オイスイ(追水卓)です。この記事ではアフィリエイトが無理ゲーとかオワコンといわれている現在の風潮について僕なりの考えを述べます。
結論から申し上げますと気にする必要ありません。
今でもアフィリエイトで稼ぐことは可能です。
ですが、アフィリエイトもやり方次第。
闇雲にやっていてもうまくいくことはおそらくないでしょう。
一昔前は実践者も今よりは少なかったので闇雲でも成功しましたが、今は参入者が増えているのでしっかりと手法を学ぶ必要はあります。
つまり現在でも通用する手法を実践すれば稼ぐことができるわけですね。そのヒントになる情報をちりばめていますので参考にしていただければと思います。
アフィリエイト無理ゲー・オワコン説が出た理由
僕は2012年かアフィリエイトを実践してきて山あり谷ありの状況でした。
大きく稼げた時期もあればそこから転落してどん底も経験しています。
そのためアフィリエイトは無理ゲーとかオワコンといわれる理由もわからなくはないです。
僕の見解ですがアフィリエイトは無理ゲーとかアフィリエイトはオワコンという話が出た理由は次の5つでしょう。
【無理ゲー説1】SEOでの集客が難しいから
ブログにも共通することですが、アフィリエイトは基本的にGoogle検索を使っている人をターゲットにして集客をします。
それが徐々に個人アフィリエイターには厳しい状況になっていったのですね。
というのも過去にアフィリエイトを実践していた人は「自分さえ儲かればよい」という理由からウソ・デタラメを並べて商品をアフィリエイトしていたわけです。
そのためアフィリエイト実践者のデマ情報がインターネット上に大量発生することになりました。
それがWELQ問題として表面化して一気に流れが変わっていきます。
Google検索では信憑性のある情報を選別して検索結果に出すようになっていきました。
そのなかに「権威性」というものがあるのですが、個人アフィリエイターに権威性はありません。
これで徐々に個人アフィリエイターのアフィリエイトサイトが検索結果に出にくくなってオワコンといわれるようになっていったのです。
関連記事
【無理ゲー説2】アフィリエイターが増えすぎて飽和しているから
アフィリエイトを一番始めにはじめたのはAmazonとされています。
Amazonが1996年にAmazonアソシエイトをスタートしたところから歴史がはじまったとされているのです。
そのためもう20年以上の歴史があります。
僕が参入した2012年当時も知名度はあまりなかったのですが実践者はそれなりにいました。
アフィリエイトで稼げず有料教材を買いあさるノウハウコレクターがたくさんいましたので^^;
それで当時からアフィリエイターが増えすぎたことによるオワコン説があったわけです。
「アフィリエイトは飽和して稼げない」みたいなことはいわれていました。
インターネットで情報収集をしている人に対して、情報発信する人の人数が増えて供給過多状態になってしまったのです。
僕自身もライバルの多さに圧倒されたのは間違いないことなので飽和しているというオワコン説が出るのも仕方がないかと考えています。
【無理ゲー説3】企業が本格的に参入してきたから
企業が本格参入してきたのも無理ゲー・オワコン説が出た理由です。
アフィリエイトに参入してきた企業の大部分はもともとウェブサイト作成代行をしていた業者。
時代が進むにつれてブログやWixやペライチみたいにクリック操作だけでデザイン性のよいウェブサイトが作れるようになってしまいました。
このようなサービスが登場すれば当然ながらウェブサイト作成代行業者は商売あがったりです。
どう生き残るかを考えた末に出した答えがアフィリエイトへの参入。
2010年代に入ればアフィリエイトで法人化する人もゴロゴロ出てきました。
これだけ稼げることが知れ渡ればウェブサイト作成代行業者も黙ってみているはずがありません。
ウェブサイト作成代行の業務で培った知識やスキルを総動員してアフィリエイトに乗り込んできたのです。
相手は完全なネットマーケティングのプロ。
個人アフィリエイターでは太刀打ちできません。
こうして個人アフィリエイターはどんどん追い込まれることになったのです。
【無理ゲー説4】ブログがオワコンと言われているから
ブログの第一人者でもあるイケダハヤトさんが「ブログオワコン」と発言したのも影響が大きかったですね。
個人がネットで稼ぐとなればブログを運営してアフィリエイトで収益化するのが鉄板の流れでした。
そのブログ運営の第一人者であるイケダハヤトさんがブログはオワコンといえば動揺が広がるのはいうまでもありません。
ブログオワコン説から転じてアフィリエイトオワコン説が広まっていくことになったところもあるでしょう。
【無理ゲー説5】金融投資(資産運用)が盛り上がっているから
2015年頃から仮想通貨が盛り上がるようになりました。
仮想通貨で一気に億万長者に登り詰めた「億り人」を排出したのも仮想通貨。
それまで金融投資(資産運用)というと怪しいイメージや怖いイメージが強く誰も近寄ろうとしませんでしたが仮、想通貨ブームによって一気に流れが変わりFXや株式投資などする人も徐々に増え始めたのです。
それまで「ネットで稼ぐ=アフィリエイト」でしたが完全に金融投資(資産運用)に取って代わられましたね。
詐欺情報商材といったらアフィリエイトを扱うモノが大半でしたが仮想通貨の盛り上がりにより金融投資(資産運用)関連に変わっています。
僕はこれまで500件以上のネットで稼ぐ募集案件を検証していますが、アフィリエイトのような情報発信をを題材にしているものは数件で、ほとんどは金融投資(資産運用)です。
この流れからすると自分でお金を稼ぐ方法の注目度は「金融投資>情報発信(アフィリエイト)」であることは明白でしょう。
アフィリエイトは金融投資(資産運用)が注目されるよりも前からずっとありました。
リスクがほとんどなく稼げるということで副業の定番になっていた部分はあります。
ですが、実践者のほとんどが稼げず終わっている状況から、徐々に「アフィリエイト=稼げない」という風潮が強まっていきました。
アフィリエイト実践者のうちわけをみると毎年1年未満の初心者が40%近くいます。
しかし、隣の翌年の1年以上2年未満になると15%前後まで下落するのです。
この傾向から大部分の初心者は1年待たず挫折していることは明白。
もしアフィリエイトで稼げているなら途中で投げ出すなんてことはしないでしょう。
実践者のほとんどは初心者は稼げず諦めてしまっているのが実情。
アフィリエイトは記事作成などなにかと作業が多くて大変ですから、途中で挫折したくなるのもわかります。
そこにAIを搭載した自動売買ツールみたいな、ほったらかしでも収益が出る仕組みも登場したこともあって、一気に金融投資(資産運用)が市民権を得る流れができました。
ブームの終了や実践者の実態が明るみになってきたことによって、アフィリエイトオワコンといわれるようになった部分もあります。
アフィリエイト無理ゲー・オワコン説への対処方法
以上が僕の考えている無理ゲー・オワコン説が出た理由です。
それでもちろんネットビジネスで稼ぐ方法はアフィリエイトだけではなく他の方法もあります。
こちらの記事でも触れていますが向き・不向きがありますのでご自身の合っている手法を選び実践してもらえばよいです。
ですがもしあなたが世間の風潮で無理ゲーやオワコンとお考えなら立ち止まって考え直して欲しいと思います。
先ほど触れたオワコン理由には対象方法もありますので、その対処方法をしったうえで別の収益化方法にするかどうか決めるようにしていただきたいです。
【対処方法1】SNSなど他の手段での集客も取り入れる
「SEOでの集客が難しいから」についてはSNSでの集客を組み合わせることで対処することが可能になります。
SEOでの集客が難しくなった事実は変えることができませんので、代替手段を使うしかありません。
最近はSNSや動画コンテンツによる情報発信が盛んに行われており多くの人はそちらに流れています。
ですから、SNSや動画サイトで集客をしてブログに誘導する流れを作れば解決可能です。
「それならSNSや動画サイトを収益化すればよいのでは?」となるかもしれませんが、それは厳しいところがあります。
というのもSNSや動画サイトの利用者は「流し見」の使い方をしていることが多いわけですね。
そのためSNSや動画で一生懸命商品の魅力を伝えても購入にいたらないことが多いといえます。
実際にエンターテイメントとしてレビュー動画を見ている人もいますからね。
つまり見てはくれるものの購入してくれる可能性は低いです。
しかし、ブログというのはSNSや動画から一歩踏み込んだメディアになります。
SNSや動画では得られなかったより深い情報を求めてやってくることが多いのですね。
そのため組み合わせている人はSNSや動画で概要だけサラッと触れて本気のセールスはブログでやるという二段構成になっていたりします。
SEOでの集客が難しくなったからアフィリエイトオワコンというのはとうかと思いますね。
関連記事
【対処方法2】そもそもブログはオワコンではない!
ブログはオワコンだからという理由で収益化方法としてよく取り入れられるアフィリエイトがオワコンというのも僕としては的外れと思っています。
そもそもですがブログはオワコンではありません。
「SNSなど他の手段での集客も取り入れる」でも触れたようにブログはSNSや動画よりも商品のセールスがしやすいです。
SNSや動画は「流し見」する人が多く情報を伝えることが難しいですが、ブログは活字なので「読むぞ」という意識で向き合ってくれます。
そのため伝えたいことがしっかりと伝わりセールスすることができるのです。
企業がTwitterのアカウントを運用している場合は例外なく自社のブログや公式サイトに誘導しています。
広告でよく見かけるフレーズ「続きはウェブで」というのも同じ理由です。
ちなみに反応を示した人だけにアプローチしていくマーケティング手法をダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)といいます。
宣伝で興味を示してくれた人は「もっと詳しい情報が知りたい」という人なワケですから、制限なく情報を詰め込むことができるブログメディアは送る先として最適なのです。
なのでブログの運営方法を学び実践していけば問題ありません。
関連記事
【対処方法3】企業やライバルが参入しにくい市場がある
アフィリエイトは大きく稼げることが知れ渡り企業が本腰を入れて参入して個人が不利になっているのは間違いありません。
実際に僕も物販アフィリエイトを長くやっていましたが、いつの間にか企業が作ったサイトで埋め尽くされ太刀打ちできない状況に追い込まれています。
それで撤退を余儀なくされた市場があるのは紛れもない事実。
ですが、これについても参入するジャンル(市場)をしっかりと選べば勝ち目はあります。
僕自身もやっていますが情報商材アフィリエイトであれば参入の余地があります。
というのも情報商材というのは世間的に知名度がなく怪しいイメージを持たれやすいです。
さらに過去にネオヒルズ族の一件があったことからどちらかというとネガティブな商品となっています。
企業はなによりブランドを大事にするため評判を落とすようなことは避けたいと考えます。
怪しい雰囲気のあるジャンル(市場)は個人アフィリエイターの狙い目。
関連記事
金融投資(資産運用)のデメリット
「金融投資(資産運用)が盛り上がっているから」については僕から対象方法を提案することはできません…
事実として金融投資(資産運用)は自動売買ツールを使ったミラートレードをしたら知識やスキルがなくても稼げます。
しかも、AI搭載のツールが自動的に利益を運んできてくれるので本業が忙しく時間のない人には最適な稼ぎ方です。
それに比べたらアフィリエイトは作業をする必要があるので時間を工面しての実践となります。
大変さという視点で見たときに金融投資(資産運用)は忙しい人にとっては魅力的でしょう。
それにうまく当たれば億り人みたいに一瞬で大金持ちにもなれますから夢のある話でもありますしね。
ということで金融投資(資産運用)に対しては対処方法を提案することはできません。
ですが、僕自身も過去にFXをやって金融投資(資産運用)の怖さを実感しています。
金融投資(資産運用)はよい面ばかりピックアップされますがデメリットもあるわけですね。
そのデメリットを把握したうえでアフィリエイトをするのか金融投資(資産運用)を選んでいただきたいと思います。
関連記事
【デメリット1】多額の元手金が必要
金融投資(資産運用)が多額の元手金がないと大きく稼げないものと思ってください。
あとでも触れますが小資金から何千万円や何億円と稼げるとうたって募集している金融投資(資産運用)の案件はインターネット上に氾濫しています。
そういったもののほとんどはあとから手数料を請求してくる詐欺とお考えください。
僕自身も過去にFXをやったことがあります。
僕はFXなど金融投資(資産運用)は怖いイメージがあったためまったくのノータッチでした。
ですが、アフィリエイトでやることなすこと芽が出ず行き詰まっていてFXをやる決断をしたのですね。
FXは最低10万円からスタートできると説明されることが多いです。
僕も10万円は捻出することができたので10万円を元手にやってみたのです。
それで最初の1ヶ月目は非常に調子がよかったこともあり2万円稼ぐことができました。
月利20%です。
あとで知ることになるのですが月利20%というのは異常な数値。
投資の神様とされるウォーレン・バフェットさんの平均年利は20%といわれています。
投資の神様は10万円の元手金を12万円にするのに1年もかけているのです。
それをわずか1ヶ月で実現したことがいかに異常なことかわかるかと思います。
最近流行の「FIRE」では元手金として5000万円を用意してそれを年利4%で運用するわけです。
FIREを実現したら毎年200万円の不労所得が入ってくる計算になります。
5000万円を資産運用して年間200万円です。
この事実だけでも金融投資(資産運用)はいかに多額の元手金が必要かわかるでしょう。
ブログを使ったアフィリエイトなら年間2万円ほどのコストで何十万円稼げる可能性があります。
必要となるお金は雲泥の差。
多額の元手金を用意することができれば金融投資(資産運用)をやってもよいですがそうでなければブログを使ったアフィリエイトが最適な選択になるかと思います。
【デメリット2】大きく稼げるだけにリスクも大きい
金融投資(資産運用)は大きく稼げるだけにリスクも大きいです。
こちらの記事でも触れていますが金融投資(資産運用)は感情任せにやると大損します。
金融投資(資産運用)の世界では「コツコツドカン」という表現を使うことがあります。
これは1,000円の利益を毎日積み上げてもある日1万円の損失を出すみたいなことがよく起こるのです。
この「コツコツドカン」が起こるのは感情任せの売買をしたとき。
デキる投資家は自分ルールを作ってそれを淡々と守って実践しています。
ですが「ドカン」のときは本来売るべきシグナルが出ているのに「もう少し待てばもっと稼げるかも」と欲に負けてルールを無視します。
そしてドカンと暴落することになり「あのとき売っておけば…」と後悔することになるわけです。
こちらはビットコインのチャート。
このドカンが起きるとは想像を絶するほどの大暴落をするので巨額の損失を出すことになるでしょう。
【デメリット3】詐欺が圧倒的に多い(ポンジスキームなど)
金融投資(資産運用)は本当に詐欺が多いです。
僕はこれまで500件以上のネットを使って稼ぐ案件の検証をしてきました。
そのなかには金融投資(資産運用)の案件も多数含まれています。
ネット上で募集されている金融投資(資産運用)の案件はほぼほぼ決まって次のようなうたい文句で募集されているわけです。
タップするだけで億の資産を作れるといった手軽にできることをアピールしています。
最近はChatGPTのようなAIが盛り上がっていますよね。
それに便乗して「これからはAIにお金を稼がせる時代」などと称して募集している悪徳商法がネット上にはたくさんあるのです。
そして最終的に有料のオンラインサロンなどへ誘導してお金を払わせます。
これでちゃんとAI搭載のツールを配布して稼げるなら問題ありません。
ですが、手軽に稼げるとうたっている案件ほどインチキツールを配っていることが多いのです。
そもそもAI搭載のシステムは非常に開発コストがかかるので入手使用と思ったら何千万円は必要になるでしょう。
数十万円の参加費でどうにかなるなんてことはありません。
つまり最初から手数料を詐取する目的でやっているということ。
募集ページや動画プロモーションでアピールしていることは全部ウソであり最初から騙す目的なのです。
ちなみに「稼げる」とウソの情報を流して出資させることをポンジスキームといったりします。
ネット上にはポンジスキームも多く定期的に逮捕者が出ていますよね…
金融投資(資産運用)は詐欺が多いので安易に近づくと稼げるどころか逆に大金を失う泣くに泣けない展開になりやすいのです。
この危険性を考えたらブログアフィリエイトをやったほうが痛い目を見ることは少ないといえます。
実際に僕はFXから撤退してブログアフィリエイトに戻りましたので。
アフィリエイト無理ゲー・オワコン気にするな(最後に)
アフィリエイトはまだまだ稼ぐことができます。
アフィリエイト無理ゲー・オワコンは気にする必要ありません!
たしかに企業の本格的な参入で個人アフィリエイターは苦戦を強いられているのは事実です。
しかし、企業がやりたがらない市場もありますからそういった穴場を狙えばまったく問題なく稼げます。
それに世間的にオワコン風潮があれば、自然とライバルが減っていくので相対的に有利になっていきます。
僕としてはこのオワコン風潮のままでいいかなと思っていたりします。
信じるも信じないもその人次第ですからね。
もちろん、あなたがここまで説明してきたことを読んで「そんなはずはない!アフィリエイトはオワコンだ」と判断するのも、「アフィリエイトに可能性があるかもしれない」と判断するのも自由です。
ただ、僕はこの記事を通して実践者のリアルを伝えたいと思っているだけです。
別に読者を論破してやろうなんて思いはまったくありません。
この記事を読んで「アフィリエイトの挑戦者が増えてくれたらいいな」と思っているだけです。
もしあなたがこの記事を読んで「アフィリエイトに挑戦してみよう」と思われたら下記の記事をご覧になってみてください。
ブログアフィリエイトで収益化していく手順を紹介しています。