頼や信用が第一なので
自分から信用を落とすようなことはできるだけ
避けないといけません。
知らず知らず違法行為しているという
ことにもならないためにもオプトイン規制の
存在について知って起きましょう。
関連記事
二段階認証を使いいたずら登録を防ぐ
とはいえメールアドレスが本人の意思で
登録されたかどうかを判断することって
できないですよね。
実はメルマガ配信者には本人の登録なのか
いたずらによるなりますし登録なのか
判断することはほぼ不可能といっても
過言ではありません。
そして同意のない相手にメルマガ送信を
続ければ当然ながらオプトイン規制に
引っかかり責任問題となるわけです。
これについてはメルマガスタンド(配信サービス業者)によっては二段階認証を採用しているところもあるのでそういったサービスを使うことで回避可能になります。
僕のメルマガは第三者による
いたずら登録の対策として二段階認証を
使っています。
二段階認証設定とは
登録されたメールアドレスに
本人登録か確認の「同意のリンク」が
添付されたメールが送信され
リンクをクリックされたら
メルマガの配信がスタートする仕掛けです。
この同意のリンクをクリックしなければ
メールアドレスの登録は実施されませんので
オプトイン規制を回避することができるのです。
オプトイン規制の違反とならないように
この二段階認証の設定は導入したほうが
よいですね。
自分でビジネスするうえでプライバシー意識は重要(最後に)
インターネットでビジネスをするうえで
プライバシーポリシーはとても重要に
なってきます。
僕もかれこれ10年近くこの業界にいますがこれまでプライバシーポリシーについてはっきりと勉強したことがなく曖昧な知識のままやってきました。
今回この記事を通してプライバシーポリシーについて勉強して「知らないとマズい」と改めてに気づかされることになりましたね。
いまや世界中で個人情報の扱いについて
厳重化が進んでいます。
プライバシーが尊重される風潮と
なってきました。
当然ですがビジネスの世界でも
このプライバシーの扱いは重要になり
万が一個人情報が流出したことが
発覚したら大問題に発展するわけですね。
これくらい社会的にプライバシーの
強化が求められていることになります。
本文中でも触れてきたように
プライバシーには個人情報も含まれ
個人情報保護法の対象です。
もしプライバシーポリシーを
自分の運営するメディアで掲載していないと
「法律を守る意思がない」という
捉えられ方をされ信用問題に関わります。
ビジネスでは社会的信用・信頼が第一なので
「プライバシーポリシーを記載していない」
という単純な理由で評判を落とすのは避けたいこと。
プライバシーポリシーは基本コピペでOKな文章なので必ず掲載するようにしましょう。
アフィリエイトは報酬支払のために
読者の行動情報をASPに送信しているため
アフィリエイト実践者は
プライバシーポリシーの記載が必須です。
また、インターネット上に出まわる
怪しい副業案件や儲け話の募集ページは
プライバシーポリシーを掲載していない事例も
多数あります。
そういった業者の募集に応募すると
メールアドレスなど個人情報が第三者に
無断販売され迷惑メールやフィッシングメールが
届くようになるトラブルに巻き込まれる
リスクも高まります。
怪しい案件をみかけたら募集ページの
一番下にプライバシーポリシーがあるか
どうかをチェックするクセをつけましょう。
もしなければ名簿業者が個人情報取得目的で運営している可能性もありますので安易に登録しない方が賢明です。
プライバシーポリシーについて
学びを深めることで
自分がトラブルに巻き込まれたり
火種を作ったりするすることを
極力避けることが可能になるでしょう。
ぜひこのページでお伝えしたことを
意識してネットビジネス活動をして
頂ければと思います。