最近よく耳にするギグワークとはどんな仕事(働き方)か調べてみた

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オイスイ(追水卓)です。最近よく耳にする「ギグワーク」という言葉を耳にするようになりましたね。
この記事ではギグワークがどういった仕事(働き方)なのか調べた結果をお伝えしていきます。
もしあなたが「ギグワークってどんな仕事?」と疑問を持ちでしたら参考になるかもしれません。

【追記】

「タイミー」というアプリを使ってギグワークはじめました。

ギグワークについての記事一覧
このカテゴリーではギグワーク(日雇いスキマ時間バイト)に参加したときの体験談などをまとめています。

ギグワークとはどんな仕事(働き方)か?

ギグワークとはどんな仕事(働き方)なのか?

インターネット(会員サイトや専用アプリ)を利用して単発の仕事を受注して実践する労働者のことを意味するそうです。

ギグワークは「ギグ(Gig)」と「ワーク(Work)」の造語だそうで2019年頃にアメリカから広まった言葉だとか。

ギグ(Gig)には「一度限りの演奏」や「短いセッション」といった単発という意味があるそうで音楽業界のスラングとして有名なのだそうです。

音楽領域の英語で、ライブハウスでの短い演奏セッションやクラブでの一度限りの演奏を意味するスラング「ギグ(gig)」に由来する。

出典:ギグワーカー – Wikipedia

この「単発」という意味を持つことから単発の仕事を請け負う人をギグワーカーと呼ぶようになったと説明がありました。

他の働き方とギグワークの違いを比較

日雇いバイトの働き方とどこが違うか?

単発での働き方と聞いてパッと思いつくのはおそらく日雇いの単発バイトかと思います。
単発の日雇いバイトとギグワークは違うものなのか同じものななのか?ここが疑問になってきますよね。

調べた限りではギグワークと日雇いの単発バイトは別物として扱われているようです。

まず単発の日雇いバイトについてですが、こちらは依頼者との雇用関係があるという違いがあるとのことでした。

日雇いの単発バイトはたしかに1日限りの仕事となりますが手続き上では雇用関係が成立しているようです。

そして雇用契約が成立している場合は労災保険の対象にもなります。

日雇いの単発バイトでは建設現場など危険を伴う場所で仕事をすることになりやすいですね。

もし仕事中に事故に遭いケガをした場合、雇用契約が成立しているので労災保険の対象となります。

そして保険料は依頼者が支払うことになっているので労働者は負担することなく保険を受けることができるのです。

それに対してギグワークは雇用関係にないため万が一事故に遭っても労災保険の対象となりません。

そのため治療が必要になったときは自己負担ですることになるのです。

ここが日雇いバイトとギグワークの大きな違いといえるでしょう。

ギグワークの代表例に「Uber Eats」があります。

もしUber Eatsの仕事を請け負って配達中に事故に遭った場合、Uber Eatsとは雇用関係にないので労災保険が出ないということです。

この労災保険の対象外になるという部分で「労働者の安全が守られていない」という問題が起こっているとのことでした。

フリーランスの働き方とどこが違うか?

次にフリーランスとの違いがどこにあるか調べました。

フリーランスは企業と雇用関係を持たず案件を受注して仕事する自由な働き方です。

雇用関係にならないという点ではギグワークと共通していますが、フリーランスとギグワークは別物なのでしょか?

フリーランスとギグワークについても一般的には別物として扱う傾向があるようです。

フリーランスの働き方で代表的ともいえるのがプログラムの作成代行でしょう。

僕はITエンジニアだったので業界のことはよくわかっているつもりですが、IT業界は忙しいときとヒマなときの落差が非常に激しい傾向にあります。

そのため人員を増やすことができず多忙な時期になっても少ない人数でまわしていくことになってしまい激務となってしまうわけです。

そんなときに活用されるのがフリーランス。

フリーランスは雇用関係を結ぶ必要がないので突発的な多忙が出てきても即時契約が成立して仕事を依頼するといったことができ柔軟性があるのです。

ただ、これだけだと「ギグワークとのどこが違うの?」という話になってしまいますが、明確な違いがあります。

IT業界の仕事は基本的にプロジェクト単位となっており、短くても半年くらいで長いと5年と言った長期にわたって1つの仕事を遂行していくことになるのです。

そのためプロジェクトメンバーに抜擢されたフリーランスも必然的に長期契約となりギグワークのような単発的な働き方になりません。

雇用関係を結ばないという共通点はあるもののフリーランスとギグワークでは契約期間の長さ(継続性)に違いがあるのです。

さらにフリーランスはプログラム作成代行のように高いスキルを必要とすることが前提で仕事を発注している場合が多いといえます。

ギグワークの仕事なら「空いた時間に仕事をいれよう」といったことができますが、フリーランスの場合は雇用者と同じようなスケジュールで動くことが前提となってきます。

その代わり長期契約となりますので収入面での安定性はギグワークよりも圧倒的に高いです。

ギグワークの代表例はAmazonフレックスやUber Eats

ギグワークについて調べると代表例として登場するのが

  • Amazonフレックスドライバー
  • Uber Eats配達パートナー

の2つです。

Amazonフレックスドライバー

出典:https://flex.amazon.co.jp/

Uber Eats配達パートナー

出典:https://www.uber.com/jp/ja/deliver/

Amazonで商品を購入するとAmazonフレックスドライバーが届けてくる頻度が上がっていますのでもうお馴染みになっているはずです。

Uber Eatsは食べ物を自宅に届けてくれるサービスでコロナ騒動で在宅の機会が増えて一気に需要が高まり有名になりました。

これらは一見すると普通のアルバイトのようにみえるのですが実は仕組みは全然違っていたりします。

というのもAmazonフレックスドライバーもUber Eats配達パートナーも雇用関係になく「ただの会員」なのです。

僕も過去にUber Eats配達パートナーになろうとして調べたことがあるのですが、配達パートナーになるには専用のバッグを自分で購入して説明会に出たらすぐに仕事を請け負うことができるようになります。

雇用関係にないので履歴書も不要です。

つまり雇用者ではなく会員という扱いなので単発バイトとは全然違う働き方となっています。

この雇用者と会員の違いについては先ほども触れたように労災保険の対象になるかどうかです。

雇用者ではなく会員なので勤務中に事故に遭っても労働中の災害と認められないので労災保険の対象外となってしまうデメリットがあります。

在宅で記事ライターやデータ入力をする人もギグワーカー

インターネット上で募集されているパソコンやスマホを使った在宅ワークも基本的にはギグワークに分類されるようです。

在宅でできるギグワークは

  • 記事ライター
  • データ入力
  • 英文の翻訳
  • アフィリエイト

こういった仕事があります。

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記事ライター

記事ライターとはブログなどに掲載する記事を作成する仕事です。

僕はアフィリエイトを長くやっているわけですが、稼げている人は自分で記事を作成せず他の人に外注しているケースがあります。

こういった記事作成はギグワークになるとのことでした。

ブログの記事は情報発信内容に一貫性を出すためにライターと長期契約することが一般的です。

どちらかというとフリーランスのような働き方になると思うのですがどうやら単発記事ライターというのも存在するとのことでした。

データ入力

データ入力とは企業が持っている情報やアンケート結果など紙で作成された情報をパソコン上で使えるデータに変換する仕事になります。

パソコンがあればできる仕事なのでパソコンを持っていれば在宅ワークできなくはないですね。

ただ、個人的には仕事として発注されている件数は決して多いといえない感じがありました。

というのもデータ入力は機密性の高い情報を扱うことも多いので外部に委託すると情報漏洩になる可能性があるのです。

僕が以前勤めていた会社にはデータ入力を専門にやっている部署がありました。

そこでは取引先の売上情報を扱っていたのでセキュリティガチガチの部屋でデータ入力をしていたわけです。

こういった都合もあってギグワークとはあまり相性がよいといえず、どちらかというと雇用関係のあるアルバイトやパートの仕事として募集されることが多いような印象を受けます。

しかし、アンケート結果など外部に漏れても問題ないデータを入力する仕事もあるようなので探せばあるとのこと。

LINEやメルマガで出まわっているギグワーク副業案件はそういった仕事を中心に紹介してくるのかもしれません。

ただ、機密性のない情報を扱って1件数万円と言った報酬が支払われるのかどうか怪しいところではありますが…

英文の翻訳

翻訳のギグワークもあるようです。

わかりやすい例はYouTubeの英語動画。

海外の動画を見ると日本語訳が字幕として表示されることがあります。
あれはどうやらギグワークの翻訳家が翻訳したものを掲載しているようなのです。

他にも「英語の論文を翻訳して欲しい」といった依頼もあるようで多種多様な仕事案件となっているとのこと。

翻訳というと本1冊みたいなどちらかというとプロジェクト的な仕事なのかなと思いがちですが、

最近はそういったものだけでなく短文や全体の一部だけを翻訳するといったギグワーク的な翻訳の仕事も増えていると紹介されていました。

アフィリエイト

僕が現在進行形で実践していてこのブログでも実践することをオススメしているアフィリエイトもギグワークに分類されるとのこと。

アフィリエイトはASPから仕事を受注するわけですがASPとは雇用関係にありません。

さらにASPに広告依頼を出している広告主とも雇用関係にないわけです。

つまり継続性のない単発的な働き方でASPや広告主との雇用関係もないのでギグワークになるとのこと。

これまで僕は自分をフリーランスの働き方と認識してやってきたわけですがどうやら今後はギグワーカーという認識を持っておかないとダメかもしれません。

ギグワークまとめ

最近よく耳にするギグワークについて調べてみた結果

  • インターネットを使って仕事を受注
  • 単発の仕事で雇用契約を結ばない
  • 雇用契約がないので労災の対象外
  • 高いスキルを必要としない仕事が中心
  • 在宅でもできるギグワークも存在する

ということがわかりました。

そして2019年頃から話題となりはじめ

  • Amazonフレックスドライバー
  • Uber Eats配達パートナー

といった働き方がギグワークの知名度を高めていっていることもわかってきました。

ギグワークは全体的に配達が多いので在宅ワークできないという印象を持つことになりましたが、パソコンを使えばできる仕事もあるので探せば在宅でも可能です。

LINEやメルマガで「最新の副業」といった触れ込みを掲載している募集ページをよく見ますが、この最新の副業というのはギグワークのことを意味しているのではと思いましたね。

また僕が現在進行形で実践しているアフィリエイトも雇用関係がなく単発案件が多いのでギグワークに分類されそうです。

「アフィリエイトはギグワーク」と聞いて腑に落ちました。

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